JP2566492Y2 - 変速機操作装置 - Google Patents

変速機操作装置

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JP2566492Y2
JP2566492Y2 JP9314791U JP9314791U JP2566492Y2 JP 2566492 Y2 JP2566492 Y2 JP 2566492Y2 JP 9314791 U JP9314791 U JP 9314791U JP 9314791 U JP9314791 U JP 9314791U JP 2566492 Y2 JP2566492 Y2 JP 2566492Y2
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篤 川村
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、変速機操作装置に係
り、特にシフトロッドにダンパ力を付与するオイルダン
パ機構を設けてなる変速機操作装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】流体圧(特に空気圧)を使用する従来の
変速機操作装置では、ギヤ投入時に大きなシフト操作力
を必要とするため、同期完了後もこの大きなシフト操作
力にてシフト操作をそのまま行うとギヤの衝突が起こ
り、衝撃力によって変速機や操作装置が損傷を受けると
いう事態を生じていた。そこで、従来よりオイルダンパ
機構を変速機操作装置に設け、このオイルダンパ機構の
ダンパ作用より上記した不都合を解消する解決手段が提
案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の変速機操作装置では、オイルダンパ機構のダンパ力
がダンパ付与部材たるレバーを介してシフトロッドに付
与されるようになっているので、当該レバーとシフトロ
ッドとの結合部などを経て、オイルダンパ機構のダンパ
オイルが外部に流出したり、あるいは変速機のギヤオイ
ルがダンパ機構に侵入するおそれがあった。したがっ
て、このようなダンパ機構を設けた変速機操作装置で
は、ダンパオイルの流出やギヤオイルの侵入を防止する
対策を採る必要があったが、従来の操作装置には上記し
たオイル流出等を完全に防止する構造というのは設けら
れていなかった。
【0004】本考案はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、オイルダンパ機構の組付け
時および取外し時におけるダンパオイルの流出を防止
し、オイルダンパ機構の単体での取扱いが便利で、整備
性に優れている変速機操作装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本考案においては、シリンダハウ
ジング内にシフトロッドをその軸心を中心として回動
能に配設するとともに、該シフトロッドがニュートラル
位置から回動した後にダンパ作用を行うオイルダンパ機
構を設けてなる変速機操作装置において、前記シリンダ
ハウジングの開口端部に組付けられる断面略コ字状のケ
ーシング内に、前記シフトロッドの軸心方向と直交する
方向に配置され、かつ筒状に形成された基端部が前記シ
フトロッドの一端部とスプライン結合する連結レバーを
設け、この連結レバーの基端部が前記シフトロッドの一
端部とスプライン結合した状態で、前記連結レバーの先
端部が前記シフトロッドと一緒に同じ方向に回動し得る
ように構成し、また前記連結レバーの先端部を前記ケー
シングの下部に設けた前記オイルダンパ機構側のダンパ
ハウジング内に突設し、前記連結レバーの先端部と、前
記ダンパハウジング内に前記シフトロッドの軸心方向と
直交する方向へ摺動すべく配設されたダンパピストンと
を連結し、これにより前記連結レバーを介して前記シフ
トロッドと前記オイルダンパ機構とを連結し、前記連結
レバーが前記シフトロッドと一緒に回動すると、前記ダ
ンパピストンが同方向へ摺動して前記オイルダンパ機構
からのダンパ力が前記連結レバーを介して前記シフトロ
ッドに付与されるように構成する一方、前記連結レバー
の基端部を間に置いて左右両側に配置され、かつ前記ケ
ーシング内に嵌入固定される一対のリテーナを設け、
れらリテーナの端面に係止用凹部を形成し、該リテーナ
の係止用凹部に前記連結レバーの基端部を係合させるこ
によって前記シフトロッドとスプライン結合する前の
連結レバーを保持するとともに、前記連結レバーの基端
部側面と前記リテーナの端面との間、および前記シリン
ダハウジング側に位置するリテーナの外周面と前記ケー
シングの内壁面との間にそれぞれシール部材を配設して
いる。
【0006】また、他の本考案は、シリンダハウジング
内にシフトロッドをその軸心を中心として回動可能に配
設するとともに、該シフトロッドがニュートラル位置か
回動した後にダンパ作用を行うオイルダンパ機構を設
けてなる変速機操作装置において、前記シリンダハウジ
ングの開口端部に組付けられる断面略コ字状のケーシン
グ内に、前記シフトロッドの軸心方向と直交する方向に
配置され、かつ筒状に形成された基端部が前記シフトロ
ッドの一端部側に位置する連結レバーを設けるととも
に、前記シフトロッドの一端部と前記連結レバーの基端
部との間に内外周部がスプライン結合される筒状の中間
部材を配設し、この中間部材を介して前記シフトロッド
の一端部と前記連結レバーの基端部とを結合し、この連
結レバーの基端部が前記中間部材を介して前記シフトロ
ッドの一端部とスプライン結合した状態で、前記連結レ
バーの先端部が前記シフトロッドと一緒に同じ方向に回
動し得るように構成し、また前記連結レバーの先端部を
前記ケーシングの下部に設けた前記オイルダンパ機構側
のダンパハウジング内に突設し、前記連結レバーの先端
部と、前記ダンパハウジング内に前記シフトロッドの軸
心方向と直交する方向へ摺動すべく配設されたダンパピ
ストンとを連結し、これにより前記連結レバーおよび前
記中間部材を介して前記シフトロッドと前記オイルダン
パ機構とを連結し、前記連結レバーが前記シフトロッド
と一緒に回動すると、前記ダンパピストンが同方向へ摺
動して前記オイルダンパ機構からのダンパ力が前記連結
レバーおよび中間部材を介して前記シフトロッドに付与
されるように構成する一方、前記連結レバーのシリンダ
ハウジング側に位置する基端部側面に配置され、かつ前
記ケーシング内に嵌入固定されて前記中間部材を保持す
るリテーナを設け、さらに前記ケーシングの端壁に収納
凹部を形成し、前記中間部材、前記リテーナおよび前記
収納凹部によって前記シフトロッドとスプライン結合す
る前の連結レバーを保持するとともに、前記中間部材の
外周面、前記リテーナの内外周面および前記ケーシング
の内壁面の互いに当接する部分の間にそれぞれシール部
材を配設している。
【0007】
【作用】本考案の変速機操作装置では、シリンダハウジ
ングの開口端部に組付けられる断面略コ字状のケーシン
グ内に、前記シフトロッドの軸心方向と直交する方向に
配置され、かつ筒状に形成された基端部が前記シフトロ
ッドの一端部とスプライン結合する連結レバーを設け、
この連結レバーの基端部が前記シフトロッドの一端部と
スプライン結合した状態で、前記連結レバーの先端部が
前記シフトロッドと一緒に同じ方向に回動し得るように
構成し、また前記連結レバーの先端部を前記ケーシング
の下部に設けた前記オイルダンパ機構側のダンパハウジ
ング内に突設し、前記連結レバーの先端部と、前記ダン
パハウジング内に前記シフトロッドの軸心方向と直交す
る方向へ摺動すべく配設されたダンパピストンとを連結
し、これにより前記連結レバーを介して前記シフトロッ
ドと前記オイルダンパ機構とを連結し、前記連結レバー
が前記シフトロッドと一緒に回動すると、前記ダンパピ
ストンが同方向へ摺動して前記オイルダンパ機構からの
ダンパ力が前記連結レバーを介して前記シフトロッドに
付与されるように構成する一方、前記連結レバーの基端
を間に置いて左右両側に配置され、かつ前記ケーシン
グ内に嵌入固定される一対のリテーナを設け、これらリ
テーナの端面に係止用凹部を形成し、該リテーナの係止
用凹部に前記連結レバーの基端部を係合させることによ
って前記シフトロッドとスプライン結合する前の連結レ
バーを保持するとともに、前記連結レバーの基端部側面
と前記リテーナの端面との間、および前記シリンダハウ
ジング側に位置するリテーナの外周面と前記ケーシング
の内壁面との間にそれぞれシール部材を配設しているた
め、オイルダンパ機構の単体時における取扱いが容易と
なる上、オイルダンパ機構の組付け時および取外し時に
おけるダンパオイルの流出を確実に防ぐことが可能にな
る。
【0008】また、他の本考案の変速機操作装置では、
シリンダハウジングの開口端部に組付けられる断面略コ
字状のケーシング内に、前記シフトロッドの軸心方向
直交する方向に配置され、かつ筒状に形成された基端部
が前記シフトロッドの一端部側に位置する連結レバーを
設けるとともに、前記シフトロッドの一端部と前記連結
レバーの基端部との間に内外周部がスプライン結合され
る筒状の中間部材を配設し、この申間部材を介して前記
シフトロッドの一端部と前記連結レバーの基端部とを結
合し、この連結レバーの基端部が前記中間部材を介して
前記シフトロッドの一端部とスプライン結合した状態
で、前記連結レバーの先端部が前記シフトロッドと一緒
に同じ方向に回動し得るように構成し、また前記連結レ
バーの先端部を前記ケーシングの下部に設けた前記オイ
ルダンパ機構側のダンパハウジング内に突設し、前記連
結レバーの先端部と、前記ダンパハウジング内に前記シ
フトロッドの軸心方向と直交する方向へ摺動すべく配設
されたダンパピストンとを連結し、これにより前記連結
レバーおよび前記中間部材を介して前記シフトロッドと
前記オイルダンパ機構とを連結し、前記連結レバーが前
記シフトロッドと一緒に回動すると、前記ダンパピスト
ンが同方向へ摺動して前記オイルダンパ機構からのダン
パ力が前記連結レバーおよび中間部材を介して前記シフ
トロッドに付与されるように構成する一方、前記連結レ
バーのシリンダハウジング側に位置する基端部側面に配
置され、かつ前記ケーシング内に嵌入固定されて前記中
間部材を保持するリテーナを設け、さらに前記ケーシン
グの端壁に収納凹部を形成し、前記中間部材、前記リテ
ーナおよび前記収納凹部によって前記シフトロッドとス
プラィン結合する前の連結レバーを保持するとともに、
前記中間部材の外周面、前記リテーナの内外周面および
前記ケーシングの内壁面の互いに当接する部分の間にそ
れぞれシール部材を配設しているため、上記した考案と
同様、オイルダンパ機構の単体時における取扱いが容易
となる上、ダンパオイルの流出を確実に防ぐことが可能
になる。
【0009】
【実施例】以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0010】図1および図2は本考案に係る変速機操作
装置の一実施例を示したものである。
【0011】この操作装置は、図示しない変速機のハウ
ジングの上面に取付けられるシフト操作用のシリンダハ
ウジング1を有しており、該シリンダハウジング1内に
はシフトロッド2がその軸心を中心として回動可能に支
持されている。このシフトロッド2の中間部には、図示
しないギヤシフトレバーが移動可能に取付けられてお
り、該ギヤシフトレバーはセレクト操作によりシフトロ
ッド2の軸方向に沿って移動させられ、所望のセレクト
位置でシフト操作が行えるように構成されている。
【0012】上記シリンダハウジング1の開口一端部に
は、シフトロッド2の一端部、後述の連結レバーおよび
リテーナ等を収納する断面略コ字状のケーシング3がシ
リンダハウジング1と同軸上に組付けられており、この
ケーシング3は、フランジ部3aを4本のボルト4にて
締付けることにより取外し可能に固定されている。しか
して、ケーシング3内にはシフトロッド2と後述のダン
パ機構とを連結する連結レバー5が設けられており、こ
の連結レバー5を介してダンパ機構のダンパ力がシフト
ロッド2に付与されるように構成されている。
【0013】このため、連結レバー5はシフトロッド2
と直交する方向に配置され、その基端部5aは、スプラ
インが形成されたシフトロッド2の一端部2aとスプラ
イン結合すべく筒状に形成されており、これによって基
端部5aがシフトロッド2の一端部2aとスプライン結
合した状態で、先端部5bがシフトロッド2と一緒に同
じ方向(シフトロッド2の軸心方向と直交する方向)に
回動しうるようになっている。しかして、連結レバー5
の先端部5bはケーシング3の下面に形成された開口部
6より後述のダンパ機構側に突出して配設されている。
【0014】また、上記ケーシング3内には、第1リテ
ーナ7と第2リテーナ8が連結レバー5の基端部5aを
間に置いて左右両側に配設されている。第1リテーナ7
は、シリンダハウジング1から突出したシフトロッド2
の一端部2aを回動可能に支持するために、ケーシング
3の開口部3b側に配設されており、先端がシリンダハ
ウジング1内に嵌入される小径部7aと、ケーシング3
の内周面に嵌入固定される大径部7bとによって形成さ
れている。
【0015】そして、第1リテーナ7の大径部7bの端
面には、連結レバー5の基端部5aの側面と対応する形
状の係止用凹部9が形成されており、この係止用凹部9
に連結レバー5の基端部5aが係合するようになってい
る。また、大径部7bの端面には第1シール部材10が
嵌着されており、この第1シール部材10としては例え
ばOリングが使用されている。また、大径部7bの外周
面には、第1シール部材10と同様の第2シール部材1
1が嵌着されている。なお、シリンダハウジング1の開
口一端部には、ギヤオイル用シール部材12が設けられ
ており、このギヤオイル用シール部材12によってシリ
ンダハウジング1とケーシング3との組付け時における
ギヤオイルのケーシング3への侵入を防止している。
【0016】一方、第2リテーナ8は、ケーシング3の
開口部3bと反対の端壁3c側に嵌入固定されており、
連結レバー5側に位置する端面8aには連結レバー5の
基端部5aの側面と対応する形状の係止用凹部13が形
成され、この係止用凹部13に連結レバー5の基端部5
aが係合するようになっている。また、第2リテーナ8
の端面8aには、第1シール部材10と同様の第3シー
ル部材14が嵌着されており、第1シール部材10と第
3シール部材14とは連結レバー5の基端部5aを間に
置いて互いに対向して配置されている。さらに、第2リ
テーナ8の端面8a中央には、ケーシング3をシリンダ
ハウジング1に組付けた状態で、シフトロッド2の先端
を逃すための凹部8bが形成されている。
【0017】しかして、上記ケーシング3がシリンダハ
ウジング1に組付けられる前の状態では、基端部5aの
両側部が第1および第2リテーナ7,8の係止用凹部
9,13と係合するため、シフトロッド2とスプライン
結合していなくとも連結レバー5が落下することはな
い。また、互いに当接する部分である連結レバー5の
端部5aの両側面と第1および第2リテーナ7,8の端
面7b,8aとの間には、第1および第3シール部材1
0,14のそれぞれが配設されており、かつ第1リテー
ナ7の外周面とケーシング3の内壁面との間には第2シ
ール部材11が配設されているため、これらシール部材
10,11,14によってケーシング3の外部と後述の
オイルダンパ機構とが遮断されることになる。さらに、
ケーシング3の下部と後述のダンパハウジングとの間に
も第4シール部材18aが配設されている。
【0018】なお、係止用凹部9,13内には、連結レ
バー5の基端部5aの側面とリテーナ7,8との間に介
在させるテフロン(商品名)リング15,16が嵌着さ
れており、これらテフロンリング15,16によって当
該連結レバー5とリテーナ7,8との間の隙間を無く
し、かつ連結レバー5を滑らかに回転させる。
【0019】また、上記ケーシング3の下部には、連結
レバー5に関連してオイルダンパ機構17がシフトロッ
ド2と別個に設けられている。このダンパ機構17は、
ケーシング3の下面に取付けられる筒状のダンパハウジ
ング18を有しており、該ハウジング18の上面にはケ
ーシング3の開口部6と対応して挿入口19が形成され
ている。ダンパハウジング18の内部には、両端開口を
閉塞する左右一対の蓋体20,21が設けられ、これら
蓋体20,21の間には筒状のスリーブ22が配設され
ている。
【0020】上記スリーブ22は、ダンパハウジング1
8の内周径よりも小さく形成されており、スリーブ22
の外周面とダンパハウジング18の内周面との間にはオ
イル通路23が設けられている。しかして、ダンパハウ
ジング18の内部には、スリーブ22によって画成され
た上下2つの室が設けられており、上部の室は圧力流体
たるオイルを充填するオイル室24となっている。ま
た、下部の室にはダンパピストン25が摺動自在に配設
され、該ダンパピストン25によって2つのダンパ室2
6,27が左右両側に形成されている。これらダンパ室
26,27は、スリーブ22に穿設されたオリフィス2
8,29および通孔30,31を介してオイル通路23
およびオイル室24と連通している。
【0021】オリフィス28,29は、スリーブ22の
左右両端の外周部に1個ずつ設けられている。また、通
孔30,31は、ダンパ機構17の非作動状態である連
結レバー5の中立位置ではダンパピストン25により両
方共閉塞され、かつダンパ機構17の作動状態ではいず
れか一方がダンパピストン25によって閉塞されたまま
であるが、他方は開放されるような位置に設けられてい
る。すなわち、通孔30,31は、ダンパ機構17が中
立状態になるまでダンパ作用を行うことのないように
し、ダンパ作用の不要時にオリフィス28,29以外の
箇所でもダンパ室26,27とオイル室24とを連通さ
せるため設けられたものである。したがって、スリーブ
22の外周には複数個(例えば8個)の通孔30,31
が周方向に間隔をおいて配設されている。なお、スリー
ブ22の外周には、ダンパハウジング18の挿入口19
と対応して貫通孔32が穿設されている。
【0022】一方、上記ダンパピストン25の軸方向の
ほぼ中央部には、縦孔33が穿設されており、この縦孔
33内に連結レバー5の先端部5bを挿入することによ
ってダンパピストン25と連結レバー5とが互いに連結
するように構成されている。また、ダンパピストン25
の内部には、ボール状の逆止弁34,35を配設した連
通路36,37が形成されており、これら連通路36,
37および逆止弁34,35を介してオイル室24とダ
ンパ室26,27とが逆止弁34,35の開時に連通す
るようになっている。逆止弁34,35は、付勢ばね3
8,39によって弁座34a,35a側に常時付勢され
ており、オイル室24のオイルはダンパピストン25内
を通ってダンパ室26,27に流れるが、ダンパ室2
6,27のオイルはダンパピストン25内を通ってオイ
ル室24に流れないようになっている。
【0023】上記オイルダンパ機構17は、図示しない
変速機のギヤ投入を行うとき(ニュートラル位置からシ
フト位置へ移動させるとき)に連結レバー5がシフトロ
ッド2と一緒に、例えば図1の鎖線で示す如く時計方向
に回動すると、ダンパピストン25は左側の逆止弁34
を閉じたまま中立位置から左方向へ摺動するため、ダン
パ室26のオイルがオリフィス28およびオイル通路2
3を通ってオイル室24に流れダンパ作用が行われる。
しかして、シフトロッド2がニュートラル位置から回動
した後は、ダンパ機構17からのダンパ力が連結レバー
5を介してシフトロッド2に付与される。このダンパ力
は、シフト操作力の反力となってギヤシフトレバー(図
示せず)のシフト方向と逆方向に作用し、同期完了直後
においてシフト操作力を打ち消すため、ギヤ投入時のギ
ヤ衝突がなくなる上、円滑なシフト操作が行える。
【0024】また、上記変速機のギヤ抜きを行うとき
(シフト位置からニュートラル位置へ移動させると
き)、ダンパピストン25は右方向に摺動するため、シ
フトロッド2は連結レバー5を介して反時計方向に回動
しニュートラル位置に復帰する。この際、オイル室24
のオイルが連通路36を通って逆止弁34を押圧するか
ら、当該逆止弁34は付勢ばね38の付勢力に抗して弁
座34aより離反する。しかして、オイル室24とダン
パ室26とはダンパピストン25の連通路36を介して
連通するため、ダンパピストン25は円滑に右方向へ移
動する。また、ダンパピストン25が中立位置に復帰す
るまで右側の通孔31は開放されており、右側のダンパ
室27は通孔31およびオイル通路23を介してオイル
室24に連通しているため、ダンパ機構17が中立状態
になるまでダンパ作用は行われない。すなわち、ダンパ
機構17は、本来的にダンパ作用を必要とする変速機の
ギヤ投入時のみ作動するように構成されている。なお、
連結レバー5が図1で反時計方向に回動したときには、
ダンパピストン25が右方向へ摺動して同様の動作を行
う。
【0025】本実施例の変速機操作装置において、単体
のオイルダンパ機構17をシリンダハウジング1に組付
けるには、まず、第1および第2リテーナ7,8に第
1、第2および第3シール部材10,11,14を嵌着
させ、当該第1および第2リテーナ7,8によって連結
レバー5をケーシング3内で中立位置に保持し、ダンパ
機構17を中立状態に組立てておく。次いで、中立位置
にある連結レバー5の基端部5aをスプラインが形成さ
れたシフトロッド2の一端部2aに嵌合させながらケー
シング3をシリンダハウジング1の開口一端部に合わ
せ、4本のボルト4にてフランジ部3aを締付けて固定
すれば、変速機操作装置の組付作業は完了する。
【0026】本実施例の変速機操作装置によれば、オイ
ルダンパ機構17が単体のときもケーシング3内の連結
レバー5とリテーナ7,8との間、および第1リテーナ
とケーシング3との間はシール部材10,11,14に
よってシールされているため、シフトロッド2の代りに
キャップなどを取付けてケーシング3の開口部3bを閉
塞する必要がなくなる上、ダンパ機構17の組付け又は
取外し時に当該ダンパ機構17を仮にひっくり返して
も、ダンパオイルが外部にこぼれることはなく、単体で
の取扱いが容易となる。また、シリンダハウジング1側
にはギヤオイル用シール部材12が設けられており、ギ
ヤオイルの侵入防止構造が採られているため、シリンダ
ハウジング1とケーシング3との組付け時においてギヤ
オイルがケーシング3を介してオイルダンパ機構17に
侵入することはない。
【0027】図3および図4は他の本考案に係る変速機
操作装置の一実施例を示したもので、ケーシング3内に
は、シフトロッド2の外周面と連結レバー5の内周面と
の間であって、内外周部がスプライン結合される筒状の
中間部材40が配設されていると共に、この中間部材4
0を保持するリテーナ41が設けられている。このた
め、シフトロッド2の一端部2aの外周面と連結レバー
5の基端部5aの内周面には、スプラインがそれぞれ形
成されている。
【0028】一方、中間部材40は、軸方向のほぼ中央
に位置する大径部40と、この大径部40の両側に
位置する小径部40とからなり、大径部40は連結
レバー5の基端部5a内に嵌合配置されている。しかし
て、連結レバー5の先端部5bは基端部5aが中間部材
40を介してシフトロッド2の一端部2aと結合してい
るため、シフトロッド2と一緒に同じ方向(シフトロッ
ド2の軸心方向と直交する方向)に回動しうるようにな
っている。
【0029】一方、中間部材40の小径部40のう
ち、ケーシング3の開口部3b側はリテーナ41内に嵌
入され、かつ当該開口部3bと反対側はケーシング3の
端壁3cに設けた収納凹部42内に嵌入配置されてい
る。リテーナ41は、先端がシリンダハウジング1内に
嵌入される小径部41aと、ケーシング3の内周面に
固定される大径部41bとによって形成されている。
そして大径部41bの外周面には、上記した考案の第2
シール部材11が嵌着されている。収納凹部42は、ケ
ーシング3の端壁3cの中央部付近を軸方向に沿って外
方へ膨出させることにより形成されている。
【0030】また、中間部材40の左右両端に位置する
小径部40の外周面には、シール部材43がそれぞれ
嵌着されており、これらシール部材43としては例えば
Oリングが使用されている。さらに、中間部材40の小
径部40の外周面には、大径部40を間に置いて一
対のテフロンリング44,45が嵌着されている。これ
らテフロンリング44,45は、組付けられた状態で、
連結レバー5の基端部5aの両側面と、リテーナ41の
端面およびケーシング3の内壁面との間に介装され、こ
れら両部間のシール性を高めている。
【0031】しかして、上記ケーシング3がシリンダハ
ウジング1に組付けされる前の状態において、連結レバ
ー5の基端部5aは、ケーシング3およびリテーナ41
に保持されている中間部材40とスプライン結合してい
るため、たとえシフトロッド2とスプライン結合してい
なくとも連結レバー5が落下することはない。また、
いに当接する部分である中間部材40およびリテーナ4
1のそれぞれの外周面とケーシング3の内壁面との間、
そして中間部材40の外周面とリテーナ41の内周面
の間には、シール部材11,43がそれぞれ配設されて
いるため、これらシール部材11,43によってケーシ
ング3の外部とオイルダンパ機構17とが遮断されるこ
とになる。その他の構成は上記した考案の実施例とほぼ
同様である。
【0032】本実施例の変速機操作装置において、単体
のオイルダンパ機構17をシリンダハウジング1に組付
けるには、まず、中間部材40の小径部40およびリ
テーナ41にシール部材43,11を嵌着させ、当該中
間部材40の大径部40を連結レバー5の基端部5a
にスプライン結合すると共に、小径部40をリテーナ
41およびケーシング3の収納凹部42に嵌入すること
によって連結レバー5をケーシング3内で中立位置に保
持し、ダンパ機構17を中立状態に組立てておく。この
状態で、中間部材40をスプラインが形成されたシフト
ロッド2の一端部2aに嵌合させながらケーシング3を
シリンダハウジング1の開口一端部に合わせ、4本のボ
ルト4にてフランジ部3aを締付けて固定すれば、変速
機操作装置の組付作業は完了する。
【0033】本実施例の変速機操作装置によれば、オイ
ルダンパ機構17が単体のときも中間部材40、リテー
ナ41およびケーシング3の互いに当接する部分の間は
シール部材11,43によってシールされているため、
上記した考案と同様、ダンパ機構17をひっくり返して
もダンパオイルが外部にこぼれることはない。しかも、
シフトロッド2と連結レバー5との間には、内外周部を
スプラインに結合する中間部材40が配設され、二重ス
プライン構造となっているため、ダンパ機構17の単体
時において連結レバー5を中立位置に保持することが容
易となる。
【0034】以上、本考案の一実施例につき述べたが、
本考案は既述の実施例に限定されるものではなく、本考
案の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能
である。
【0035】
【0036】
【考案の効果】上述の如く、本考案に係る変速機操作装
置は、シリンダハウジングの開口端部に組付けられる断
面略コ字状のケーシング内に、前記シフトロッドの軸心
方向と直交する方向に配置され、かつ筒状に形成された
基端部が前記シフトロッドの一端部とスプライン結合す
る連結レバーを設け、この連結レバーの基端部が前記シ
フトロッドの一端部とスプライン結合した状態で、前記
連結レバーの先端部が前記シフトロッドと一緒に同じ方
向に回動し得るように構成し、また前記連結レバーの先
端部を前記ケーシングの下部に設けた前記オイルダンパ
機構側のダンパハウジング内に突設し、前記連結レバー
の先端部と、前記ダンパハウジング内に前記シフトロッ
ドの軸心方向と直交する方向へ摺動すべく配設されたダ
ンパピストンとを連結し、これにより前記連結レバーを
介して前記シフトロッドと前記オイルダンパ機構とを連
結し、前記連結レバーが前記シフトロッドと一緒に回動
すると、前記ダンパピストンが同方向へ摺動して前記オ
イルダンパ機構からのダンパ力が前記連結レバーを介し
て前記シフトロッドに付与されるように構成する一方、
前記連結レバーの基端部を間に置いて左右両側に配置さ
れ、かつ前記ケーシング内に嵌入固定される一対のリテ
ーナを設け、これらリテーナの端面に係止用凹部を形成
し、該リテーナの係止用凹部に前記連結レバーの基端部
を係合させることによって前記シフトロッドとスプライ
ン結合する前の連結レバーを保持するとともに、前記連
結レバーの基端部側面と前記リテーナの端面との間、お
よび前記シリンダハウジング側に位置するリテーナの外
周面と前記ケーシングの内壁面との間にそれぞれシール
部材を配設しているので、次の効果を得ることができ
る。 すなわち、本考案の変速機操作装置によれば、シフ
トロッドとスプライン結合していなくとも連結レバーの
落下が防止され、しかもオイルダンパ機構の組付け時や
取外し時に当該オイルダンパ機構を仮にひっくり返して
も、ダンパオイルが外部にこぼれることはなく、オイル
ダンパ機構の単体での取扱いが便利であり、操作装置の
組付性の向上が図れると共に、優れた整備性を有してい
る。
【0037】また、他の本考案に係る変速機操作装置
は、シリンダハウジングの開口端部に組付けられる断面
略コ字状のケーシング内に、前記シフトロッドの軸心方
と直交する方向に配置され、かつ筒状に形成された
端部が前記シフトロッドの一端部側に位置する連結レバ
ーを設けるとともに、前記シフトロッドの一端部と前記
連結レバーの基端部との間に内外周部がスプライン結合
される筒状の中間部材を配設し、この中間部材を介して
前記シフトロッドの一端部と前記連結レバーの基端部と
を結合し、この連結レバーの基端部が前記中間部材を介
して前記シフトロッドの一端部とスプライン結合した状
態で、前記連結レバーの先端部が前記シフトロッドと一
緒に同じ方向に回動し得るように構成し、また前記連結
レバーの先端部を前記ケーシングの下部に設けた前記オ
イルダンパ機構側のダンパハウジング内に突設し、前記
連結レバーの先端部と、前記ダンパハウジング内に前記
シフトロッドの軸心方向と直交する方向へ摺動すべく配
設されたダンパピストンとを連結し、これにより前記連
結レバーおよび前記中間部材を介して前記シフトロッド
と前記オイルダンパ機構とを連結し、前記連結レバーが
前記シフトロッドと一緒に回動すると、前記ダンパピス
トンが同方向へ摺動して前記オイルダンパ機構からのダ
ンパ力が前記連結レバーおよび中間部材を介して前記シ
フトロッドに付与されるように構成する一方、前記連結
レバーのシリンダハウジング側に位置する基端部側面に
配置され、かつ前記ケーシング内に嵌入固定されて前記
中間部材を保持するリテーナを設け、さらに前記ケーシ
ングの端壁に収納凹部を形成し、前記中間部材、前記リ
テーナおよび前記収納凹部によって前記シフトロッドと
スプライン結合する前の連結レバーを保持するととも
に、前記中間部材の外周面、前記リテーナの内外周面お
よび前記ケーシングの内壁面の互いに当接する部分の間
にそれぞれシール部材を配設しているので、次の効果を
得ることができる。 すなわち、本考案の変速機操作装置
によれば、上記した考案と同様の効果が得られる上、オ
イルダンパ機構の単体時において連結レバーを中立位置
に保持することが容易となり、組付け後のオイルダンパ
機構が適正にダンパ作用を行うことによって操作装置の
耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る変速機操作装置であっ
て、装置本体に組付けた後の状態の連結レバーおよびオ
イルダンパ機構を断面にして示す正面図である。
【図2】上記連結レバーおよびオイルダンパ機構を断面
にして示す側面図である。
【図3】他の本考案の一実施例に係る変速機操作装置で
あって、装置本体に組付けた状態の連結レバーおよびオ
イルダンパ機構を断面にして示す正面図である。
【図4】上記連結レバーおよびオイルダンパ機構を断面
にして示す側面図である。
【符号の説明】
1 シリンダハウジング 2 シフトロッド2a シフトロッドの一端部 3 ケーシング 4 ボルト 5 連結レバー5a 連結レバーの基端部 5b 連結レバーの先端部 6 開口部 7 第1リテーナ 8 第2リテーナ 9 係止用凹部 10 第1シール部材 11 第2シール部材 13 係止用凹部 14 第3シール部材 17 オイルダンパ機構18 ダンパハウジング 19 挿入口 23 オイル通路 24 オイル室 25 ダンパピストン 26,27 ダンパ室 28,29 オリフィス 30,31 通孔 32 貫通孔 33 縦孔 40 中間部材 41 リテーナ 42 収納凹部 43 シール部材

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダハウジング内にシフトロッドを
    その軸心を中心として回動可能に配設するとともに、該
    シフトロッドがニュートラル位置から回動した後にダン
    パ作用を行うオイルダンパ機構を設けてなる変速機操作
    装置において、前記シリンダハウジングの開口端部に組
    付けられる断面略コ字状のケーシング内に、前記シフト
    ロッドの軸心方向と直交する方向に配置され、かつ筒状
    に形成された基端部が前記シフトロッドの一端部とスプ
    ライン結合する連結レバーを設け、この連結レバーの基
    端部が前記シフトロッドの一端部とスプライン結合した
    状態で、前記連結レバーの先端部が前記シフトロッドと
    一緒に同じ方向に回動し得るように構成し、また前記
    結レバーの先端部を前記ケーシングの下部に設けた前記
    オイルダンパ機構側のダンパハウジング内に突設し、
    記連結レバーの先端部と、前記ダンパハウジング内に前
    記シフトロッドの軸心方向と直交する方向へ摺動すべく
    配設されたダンパピストンとを連結し、これにより前記
    連結レバーを介して前記シフトロッドと前記オイルダン
    パ機構とを連結し、前記連結レバーが前記シフトロッド
    と一緒に回動すると、前記ダンパピストンが同方向へ摺
    動して前記オイルダンパ機構からのダンパ力が前記連結
    レバーを介して前記シフトロッドに付与されるように構
    成する一方、前記連結レバーの基端部を間に置いて左右
    両側に配置され、かつ前記ケーシング内に嵌入固定され
    一対のリテーナを設け、これらリテーナの端面に係止
    用凹部を形成し、該リテーナの係止用凹部に前記連結レ
    バーの基端部を係合させることによって前記シフトロッ
    ドとスプライン結合する前の連結レバーを保持するとと
    もに、前記連結レバーの基端部側面と前記リテーナの端
    面との間、および前記シリンダハウジング側に位置する
    リテーナの外周面と前記ケーシングの内壁面との間にそ
    れぞれシール部材を配設したことを特徴とする変速機操
    作装置。
  2. 【請求項2】 シリンダハウジング内にシフトロッドを
    その軸心を中心として回動可能に配設するとともに、該
    シフトロッドがニュートラル位置から回動した後にダン
    パ作用を行うオイルダンパ機構を設けてなる変速機操作
    装置において、前記シリンダハウジングの開口端部に組
    付けられる断面略コ字状のケーシング内に、前記シフト
    ロッドの軸心方向と直交する方向に配置され、かつ筒状
    形成された基端部が前記シフトロッドの一端部側に位
    置する連結レバーを設けるとともに、前記シフトロッド
    の一端部と前記連結レバーの基端部との間に内外周部が
    スプライン結合される筒状の中間部材を配設し、この中
    間部材を介して前記シフトロッドの一端部と前記連結レ
    バーの基端部とを結合し、この連結レバーの基端部が前
    記中間部材を介して前記シフトロッドの一端部とスプラ
    イン結合した状態で、前記連結レバーの先端部が前記シ
    フトロッドと一緒に同じ方向に回動し得るように構成
    し、また前記連結レバーの先端部を前記ケーシングの下
    部に設けた前記オイルダンパ機構側のダンパハウジング
    に突設し、前記連結レバーの先端部と、前記ダンパハ
    ウジング内に前記シフトロッドの軸心方向と直交する方
    向へ摺動すべく配設されたダンパピストンとを連結し、
    これにより前記連結レバーおよび前記中間部材を介して
    前記シフトロッドと前記オイルダンパ機構とを連結し、
    前記連結レバーが前記シフトロッドと一緒に回動する
    と、前記ダンパピストンが同方向へ摺動して前記オイル
    ダンパ機構からのダンパ力が前記連結レバーおよび中間
    部材を介して前記シフトロッドに付与されるように構成
    する一方、前記連結レバーのシリンダハウジング側に位
    置する基端部側面に配置され、かつ前記ケーシング内に
    嵌入固定されて前記中間部材を保持するリテーナを設
    け、さらに前記ケーシングの端壁に収納凹部を形成し、
    前記中間部材、前記リテーナおよび前記収納凹部によっ
    て前記シフトロッドとスプライン結合する前の連結レバ
    ーを保持するとともに、前記中間部材の外周面、前記リ
    テーナの内外周面および前記ケーシングの内壁面の互い
    に当接する部分の間にそれぞれシール部材を配設したこ
    とを特徴とする変速機操作装置。
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