JP2539695Y2 - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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JP2539695Y2
JP2539695Y2 JP3086991U JP3086991U JP2539695Y2 JP 2539695 Y2 JP2539695 Y2 JP 2539695Y2 JP 3086991 U JP3086991 U JP 3086991U JP 3086991 U JP3086991 U JP 3086991U JP 2539695 Y2 JP2539695 Y2 JP 2539695Y2
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鉄雄 石川
敏貴 中根
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Marutaka Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、マッサージ機に関す
るものであり、特に、一対のマッサージ部材の間隔を調
節できるマッサージ機の間隔表示装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、モータによって駆動される主軸に
一対の円盤状のマッサージ部材を取り付けたマッサージ
機がある。このマッサージ部材は、対向する面が互いに
逆方向へ傾斜し、且つ送り装置によってマッサージ部材
の間隔を調節できるように形成されている。
【0003】マッサージ部材及び機構部全体は、柔軟な
布等のカバーで被蔽されているので、使用者はマッサー
ジ部材の間隔を視覚によって知ることが困難である。そ
こで、主軸と平行に配設した送り装置の送りガイドに指
針等の表示部材を取り付け、マッサージ機の外筐に窓を
開穿して前記表示部材によりマッサージ部材の間隔を表
示するようにしたマッサージ機が知られている。
【0004】一方、送り装置のリードスクリューを主軸
内に内蔵して機構部を小型化したマッサージ機において
は、表示部材の取付けが構造上困難であり、表示部を設
けたものは知られていない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】前述した主軸内に送り
装置を内蔵したマッサージ機においてはマッサージ部材
の間隔を視覚によって判断することが困難であり、不便
である。そこで、間隔表示手段を設けて使用者の便宜を
図るために解決すべき技術的課題が生じてくるのであ
り、本考案は該課題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記目的を
達成するために、一対のマッサージ部材の間隔を調節自
在としたマッサージ機に於いて、前記マッサージ部材の
移動方向と平行に摺動できるスライダを設け、前記スラ
イダの一端部にボールを回転自在に遊嵌して頂点を突出
せしめ、前記スライダにばねを介装してマッサージ部材
の側面方向に付勢し、前記ボールを前記側面に圧接させ
るとともに、マッサージ機の外筐に表示窓を開穿し、該
表示窓にて前記スライダの位置を観察できるように形成
したことを特徴とするマッサージ機を提案するものであ
る。
【0007】
【作用】マッサージ部材の主軸と平行に摺動するスライ
ダは、ばねの付勢によってマッサージ部材の側面に圧接
している。依って、マッサージ部材の移動と連動して摺
動し、外筐に開穿した表示窓からスライダの位置を見て
マッサージ部材の間隔を判断できる。スライダにはボー
ルが遊嵌されており、このボールを介してマッサージ部
材に圧接しているので、マッサージ部材の回転に伴って
ボールが遊転し、スライダがマッサージ部材の回転を妨
げたり、当接部位が磨耗することはなく、円滑に作動す
る。
【0008】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図面に従って説
明する。尚、説明の都合上、マッサージ機全体の構成を
説明する。図1はマッサージ機1の機構部2を被蔽する
布製カバーを取り外した状態の平面図である。下ケース
3にはモータ4、回路基板5、操作スイッチ基板6等が
取付けられ、機構部2の主軸7を下ケース3と上ケース
8の左右両側縁部近傍に設けた軸受固定部9,9間に架
装している。
【0009】主軸7は中央の入力ギヤケース10を貫通
し、図2に示すように中央部にウォームホイール11を
嵌着し、モータ4に連結したウォームギヤ12を介して
動力を伝達される。主軸7上を軸方向移動自在に遊嵌し
たマッサージ部材である筒体13,13は、図3中鎖線
で示す中央筒部14,14の両端部に大径の端板15,
16、15,16を固設している。該端板15,16、
15,16の周縁部近傍で軸支するローラ17,17
…、18,18…は適宜間隔で配設され、本実施例では
60度間隔として巾広なローラ17,17…と短小なロ
ーラ18,18…とを交互に配設してある。尚、19,
19…は中央筒部14,14に設けたリブである。
【0010】内側の端板16,16の入力ギヤケース1
0側の端面は主軸7に対して傾斜しており、この端面と
平行をなす傾斜板20,20を突設し、該傾斜板20,
20にボールベアリング21,21を介してもみ部材2
2,22が遊転自在に取付けられている。もみ部材2
2,22は、適宜間隔で突起を設けたゴム製の押圧片2
3,23を樹脂製リング24,24へ被着している。2
つのもみ部材22,22は相互に逆方向へ傾斜している
ので、モータ4により主軸7が回転されたときは、前記
もみ部材22,22は開閉動作を連続し、ふくらはぎ等
の人体をもむことができる。
【0011】図4は機構部2の分解図である。入力ギヤ
ケース10へ挿入する主軸7は中空パイプであり、2
5,25は左右両端部から中央方向へ開穿したキー溝で
ある。筒体13,13の内径は主軸7とほぼ等しく、主
軸7に沿って摺動できる。26は主軸7内に収容するリ
ードスクリューであり、左右端部近傍に互いに逆方向と
なるねじ部27,27を刻設してある。28,28は筒
体13,13の外側端部に固定するガイド部材であり、
スライドキー29とねじ受け30とを有し、図5に示す
ように、外側端板15の切欠部31へ嵌合し、スライド
キー29を主軸7のキー溝25へ挿入し、ねじ受け30
にリードスクリュー26のねじ部27を螺合する。そし
て、図4に示す押さえ板32,32を外側端板15,1
5にねじ止めしてガイド部材28,28を固定する。
【0012】次に、樹脂製のキャップ33,33の軸受
部34,34をリードスクリュー26へ嵌挿してリード
スクリュー26の端部を突出させるとともに、外筒部3
5,35を主軸7の端部に冠着する。36,36は上下
ケース3,8の所定位置に固定されるキャップ形のスラ
スト軸受であり、前記キャップ33,33に冠装する。
37はリードスクリュー26の左側端部に固着するブレ
ーキ板であり、外周部にゴムリング38を被着する。
【0013】図1に示すように、下ケース3及び上ケー
ス8に形成した軸受固定部9,9に前記スラスト軸受3
6,36を嵌合して機構部2が取付けられる。左側軸受
固定部9の更に左側にはソレイド39が固定され、ソレ
イド39のプランジャ(図示せず)に取付けた環状の制
動片40の内周部位に前記ブレーキ板37が挿入され
る。ソレノイド39に通電すると制動片40が下方へ引
かれ、ブレーキ板37に取付けたゴムリング38へ圧接
してリードスクリュー26の回転を阻止する。
【0014】図6及び図7は間隔表示装置41を示し、
42は角柱形状の樹脂製スライダ、43はコイルばね、
44はスライドガイドであり、45は上ケース8の内壁
に開穿した保持孔である。該保持孔45並びにスライド
ガイド44の断面は、同図に示すように矩形等の形状に
形成して回転を防ぎ、スライダ42の回動を防止してい
る。保持孔45にスライドガイド44を嵌入し、スライ
ダ42にコイルばね43を介装してスライドガイド44
に挿入し、先端部へインジケータ部46を嵌着する。ス
ライダ42の他端部はソケットジョイントの如き半球状
の凹部47を設けてあり、この凹部47にボール48を
遊嵌する。凹部47の近傍に設けたフランジ49をコイ
ルばね43が押圧して、図7に示す筒体13の端板15
へボール48を圧接する。上ケース8の、前記インジケ
ータ部46に対応する位置には表示窓50を開穿し、イ
ンジケータ部46を直視することができる。
【0015】モータ4に通電すれば、ウォームギヤ12
とウォームホイール11を介して主軸7が回転される。
主軸7のキー溝25,25にスライドキー29,29を
係合した筒体13,13は主軸7と連動して回転する。
このとき、前記ソレノイド39がオフすれば、図5に示
したガイド部材28,28へ螺合するリードスクリュー
26も筒体13,13に連動して回転する。ここで、ソ
レノイド39をオンしてリードスクリュー26を制動す
ると、筒体13,13とともに回転するガイド部材2
8,28はリードスクリュー26上を夫々反対方向へ送
られ、主軸7の回転方向により拡開或いは接近し、筒体
13,13全体が移動してもみ部材22,22の間隔を
自在に調節できる。上述したモータ4の正転/逆転並び
にソレノイド39のオン/オフは操作スイッチ基板6上
に配設したスイッチ51,51…の操作により行われ
る。
【0016】このとき、図7に示す端板15へ圧接する
スライダ42も筒体13に連動して摺動し、表示窓50
内のインジケータ部46の位置から左右の筒体13,1
3の間隔を知ることができる。表示窓50の縁部へイン
ジケータ部46の移動方向と平行に目盛り等を表示して
おけば、視認性が良く便利である。尚、表示窓50の形
状等は上記一実施例に限定されるべきではなく、例え
ば、小径の孔をインジケータ部46の移動方向に並設し
て表示窓としてもよい。そして、この考案は、この考案
の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、
この考案がそれらの改変されたものに及ぶことは当然で
ある。
【0017】
【考案の効果】この考案は、上記一実施例において詳述
したように構成したので、主軸にリードスクリューを内
蔵した構成で間隔表示装置を設けることができた。依っ
て、マッサージ機本体を大型化することなく、使い勝手
を向上できる実用的価値ある考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】マッサージ機の一部切欠平面図。
【図2】入力ギヤケースの縦断背面図。
【図3】機構部の一部切欠平面図。
【図4】機構部の分解図。
【図5】押さえ板を取り外した外側端板の側面図。
【図6】間隔表示装置の分解図。
【図7】間隔表示装置を示す一部切欠平面図。
【符号の説明】
1 マッサージ機 7 主軸 8 上ケース 13 筒体 22 もみ部材 26 リードスクリュー 41 間隔表示装置 42 スライダ 43 コイルばね 44 スライドガイド 46 インジケータ部 47 凹部 48 ボール 50 表示窓

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のマッサージ部材の間隔を調節自在
    としたマッサージ機に於いて、前記マッサージ部材の移
    動方向と平行に摺動できるスライダを設け、前記スライ
    ダの一端部にボールを回転自在に遊嵌して頂点を突出せ
    しめ、前記スライダにばねを介装してマッサージ部材の
    側面方向に付勢し、前記ボールを前記側面に圧接させる
    とともに、マッサージ機の外筐に表示窓を開穿し、該表
    示窓にて前記スライダの位置を観察できるように形成し
    たことを特徴とするマッサージ機。
JP3086991U 1991-05-02 1991-05-02 マッサージ機 Expired - Fee Related JP2539695Y2 (ja)

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