JP2562999Y2 - 鍵盤楽器の黒鍵盤 - Google Patents
鍵盤楽器の黒鍵盤Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、ピアノなどの鍵盤楽器
の黒鍵盤に関するものである。
の黒鍵盤に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、ピアノなどの鍵盤楽器の黒鍵盤
は、前後方向に細長く延びる木製の鍵盤板と、鍵盤板の
前端部上面に固定されたプラスチック製の黒鍵とによっ
て構成されている。黒鍵は、下端が開放された中空状の
ものであり、その下端面が鍵盤板の上面を完全に覆うよ
うに、鍵盤板に接着固定されている。
は、前後方向に細長く延びる木製の鍵盤板と、鍵盤板の
前端部上面に固定されたプラスチック製の黒鍵とによっ
て構成されている。黒鍵は、下端が開放された中空状の
ものであり、その下端面が鍵盤板の上面を完全に覆うよ
うに、鍵盤板に接着固定されている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】この従来の黒鍵盤で
は、黒鍵の内部空間が鍵盤板の上面によって密閉された
状態になっているため、温度上昇などの環境の変化によ
って、黒鍵内部の圧力が上昇する場合がある。そして、
このような圧力の上昇・低下が繰り返されることによ
り、黒鍵と鍵盤板との間の接着材が疲労して接着強度が
低下し、黒鍵のがたつきや剥離が生じるという問題があ
る。
は、黒鍵の内部空間が鍵盤板の上面によって密閉された
状態になっているため、温度上昇などの環境の変化によ
って、黒鍵内部の圧力が上昇する場合がある。そして、
このような圧力の上昇・低下が繰り返されることによ
り、黒鍵と鍵盤板との間の接着材が疲労して接着強度が
低下し、黒鍵のがたつきや剥離が生じるという問題があ
る。
【０００４】本考案は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、黒鍵内部の圧力変化に起因す
る黒鍵のがたつきや剥離を確実に防止することができる
鍵盤楽器の黒鍵盤を提供することを目的としている。
めになされたものであり、黒鍵内部の圧力変化に起因す
る黒鍵のがたつきや剥離を確実に防止することができる
鍵盤楽器の黒鍵盤を提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するため、木材で構成された鍵盤板の上面に下端が開
放された中空の黒鍵の下端面を接着することにより黒鍵
を鍵盤板に固定した鍵盤楽器の黒鍵盤において、鍵盤板
の黒鍵内部に臨む上面に、木目を貫通する方向に有底の
めくら穴を形成したものである。
成するため、木材で構成された鍵盤板の上面に下端が開
放された中空の黒鍵の下端面を接着することにより黒鍵
を鍵盤板に固定した鍵盤楽器の黒鍵盤において、鍵盤板
の黒鍵内部に臨む上面に、木目を貫通する方向に有底の
めくら穴を形成したものである。
【０００６】また、本考案は、下端が開放された中空の
黒鍵の下端面を鍵盤板の上面に接着することにより黒鍵
を鍵盤板に固定した鍵盤楽器の黒鍵盤において、黒鍵お
よび鍵盤板の少なくとも一方に、黒鍵の内外間を連通す
る通気孔を形成したものである。
黒鍵の下端面を鍵盤板の上面に接着することにより黒鍵
を鍵盤板に固定した鍵盤楽器の黒鍵盤において、黒鍵お
よび鍵盤板の少なくとも一方に、黒鍵の内外間を連通す
る通気孔を形成したものである。
【０００７】
【作用】請求項１に記載の黒鍵盤によれば、温度変化な
どにより黒鍵内部の圧力が上昇したときは、黒鍵内部の
空気は、めくら穴である通気穴、および通気穴に連通す
る、鍵盤板の繊維方向に延びる導管を介して、外部に逃
がされる。逆に、黒鍵内部の圧力が低下したときは、外
部の空気が通気穴を介して黒鍵内部に流入することによ
り、黒鍵内部の圧力は外部圧力にほぼ等しい一定の値に
保たれる。この場合、通気穴をめくら穴とすることによ
り、これを形成したときの鍵盤板の断面減少は小さく、
黒鍵盤のタッチ感に及ぼす影響を非常に小さくすること
ができる。
どにより黒鍵内部の圧力が上昇したときは、黒鍵内部の
空気は、めくら穴である通気穴、および通気穴に連通す
る、鍵盤板の繊維方向に延びる導管を介して、外部に逃
がされる。逆に、黒鍵内部の圧力が低下したときは、外
部の空気が通気穴を介して黒鍵内部に流入することによ
り、黒鍵内部の圧力は外部圧力にほぼ等しい一定の値に
保たれる。この場合、通気穴をめくら穴とすることによ
り、これを形成したときの鍵盤板の断面減少は小さく、
黒鍵盤のタッチ感に及ぼす影響を非常に小さくすること
ができる。
【０００８】また、請求項２に記載の黒鍵盤では、黒鍵
の内外間が通気孔によって連通されるので、黒鍵内部の
圧力の変化に応じて、空気が通気孔を介して黒鍵の内外
間を行き来することにより、黒鍵内部の圧力は外部圧力
にほぼ等しい一定の値に保たれる。
の内外間が通気孔によって連通されるので、黒鍵内部の
圧力の変化に応じて、空気が通気孔を介して黒鍵の内外
間を行き来することにより、黒鍵内部の圧力は外部圧力
にほぼ等しい一定の値に保たれる。
【０００９】
【実施例】以下、本考案の好ましい実施例を、図面を参
照して詳細に説明する。
照して詳細に説明する。
【００１０】図１は、本考案を適用したピアノの黒鍵盤
を示す。この図に示すように、黒鍵盤１は、ピアノの演
奏部とピアノ本体内部との間に前後方向（図中左右方
向）に配置される細長い鍵盤板２と、鍵盤板２の前端部
上面に固定されて演奏部を構成する黒鍵３とによって構
成されている。鍵盤板２は、その中央付近が支点（図示
せず）に支持されるとともに、後端部には、ハンマーを
作動させるためのキャプスタンボタン（いずれも図示せ
ず）などが設けられている。鍵盤板２は、スプルスまた
はバースウッドなどで構成された未塗装の木製のもので
あり、収縮膨張による上下方向の変形を抑制するなどの
目的から、板目材で構成されている。
を示す。この図に示すように、黒鍵盤１は、ピアノの演
奏部とピアノ本体内部との間に前後方向（図中左右方
向）に配置される細長い鍵盤板２と、鍵盤板２の前端部
上面に固定されて演奏部を構成する黒鍵３とによって構
成されている。鍵盤板２は、その中央付近が支点（図示
せず）に支持されるとともに、後端部には、ハンマーを
作動させるためのキャプスタンボタン（いずれも図示せ
ず）などが設けられている。鍵盤板２は、スプルスまた
はバースウッドなどで構成された未塗装の木製のもので
あり、収縮膨張による上下方向の変形を抑制するなどの
目的から、板目材で構成されている。
【００１１】黒鍵３は、フェノール樹脂やセルロース・
アセテートのプラスチック製のものであり、図３に示す
ように、下端が開放された中空状に形成されている。黒
鍵３は、鍵盤板２と同じ幅を有し、２つのダボ４、４に
より、鍵盤板２の上面を覆うように位置決めされて、そ
の下端面が鍵盤板２の上面に接着されている（図２参
照）。
アセテートのプラスチック製のものであり、図３に示す
ように、下端が開放された中空状に形成されている。黒
鍵３は、鍵盤板２と同じ幅を有し、２つのダボ４、４に
より、鍵盤板２の上面を覆うように位置決めされて、そ
の下端面が鍵盤板２の上面に接着されている（図２参
照）。
【００１２】図１および図２に示すように、ダボ４は、
木製またはプラスチック製のピン状のものであり、その
下半部が、鍵盤板２にドリルなどによって穴あけされた
２つのダボ取付穴５、５に埋設・接着され、上半部は鍵
盤板２から上方に突出している。一方、黒鍵３には、図
３および図４に示すように、ダボ取付穴５、５に対応す
るように、ダボ穴６、６が設けられている。各ダボ穴６
は、黒鍵３の内側面に上下方向に沿って形成された４つ
の突起７、７、７、７で構成されている。黒鍵３は、４
つの突起ピン７、７、７、７の間にダボ４の突出した上
半部を嵌合することによって、鍵盤板２に対して前後方
向および幅方向に位置決めされる。この状態で、黒鍵３
は、前面および両側面が鍵盤板２と面一になり、その下
端面と鍵盤板２の上面との間で接着される。
木製またはプラスチック製のピン状のものであり、その
下半部が、鍵盤板２にドリルなどによって穴あけされた
２つのダボ取付穴５、５に埋設・接着され、上半部は鍵
盤板２から上方に突出している。一方、黒鍵３には、図
３および図４に示すように、ダボ取付穴５、５に対応す
るように、ダボ穴６、６が設けられている。各ダボ穴６
は、黒鍵３の内側面に上下方向に沿って形成された４つ
の突起７、７、７、７で構成されている。黒鍵３は、４
つの突起ピン７、７、７、７の間にダボ４の突出した上
半部を嵌合することによって、鍵盤板２に対して前後方
向および幅方向に位置決めされる。この状態で、黒鍵３
は、前面および両側面が鍵盤板２と面一になり、その下
端面と鍵盤板２の上面との間で接着される。
【００１３】鍵盤板２には、ダボ取付穴５、５の中間位
置に、有底の通気穴８が上下方向に延びるように形成さ
れている（図１参照）。通気穴８は、上端が鍵盤板２の
上面に開口して黒鍵３の内部空間に臨むめくら穴であ
り、ダボ取付穴５よりも深く形成されている。また、鍵
盤板２の前端部付近には、黒鍵盤１の振れ止めのための
フロントピン（図示せず）が入る欠き穴９が、鍵盤板１
の下面から上面付近にわたって形成されている。
置に、有底の通気穴８が上下方向に延びるように形成さ
れている（図１参照）。通気穴８は、上端が鍵盤板２の
上面に開口して黒鍵３の内部空間に臨むめくら穴であ
り、ダボ取付穴５よりも深く形成されている。また、鍵
盤板２の前端部付近には、黒鍵盤１の振れ止めのための
フロントピン（図示せず）が入る欠き穴９が、鍵盤板１
の下面から上面付近にわたって形成されている。
【００１４】次に、図５を参照しながら、上記構成の黒
鍵盤１の通気動作を説明する。室内温度の上昇などに起
因して黒鍵３内の圧力が上昇すると、黒鍵３内部の空気
は、通気穴８内に流入する。一方、同図に示すように、
板目材である鍵盤板２には、木材がもつ多数の繊維１０
および導管１１が前後方向に連続的に延びており、導管
１１が通気穴８に連通している。通気穴８内に流入した
空気は、図中矢印で示すように、導管１１内に導入さ
れ、導管１１内を前方に進み、欠き穴９または鍵盤板２
の木口１３から、黒鍵盤１の外部に流出する。逆に、黒
鍵３内の圧力が低下したときは、上記と逆の経路をたど
って、黒鍵盤１の外部から黒鍵３内部に空気が流入す
る。
鍵盤１の通気動作を説明する。室内温度の上昇などに起
因して黒鍵３内の圧力が上昇すると、黒鍵３内部の空気
は、通気穴８内に流入する。一方、同図に示すように、
板目材である鍵盤板２には、木材がもつ多数の繊維１０
および導管１１が前後方向に連続的に延びており、導管
１１が通気穴８に連通している。通気穴８内に流入した
空気は、図中矢印で示すように、導管１１内に導入さ
れ、導管１１内を前方に進み、欠き穴９または鍵盤板２
の木口１３から、黒鍵盤１の外部に流出する。逆に、黒
鍵３内の圧力が低下したときは、上記と逆の経路をたど
って、黒鍵盤１の外部から黒鍵３内部に空気が流入す
る。
【００１５】このように、本実施例では、通気穴８、鍵
盤板２の導管１１およびフロントピン用の欠き穴９によ
って、黒鍵３の内外間を連通する一連の通気路を構成
し、この通気路を介して通気を行うので、黒鍵３の内部
圧力を外部圧力にほぼ等しい値に常に保つことができ、
したがって、黒鍵３内部の圧力変化に起因する黒鍵３の
がたつきや剥離を確実に防止することができる。これら
の構成のうち、導管１１は、一般に板目材で構成される
鍵盤板２内の前後方向に本来的に分布しており、また、
欠き穴９は、フロントピン用に必ず形成されるものであ
る。したがって、このような既存の構成を利用しつつ、
鍵盤板２に通気穴８を形成するだけで、黒鍵３には何ら
格別の加工を施すことなく、上記の効果を得ることがで
きる。さらに、通気穴をめくら穴とすることにより、こ
れを形成したときの鍵盤板の断面減少は小さく、黒鍵盤
のタッチ感に及ぼす影響を非常に小さくすることができ
る。
盤板２の導管１１およびフロントピン用の欠き穴９によ
って、黒鍵３の内外間を連通する一連の通気路を構成
し、この通気路を介して通気を行うので、黒鍵３の内部
圧力を外部圧力にほぼ等しい値に常に保つことができ、
したがって、黒鍵３内部の圧力変化に起因する黒鍵３の
がたつきや剥離を確実に防止することができる。これら
の構成のうち、導管１１は、一般に板目材で構成される
鍵盤板２内の前後方向に本来的に分布しており、また、
欠き穴９は、フロントピン用に必ず形成されるものであ
る。したがって、このような既存の構成を利用しつつ、
鍵盤板２に通気穴８を形成するだけで、黒鍵３には何ら
格別の加工を施すことなく、上記の効果を得ることがで
きる。さらに、通気穴をめくら穴とすることにより、こ
れを形成したときの鍵盤板の断面減少は小さく、黒鍵盤
のタッチ感に及ぼす影響を非常に小さくすることができ
る。
【００１６】図６および図７は、本考案の第２実施例を
示すものである。すなわち、この実施例は、鍵盤板２と
当接する黒鍵３の後端側の当接部に、通気用切欠き１４
を形成したものである。この構成によれば、黒鍵３の内
外間は、通気用切欠き１４によって直接連通されるの
で、上述した第１実施例と同様の効果を得ることができ
る。また、通気用切欠き１４は、黒鍵３の後端側の当接
部に形成されているので、演奏者からはまったく見え
ず、ピアノの外観に影響を及ぼすことはない。
示すものである。すなわち、この実施例は、鍵盤板２と
当接する黒鍵３の後端側の当接部に、通気用切欠き１４
を形成したものである。この構成によれば、黒鍵３の内
外間は、通気用切欠き１４によって直接連通されるの
で、上述した第１実施例と同様の効果を得ることができ
る。また、通気用切欠き１４は、黒鍵３の後端側の当接
部に形成されているので、演奏者からはまったく見え
ず、ピアノの外観に影響を及ぼすことはない。
【００１７】なお、本考案は、上述した２つの実施例に
限らず、種々の態様で実施することができる。例えば、
第１実施例における通気穴８および第２実施例における
通気用切欠き１４は、説明したのと異なる位置に形成し
てもよい。また、通気穴８および通気用切欠き１４を組
み合わせて、通気効果をより一層高めるようにしてもよ
い。さらに、実施例では、ダボを用いて黒鍵を接着した
場合について説明したが、他の接着法による場合にも、
本考案を適用できることはいうまでもない。その他、本
考案の趣旨を逸脱しない範囲で、細部の構成を適宜変更
することが可能である。
限らず、種々の態様で実施することができる。例えば、
第１実施例における通気穴８および第２実施例における
通気用切欠き１４は、説明したのと異なる位置に形成し
てもよい。また、通気穴８および通気用切欠き１４を組
み合わせて、通気効果をより一層高めるようにしてもよ
い。さらに、実施例では、ダボを用いて黒鍵を接着した
場合について説明したが、他の接着法による場合にも、
本考案を適用できることはいうまでもない。その他、本
考案の趣旨を逸脱しない範囲で、細部の構成を適宜変更
することが可能である。
【００１８】
【考案の効果】以上詳述したように、本考案の鍵盤楽器
の黒鍵盤は、黒鍵内部の圧力変化に起因する黒鍵のがた
つきや剥離を確実に防止することができるなどの効果を
有するものである。
の黒鍵盤は、黒鍵内部の圧力変化に起因する黒鍵のがた
つきや剥離を確実に防止することができるなどの効果を
有するものである。
【図１】本考案を適用した黒鍵盤の前部を示す部分断面
側面図である。
側面図である。
【図２】図１の線II−IIに沿う断面図である。
【図３】黒鍵の平面図、側面図および底面図である。
【図４】図３の矢印Ａ部分の拡大図である。
【図５】黒鍵盤の通気動作を示す図である。
【図６】本考案の第２実施例に係る黒鍵盤を示す、図１
と同様の図である。
と同様の図である。
【図７】図６の矢印Ｂ部分を示す図である。
１ 黒鍵盤 ２ 鍵盤板 ３ 黒鍵 ８ 通気穴 １４ 通気用切欠き
Claims (2)
- 【請求項１】 木材で構成された鍵盤板の上面に下端が
開放された中空の黒鍵の下端面を接着することにより前
記黒鍵を前記鍵盤板に固定した鍵盤楽器の黒鍵盤におい
て、前記鍵盤板の前記黒鍵内部に臨む上面に、木目を貫
通する方向に有底のめくら穴を形成したことを特徴とす
る鍵盤楽器の黒鍵盤。 - 【請求項２】 下端が開放された中空の黒鍵の下端面を
鍵盤板の上面に接着することにより前記黒鍵を前記鍵盤
板に固定した鍵盤楽器の黒鍵盤において、前記黒鍵およ
び前記鍵盤板の少なくとも一方に、前記黒鍵の内外間を
連通する通気孔を形成したことを特徴とする鍵盤楽器の
黒鍵盤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9056292U JP2562999Y2 (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | 鍵盤楽器の黒鍵盤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9056292U JP2562999Y2 (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | 鍵盤楽器の黒鍵盤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0650091U JPH0650091U (ja) | 1994-07-08 |
| JP2562999Y2 true JP2562999Y2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=14001870
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9056292U Expired - Fee Related JP2562999Y2 (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | 鍵盤楽器の黒鍵盤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2562999Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101886048B1 (ko) * | 2017-03-21 | 2018-09-06 | 이경로 | 공기통로를 구비한 탄성부가 형성된 핸드 롤 피아노의 건반패드 |
-
1992
- 1992-12-10 JP JP9056292U patent/JP2562999Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0650091U (ja) | 1994-07-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970909 |
|
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