JP2565671B2 - 流量制御弁 - Google Patents

流量制御弁

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JP2565671B2
JP2565671B2 JP60063001A JP6300185A JP2565671B2 JP 2565671 B2 JP2565671 B2 JP 2565671B2 JP 60063001 A JP60063001 A JP 60063001A JP 6300185 A JP6300185 A JP 6300185A JP 2565671 B2 JP2565671 B2 JP 2565671B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は流量制御弁に関し、特に流量の垂下特性(ド
ルーピング、Drooping)、すなわちポンプ吐出流量の増
加に伴なつて油圧機器への供給流量が減少する特性を持
ち、さらにこの供給流量が油圧機器の圧力変動の影響を
受けて復帰してしまうおそれのない、いわゆる無復帰ド
ルーピング特性を有する流量制御弁に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
上記特性を有する流量制御弁は、一般に車両の動力舵
取装置に使用されて高速走行時の車両安定性、消費馬力
の軽減等に役立つものであり、この種の装置として、例
えば、ポンプから吐出された圧力流体を油圧機器へ供給
する供給通路内にオリフイスを設け、このオリフイス前
後の差圧によつてスプール弁を開弁して圧力流体の一部
を還流させるとともに、上記供給通路内に制限通路を設
け、この制限通路前後の圧力差に応動する制御スプール
によつて上記オリフイスを縮小するように構成されたも
のが従来から知られている(特開昭56−104186号公報、
特開昭57−4469号公報等)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記構成に係る流量制御弁は、いずれ
も構造が複雑で部品点数が多く、製作精度を要するもの
であり、また特性のチユーニングを行なうことも困難で
あつた。
本発明は以上の欠点に鑑みなされたもので、極めて簡
単な構成によりドルーピング特性を得ることができ、し
かも組立性が良好で信頼性の高い流量制御弁を提供する
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る流量制御弁は、ポンプから吐出された圧
力流体を油圧機器へ供給する供給通路内にオリフィスを
設け、このオリフィス前後の差圧によってスプール弁を
開弁し圧力流体の一部を還流させるものであって、上記
オリフィスが形成された筒状のユニオンをハウジングの
孔内に配置してこのハウジングに固着し、さらにユニオ
ンの外周側にスリーブを摺動可能に嵌合させるととも
に、ユニオンの一端に設けたリテーナとスリーブの端部
との間に配設したスプリングによりスリーブを一方向に
付勢してこのスリーブが非作動位置にあるときには上記
オリフィスを開放させ、かつ、上記スリーブ外周面とハ
ウジングの孔の内面との間に形成された制限通路の上流
側と下流側との差圧によってスリーブを摺動させて上記
オリフィスを縮小制御するようにしたものである。
〔作用〕
この発明においては、制限通路の前後の差圧によつて
スリーブを摺動させてオリフイスを絞ることにより、油
圧機器に供給される油量を次第に減少させる。
〔実施例〕
以下図示実施例に基づいて本発明を説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る流量制御弁を示すも
のであり、ポンプハウジング(1)には開口側が大径と
なつたスプール弁収納孔(2)が形成され、この孔
(2)の小径部(2a)内にスプール弁(3)が収納さ
れ、大径部(2b)には、一端がコネクタ(10)の軸芯部
の孔(10a)内に圧入固着された筒状のユニオン(4)
が挿入されており、このユニオン(4)はコネクタ(1
0)をハウジング(1)に螺合することにより弁収納孔
(2)内に固定されている。弁収納孔(2)の大径部
(2b)は供給通路(5)を介してポンプ(6)に、そし
て弁収納孔(2)の小径部(2a)は還流路(7)を介し
てタンク(8)にそれぞれ連通しており、小径部(2a)
内のスプール弁(3)がスプリング(9)によつて大径
部(2b)側に付勢されユニオン(4)先端面に当たつて
停止して、供給通路(5)と還流路(7)との連通を遮
断している。
ユニオン(4)は、一端がコネクタ(10)内に挿入さ
れた大径筒部(4a)と、スプール弁(3)に当接する先
端面が閉塞された小径筒部(4b)とを有しており、その
内部通路(4c)がコネクタ(10)の軸部孔(10a)を介
して動力舵取装置(P.S.)に接続されている。このユニ
オン(4)の小径筒部(4b)には半径方向通路(4d)
が、そして、大径筒部(4a)の小径筒部(4b)寄りの部
分には軸方向の位置を異ならせて2つのオリフイス(4
e),(4f)が形成されており、上記供給通路(5)は
弁収納孔(2)の大径部(2b)内の室(2c)、半径方向
通路(4d)およびオリフイス(4e),(4f)等を介して
ユニオン(4)の内部通路(4c)に連通している。
さらに、ユニオン(4)の内部通路(4c)はコネクタ
(10)に形成された通路(10b)およびポンプハウジン
グ(1)に形成された連通路(図示せず)等を介して、
スプール弁(3)を付勢するスプリング(9)が収容さ
れた室(12)内に連通している。従つて、ポンプ(6)
から吐出された圧油の流量が一定値を超えると、半径方
向通路(4d)およびオリフイス(4e),(4f)前後の差
圧がスプール弁(3)の両端面に作用し、スプリング
(9)に打ち勝つとスプール弁(3)を図示左方に移動
して、ポンプ(6)から供給された圧油の一部を還流路
(7)を介してタンク(8)に還流させるようになつて
いる。
ユニオン(4)の大径筒部(4a)外周には、フランジ
(13a)が形成されたスリーブ(13)が摺動可能に嵌装
されている。このスリーブ(13)は、フランジ(13a)
の外周に形成された環状折曲部(13b)とユニオン
(4)の小径筒部(4b)に嵌着されたリテーナ(14)と
の間に配設されたコニカルスプリング(15)によつてコ
ネクタ(10)側へ付勢され、コネクタ(10)の端面(10
c)に当接して停止している。また、スリーブ(13)の
フランジ(13a)が形成された部分の内周面には環状溝
(13c)が設けられ、この部分ではユニオン(4)の外
周面とスリーブ(13)の内面とが接しないようになつて
いる。そして、上記両オリフイス(4e),(4f)は、ス
リーブ(13)がコネクタ(10)に当たつて停止している
状態のときに、上記環状溝(13c)の内側に位置するよ
う形成されており、この状態ではユニオン(4)の内部
通路(4c)がオリフイス(4e),(4f)を介して室(2
c)に連通しうるようになつている。
上記スリーブ(13)の環状折曲部(13b)外周面と弁
収納孔(2)大径部(2b)の内周面との間には、間隙
(16)が形成されており、この間隙(16)がポンプ
(6)から供給される圧油の流量を制限する制限通路を
構成している。従つて、ポンプ(6)から供給されてこ
の制御通路(16)を通過する油量が所定値を超えると、
制限通路(16)前後の圧力差によつて、スリーブ(13)
はスプリング(15)に抗してスプール弁(3)の方向
(図示左方)へ移動される。
また、弁収納孔(2)大径部(2b)の小径部(2a)寄
りの部分、すなわち、ユニオン(4)の小径筒部(4b)
の周囲の部分には拡大径部(2d)が形成されている。
以上の如く構成された流量制御弁の作動について説明
すると、車両エンジンに駆動されるポンプ(6)の低速
回転域(低流量域)においては、スプール弁(3)はス
プリング(9)の力によつてユニオン(4)に当接し、
供給通路(5)と還流路(7)とを遮断しており、スリ
ーブ(13)もコニカルスプリング(15)によつてコネク
タ(10)の端面(10c)に当たつて停止している。従つ
て、ポンプ(6)から吐出された圧油の全量が動力舵取
装置に供給される。
次いで、ポンプ回転数が次第に上昇すると、吐出流量
が増大し半径方向通路(4d)およびオリフイス(4e),
(4f)前後の差圧力によつてスプール弁(3)が左行し
始め、還流路(7)が供給通路(5)側と連通すると余
剰流量が還流され、動力舵取装置に供給される流量はほ
ぼ一定に保たれる。
さらにポンプ回転数が上昇すると、今度は制限通路
(16)前後の圧力差が大きくなり、この力がコニカルス
プリング(15)の付勢力に打ち勝つてスリーブ(13)を
左行させる。その結果、スリーブ(13)が先ず第1のオ
リフイス(4e)を絞り始め、次いで第2のオリフイス
(4f)をも次第に絞り、動力舵取装置に供給する油量を
次第に減少させるとともに、オリフイス(4e),(4f)
前後の圧力差が増大してスプール弁(3)をさらに左行
させ還流量を増加させる。このように動力舵取装置への
供給油量を減少させることにより、車両の高速安定性が
高められるとともに、高速走行時における消費馬力の軽
減を図ることができる。
ポンプ回転数の上昇がさらに進んで、ポンプ(6)か
らの叶出流量がそれ以上の増加を示すと、スリーブ(1
3)はさらに左行し、スリーブ(13)の折曲部(13b)が
拡大径部(2d)に達すると、制限通路(16)は拡大され
制限通路(16)の上流側と下流側との圧力差の増大が抑
えられる。従つて、ポンプ(6)に対して余計な負荷を
かけることなく、消費馬力を軽減させる効果が得られ
る。なお、スリーブ(13)が左行して両オリフイス(4
e),(4f)に完全にオーバラツプした場合でも、ユニ
オン(4)の小径筒部(4d)に形成された半径方向通路
(4d)によつて動力舵取装置が最小限必要とする流量は
確保することができる。スリーブ(13)が左行した状態
にて油圧機器(動力舵取装置)に圧力変動が生じても制
限通路(16)を流れる流量に変化が生じないため、制限
通路(16)前後の圧力差は変らず、従って、スリーブ
(13)は移動せず油圧機器(動力舵取装置)への供給流
量は変化しない。
このように本実施例によれば、ユニオン(4)の外周
に嵌装したスリーブ(13)とハウジング(1)の孔
(2)との間に制限通路(16)を構成し、この制限通路
前後の圧力差によつてスリーブ(13)を移動させてオリ
フイス(4e),(4f)を次第に絞るという極めて簡単な
構造によりドルーピング特性を得ることができ、しか
も、ユニオン(4)、スリーブ(13)およびコニカルス
プリング(15)を一体としたサブアツセンブリーとして
組立てを行なうので、組立てエラー等がなく信頼性の高
い流量制御弁を得ることができる。またスプリング(1
5)をユニオン(4)の先端に組み込んだため、スプリ
ング(15)の巻き線間を通過する圧油は、動力舵取装置
に送られる調整流量だけであり、従つて、特にスリーブ
(13)が移動してスプリング(15)を撓めた時の圧力損
失が少なく特性に与える影響も少ないので、スプリング
(15)の軸方向長さを縮めて全体をコンパクト化するこ
とも可能である。さらに、オリフイス(4e),(4f)軸
方向にずらして複数個設けたことにより、スリーブ(1
3)のストロークを大きくとることができ、スプリング
(15)のばね定数等の加工誤差の影響を受けにくいため
高精度化を図ることが可能であり、また、異なる径のオ
リフイスを組合せることにより、細かい特性の変化を得
ることもできる。
第2図は第2の実施例を示すものであり、上記実施例
と同一の部分には同一の符号を付してその説明を省略す
る。本実施例では、ユニオン(4)に嵌合されたスリー
ブ(23)の形状が第1の実施例と異なつている。スリー
ブ(23)は全体に肉厚の筒状をなしフランジは備えてい
ない。このスリーブ(23)の外径が上記実施例のスリー
ブ(13)よりも太いことにより弁収納孔(2)の大径部
(2b)内面との間隙(16)が小さく設定され、この間隙
(16)によつて制限通路が構成されている。なお、この
スリーブ(13)のオリフイス(4e),(4f)寄りの部分
の内周面には環状溝(23c)が形成され、非作動時には
オリフイス(4e),(4f)を閉塞しないことは上記実施
例と同様である。
本実施例においても上記第1の実施例と同様の作動を
行ない、同様の効果を奏し得るものである。
第3図は第3の実施例を示すものであり、制限通路を
構成するスリーブ(33)の形状のみが上記各実施例と異
なつている。本実施例におけるスリーブ(33)は第1の
実施例と同様にフランジ(33a)を有しているが、上記
フランジ(13a)よりも外方へ拡大されており、その外
径は弁収納孔(2)の大径部(2b)の内径と略一致して
いる。従つてスリーブ(33)の作動時には、スリーブ
(33)の内面がユニオン(4)の外面に沿つて、また、
フランジ(33a)の外面が弁収納孔(2)大径部(2b)
の内面に沿つて摺動する。そして、フランジ(33a)に
は複数の貫通穴(33d)が形成されており、これら貫通
穴(33d)が制限通路を構成している。
第4図および第5図は第3の実施例の変形例を示すも
ので、スリーブ(43)は弁収納孔(2)大径部(2b)の
内径と略一致する外径のフランジ(43a)を備えてお
り、さらに、このフランジ(43a)の周縁に円周方向等
間隔で4ケ所の切り欠き(43d)が形成され、この切り
欠き(43d)が制限通路を構成する。
これら第3図および第4図の実施例においても、上記
各実施例と同様の作用効果が得られることは明らかであ
る。なお、上記貫通穴(33d)あるいは切り欠き(43d)
の位置・形状・数等は上記のものに限らず任意に設定す
ることができる。
第6図は第4の実施例を示すものであり、スリーブが
必要以上移動することを規制するストツパ機構を設けた
ものである。本実施例では、ユニオン(54)の大径筒部
(54a)が小径筒部(54b)側へ延長され、その延長され
た部分にストツパリング(51)が嵌着されている。従つ
て、スリーブ(53)が移動してオリフイス(54e),(5
4f)を順次閉塞した後、このストツパリング(51)に当
たつて停止しそれ以上の移動が規制される。
第7図は第6図の実施例の変形例を示すもので、ユニ
オン(64)に別体のストツパリングを設けることに変え
て、ユニオン(64)自体に環状の突部(64g)を形成し
たものである。
第6図および第7図の実施例では、上述の各実施例と
同様の効果を奏しうることに加えて、ストツパ機構を設
けたことにより以下の如き効果も達成しうる。すなわ
ち、温度が低い、油粘度が高い等の場合には、制限通路
前後の圧力差が大きくなりすぎ、スリーブが必要以上に
変位してしまうため、スプリングの強度上問題を生ずる
おそれがあるが、ストツパ機構を設けたことによりこの
ような不安を解消することができる。
第8図は他の実施例を示し、異なる構造のストツパ機
構を設けたものである。この実施例では、第1の実施例
と略同様のスリーブ(73)を備えており、さらにそのス
リーブ(73)のフランジ(73a)先端に形成された環状
折曲部(73b)が、弁収納孔(2)の大径部(2b)と小
径部(2a)との中間のテーパ面(2e)方向へ延長されて
いる。この環状折曲部(73b)はスリーブ(73)が摺動
して両オリフイス(4e),(4f)を順次閉塞した後テー
パ面(2e)に当接してスリーブ(73)を停止させ得る長
さを有している。また、環状折曲部(73b)には図示の
如く上下の部分にそれぞれ切り欠き(73e)が設けられ
て、スリーブ(73)がテーパ面(2e)に当接した時にも
圧油の通路を確保しうるようになつている。なお、環状
折曲部(73b)は一部に切り欠きが設けられたものに限
らず、一部に突起が形成されその他の部分を通路とした
もの、あるいは、孔を形成したもの等、通路を確保しう
るものであれば良いことはいう迄もない。また、環状折
曲部(73b)が当接する面は傾斜を有するものに限ら
ず、軸に直角な面でも良い。
本実施例でも、上記各実施例と同様の効果を奏し得る
とともに、ストツパ機構によつて強度上の不安も解消す
ることができる。
なお、上記各実施例では、コネクタ(10)とユニオン
(4)を別体の構成としたが一体であつても良いことは
勿論である。また、スプール弁(3)とユニオン(4)
を同軸上に配置したが、これらを直交させ、あるいは並
列に配置することも可能である。この場合には、スプー
ル弁(3)が収容された弁収納孔(2)の小径部(2a)
と、ユニオン(4)が収納された弁収納孔(2)の大径
部(2b)とを分離して、直交させまたは並列に配置し、
かつ、これら大径部(2b)と小径部(2a)とを通路で接
続すれば上記実施例のようにスプール弁(3)とユニオ
ン(4)とを同軸上に配置したものと同一の機能を果た
すことができる。さらに、オリフイス(4e),(4f)が
閉塞された時に、動力舵取装置が最小限必要とする流量
を確保する手段は、上述の如きユニオン(4)に形成さ
れた半径方向の通路(4d)に限らず、ユニオン(4)の
先端面に通路を形成することもでき、また、スリーブ
(3)の内面とユニオン(4)の外面のいずれかに、そ
れぞれ他の部分と径の異なる部分を設けて、スリーブ
(3)がオリフイス(4e),(4f)にオーバーラツプし
たときにも両者(3),(4)間に僅かの間隙が残るよ
うにしても良い。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、ユニオンの外周に
嵌装したスリーブの外周面に圧力流体の通過を制限する
制限通路を構成し、この制限通路前後の圧力差によって
スリーブを移動させて、ユニオンに形成したオリフィス
を次第に絞るという極めて簡単な構造により、無復帰ド
ルーピング特性を有する流量制御弁が得られ、また、ユ
ニオン、スリーブおよびスプリングを一体のサブアツセ
ンブリーとして組立てを行なうので、組立てエラー等の
生ずるおそれがなく信頼性の高い流量制御弁を得られる
という効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る流量制御弁を示す縦断
面図、第2図は第2の実施例を示す縦断面図、第3図は
第3の実施例を示す縦断面図、第4図および第5図は第
3の実施例の変形例を示し、第4図は要部の縦断面図、
第5図はスリーブの正面図、第6図は第4の実施例の要
部を示す縦断面図、第7図に第4の実施例の変形例を示
す要部縦断面図、第8図は第5図の実施例を示す要部縦
断面図である。 (1):ハウジング、(2):ハウジングの孔 (3):スプール弁、(4):ユニオン (4e),(4f):オリフイス (6):ポンプ、(13):スリーブ (14):リテーナ、(15):スプリング (16):制限通路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポンプから吐出された圧力流体を油圧機器
    へ供給する供給通路内にオリフィスを設け、このオリフ
    ィス前後の差圧によってスプール弁を開弁し圧力流体の
    一部を還流させる流量制御弁において、上記オリフィス
    が形成された筒状のユニオンをハウジングの孔内に配置
    してこのハウジングに固着し、さらにユニオンの外周側
    にスリーブを摺動可能に嵌合させるとともに、ユニオン
    の一端に設けたリテーナとスリーブの端部との間に配設
    したスプリングによりスリーブを一方向に付勢してこの
    スリーブが非作動位置にあるときには上記オリフィスを
    開放させ、かつ、上記スリーブ外周面とハウジングの孔
    の内面との間に形成された制限通路の上流側と下流側と
    の差圧によってスリーブを摺動させて上記オリフィスを
    縮小制御することを特徴とする流量制御弁。
JP60063001A 1984-09-25 1985-03-27 流量制御弁 Expired - Lifetime JP2565671B2 (ja)

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JP60063001A JP2565671B2 (ja) 1985-03-27 1985-03-27 流量制御弁
DE3532602A DE3532602C2 (de) 1984-09-25 1985-09-12 Strömungssteuerventil
KR1019850006736A KR890002244B1 (ko) 1984-09-25 1985-09-14 유량 제어밸브
US06/776,556 US4700733A (en) 1984-09-25 1985-09-16 Flow control valve
IT2216185A IT1185720B (it) 1984-09-25 1985-09-16 Valvola di regolazione di flusso
ES547234A ES8703596A1 (es) 1984-09-25 1985-09-24 Una valvula de control de flujo

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JP60063001A JP2565671B2 (ja) 1985-03-27 1985-03-27 流量制御弁

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