JP2563937Y2 - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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JP2563937Y2
JP2563937Y2 JP1991030611U JP3061191U JP2563937Y2 JP 2563937 Y2 JP2563937 Y2 JP 2563937Y2 JP 1991030611 U JP1991030611 U JP 1991030611U JP 3061191 U JP3061191 U JP 3061191U JP 2563937 Y2 JP2563937 Y2 JP 2563937Y2
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gear
output gear
massage machine
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boss
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鉄雄 石川
敏貴 中根
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Marutaka Co Ltd
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Marutaka Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、マッサージ機に関す
るものであり、特に噛合精度が高い電動マッサージ機の
ギヤ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、モータを動力源とした電動マッサ
ージ機は、マッサージローラ等を比較的低速回転させる
ため、モータとマッサージローラ等はウォームギヤ等を
動力伝達手段として連結されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の電動マッサージ
機は、マッサージローラ等を装着した主軸にウォームホ
イール等の出力ギヤを嵌着して動力を伝達し、主軸をギ
ヤケースの軸受によって軸支している。前記主軸には金
属製の管材が使用されるが、管材の仕上げ精度によって
は回転時に心振れを生じ、出力ギヤが偏心して回転する
場合がある。かかる場合はギヤ機構の噛合に異常をきた
し、騒音が発生したり、ギヤが異常磨耗をおこして故障
の原因にもなる。
【0004】そこで、出力ギヤの偏心によるギヤの噛合
不良を防止し、騒音の低減及び長寿命化を図るために解
決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本考案は該
課題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記目的を
達成するために提案せられたものであり、モータを動力
源とした電動マッサージ機のギヤ駆動機構であって、該
ギヤ駆動機構はモータに連結した入力ギヤに出力ギヤを
噛合させ、該出力ギヤを主軸に嵌着して該主軸に回転動
力を伝達するように構成されて成る電動マッサージ機に
於て、前記出力ギヤの内側に主軸に嵌合するための円筒
状のボスが設けられ、且つ、該ボスは該出力ギヤの左右
両側に延設されており、一方、ギヤケースの内側の左右
両側部に軸受固定部が設けられ、該軸受固定部には軸受
が回転不能に嵌合せられており、該軸受に前記ボスの左
右両外側面を遊嵌して成るマッサージ機を提供するもの
である。
【0006】
【作用】主軸に嵌着した出力ギヤの内側に円筒状のボス
が設けられ、且つ、この円筒状のボスは該出力ギヤの両
側に延設されている。そこで、このボスの両側を夫々ギ
ヤケースの左右両側部に設けてある軸受固定部に遊嵌
し、そして、該出力ギヤを該軸受固定部によって軸支す
る。従って、出力ギヤの回転中心が明確になり、出力
ギヤを装着した主軸の真円度や曲がりに影響されず入力
ギヤと出力ギヤとの軸間距離は一定に保たれる。
【0007】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図面に従って説
明する。尚、説明の都合上、マッサージ機全体の構成を
説明する。図1はマッサージ機1の機構部2を被蔽する
布製カバーを取り外した状態の平面図である。下ケース
3にはモータ4、回路基板5、操作スイッチ基板6等が
取付けられ、機構部2の主軸7を下ケース3と上ケース
8の左右両側縁部近傍に設けた軸受固定部9,9間に架
装している。
【0008】主軸7は中央の入力ギヤケース10を貫通
し、図2に示すように中央部にウォームホイール11を
嵌着し、モータ4に連結したウォームギヤ12を介して
動力を伝達される。主軸7上を軸方向移動自在に遊嵌し
たマッサージ部材である筒体13,13は、図3中鎖線
で示す中央筒部14,14の両端部に大径の端板15,
16、15,16を固設している。該端板15,16、
15,16の周縁部近傍で軸支するローラ17,17
…、18,18…は適宜間隔で配設され、本実施例では
60度間隔として巾広なローラ17,17…と短小なロ
ーラ18,18…とを交互に配設してある。尚、19,
19…は中央筒部14,14に設けたリブである。
【0009】内側の端板16,16の入力ギヤケース1
0側の端面は主軸7に対して傾斜しており、この端面と
平行をなす傾斜板20,20を突設し、該傾斜板20,
20にボールベアリング21,21を介してもみ部材2
2,22が遊転自在に取付けられている。もみ部材2
2,22は、適宜間隔で突起を設けたゴム製の押圧片2
3,23を樹脂製リング24,24へ被着している。2
つのもみ部材22,22は相互に逆方向へ傾斜している
ので、モータ4により主軸7が回転されたときは、前記
もみ部材22,22は開閉動作を連続し、ふくらはぎ等
の人体をもむことができる。
【0010】図2に示すウォームホイール11はナイロ
ン系樹脂にて成形され、左右両側にボス25,25を突
設し、ボス25,25の外周面は真円に成形されてい
る。ウォームホイール11は主軸7の中央部位に挿入さ
れ、ねじ26にて固定されている。左右に二分割して形
成されたギヤケース10a,10bそれぞれの軸受固定
部27,27には樹脂製の軸受28,28が内面側から
挿入されている。前記軸受28,28の外周部に設けた
キー29,29を軸受固定部27,27内周面のキー溝
30,30に嵌合し、軸受28,28は軸受固定部2
7,27に対して回転不能の状態に保持される。そし
て、ギヤケース10a,10bを主軸7の左右から夫々
挿通して軸受28,28をウォームホイール11のボス
25,25へ装着し、ギヤケース10a,10bをねじ
(図示せず)にて緊締してギヤ装置が組立てられる。
【0011】尚、この考案は、この考案の精神を逸脱し
ない限り種々の改変を為すことができ、この考案がそれ
らの改変されたものに及ぶことは当然である。
【0012】
【考案の効果】この考案は、上記一実施例において詳述
したように、出力ギヤの内側面に設けられた円筒状のボ
スが該出力ギヤの両側に延設されており、そして、この
ボスの両側部をギヤケースの左右両側部に設けてある軸
受固定部に遊嵌して該出力ギヤを該軸受固定部に軸支し
ている。このようにギヤケースの軸受固定部によって出
力ギヤの前記ボスを直接支持するので、出力ギヤの回
転中心が明確になり、主軸の真円精度や曲がり等に影響
されず、出力ギヤが偏心することがない。従って、入力
ギヤと出力ギヤの軸間距離は一定に維持されるので噛合
に異常を来すことなく、騒音や異常磨耗の発生原因が解
消され、静粛、且つ、長寿命のマッサージ機を提供でき
る実用的価値ある考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】マッサージ機の一部切欠平面図。
【図2】ギヤケースの縦断背面図。
【図3】機構部の一部切欠平面図。
【符号の説明】
1 マッサージ機 7 主軸 10 ギヤケース 11 ウォームホイール 12 ウォームギヤ 25 ボス 28 軸受

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータを動力源とした電動マッサージ機
    のギヤ駆動機構であって、該ギヤ駆動機構はモータに連
    結した入力ギヤに出力ギヤを噛合させ、該出力ギヤを主
    軸に嵌着して該主軸に回転動力を伝達するように構成さ
    れて成る電動マッサージ機に於て、前記出力ギヤの内側
    に主軸に嵌合するための円筒状のボスが設けられ、且
    つ、該ボスは該出力ギヤの左右両側に延設されており、
    一方、ギヤケースの内側の左右両側部に軸受固定部が設
    けられ、該軸受固定部には軸受が回転不能に嵌合せられ
    ており、該軸受に前記ボスの左右両外側面を遊嵌して成
    マッサージ機。
JP1991030611U 1991-05-01 1991-05-01 マッサージ機 Expired - Fee Related JP2563937Y2 (ja)

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JPH04126533U JPH04126533U (ja) 1992-11-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3213175C2 (de) * 1982-04-08 1984-08-30 Holac-Maschinenbau Gmbh, 7920 Heidenheim Streifen- und Würfelschneidmaschine

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