JP2563372Y2 - 使い捨てカイロ用保温袋 - Google Patents
使い捨てカイロ用保温袋Info
- Publication number
- JP2563372Y2 JP2563372Y2 JP805093U JP805093U JP2563372Y2 JP 2563372 Y2 JP2563372 Y2 JP 2563372Y2 JP 805093 U JP805093 U JP 805093U JP 805093 U JP805093 U JP 805093U JP 2563372 Y2 JP2563372 Y2 JP 2563372Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- opening
- inner bag
- warmer
- disposable
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- Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、使い捨てカイロ用保温
袋に関し、更に詳しくは、使い捨てカイロの温熱効果を
長時間に亘たって持続させるための保温袋に関するもの
である。
袋に関し、更に詳しくは、使い捨てカイロの温熱効果を
長時間に亘たって持続させるための保温袋に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、紙袋内に鉄粉、水、活性炭等の混
合物から成る発熱剤を充填密封した構造の、いわゆる使
い捨てカイロは、これを直接またはタオル等でくるんで
身体に付けて使用しているのが一般的であった。
合物から成る発熱剤を充填密封した構造の、いわゆる使
い捨てカイロは、これを直接またはタオル等でくるんで
身体に付けて使用しているのが一般的であった。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】したがつて、従来に
おいては、低温ヤケドを起したり、カイロの温熱効果が
短時間で長持ちしない等の問題点があった。
おいては、低温ヤケドを起したり、カイロの温熱効果が
短時間で長持ちしない等の問題点があった。
【0004】本考案は、このような問題点に鑑みなされ
たもので、その目的とするところは、極めて長時間に亘
ってカイロの温熱効果を持続させることができる使い捨
てカイロ用保温袋を提供することにある。
たもので、その目的とするところは、極めて長時間に亘
ってカイロの温熱効果を持続させることができる使い捨
てカイロ用保温袋を提供することにある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】この目的のため本考案
は、使い捨てカイロが取出し可能として収納される内袋
と、該内袋が取出し可能として収納される中袋と、該中
袋が取出し可能として収納される外装袋とを含み、前記
内袋は、ポリエステル等のメッシュシート部材や通気性
に富む薄い柔軟性シート部材が縫合せられて、2つの使
い捨てカイロが抱き合わせ状に収納される2つのカイロ
収納部をもった四重構造とされると共に、その一隅部に
は2つのカイロがそれぞれ出し入れされる2つの開口部
と該開口部を開閉するテープ部材が設けられて構成さ
れ、前記中袋は、革等の柔軟性シート部材が四角形に縫
合せられてその正面部に斜向状開口部を有する袋体が形
成せられ、該袋体の斜向状開口部に該開口部を開閉する
スライドファスナーが止着されて構成され、前記外装袋
は、着色、意匠等が施された布地等をもって縫合形成さ
れ、かつ前記中袋が出し入れされる開口部が設けられた
構成を特徴とするものである。
は、使い捨てカイロが取出し可能として収納される内袋
と、該内袋が取出し可能として収納される中袋と、該中
袋が取出し可能として収納される外装袋とを含み、前記
内袋は、ポリエステル等のメッシュシート部材や通気性
に富む薄い柔軟性シート部材が縫合せられて、2つの使
い捨てカイロが抱き合わせ状に収納される2つのカイロ
収納部をもった四重構造とされると共に、その一隅部に
は2つのカイロがそれぞれ出し入れされる2つの開口部
と該開口部を開閉するテープ部材が設けられて構成さ
れ、前記中袋は、革等の柔軟性シート部材が四角形に縫
合せられてその正面部に斜向状開口部を有する袋体が形
成せられ、該袋体の斜向状開口部に該開口部を開閉する
スライドファスナーが止着されて構成され、前記外装袋
は、着色、意匠等が施された布地等をもって縫合形成さ
れ、かつ前記中袋が出し入れされる開口部が設けられた
構成を特徴とするものである。
【0006】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本考案に係る保温袋の一例での平面図、図2は同上
の部分的拡大断面図で、本案保温袋は使い捨てカイロが
取出し可能に収納される内袋と、該内袋が取出し可能に
収納される中袋および該中袋が取出し可能に収納される
外装袋を含んでいる。
1は本考案に係る保温袋の一例での平面図、図2は同上
の部分的拡大断面図で、本案保温袋は使い捨てカイロが
取出し可能に収納される内袋と、該内袋が取出し可能に
収納される中袋および該中袋が取出し可能に収納される
外装袋を含んでいる。
【0007】内袋10は、図3から図8に示されている
ように、全体が1枚の通気性に富む薄い柔軟性シート部
材やポリエステル等のメッシュシート部材11が四角形
に縫合されて形成されている。更に説明すると、1枚の
メッシュシート部材11が二つ折りにされて、該折り線
部が縫合12され、次いで、更に二つ折りにされて上辺
部と一側辺部がそれぞれ一部分を除いて縫合13、14
せられて2つの使い捨てカイロ100が抱き合わせ状に
収納される2つのカイロ収納部15、16が形成された
四重構造とされると共に、その一隅部である縫合13、
14間は2つのカイロ100がそれぞれ出し入れされる
2つの開口部17、18とされ、更に該開口部17、1
8を開閉するため、該部分における上下のシート面に一
対のベルベットテープ19、20が止着されている。な
お、使い捨てカイロ100は、紙袋101内に鉄粉、
水、活性炭等の混合物から成る発熱剤102が充填密封
された公知のカイロである。
ように、全体が1枚の通気性に富む薄い柔軟性シート部
材やポリエステル等のメッシュシート部材11が四角形
に縫合されて形成されている。更に説明すると、1枚の
メッシュシート部材11が二つ折りにされて、該折り線
部が縫合12され、次いで、更に二つ折りにされて上辺
部と一側辺部がそれぞれ一部分を除いて縫合13、14
せられて2つの使い捨てカイロ100が抱き合わせ状に
収納される2つのカイロ収納部15、16が形成された
四重構造とされると共に、その一隅部である縫合13、
14間は2つのカイロ100がそれぞれ出し入れされる
2つの開口部17、18とされ、更に該開口部17、1
8を開閉するため、該部分における上下のシート面に一
対のベルベットテープ19、20が止着されている。な
お、使い捨てカイロ100は、紙袋101内に鉄粉、
水、活性炭等の混合物から成る発熱剤102が充填密封
された公知のカイロである。
【0008】中袋30は、図9および図10に示されて
いるように、その全体が革またはこれに類する柔軟性シ
ート部材が四角形に縫合されて形成されている。更に説
明すると、四角形の袋体31はその正面部に斜向状開口
部を有し、該開口部には、開口部を開閉するスライドフ
ァスナー32が止着されている。
いるように、その全体が革またはこれに類する柔軟性シ
ート部材が四角形に縫合されて形成されている。更に説
明すると、四角形の袋体31はその正面部に斜向状開口
部を有し、該開口部には、開口部を開閉するスライドフ
ァスナー32が止着されている。
【0009】外装袋40は、全体が着色、意匠が施され
たやや厚手の布地等をもって開口部を有する四角形に縫
合されて形成されている。なお、開口部にはこれを開閉
するベルベットテープ等を止着してもよく、また、身体
の腰等に付けるため、それの止め紐等を設けてもよい。
たやや厚手の布地等をもって開口部を有する四角形に縫
合されて形成されている。なお、開口部にはこれを開閉
するベルベットテープ等を止着してもよく、また、身体
の腰等に付けるため、それの止め紐等を設けてもよい。
【0010】上記の構成に係る保温袋は、次のようにし
て使用される。即ち、内袋10の2つのカイロ収納部1
5、16内にその開口部17、18を介してそれぞれ使
い捨てカイロ100を、好ましくは、その裏側同志を抱
き合わせた状態で収納し、2つの開口部をそのベルベッ
トテープ19、20で止め、次いで、この内袋10を中
袋30内にそのスライドファスナー32を開閉して収納
し、または内袋10を必要に応じ、更なる中袋に収納し
てから中袋30内に収納し、次いで、これを外装袋40
内に収納して開口部を止め、これを身体に付ける等して
身体に対する温熱効果を得るために使用する。このよう
にして、使用すると、抱き合わせ状に収納されている2
つの使い捨てカイロ100の発熱により、かつ革製中袋
30の作用(通気性を有し、かつ呼吸性を有する)と外
装袋40とによって極めて長時間(従来の約8〜10
倍)に亘ってやや低温のじっくりとした温熱効果が得ら
れる。
て使用される。即ち、内袋10の2つのカイロ収納部1
5、16内にその開口部17、18を介してそれぞれ使
い捨てカイロ100を、好ましくは、その裏側同志を抱
き合わせた状態で収納し、2つの開口部をそのベルベッ
トテープ19、20で止め、次いで、この内袋10を中
袋30内にそのスライドファスナー32を開閉して収納
し、または内袋10を必要に応じ、更なる中袋に収納し
てから中袋30内に収納し、次いで、これを外装袋40
内に収納して開口部を止め、これを身体に付ける等して
身体に対する温熱効果を得るために使用する。このよう
にして、使用すると、抱き合わせ状に収納されている2
つの使い捨てカイロ100の発熱により、かつ革製中袋
30の作用(通気性を有し、かつ呼吸性を有する)と外
装袋40とによって極めて長時間(従来の約8〜10
倍)に亘ってやや低温のじっくりとした温熱効果が得ら
れる。
【0011】
【考案の効果】しかして、本考案によれば、従来に比
し、約8〜10倍という極めて長時間に亘り、しかも適
温をもってじっくりと使い捨てカイロの温熱効果が得ら
れるものであるから、肩こり、腰痛等に効果がある使い
捨てカイロの健康法に用いられる保温袋として好適であ
る。
し、約8〜10倍という極めて長時間に亘り、しかも適
温をもってじっくりと使い捨てカイロの温熱効果が得ら
れるものであるから、肩こり、腰痛等に効果がある使い
捨てカイロの健康法に用いられる保温袋として好適であ
る。
【図1】本考案に係る保温袋の一例での一部を省略した
平面図である。
平面図である。
【図2】図1における部分的拡大断面図である。
【図3】一部を省略した内袋の平面図である。
【図4】図3のA−A線に沿った断面図である。
【図5】図3のB−B線に沿った断面図である。
【図6】図3のC−C線に沿った断面図である。
【図7】図3のD−D線に沿った断面図である。
【図8】内袋への使い捨てカイロの収納状態を示す一部
省略の拡大断面図である。
省略の拡大断面図である。
【図9】中袋の平面図である。
【図10】中袋の一部省略の拡大断面図である。
10 内袋 12、13、14 縫合 15、16 使い捨てカイロ収納部 17、18 開口部 19、20 一対のベルベットテープ 30 中袋 31 袋体 32 スライドファスナー 40 外装袋 100 使い捨てカイロ
Claims (1)
- 【請求項1】 使い捨てカイロが取出し可能として収納
される内袋と、該内袋が取出し可能として収納される中
袋と、該中袋が取出し可能として収納される外装袋とを
含み、前記内袋は、ポリエステル等のメッシュシート部
材や通気性に富む薄い柔軟性シート部材が縫合せられ
て、2つの使い捨てカイロが抱き合わせ状に収納される
2つのカイロ収納部をもった四重構造とされると共に、
その一隅部には2つのカイロがそれぞれ出し入れされる
2つの開口部と該開口部を開閉するテープ部材が設けら
れて構成され、前記中袋は、革等の柔軟性シート部材が
四角形に縫合せられてその正面部に斜向状開口部を有す
る袋体が形成せられ、該袋体の斜向状開口部に該開口部
を開閉するスライドファスナーが止着されて構成され、
前記外装袋は、着色、意匠等が施された布地等をもって
縫合形成され、かつ前記中袋が出し入れされる開口部が
設けられて構成されていることを特徴とする使い捨てカ
イロ用保温袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP805093U JP2563372Y2 (ja) | 1993-02-04 | 1993-02-04 | 使い捨てカイロ用保温袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP805093U JP2563372Y2 (ja) | 1993-02-04 | 1993-02-04 | 使い捨てカイロ用保温袋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0661221U JPH0661221U (ja) | 1994-08-30 |
JP2563372Y2 true JP2563372Y2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=11682513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP805093U Expired - Fee Related JP2563372Y2 (ja) | 1993-02-04 | 1993-02-04 | 使い捨てカイロ用保温袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2563372Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-04 JP JP805093U patent/JP2563372Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0661221U (ja) | 1994-08-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |