JP2564899B2 - 不織布 - Google Patents
不織布Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D39/00—Filtering material for liquid or gaseous fluids
- B01D39/14—Other self-supporting filtering material ; Other filtering material
- B01D39/16—Other self-supporting filtering material ; Other filtering material of organic material, e.g. synthetic fibres
- B01D39/1607—Other self-supporting filtering material ; Other filtering material of organic material, e.g. synthetic fibres the material being fibrous
- B01D39/1623—Other self-supporting filtering material ; Other filtering material of organic material, e.g. synthetic fibres the material being fibrous of synthetic origin
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
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- B01D—SEPARATION
- B01D2239/00—Aspects relating to filtering material for liquid or gaseous fluids
- B01D2239/06—Filter cloth, e.g. knitted, woven non-woven; self-supported material
- B01D2239/0604—Arrangement of the fibres in the filtering material
- B01D2239/0622—Melt-blown
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- Filtering Materials (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は不織布、ことに医用フィルターに適した不織
布に関する。
布に関する。
(従来の技術) 医用フィルターに細デニール繊維を用いる方法は、特
開昭54−119012号公報、特開昭54−119013号公報に開示
されてるが、これらの方法は繊維径が10μm以下実質的
に4.5μm以上の繊維が適用されている。このため分離
機能が不充分であり、メルトブロー法により更に細デニ
ール繊維を用いる方法かつ特開昭60−193468号公報、特
開昭60−203267号公報等に3μm以下のものが好ましい
ことが開示されている。しかしこれらの公知々見は医用
フィルターとして重要なポリマー中に含有される触媒と
して用いられた重金属の溶出や不純物の溶出が配慮され
ていない。加えて収縮防止や不織布の構造保持のため、
高温で熱固着処理が必要で熱処理による収縮のためモジ
ュラス低下にもとずく抗圧縮性の低下及び繊維径の増加
によりフィルター性能が低下する。
開昭54−119012号公報、特開昭54−119013号公報に開示
されてるが、これらの方法は繊維径が10μm以下実質的
に4.5μm以上の繊維が適用されている。このため分離
機能が不充分であり、メルトブロー法により更に細デニ
ール繊維を用いる方法かつ特開昭60−193468号公報、特
開昭60−203267号公報等に3μm以下のものが好ましい
ことが開示されている。しかしこれらの公知々見は医用
フィルターとして重要なポリマー中に含有される触媒と
して用いられた重金属の溶出や不純物の溶出が配慮され
ていない。加えて収縮防止や不織布の構造保持のため、
高温で熱固着処理が必要で熱処理による収縮のためモジ
ュラス低下にもとずく抗圧縮性の低下及び繊維径の増加
によりフィルター性能が低下する。
(発明が解決しようとする問題点) 従来品の欠点であるポリマー中の重金属や不純物を洗
浄で容易に除去できるようにすると共に、洗浄によるフ
ィルター性能低下を改善した医用フィルター用不織布を
提供することを目的とする。
浄で容易に除去できるようにすると共に、洗浄によるフ
ィルター性能低下を改善した医用フィルター用不織布を
提供することを目的とする。
(問題を解決するための手段) 本発明は、繊維構造をポーラス化して、ポリマー中の
重金属や不純物を除去しやすくすると共に洗浄による溶
剤や熱による繊維特性や積層構造の変化を少なくするた
め、結晶化により低収縮化するのが有効なことを見出し
本発明に到達した。すなわち本発明は、平均繊維直径が
5μm以下のポリエステル繊維からなる不織布であっ
て、該ポリエステル繊維の比重ρと完全非晶の比重ρa
との比(ρ/ρa)が0.030以下でかつ100面の見掛けの
結晶サイズが20Å以上であるポリエステル繊維で構成さ
れることを特徴とする不織布である。
重金属や不純物を除去しやすくすると共に洗浄による溶
剤や熱による繊維特性や積層構造の変化を少なくするた
め、結晶化により低収縮化するのが有効なことを見出し
本発明に到達した。すなわち本発明は、平均繊維直径が
5μm以下のポリエステル繊維からなる不織布であっ
て、該ポリエステル繊維の比重ρと完全非晶の比重ρa
との比(ρ/ρa)が0.030以下でかつ100面の見掛けの
結晶サイズが20Å以上であるポリエステル繊維で構成さ
れることを特徴とする不織布である。
本発明の不織布を構成する繊維の平均直径は5μm以
下である。繊維径が細くなるほど吸着性能が向上するの
でより細い繊維径、好ましくは3μm以下、より好まし
くは2μm以下である。繊維径が5μm以上では吸着性
能が劣るので好ましくない。
下である。繊維径が細くなるほど吸着性能が向上するの
でより細い繊維径、好ましくは3μm以下、より好まし
くは2μm以下である。繊維径が5μm以上では吸着性
能が劣るので好ましくない。
本発明不織布を構成する繊維比重ρは、完全非晶比重
ρaとの比(ρ/ρa)が1.03以下、好ましくは1.025
以下である。繊維の比重が高くなると重金属除去がしに
くくなるので好ましくない。この理由は明らかではない
が、繊維化時広角X線回折(WAXD)結晶化パターンを生
じると同時に比重が低下することから、微小ボイドの発
生により低比重化し、ポーラス構造となるのではないか
と推測される。このため洗浄により触媒の重金属やオリ
ゴマー等の不純物が除去されやすくなると考えられる。
ρaとの比(ρ/ρa)が1.03以下、好ましくは1.025
以下である。繊維の比重が高くなると重金属除去がしに
くくなるので好ましくない。この理由は明らかではない
が、繊維化時広角X線回折(WAXD)結晶化パターンを生
じると同時に比重が低下することから、微小ボイドの発
生により低比重化し、ポーラス構造となるのではないか
と推測される。このため洗浄により触媒の重金属やオリ
ゴマー等の不純物が除去されやすくなると考えられる。
本発明不織布を構成する繊維のX線解析による100面
における見掛けの結晶サイズ(ACS100)は20Å以上好ま
しくは30Å以上である。
における見掛けの結晶サイズ(ACS100)は20Å以上好ま
しくは30Å以上である。
結晶サイズが大きくなると共に不純物の除去も容易と
なると共に除去操作中の不織布の形態変化が少なくなり
溶剤洗浄等の加熱膨潤による嵩高形態の変化もなくな
る。結晶サイズが小さいか又は結晶化していないものは
洗浄加工、殺菌等の処理により形態変化が著しくなり好
ましくない。
なると共に除去操作中の不織布の形態変化が少なくなり
溶剤洗浄等の加熱膨潤による嵩高形態の変化もなくな
る。結晶サイズが小さいか又は結晶化していないものは
洗浄加工、殺菌等の処理により形態変化が著しくなり好
ましくない。
本発明の不織布の収縮率は、好ましくは5%以下より
好ましくは3%以下である。収縮率が高いと加熱処理に
よる形態変化が大きくなるので好ましくない。
好ましくは3%以下である。収縮率が高いと加熱処理に
よる形態変化が大きくなるので好ましくない。
本発明の不織布は、ポリエステルから成る。特に限定
されないが、好ましいポリエステルとしてポリエチレン
テレフタレート、ポリエチレンテレ/イソ共重合ポリエ
ステルなどが例示できる。
されないが、好ましいポリエステルとしてポリエチレン
テレフタレート、ポリエチレンテレ/イソ共重合ポリエ
ステルなどが例示できる。
本発明の不織布の目付は、通常20〜100g/m2好ましく
は40〜80g/m2であるが特に限定されるものではなく使用
に適したものとすべきである。
は40〜80g/m2であるが特に限定されるものではなく使用
に適したものとすべきである。
本発明の不織布を得る一例を以下に示す。
本発明の不織布を得る一例を以下に示す。
本発明の不織布の製法は、メルトブロー法が好まし
い。ポリエチレンテレフタレートを用いる場合溶融粘度
が1000〜1500poiseでかつポリマー温度が275℃〜285℃
で吐出せしめ、伸長加熱流体は同温度がよく、かつ、流
体の噴出速度はマッハ0.8〜1.0がよい。かくして細化紡
出された極細繊維はこれを外れる条件で得たものにくら
べ比重が低い。この理由はよく判っていないが超高速伸
長(例えば繊維径換算の紡速は20000m/分以上に達す
る。)によるボイドの発生と推測される。得られた噴出
繊維は、シート状にネットに引き取られ必要に応じ加熱
処理するのが好ましい。特に結晶サイズが小さいものは
結晶サイズを大きくできる。又1〜2%の収縮によるウ
エブ強力の向上や、バルキー性の向上もはかれる。かく
して得られた本発明の不織布は、ポリマー中の不純物や
有害物を除くため洗浄して医用フィルターに使用するの
が好ましい。洗浄法は溶剤抽出、水洗、湯洗等公知の方
法が使用できる。好ましい洗浄法として溶剤抽出があ
り、この方法において除去される有害物や重金属は90%
以上である。除去操作は加工を加えれるが本発明の不織
布は加熱洗浄処理を加えても形態変化が少ない。このた
め本発明の不織布を用いるとフィルター性能がきわめて
良好な医用フィルターを提供できる。
い。ポリエチレンテレフタレートを用いる場合溶融粘度
が1000〜1500poiseでかつポリマー温度が275℃〜285℃
で吐出せしめ、伸長加熱流体は同温度がよく、かつ、流
体の噴出速度はマッハ0.8〜1.0がよい。かくして細化紡
出された極細繊維はこれを外れる条件で得たものにくら
べ比重が低い。この理由はよく判っていないが超高速伸
長(例えば繊維径換算の紡速は20000m/分以上に達す
る。)によるボイドの発生と推測される。得られた噴出
繊維は、シート状にネットに引き取られ必要に応じ加熱
処理するのが好ましい。特に結晶サイズが小さいものは
結晶サイズを大きくできる。又1〜2%の収縮によるウ
エブ強力の向上や、バルキー性の向上もはかれる。かく
して得られた本発明の不織布は、ポリマー中の不純物や
有害物を除くため洗浄して医用フィルターに使用するの
が好ましい。洗浄法は溶剤抽出、水洗、湯洗等公知の方
法が使用できる。好ましい洗浄法として溶剤抽出があ
り、この方法において除去される有害物や重金属は90%
以上である。除去操作は加工を加えれるが本発明の不織
布は加熱洗浄処理を加えても形態変化が少ない。このた
め本発明の不織布を用いるとフィルター性能がきわめて
良好な医用フィルターを提供できる。
本発明に定義される特性は以下の方法による。
(イ)平均繊維直径 不織布を走査型電子顕微鏡にて観察し、写真撮影後拡
大焼付けた写真から平均繊維直径(di)を100本ランダ
ムに測定し下式より求める。
大焼付けた写真から平均繊維直径(di)を100本ランダ
ムに測定し下式より求める。
(ロ)比重 n−ヘプタンと四塩化炭素よりなる密度勾配管を作成
し、30℃±0.1℃に調整された密度勾配管中に十分脱泡
した試料を入れ、5時間放置後の密度勾配管中の試料位
置を密度勾配管の目盛りで読みとった値を標準ガラスフ
ロートによる密度勾配管目盛〜比重キャリプレーション
グラフから比重値に換算し、n=4で測定。比重値は小
数点以下4桁まで読む。
し、30℃±0.1℃に調整された密度勾配管中に十分脱泡
した試料を入れ、5時間放置後の密度勾配管中の試料位
置を密度勾配管の目盛りで読みとった値を標準ガラスフ
ロートによる密度勾配管目盛〜比重キャリプレーション
グラフから比重値に換算し、n=4で測定。比重値は小
数点以下4桁まで読む。
なお、ρaはポリエチレンテレフタレートでは1.333
を用いる。
を用いる。
(ハ)100面の見掛けの結晶サイズ(ACS100) 広角X線回折図における赤道回折曲線の回折強度の半
価巾よりsherrer式を用いて算出[詳細は丸善株式会社
発行「X線結晶学」仁田勇監修)参照]した結晶サイズ
である。
価巾よりsherrer式を用いて算出[詳細は丸善株式会社
発行「X線結晶学」仁田勇監修)参照]した結晶サイズ
である。
sherrerの式は次式で表わされる。
見掛の結晶 但し上記式中λはX線の波長(1.5418Å)、Bは半価
巾(rad)αは補正角(6.98x10-3rad)θは回折角
(度)を示す。
巾(rad)αは補正角(6.98x10-3rad)θは回折角
(度)を示す。
(ニ)160℃乾熱収縮率(SHD160) タテ、ヨコ20cm×20cmに切断したシートを乾熱160℃
中30分間フリー処理し、タテ及びヨコの始めの長さl0処
理後の長さliを測定、次式で求める。(n=20) (実施例) 実施例1〜4、比較例1〜4 極限粘度0.58のポリエチレンテレフタレートを孔径φ
0.15のメルトブローノズルから紡出させ、流体圧力、リ
ップ温度、吐出量を変更してシート状に引取り次いで遠
赤外線ヒーターにて加熱処理し、得たシートの特性を表
−1に示す。なお、含有重金属は、蛍光X線にて、標準
物質との対比で確認し、白金ルツボ中サンプル焼却後重
量分析を行った。UV値とは、浴比100で水中130℃60分処
理後の溶出駅中に640μ紫外吸収スペクトル比で示す。
得られたシートは、水−ジオキサン50/50浴比100で100
℃×60分間処理後、脱液風乾し、重金属含有量及びUV値
を測定した。得られた結果を表−1に示す。(風乾は20
℃のクリーンブース中で行った。) 本発明の不織布は洗浄により不純物や重金属除去が容
易であることが判る。
中30分間フリー処理し、タテ及びヨコの始めの長さl0処
理後の長さliを測定、次式で求める。(n=20) (実施例) 実施例1〜4、比較例1〜4 極限粘度0.58のポリエチレンテレフタレートを孔径φ
0.15のメルトブローノズルから紡出させ、流体圧力、リ
ップ温度、吐出量を変更してシート状に引取り次いで遠
赤外線ヒーターにて加熱処理し、得たシートの特性を表
−1に示す。なお、含有重金属は、蛍光X線にて、標準
物質との対比で確認し、白金ルツボ中サンプル焼却後重
量分析を行った。UV値とは、浴比100で水中130℃60分処
理後の溶出駅中に640μ紫外吸収スペクトル比で示す。
得られたシートは、水−ジオキサン50/50浴比100で100
℃×60分間処理後、脱液風乾し、重金属含有量及びUV値
を測定した。得られた結果を表−1に示す。(風乾は20
℃のクリーンブース中で行った。) 本発明の不織布は洗浄により不純物や重金属除去が容
易であることが判る。
フィルター性能は、洗浄された不織布を直径90mmに切
断し、タテ、ヨコ同一方向に3枚重ね、厚み40mm、有効
径80mmのカラムに固定した。次いでこのカラムを洗浄し
た殺菌21℃スチーム中で30分間処理し、減圧乾燥した。
断し、タテ、ヨコ同一方向に3枚重ね、厚み40mm、有効
径80mmのカラムに固定した。次いでこのカラムを洗浄し
た殺菌21℃スチーム中で30分間処理し、減圧乾燥した。
このカラムを用いて25℃にて、1μ標準粒子1重量%
エマルジョン(粒子分散のため0.2%界面活性剤を添加
した)を0.1kg/cm2圧力となるようにコントロールされ
たポンプでカラムに供給し、カラムを通過した通液量か
ら、60分間の平均通液速度を求めた。
エマルジョン(粒子分散のため0.2%界面活性剤を添加
した)を0.1kg/cm2圧力となるようにコントロールされ
たポンプでカラムに供給し、カラムを通過した通液量か
ら、60分間の平均通液速度を求めた。
又、3液中の1μm粒子量を求め、カラムのフィルタ
ーが補捉した粒子補捉率を求めた。得られた結果を表−
1に示す。
ーが補捉した粒子補捉率を求めた。得られた結果を表−
1に示す。
本発明不織布は、洗浄工程を経ても、濾過性能は良好
であるが、本発明を外れるものは洗浄工程を経ると濾過
性能は低下した。
であるが、本発明を外れるものは洗浄工程を経ると濾過
性能は低下した。
(発明の効果) 本発明不織布は、医用フィルター中に含有すると好ま
しくない有害重金属や、不純物を容易に除去できかつ、
洗浄操作によるフィルター性能の低下が少ない、医用フ
ィルター用に最適な不織布である。
しくない有害重金属や、不純物を容易に除去できかつ、
洗浄操作によるフィルター性能の低下が少ない、医用フ
ィルター用に最適な不織布である。
Claims (1)
- 【請求項1】平均繊維直径が5μm以下のポリエステル
繊維からなる不織布であって、該ポリエステル繊維の完
全非晶比重をρa、極細繊維の比重をρとするとき (ρ/ρa)≦1.030 で、1・0・0面の見掛けの結晶サイズをACS(100)と
するとき ASC(100)≧20Å であるポリエステル繊維で構成されることを特徴とする
不織布。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63171363A JP2564899B2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | 不織布 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63171363A JP2564899B2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | 不織布 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02154051A JPH02154051A (ja) | 1990-06-13 |
JP2564899B2 true JP2564899B2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=15921796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63171363A Expired - Lifetime JP2564899B2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | 不織布 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2564899B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6322604B1 (en) | 1999-07-22 | 2001-11-27 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc | Filtration media and articles incorporating the same |
JP4565762B2 (ja) * | 2001-03-26 | 2010-10-20 | 旭化成メディカル株式会社 | 白血球除去フィルター及びその製造方法 |
CA2933566C (en) * | 2013-12-13 | 2018-05-22 | Asahi Kasei Medical Co., Ltd. | Leukocyte removal filter material and leukocyte removal method |
-
1988
- 1988-07-08 JP JP63171363A patent/JP2564899B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02154051A (ja) | 1990-06-13 |
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