JP2563365Y2 - 三次元配線構造のzifコネクタ - Google Patents

三次元配線構造のzifコネクタ

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JP2563365Y2
JP2563365Y2 JP5401192U JP5401192U JP2563365Y2 JP 2563365 Y2 JP2563365 Y2 JP 2563365Y2 JP 5401192 U JP5401192 U JP 5401192U JP 5401192 U JP5401192 U JP 5401192U JP 2563365 Y2 JP2563365 Y2 JP 2563365Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、一対のプリント基板等
のボード間を接続する高密度で多芯の三次元配線構造の
ZIF(ZERO INSERTION FORCE
無挿入力)コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術は、図6に示すように、上下
一対のボード12,12にそれぞれカード用コネクタ1
3,13を配置し、それぞれのカード用コネクタ13に
は、溝14が設けられており、まず、2枚のカード1
1,11の下部をそれぞれ下ボード12のカード用コネ
クタ13,13の溝14,14に挿入し、次に、上ボー
ド12のカード用コネクタ13,13の溝14,14を
それぞれ2枚のカード11,11の上部に同時に嵌合す
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の技術のコネ
クタでは、上ボード12のカード用コネクタ13,13
の溝14,14を2枚のカード11,11のそれぞれの
上部に同時に嵌合するときに要する挿入力が強い。すな
わち、まず、2枚のカード11,11の下部をそれぞれ
下ボード12のカード用コネクタ13,13の溝14,
14に挿入し、その後、直立している2枚のカード1
1,11の上部に上ボード12のカード用コネクタ1
3,13の溝14,14を同時に嵌合する。このとき、
上ボードのカードへの嵌合に要する挿入力は、カードの
枚数に比例して増大する。したがって、カードが多数枚
の場合には、上ボードをカードに弱い力で一度に嵌合し
難くなる。また、コネクタを離脱した状態では、カード
とボードとをバラバラにせざるを得ず、不便であった。
【0004】本考案は、コネクタの接続と離脱とを弱い
力で一度に行うことができ、また、コネクタを離脱した
状態でもカードとボードとをバラバラにする必要がない
コネクタを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、両端表裏に配
線パッド2,2を備えるカード1と、カード1の両端に
直交する一対のプリント基板等のボード4,4を接続す
るコネクタにおいて、一対のボード4,4の対向する面
にカード1の配線パッド2,2に接触する一対の非対称
のコンタクト5,6が、カード1のピッチと同一の配列
でそれぞれ設けられ、一方のボード4に設けられた一対
のコンタクト5,6と他方のボード4に設けられた一対
のコンタクト5,6とは、カード1を挟んで配置が逆で
あり、一対のコンタクト5,6のボード移動方向におけ
るカード1との接点間距離dはカード1の配線パッド2
の部分の厚さcよりやや広く、一対のボード4,4の間
隔はカード1の長さよりやや広くされており、カード1
を一対のボード4,4の一対のコンタクト5,6間に挿
入し、一対のボード4,4のボード面の相対的に平行な
移動により、傾斜したカード1の配線パッド2,2と一
対のコンタクト5,6との接触力が発生する三次元配線
構造のZIFコネクタを構成して、前記課題を解決す
る。
【0006】
【実施例】本考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0007】まず、本考案の実施例1を図1に示す。図
1(A)は、2枚のボードを相対的に移動する前の状態
の断面図であり、図1(B)は、その側面図である。上
下一対のカード誘い部材9,9は、上下一対のボード
4,4上を左右方向に滑動でき、それぞれの間隔dは、
カード1の両端表裏に備えられた配線パッド2の部分の
厚さcよりやや広い。図1(D)のように、カード1を
上下一対のカード誘い部材9,9にb方向に挿入する
と、カード1は、上下一対のボード4,4にカード1の
ピッチと同一の配列でそれぞれ設けられた間隔dの非対
称のコンタクト5,6間に直立して挟持される。上ボー
ド4に設けられたコンタクト5,6と下ボード4に設け
られたコンタクト5,6とは、カード1を挟んで左右の
配置が逆であり、それぞれ対向するように配置され、カ
ード1との接点位置が異なる。上下一対のボード4,4
の間隔は、カード1の長さよりやや広くとられている。
なお、カード1には、電子部品3(2点鎖線)が装着さ
れている。
【0008】カード1を上下一対のボード4,4に挿入
後、図1(C)のように、下ボード4を力Wでa方向に
移動すると、カード1は傾斜し、そのとき、カード1の
両端表裏の配線パッド2の部分には、それぞれPとFの
力が発生し、コネクタは接続する。ここで、Pl=FL
であるから、上下一対のボード4,4を相対運動させる
力Wは、 W=P−F=P−(l/L)P=P(L−l)/L となる。
【0009】よって、(L−l)がLよりきわめて小さ
ければ、Wは相当小さくすることができる。
【0010】次に、本考案の実施例2を図2に示す。こ
の実施例は、ボードを4枚使用し、図2(A)の状態に
おいて、上から2段目及び4段目のボードを右方向に移
動すると、図2(B)の状態に到り、コネクタは接続す
る。
【0011】続いて、本考案の実施例3を図3に示す。
この実施例では、カードそれ自体の端面にコンタクトを
直立させ、四面体を構成したものであり、図3(A)の
状態において、右上隅部と左下隅部をe方向に移動する
と、図3(B)の状態に到り、コネクタは接続する。
【0012】更に、本考案の実施例4を図4に示す。こ
の実施例では、ボードを三層とし、かつ、六面体とし、
それぞれのボードの間にカードを介在させる。図4
(A)の状態において、中間層のボードを右回転方向に
移動すると、図4(B)の状態に到り、コネクタは接続
する。このとき、移動するボードは、他の層の対向する
ボードに対して平行に移動する。
【0013】図4(C)は、実施例4が立体構造を形成
するための上下の各ふたである。
【0014】図5は、実施例4の斜視図であり、(A)
は、ボードとふたとを分解した状態を、(B)は、全体
を組立てた状態を、それぞれ示し、8は、ふた7に設け
られた中間層ボード移動用孔である。
【0015】
【考案の効果】本考案は、前記のように構成されるか
ら、コネクタの接続と離脱とを弱い力で一度に行うこと
ができ、また、コネクタを離脱した状態でもカードとボ
ードとをバラバラにする必要がなくて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1であり、(A)はカードをボ
ードに挿入する前の状態の断面図、(B)は(A)の側
面図、(C)はカードをボードに挿入後、下ボードを移
動した状態の断面図、(D)はカードをボードに挿入し
た状態の側面図をそれぞれ示す。
【図2】本考案の実施例2であり、(A)はカードをボ
ードに挿入した状態、(B)はボードを移動した状態を
それぞれ示す。
【図3】本考案の実施例3であり、(A)はカードをコ
ンタクトに挿入した状態、(B)はカードを移動した状
態をそれぞれ示す。
【図4】本考案の実施例4であり、(A)はカードをボ
ードに挿入した状態、(B)はボードを移動した状態、
(C)はふたをそれぞれ示す。
【図5】本考案の実施例4の斜視図であり、(A)はボ
ードとふたとを分解した状態、(B)は全体を組立てた
状態をそれぞれ示す。
【図6】従来の技術のコネクタの斜視図である。
【符号の説明】
1 カード 2 配線パッド 3 電子部品 4 ボード 5 コンタクト 6 コンタクト 7 ふた 8 中間層ボード移動用穴 9 カード誘い部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端表裏に配線パッド2,2を備えるカ
    ード1と、カード1の両端に直交する一対のボード4,
    4を接続するコネクタにおいて、一対のボード4,4の
    対向する面にカード1の配線パッド2,2に接触する一
    対の非対称のコンタクト5,6が、カード1のピッチと
    同一の配列でそれぞれ設けられ、一方のボード4に設け
    られた一対のコンタクト5,6と他方のボード4に設け
    られた一対のコンタクト5,6とは、カード1を挟んで
    配置が逆であり、一対のコンタクト5,6のボード移動
    方向におけるカード1との接点間距離dはカード1の配
    線パッド2の部分の厚さcよりやや広く、一対のボード
    4,4の間隔はカード1の長さよりやや広くされてお
    り、カード1を一対のボード4,4の一対のコンタクト
    5,6間に挿入し、一対のボード4,4のボード面の相
    対的に平行な移動により、傾斜したカード1の配線パッ
    ド2,2と一対のコンタクト5,6との接触力が発生す
    ることを特徴とする三次元配線構造のZIFコネクタ。
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