JP2565815B2 - 複合フィルム及びその製法 - Google Patents

複合フィルム及びその製法

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JP2565815B2
JP2565815B2 JP3334254A JP33425491A JP2565815B2 JP 2565815 B2 JP2565815 B2 JP 2565815B2 JP 3334254 A JP3334254 A JP 3334254A JP 33425491 A JP33425491 A JP 33425491A JP 2565815 B2 JP2565815 B2 JP 2565815B2
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卓二 中野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複合フイルム及びその
製法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の複合フイルムの製造法としては、
例えば各々のフイルムが持っている機能を生かして、個
々のフイルムを貼り合わせることにより新たな機能を持
った複合フイルムを製造するのが一般的である。
【0003】新しい機能を持った複合フイルムが包装材
料として使用されるにつれて、新しい分野の開発がなさ
れ、その代表例は加工食品分野である。特に包装材料に
は、従来からの性能を上回った優れた機能が次々と要求
され、特別の性能を持った包装材料が開発される結果と
なり、それに応じた新しい食品が、数多く誕生してい
る。
【0004】これらの機能性の包装材料は、従来からあ
る性能をプラスして、あるいは組み合わせて新しい性能
を、あるいは性能をより強化することにより付加価値を
生み出したもので、一般にはガスバリア性、耐熱性、酸
素吸収性、鮮度保持性等であり、各々の因子を包装材料
に持たせることにより、新しい包装材料が生まれた。
【0005】包装材料は、包装することにより中身を外
界の環境から保護し、かつ保形成を保つことが必要であ
る。すなわち、長時間変化させず新鮮な形で保持するこ
とが最大の目的であり、さらに容易な作業により包装が
安定して出来ることもその一つの目的である。
【0006】例えばガスバリア性を考えた場合、セロハ
ンとポリエチレンとの複合イルムは防湿と酸素遮断の目
的で作られ、それらがインスタントラーメンの包装材料
に応用され、インスタントラーメンの登場となったので
ある。すなわちセロハンの持つ酸素遮断性、ポリエチレ
ンフイルムの持つ防湿性が組み合わされて、二つの効果
を同時に持つ複合フィルムが開発されたのである。
【0007】またアルミニウム箔とプラスチックフイル
ムの複合フィルムは、レトルトパウチにその原点を見い
だす事が出来る。食品を高温で殺菌することにより、食
品の保存性を長時間にすることができる。アルミ箔とプ
ラスチックフイルムの複合フィルムからなる包装材料で
包装された食品は、135℃以上の高温度で熱処理する
と食品内を無菌にすることが可能である。また殺菌され
た食品包装材に、外部の酸素を遮断し、雑菌の透過を防
ぐことで、より一層食品を安全に保持することも可能で
ある。この様に複合フィルムは、それぞれの目的の要求
に応じて、その機能を持たせて開発が進んでいる。
【0008】しかしながら、一般の複合フィルムは、自
然環境では崩壊せず、自然界に長く存在するため、環境
汚染が発生し、今や大きな環境問題となっている。
【0009】またアルミ箔とプラスッチクフイルムの複
合フイルムを使用した包装材料は、用途が広くなり、特
に外界よりの吸湿、紫外線を遮断すること等の目的で劇
物、毒物等の薬品の包装に用いられる場合がしばしばあ
る。すなわち、医薬品、工業試薬、工業薬品原料等がそ
れである。しかしこれらの用途に使用された包装材料を
一般包装材料と同様に廃棄すると、劇毒物はそのまま自
然界に流出し環境汚染になり、これらの包材をまとめて
焼却処理を行っても、ハロゲン系の薬品は分解によりさ
らに有毒な物質を生成する場合があり、燃焼処理も思う
よに行えないのが現状である。
【0010】一方、複合フイルムの製造工程では、フイ
ルムの両端や裁断時に製品になり得ないくずが発生し、
その再利用が現状では全く不可能であり、ほとんど廃棄
や焼却で処理されている。これも公害の一因となしてお
り有効利用が叫けばれている。
【0011】そこで、現在の複合フイルムを回収し溶融
して再使用することが考えられているが、二種以上の樹
脂が混合しているため容易に溶融することが出来ないこ
ともあり、また溶融して均一混合物となっても、材料と
して使用時の単一樹脂とは全く性質の異なったものにな
り、同じ目的で再使用することは、ほぼ不可能である。
したがって現状では回収フイルムの処理方法は焼却処理
法がとられているが、この場合も焼却時に発生する熱
量、排気ガス等による公害問題が発生している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点の解決、すなわち複合フイルムにおける非水溶性フイ
ルムを回収して再利用することを課題とするものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、水溶性
フイルムの両面に非水溶性フイルムを貼り合わせてなる
複合フイルムにおいて、前記水溶性フイルムが(A)活
性水素基2個を有する有機化合物にエチレンオキサイド
を含有するアルキレンオキサイドを付加重合せしめたポ
リアルキレングリコール化合物と(B)2価カルボン
酸、その無水物またはその低級アルキルエステルとを反
応させて得た水溶性高分子化合物であり、前記非水溶性
フイルムが下記の具体例から選ばれた1種又は2種以上
であることを特徴とする複合フイルムを第一の発明と
し、前記複合フイルムの製法を第二の発明とするもので
ある。
【0014】本発明の水溶性フイルムとして使用する水
溶性高分子化合物において、活性水素を2個有するポリ
アルキレングリコール化合物とは、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、
1、4ーブタンジオール、1、6ーヘキサンジオール、
ネオペンチルグリコール、ビスフェノルA、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラ
メチレングリコール、アニリン、ブチルアミン、オクチ
ルアミン、ラウリルアミン、またはヘキシルアミン等を
出発原料として、エチレンオキサイド含量50%以上の
アルキレンオキサイドを付加重合させたものである。
【0015】エチレンオキサイド以外のアルキレンオキ
サイドとは、プロピレンオキサイド、1,2−エポキシ
ブタン、1、2ーエポキシペンタン、1、2ーエポキシ
ヘプタン、1、2ーエポキシオクタン、1、2ーエポキ
シノナン等の炭素数10以上のαーオレフィンオキサイ
ド、スチレンオキサイド、グリシジルエーテル類等であ
る。
【0016】次に2価カルボン酸、その無水物またはそ
の低級アルキルエステルとは、マロン酸、コハク酸、マ
レイン酸、フマル酸、アジピン酸、セバチン酸、フタル
酸、イソフタル酸、テレフタル酸、イタコン酸、トリメ
リト酸、ピロメリト酸、もしくはダイマー酸、またはこ
れらのモメチル、ジメチルエステルまたはモノエチル、
ジエチルエステルまたはモノプロピル、ジプロピルエス
テル、またはそれらの酸無水物である。
【0017】これらの水溶性高分子化合物は、一般に使
用される縮合反応触媒の存在または不存在下で、前記の
活性水素を2個有するポリアルキレングリコール化合物
と2価カルボン酸、その無水物またはその低級アルキル
エステルを反応機に仕込み、反応温度120ー250℃
で常圧もしくは減圧下でエステル化反応をまたはエステ
ル交換反応を行うことによって得られる。
【0018】次に本発明で使用する非水溶性フイルムと
は、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン酢
ビコポリマー、ポリアマイド(ナイロン)、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリビニロン、ポリ塩化ビニール、
ポリスチレン、さらにアルミニウム、銅、鉄、錫等の無
機金属箔である。
【0019】本発明の複合フイルムは、種々の方法によ
って製造されるものであるが、一例を挙げれば、下記の
方法がある。すなわち、非水溶性フイルム層と非水溶性
フイルム層との中間層に水溶性フイルムを挟む方法、水
溶性フイルムと非水溶性フイルムを接着剤などを用いて
貼合わせる方法、または水溶性フイルムと非水溶性フイ
ルムを熱あるいは溶融状態で圧着する方法が挙げられ
る。なお、使用形態に応じて非水溶性フイルム層と水溶
性フイル層と非水溶性フイルム層からなる層を、二回ま
たは三回以上繰り返して複合フイルムとしてもかまわな
い。
【0020】
【作用】本発明に従って得られる複合フイルムは、水に
浸積すると複合フイルム断面の水溶性フイルムに水が接
し水溶性フイルムが溶解し水溶液状になり、さらに水溶
性フイルム全面が水で溶解した状態となるため、非水溶
性フイルム層と非水溶性フイルム層との間に水膜が生成
し二層間が剥離する状態となる。従って、非水溶性フイ
ルムであるプラスチックフイルムと金属箔、すなわちア
ルミニウム、銅、鉄、錫等の薄膜との組合せであっても
同様な方法で、二層を容易に剥離することが可能であ
る。
【0021】さらに有害物質等の包装に使用された複合
フイルムも、水槽で各々の非水溶性フイルムに剥離し回
収した後、水槽をクローズシステムにして水槽に流出し
た有毒物を活性汚泥で分解処理あるいは凝集処理するこ
とにより、有害物質が自然界へ流出することを完全に防
ぐことも可能である。
【0022】
【実施例】
実施例1.ポリエチレングリコール(分子量8400)
840部とジメチルセバチン酸23.2部を用いて重縮
合反応を行い、10%水溶液粘度で600cps(B型
粘度計、30℃で測定、以下同じ)の水溶性高分子化合
物を得た。この水溶性高分子化合物を使用して、フイル
ム成形用T−ダイ装置の付いた押出成形機(以下、T−
ダイ装置と略す)で厚さ20μmの水溶性フイルムを作
製した。
【0023】次いで低密度ポリエチレン(三菱油化
(株)製:三菱ポリエチ−LD,YM−61)を使用し
て同様にT−ダイ装置で厚さ20μmのフイルムを作製
して、このフイルムにアクリル系エマジョン接着剤(住
友化学工業(株)製:スミカフレックス300、以下同
じ)を極薄く塗布し、前記水溶性フイルムを貼り付け
た。さらに市販のアルミ箔(15μm)の片面に前記接
着剤を同様に塗布し、前記水溶性フイルムのもう一方の
片面に接着させて、ポリエチレンフイルムとアルミ箔の
間に水溶性フイルムが挿入された複合フイルムを作製し
た。これらの試験結果を表1に示す。
【0024】実施例2.ポリエチレングリコール(分子
量20000)200部とジメチルテレフタル酸1.9
4部を用いて重縮合反応を行い、10%水溶液粘度で5
50cpsの水溶性高分子化合物を得た。この水溶性高
分子化合物を使用して用T−ダイ装置で、厚さ20μm
の水溶性フイルムを作製した。
【0025】次いでエチレン酢ビコポリマ−(三菱油化
(株)製:ユカロンエバ−V−501H)を使用して同
様にT−ダイ装置で厚さ10μmのフイルムを作製し
て、このフイルムにアクリル系エマジョン接着剤を極薄
く塗布し、前記水溶性フイルムを貼り付けた。さらに市
販のアルミ箔(15μm)の片面に前記接着剤を同様に
塗布し、前記水溶性フイルムのもう一方の片面に接着さ
せて、エチレン酢ビコポリマ−フイルムとアルミ箔の間
に水溶性フイルムが挿入された複合フイルムを作製し
た。これらの試験結果を表1に示す。
【0026】実施例3.ポリエチレングリコール(分子
量3000)30部とジメチルアジピン酸1.76部を
用いて重縮合反応を行い、10%水溶液粘度で500c
psの水溶性高分子化合物を得た。この水溶性高分子化
合物を使用して、T−ダイ装置で、厚さ20μmの水溶
性フイルムを作製した。
【0027】次いでポリプロピレン(三菱油化(株)
製:三菱ノ−ブレンFX4)を使用して同様にT−ダイ
装置で厚さ10μmのフイルムを作製して、このフイル
ムにアクリル系エマジョン接着剤を極薄く塗布し、前記
水溶性フイルムを貼り付けた。さらにポリエチレンテレ
フタレ−ト(15μm)の片面に前記接着剤を同様に塗
布し、前記水溶性フイルムのもう一方の片面に接着させ
て、ポリプロピレンフイルムとポリエチレンテレフタレ
−トフイルムの間に水溶性フイルムが挿入された複合フ
イルムを作製した。これらの試験結果を表1に示す。
【0028】実施例4.ポリプロピレングリコール(分
子量2000)20部にエチレンオキサイド180部を
付加重合させポリアルキレングリコ−ル(分子量200
00)を得た。このポリアルキレングリコ−ル200部
とジメチルテレフタル酸1.94部を用いて重縮合反応
を行い、10%水溶液粘度で500cpsの水溶性高分
子化合物を得た。この水溶性高分子化合物を使用して、
T−ダイ装置で、厚さ20μmの水溶性フイルムを作製
した。
【0029】次いでポリエチレン(三菱油化(株)製:
三菱ポリエチ−LD、YM−61)を使用して同様にT
−ダイ装置で厚さ10μmのフイルムを作製した。この
ポリエチレンフィルムと市販のポリエチレンテレフタレ
−トフィルムの間に前記水溶性フイルムを挟み、温度1
20〜150℃、圧力50Kg/平方cmで30秒間熱
圧着を行い、ポリエチレンフイルムとポリエチレンテレ
フタレ−トフイルムの間に水溶性フイルムが挿入された
複合フイルムを作製した。これらの試験結果を表1に示
す。
【0030】実施例5 ポリエチレングリコール(分子量20000)200部
とジメチルテレフタル酸1.94部を用いて重縮合反応
を行い、10%水溶液粘度で550cpsの水溶性高分
子化合物を得た。この水溶性高分子化合物を使用してT
−ダイ装置で、厚さ20μmの水溶性フイルムを作製し
た。
【0031】次いでエチレン酢ビコポリマ−(三菱油化
(株)製:ユカロンエバ−V−501H)を使用して同
様にT−ダイ装置で厚さ10μmのフイルムを作製し
て、このフイルムにアクリル系エマジョン接着剤を極薄
く塗布し、前記水溶性フイルムを貼り付けた。さらに市
販のナイロン66フィルム(20μm)の片面に前記接
着剤を同様に塗布し、前記水溶性フイルムのもう一方の
片面に接着させて、エチレン酢ビコポリマ−フイルムと
ナイロン66フイルムの間に水溶性フイルムが挿入され
た複合フイルムを作製した。これらの試験結果を表1に
示す。
【0032】実施例6 ポリエチレングリコール(分子量20000)200部
とジメチルテレフタル酸1.94部を用いて重縮合反応
を行い、10%水溶液粘度で550cpsの水溶性高分
子化合物を得た。この水溶性高分子化合物を使用してT
−ダイ装置で、厚さ10μmの水溶性フイルムを作製し
た。
【0033】次いでこの水溶性フイルムの両面に市販の
セロハンテ−プを貼りつけ、セロハンテ−プの間に水溶
性フイルムが挿入された複合フイルムを作製した。これ
らの試験結果を表1に示す。
【0034】なお、水槽にはセロハンテ−プのポリエチ
レンテレフタレ−トフィルムが剥離し浮き、これらのフ
ィルムを充分水洗しフィルムだけを取り出し、乾燥、粉
砕して押出成形機に投入し、ストランド加工を行った結
果、再びポリエチレンテレフタレ−トのペレットが得ら
れた。
【0035】
【表1】
【0036】(1)坑張力、伸度及び引き裂き強度・・
・・JISK6301に準じて測定した。 (2)剥離試験・・・・500ccのビーカーに水を3
00g加え、さらに防湿加工紙3×3cmの試験片を加
えマグネッチクスタラーで極めてゆっくり撹拌を行い、
フイルムとフイルムの層間が水中で剥離する時間を測定
した。※:撹拌を行うとき超音波洗浄器(周波数40K
HZ,出力31W:SUー25型.柴田科学器械工業
(株)製)を使用したものである。
【0037】
【発明の効果】本発明の複合フイルムは、層間に水溶性
フィルムを使用するため、水槽で使用済みの複合フィル
ムをそれぞれ元の単一非水溶性フィルムに剥離すること
が可能となり、再利用できる。
【0038】また本発明の複合フィルムの回収を、クロ
−ズシステムの特定水槽で行えば、医薬品、工業薬品、
農薬等の包装材料に用いた時生じる自然環境を破壊する
ような有害物質も、その処理水を凝集沈澱や活性汚泥処
理することにより簡単にかつ安全に処理できる。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水溶性フイルムの両面に非水溶性フイル
    ムを貼り合わせてなる複合フイルムにおいて、前記水溶
    性フイルムが(A)活性水素基2個を有する有機化合物
    にエチレンオキサイドを含有するアルキレンオキサイド
    を付加重合せしめたポリアルキレングリコール化合物と
    (B)2価カルボン酸、その無水物またはその低級アル
    キルエステルとを反応させて得た水溶性高分子化合物で
    あることを特徴とする複合フイルム。
  2. 【請求項2】 非水溶性フイルムの表面に接着剤を塗布
    した後、これを、下記水溶性フイルムの両面に接着させ
    て、貼り合わせることを特徴とする複合フイルムの製
    法。水溶性フイルムとは(A)活性水素基2個を有する
    有機化合物にエチレンオキサイドを含有するアルキレン
    オキサイドを付加重合せしめたポリアルキレングリコー
    ル化合物と(B)2価カルボン酸、その無水物またはそ
    の低級アルキルエステルとを反応させて得た水溶性高分
    子化合物である。
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