JP2562709B2 - 印字ヘッドの保持構造 - Google Patents

印字ヘッドの保持構造

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JP2562709B2 JP2075541A JP7554190A JP2562709B2 JP 2562709 B2 JP2562709 B2 JP 2562709B2 JP 2075541 A JP2075541 A JP 2075541A JP 7554190 A JP7554190 A JP 7554190A JP 2562709 B2 JP2562709 B2 JP 2562709B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はファクシミリ装置等に使用して好適な印字ヘ
ッドの保持構造に関するものである。
[従来の技術] 電話網を利用して文書、画像情報等の送受信を行う一
般事務用のファクシミリ装置においては、相手装置から
の伝送信号を受信すると、装置内部にセットされたロー
ル紙を、ステッピングモータによって回転駆動されるプ
ラテンローラで繰り出し、印字ヘッドで記録し、1画面
の記憶が終了すると、カッターで切断して排出口から装
置外部に受信記録紙として排出するように構成されてい
る。印字ヘッドは通常サーマルヘッドが使用され、保持
構造としては固定式と可動(フローティング)式の2種
類がある。固定式は筐体にねじ止めされるもので、一旦
取り付けるとプラテンローラに対する印字中心のずれお
よびヘッドの傾きを調整できないと云う問題があった。
これに対して可動式は筐体に対して印字ヘッドを浮かし
て取付け、ばねによってプラテンローラに圧接してい
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の可動式印字ヘッドの
保護構造にあっては、印字ヘッドを所定の位置に確実に
位置決めすることが難しく、またサーマルヘッドを全長
に亙って均一な圧接力でプラテンローラに圧接すること
が難しく、印字ずれを生じたり、印字品質が一定しない
と云う問題があった。
したがって、本発明は上記したような従来の問題点に
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、簡単
な構成で可動型印字ヘッドを安定且つ確実に保持し、プ
ラテンローラに確実に圧接することができ、印字を良好
に行い得るようにした印字ヘッドの保持構造を提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するため、ブラケット部材に
取り付けられたヘッド本体と、前記ブラケット部材を左
右方向に回動自在に軸支する自在継手と、装置本体側に
設けられ前記自在継手を前後方向に移動自在に且つ上下
方向に回動自在に支持する軸受部と、前記ブラケット部
材を付勢し前記ヘッド本体をロール紙を介してプラテン
ローラに圧接する圧縮コイルばねと、前記ブラケット部
材の両端部に設けられ前記プラテンローラの各軸端に着
脱自在に係合する係合部とを備えたものである。
[作用] 本発明において、ブラケット部材は自在継手によって
左右方向に回動自在に保持されることによりプラテンロ
ーラに圧接された時の左右方向の傾きを調整される。ブ
ラケット部材の係合部はプラテンローラの軸端に係合す
ることで、印字ヘッドの前後方向の位置決めを行う。自
在継手は軸受部によって前後方向に移動自在で且つ上下
方向に回動自在に軸支されることにより、印字ヘッドの
前後方向の取付誤差を吸収する。
[実施例] 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説
明する。
第1図は本発明に係る印字ヘッドの保持構造を備えた
ファクシミリ装置の受信部の断面図、第2図は印字ヘッ
ドとプラテンローラの分解斜視図、第3図は保護カバー
の一部破断斜視図である。
これらの図において、1はファクシミリ装置の筐体
で、この筐体1は上下に2分割形成され互いに開口面を
嵌合させて一体的に結合されるロアーケース2およびア
ッパーケース3と、ロアーケース2の上面前半部中央の
開口部分を覆う開閉可能な受信部カバー4と、同じくロ
アーケース2の上面後半部中央の開口部分を覆う着脱可
能な送信部カバー(図示せず)等で構成されている。
筐体1の内部は前半部を受信部5、後半部を送信部6
とされ、ロアーケース2の前面部2Aには記録されたロー
ル紙7を排出するスリット状の排出口8が設けられ、ア
ッパーケース3の一側上面にはハンドセット9が設置さ
れている。
前記受信部5には前記ロール紙7のロール紙本体7Aを
収納するロール紙収納ケース10が前記ロアーケース2に
一体に形成されている。ロール紙収納ケース10と前記排
出口8との間には駆動モータ(図示せず)によって第1
図矢印A方向に回転されロール紙7を排出口8に向けて
送り出すプラテンローラ12と、ロール紙7を排出口8に
案内するガイド板13と、ロール紙7を介して前記プラテ
ンローラ12に斜め上方から圧接される印字ヘッド14と、
印字ヘッド14をロール紙7から保護する保護カバー15
と、ロール紙7の有無を検出するロール紙検出用センサ
16およびロール紙7をカットするカッター17等が配設さ
れている。
前記プラテンローラ12の各軸端12A、12Bは、前記ロア
ーケース2の内底面に突設された左右一対の軸受部18
A、18Bの上端面に形成されたU字状溝19にそれぞれ上方
から挿入され回転自在に軸支されている。また、一方の
軸端12Aには駆動モータからの回転伝達を受ける平歯車2
0が嵌合固定されている。
前記印字ヘッド14は可動型ヘッドを形成するもので、
サーマルヘッドからなるヘッド本体22と、先端部裏面に
前記ヘッド本体22が取り付けられたブラケット部材23を
備えている。ブラケット部材23は基端部幅方向中央が自
在継手24に前下がりに傾斜する第1の軸25を介して左右
方向に回動(揺動)自在に軸支されている。また、ブラ
ケット部材23の先端部両側縁には下端面に前記プラテン
ローラ12の各軸端12A、12Bが嵌合するU字状溝26を有す
る係合部27がそれぞれ折り曲げ形成によって一体に設け
られている。一方、ブラケット部材23の上面には左右一
対の移動規制用ピン28が突設されており、これらのピン
28は前記受信部カバー4の裏面に取り付けられたヘッド
取付板29のストッパ30によって上下方向に摺動自在に挿
入されている。前記ストッパ30は前記ヘッド取付板29に
切り起こし形成された板片からなり、前記ピン28が挿入
されるU字状溝31を有している。前記ピン28の上端には
前記U字状溝31からの抜けを防止する頭部28Aが一体に
設けられている。そして、ブラケット部材23は、左右一
対の圧縮コイルばね32によって下方に付勢されることに
より、前記ヘッド本体22を前記プラテンローラ12の上側
周面に所定圧にて圧接している。圧縮コイルばね32は前
記移動規制用ピン28と共に、前記プラテンローラ12の軸
線とヘッド本体22の印字中心とを結ぶ面内に位置するよ
うに配置され、上端が前記ヘッド取付板29に圧接係止さ
れている。
前記自在継手24は、前記第1の軸25と直交する水平な
第2の軸35を有し、この第2の軸35が前記受信部カバー
4の裏面に一体に突設された一対の軸受部36の長孔37に
よって前記第1の軸25の軸線方向に移動自在に且つ回動
自在に軸支されている。
前記保護カバー15はステンレス等の金属板の折り曲げ
加工によって第3図に示すような形状に形成されること
により、垂直なカバー本体15Aと、カバー本体15Aの上端
に設けられ前記ヘッド取付板29の下面に止めねじ39によ
って固定される複数個の取付部15Bと、カバー本体15Aの
下端よりプラテンローラ12方向に略直角に折り曲げられ
た折曲片15Cと、折曲片15Cの先端に設けられたV字状折
曲片15Dとで構成されている。カバー本体15Aは中央部に
前記自在継手24が挿通される開口部40を有して、第1図
に示すように前記ロール紙収納ケース10内のロール紙本
体7Aの前方に近接して位置している。前記折曲片15Cは
前記ロール紙収納ケース10の前面壁41の上面41Aと平行
に近接対向し、前記V字状折曲片15Dは前記前面壁41と
前記プラテンローラ12との間に位置している。折曲片15
C、V字状折曲片15Dと前記前面壁41上面との隙間はロー
ル紙7の搬送通路を形成している。前記カバー本体15A
と折曲片15Cとの接合部は適宜な曲率を以て湾曲し、ロ
ール紙7の表面、すなわち記録面を扱きロール紙7のカ
ール習性を取り除く第1扱き部44を形成している。同様
に前記V字状折曲片15Dの頂部もロール紙7の表面を扱
く第2扱き部45を形成している。
前記ロール紙検出用センサ16は反射型フォトセンサか
らなり、前記前面壁41の上面41Aに形成された挿通孔47
内に挿入配置され、発光素子から出た光がロール紙7に
当たって反射し、その反射光を受光素子が受光すること
でロール紙7を検出する。このセンサ16に対応して前記
保護カバー15の第1扱き部44には、ロール紙7が無い
時、発光素子からの光が第1扱き部44に当たって反射す
るのを防止する反射防止部48が設けられている。反射防
止部48は前記第1扱き部44に凹設された凹部49内に固着
された黒色シートで構成されている。
このような構成からなるファクシミリ装置において、
ロール紙7は記録面を外側にして巻かれており、ロール
紙収納ケース10内に上方から挿入配置され、その先端部
が前面壁41およびプラテンローラ12の上を通って排出口
8に導かれ、受信部カバー4を閉じると、ヘッド本体22
がロール紙7を介してプラテンローラ12に圧縮コイルば
ね32のばね力によって圧接され、第1および第2扱き部
44、45が前面壁41の上面に近接対向してロール紙本体7A
とプラテンローラ12間のロール紙7を押え込む。受信に
伴いヘッド本体22による印字が開始されると、プラテン
ローラ12が回転してロール紙7を送り出し、1画面の受
信毎にカッター17によりカットして排出口8から排出す
る。ロール紙7は、第1、第2扱き部44、45によって押
さえ込まれてカール方向とは反対方向に折曲げられてお
り、第1、第2扱き部44、45を通過する際これらによっ
て扱かれ、カール習性を取り除かれる。
印字ヘッド14は、ブラケット部材23の係合部27に設け
たU字状溝26がプラテンローラ12の各軸端12A、12Bと嵌
合することで前後方向の移動を規制され、これによって
印字中心がプラテンローラ12の周面に的確に圧接され
る。また、ブラケット部材23は自在継手24に第1の軸25
を介して左右方向に回動自在に取り付けられているの
で、プラテンローラ12に圧接されると、左右方向の傾き
を調整され、ヘッド本体2が全長に亙って一定圧にて圧
接される。さらに、ブラケット部材23は移動規制用ピン
28とストッパ30との係合によって左右方向の移動を規制
されているので、印字ずれを生じず、また下方の移動を
規制されているので、プラテンローラ12に過大な圧接力
で圧接されることもない。したがって、プラテンローラ
12の回転が円滑で、駆動モータに対する負荷を軽減させ
ることができる。また、自在継手24は前後方向に移動自
在に取り付けられているので、印字ヘッド14の前後方向
の取付誤差を吸収し、印字中心をプラテンローラ12の周
面に正確に圧接することができる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明に係る印字ヘッドの保持構造
によれば、ヘッド本体をプラテンローラの周面に対して
全長に亙って均一な圧接力で圧接でき、また可動型にも
拘らずヘッド本体の前後左右方向の位置決めを確実に行
うことができ、印字性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る印字ヘッドの保持構造を備えたフ
ァクシミリ装置の受信部の断面図、第2図は印字ヘッド
とプラテンローラの分解斜視図、第3図は保護カバーの
一部破断斜視図である。 1……筐体、2……ロアーケース、3……アッパーケー
ス、4……受信部カバー、 5……受信部、7……ロール紙、7A……ロール紙本体、
8……排出口、10……ロール紙収納ケース、12……プラ
テンローラ、 14……印字ヘッド、15……保護カバー、16……ロール紙
検出用センサ、17……カッター、22……ヘッド本体、23
……ブラケット部材、24……自在継手、27……係合部、
28……移動規制用ピン、30……ストッパ、32……圧縮コ
イルばね、36……軸受部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブラケット部材に取り付けられたヘッド本
    体と、前記ブラケット部材を左右方向に回動自在に軸支
    する自在継手と、装置本体側に設けられ前記自在継手を
    前後方向に移動自在に且つ上下方向に回動自在に支持す
    る軸受部と、前記ブラケット部材を付勢し前記ヘッド本
    体をロール紙を介してプラテンローラに圧接する圧縮コ
    イルばねと、前記ブラケット部材の両端部に設けられ前
    記プラテンローラの各軸端に着脱自在に係合する係合部
    とを備えたことを特徴とする印字ヘッドの保持構造。
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