JP2564831B2 - インテリジエントレコ−ダ - Google Patents
インテリジエントレコ−ダInfo
- Publication number
- JP2564831B2 JP2564831B2 JP62157259A JP15725987A JP2564831B2 JP 2564831 B2 JP2564831 B2 JP 2564831B2 JP 62157259 A JP62157259 A JP 62157259A JP 15725987 A JP15725987 A JP 15725987A JP 2564831 B2 JP2564831 B2 JP 2564831B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、取込まれた入力データをCRTディスプレ
イ等の表示手段に表示すると共に、そのデータをフロッ
ピディスク等の大容量記憶手段に記憶するインテリジェ
ントレコーダに関し、詳しく言えばその表示の改良に関
する。
イ等の表示手段に表示すると共に、そのデータをフロッ
ピディスク等の大容量記憶手段に記憶するインテリジェ
ントレコーダに関し、詳しく言えばその表示の改良に関
する。
(ロ)従来の技術 インテリジェントレコーダは、例えばプラントなど
で、圧力や流量などを比較的長時間に亘り継続して記憶
するのに用いられる。従来、このようなインテリジェン
トレコーダとしては、アナログ入力信号をA/D変換器で
デジタル信号に変換し、サンプリング周期TごとにCPU
に取込み一時記憶すると共に、その入力信号をCRTディ
スプレイにリアルタイムでグラフィック(又はデジタ
ル)表示する一方、取込まれた測定データをフロッピデ
ィスク等のメモリに落込むよう構成したものが知られて
いる。
で、圧力や流量などを比較的長時間に亘り継続して記憶
するのに用いられる。従来、このようなインテリジェン
トレコーダとしては、アナログ入力信号をA/D変換器で
デジタル信号に変換し、サンプリング周期TごとにCPU
に取込み一時記憶すると共に、その入力信号をCRTディ
スプレイにリアルタイムでグラフィック(又はデジタ
ル)表示する一方、取込まれた測定データをフロッピデ
ィスク等のメモリに落込むよう構成したものが知られて
いる。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 通常プラントよりの信号は、多かれ少なかれ振動して
いる。これをアナログ式の記録計で記録すれば第3図
(a)に示すようになる。第3図(a)中の破線は、信
号の振動の幅を示している。
いる。これをアナログ式の記録計で記録すれば第3図
(a)に示すようになる。第3図(a)中の破線は、信
号の振動の幅を示している。
この信号を従来のインテリジェントレコーダで記録す
る場合に、サンプリングタイミングごとの瞬時値がCRT
ディスプレイに表示されることとなる。ところが、この
サンプリングタイミング周期Tが信号の振動周期に比し
て長い場合(例えば5分)には、CRTディスプレイにデ
ータが離散的に表示される。第3図(b)は、このよう
な表示を示している。図中縦細線は、CRTのドットピッ
チを示しており、d″は、データを表示するために発光
しているドットである。また、破線は、第3図(a)と
同様信号の振動幅を示している。このような離散的な表
示では、見る者がデータを、特にその趨勢変化を理解す
ることが困難である問題点があった。
る場合に、サンプリングタイミングごとの瞬時値がCRT
ディスプレイに表示されることとなる。ところが、この
サンプリングタイミング周期Tが信号の振動周期に比し
て長い場合(例えば5分)には、CRTディスプレイにデ
ータが離散的に表示される。第3図(b)は、このよう
な表示を示している。図中縦細線は、CRTのドットピッ
チを示しており、d″は、データを表示するために発光
しているドットである。また、破線は、第3図(a)と
同様信号の振動幅を示している。このような離散的な表
示では、見る者がデータを、特にその趨勢変化を理解す
ることが困難である問題点があった。
この発明は、上記に鑑みなされたものであり、入力信
号が振動していても、データの理解が容易な表示を可能
とするインテリジェントレコーダの提供を目的としてい
る。
号が振動していても、データの理解が容易な表示を可能
とするインテリジェントレコーダの提供を目的としてい
る。
(ニ)問題点を解決するための手段及び作用 上記問題点を解決するため、この発明のインテリジェ
ントレコーダは、入力データを周期T1ごとに順次表示す
る表示手段と、入力データと記憶する記憶手段を備えて
なるものにおいて、入力データを前記周期T1よりも短い
周期T2でサンプリングし、周期T1ごとの入力データの平
均値、又はその平均値±標準偏差のn倍(nは自然数)
を算出する統計学的変数算出手段を備え、前記表示手段
が、この統計学的変数算出手段で得られた前記平均値又
はその平均値±標準偏差のn倍を表示するものである。
従って、入力データが振動している場合であっても、表
示が離散的とならず、その趨勢変化を容易に理解でき
る。
ントレコーダは、入力データを周期T1ごとに順次表示す
る表示手段と、入力データと記憶する記憶手段を備えて
なるものにおいて、入力データを前記周期T1よりも短い
周期T2でサンプリングし、周期T1ごとの入力データの平
均値、又はその平均値±標準偏差のn倍(nは自然数)
を算出する統計学的変数算出手段を備え、前記表示手段
が、この統計学的変数算出手段で得られた前記平均値又
はその平均値±標準偏差のn倍を表示するものである。
従って、入力データが振動している場合であっても、表
示が離散的とならず、その趨勢変化を容易に理解でき
る。
(ホ)実施例 この発明の実施例を第1図及び第2図に基づいて以下
説明する。
説明する。
第2図は、この実施例インテリジェントレコーダの回
路構成を説明するブロック図である。2は、m個の入力
CH1、CH2、…、CHmを時間順に切替えるマルチプレクサ
である。このマルチプレクサ2で切替えられた、アナロ
グ入力信号は、増幅器3で増幅されて、A/D変換器4に
よりデジタル変換され、CPU5に取込まれる。
路構成を説明するブロック図である。2は、m個の入力
CH1、CH2、…、CHmを時間順に切替えるマルチプレクサ
である。このマルチプレクサ2で切替えられた、アナロ
グ入力信号は、増幅器3で増幅されて、A/D変換器4に
よりデジタル変換され、CPU5に取込まれる。
CPU5は、データと統計学的変数、この実施例では、平
均値及び平均値±(標準偏差のn倍)の算出処理等を行
なう。表示すべきデータは、CRTコントローラ6を経
て、CRT7にグラフィック表示又はデジタル表示される。
データは、フロッピディスク(FD)コントローラ8を経
て、FDドライブ9でFDに記憶される。
均値及び平均値±(標準偏差のn倍)の算出処理等を行
なう。表示すべきデータは、CRTコントローラ6を経
て、CRT7にグラフィック表示又はデジタル表示される。
データは、フロッピディスク(FD)コントローラ8を経
て、FDドライブ9でFDに記憶される。
また、CPU5には、キーボード10が接続されており、サ
ンプリング周期や、データの表示形式が設定入力でき
る。さらに、CPU5には、プリンタ11が接続されており、
データをプリントアウトできる。データの表現形式は、
キーボード10よりの入力により設定される。
ンプリング周期や、データの表示形式が設定入力でき
る。さらに、CPU5には、プリンタ11が接続されており、
データをプリントアウトできる。データの表現形式は、
キーボード10よりの入力により設定される。
次に、この実施例インテリジェントレコーダの動作を
説明する。先ず、キーボード10より、データ表示のサン
プリング周期T1及びデータの表示形式が入力される。デ
ータの表示形式としては、サンプリングタイミングにお
ける瞬時値、周期T1間における平均値又は平均値±(標
準偏差のn倍)を選択することができる。
説明する。先ず、キーボード10より、データ表示のサン
プリング周期T1及びデータの表示形式が入力される。デ
ータの表示形式としては、サンプリングタイミングにお
ける瞬時値、周期T1間における平均値又は平均値±(標
準偏差のn倍)を選択することができる。
A/D変換器4は、各チャンネルのアナログ信号を、周
期T1よりも短い周期T2(例えばT1の1/100でデジタル信
号に変換する。従って、マルチプレクサ2は、さらに短
い周期T3(=T2/m)で、入力信号を切替える。これらデ
ジタル信号は、CPU5に取込まれ、CPU5内のメモリ領域に
一旦記憶される。
期T1よりも短い周期T2(例えばT1の1/100でデジタル信
号に変換する。従って、マルチプレクサ2は、さらに短
い周期T3(=T2/m)で、入力信号を切替える。これらデ
ジタル信号は、CPU5に取込まれ、CPU5内のメモリ領域に
一旦記憶される。
周期T1ごとに、各チャンネルの入力データの平均値及
び標準偏差が算出され、設定された表示形式でCRT7に表
示される。第1図は、1つのチャンネルについての表示
例を示している。
び標準偏差が算出され、設定された表示形式でCRT7に表
示される。第1図は、1つのチャンネルについての表示
例を示している。
第1図(a)は,平均値表示の例を示し、図中縦線
は、CRT7のドットピッチ(横方向)を示している。同時
に、このドットピッチは、周期T1に対応している。図中
白丸は、周期T1ごとの平均値を表示するドットdであ
る。アナログ入力信号が、第3図(a)に示すように振
動していても、ドットdは、データの趨勢変化をわかり
やすく示している。
は、CRT7のドットピッチ(横方向)を示している。同時
に、このドットピッチは、周期T1に対応している。図中
白丸は、周期T1ごとの平均値を表示するドットdであ
る。アナログ入力信号が、第3図(a)に示すように振
動していても、ドットdは、データの趨勢変化をわかり
やすく示している。
第1図(b)は、平均値±標準偏差(n=1)表示の
例を示している。図中白丸は、平均値を表示するドット
dであり、図中斜線を付した丸は、標準偏差を表示する
ドットd′である。この表示では、平均値−標準偏差か
ら平均値+標準偏差までが帯状に表示され、データの趨
性変化及び振動の度合を知ることができる。ドットdと
d′は、CRT7上において、同じ表示形態としてもよい
し、異なる表示形態にすることもできる。例えば、CRT7
がカラーCRTならば、ドットdとd′の色が異なるよう
にすれば平均値も見易く表示される。
例を示している。図中白丸は、平均値を表示するドット
dであり、図中斜線を付した丸は、標準偏差を表示する
ドットd′である。この表示では、平均値−標準偏差か
ら平均値+標準偏差までが帯状に表示され、データの趨
性変化及び振動の度合を知ることができる。ドットdと
d′は、CRT7上において、同じ表示形態としてもよい
し、異なる表示形態にすることもできる。例えば、CRT7
がカラーCRTならば、ドットdとd′の色が異なるよう
にすれば平均値も見易く表示される。
第1図(c)は、さらに平均値±(標準偏差のn倍)
表示の例を示している。このnの値もキーボード10より
設定入力される。第1図(b)と同様、ドットdは、平
均値を示し、ドットd′は標準偏差のn倍を示してい
る。
表示の例を示している。このnの値もキーボード10より
設定入力される。第1図(b)と同様、ドットdは、平
均値を示し、ドットd′は標準偏差のn倍を示してい
る。
もちろん、データの周期T1ごとの瞬時値も表示させる
ことができる。また、データ表示形式は、各チャンネル
ごとに異なる形式を選択することもできる。
ことができる。また、データ表示形式は、各チャンネル
ごとに異なる形式を選択することもできる。
プリンタ11により、データをプリントアウトする場合
にも、CRT7と同様の表示形式を選択することができる。
にも、CRT7と同様の表示形式を選択することができる。
なお、上記実施例では、グラフィック表示の場合につ
いて説明しているが、デジタル表示の場合にも同様に適
用可能なものである。
いて説明しているが、デジタル表示の場合にも同様に適
用可能なものである。
(ヘ)発明の効果 以上説明したように、この発明のインテリジェントレ
コーダは、周期T1ごとの入力データの平均値、又はその
平均値±標準偏差のn倍を算出し、これを表示するもの
であるから、入力データが振動している場合であって
も、データの趨勢変化を容易に理解できる利点を有して
いる。
コーダは、周期T1ごとの入力データの平均値、又はその
平均値±標準偏差のn倍を算出し、これを表示するもの
であるから、入力データが振動している場合であって
も、データの趨勢変化を容易に理解できる利点を有して
いる。
第1図は、この発明の一実施例に係るインテリジェント
レコーダの表示例を示しており、第1図(a)は平均値
表示、第1図(b)は平均値±標準偏差表示、第1図
(c)は平均値±(標準偏差のn倍)表示をそれぞれ示
す図、第2図は、同インテリジェントレコーダの回路構
成を説明するブロック図、第3図(a)は、アナログ信
号入力の振動状態を説明する図、第3図(b)は、従来
のインテリジェントレコーダの表示を説明する図であ
る。 5:CPU,7:CRT, 9:FDD, 11:プリンタ。
レコーダの表示例を示しており、第1図(a)は平均値
表示、第1図(b)は平均値±標準偏差表示、第1図
(c)は平均値±(標準偏差のn倍)表示をそれぞれ示
す図、第2図は、同インテリジェントレコーダの回路構
成を説明するブロック図、第3図(a)は、アナログ信
号入力の振動状態を説明する図、第3図(b)は、従来
のインテリジェントレコーダの表示を説明する図であ
る。 5:CPU,7:CRT, 9:FDD, 11:プリンタ。
Claims (2)
- 【請求項1】入力データを周期T1ごとに順次表示する表
示手段と、入力データを記憶する記憶手段とを備えてな
るインテリジェントレコーダにおいて、 入力データを前記周期T1よりも短い周期T2でサンプリン
グし、周期T1ごとの入力データの平均値、又はその平均
値±標準偏差のn倍(nは自然数)を算出する統計学的
変数算出手段を備え、前記表示手段は、この統計学的変
数算出手段で得られた前記平均値又はその平均値±標準
偏差のn倍を表示することを特徴とするインテリジェン
トレコーダ。 - 【請求項2】前記表示手段の表示形式を設定する表示形
式設定入力手段を備え、この表示形式設定入力手段の設
定入力に基づいて、入力データの瞬時値、前記統計学的
変数算出手段で得られた平均値又はその平均値±(標準
偏差のn倍)のいずれかを選択して前記表示手段が表示
する特許請求の範囲第1項記載のインテリジェントレコ
ーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62157259A JP2564831B2 (ja) | 1987-06-24 | 1987-06-24 | インテリジエントレコ−ダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62157259A JP2564831B2 (ja) | 1987-06-24 | 1987-06-24 | インテリジエントレコ−ダ |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH011909A JPH011909A (ja) | 1989-01-06 |
JPS641909A JPS641909A (en) | 1989-01-06 |
JP2564831B2 true JP2564831B2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=15645741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62157259A Expired - Lifetime JP2564831B2 (ja) | 1987-06-24 | 1987-06-24 | インテリジエントレコ−ダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2564831B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007024587A (ja) * | 2005-07-13 | 2007-02-01 | Ono Sokki Co Ltd | 情報処理装置、変換データ表示プログラム、記録媒体及び変換データ表示方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5193243A (ja) * | 1975-02-14 | 1976-08-16 | ||
JPS58103097A (ja) * | 1981-12-14 | 1983-06-18 | 株式会社明電舎 | 信号処理装置 |
-
1987
- 1987-06-24 JP JP62157259A patent/JP2564831B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS641909A (en) | 1989-01-06 |
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