JP2562630B2 - 環形蛍光灯器具の包装構造 - Google Patents

環形蛍光灯器具の包装構造

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JP2562630B2
JP2562630B2 JP62294103A JP29410387A JP2562630B2 JP 2562630 B2 JP2562630 B2 JP 2562630B2 JP 62294103 A JP62294103 A JP 62294103A JP 29410387 A JP29410387 A JP 29410387A JP 2562630 B2 JP2562630 B2 JP 2562630B2
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信良 油川
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、包装品の緩衝、固定が確実で、小形にでき
る環形蛍光灯器具の包装構造に関するものである。
〔従来の技術〕 環形蛍光灯器具は重量物である安定器を収納する器具
本体と、上記器具本体に細いばね材で支持された環形蛍
光ランプと、これらを包囲して覆う破損しやすいセード
とを一括して包装するため、複雑な包装構造が避けられ
ず、そのため、各種の緩衝材の形状やその支持方法が種
々検討されている。従来の環形蛍光灯器具の包装構造と
しては、一般に第6図に示すように、器具本体Aを嵌入
する透し孔10を有し、セードBを載置する周縁に立上り
片11を設けた台板1に、上記セードBの回転を防止する
位置決めパッキン2を両端に貼付け、上記蛍光灯器具を
包装箱4に収納した場合に、上記器具本体Aの移動およ
びセードBの上下動を、折返しフラップとともに防止す
る円筒3とによって構成されていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術による包装構造は、包装品の荷扱いや運
搬に際して、散発的に発生する角や稜に対する落下衝撃
により、第7図に示すように台板1や位置決めパッキン
2の角部がつぶれ、セードBを圧迫して破損させること
が多く、そのため、第8図に示すように、包装箱4の内
壁とセードBとのクリアランス寸法l1を、上記角部のつ
ぶれの影響が及ばない程度まで大きくする必要があり、
その分だけ包装箱4が大きくなり、包装材料費が高くな
るとともに、輸送や保管の効率が悪くなるという欠点が
あった。
さらに、セードBに木製の飾り枠Cが装着されている
場合は、包装箱4のつぶれの影響がセードCの枠角aの
破損として顕著に現われるため、木製枠以外の場合に較
べ、上記クリアランス寸法l1を一段と大きくする必要が
あった。
本発明は、包装箱つぶれの影響を防ぎクリアランス寸
法を小さくすることにより、包装箱を小形化できる簡便
な環形蛍光灯器具の包装構造を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、従来使用していた位置決めパッキンの代
りに、セードの角部に当接させる断面がくの字状の係止
部材と、該係止部材を嵌入する台板に設けた透し孔と
を、組合わせて用いることにより達成される。
〔作用〕
本発明による包装構造は、台板の各隅近くに設けた透
し孔に嵌入したほぼくの字状断面を有する係止部材に、
セードの各角部が当接しているため、上記セードの位置
決めと回動防止とが確実に行えると同時に、包装箱が角
や稜の落下衝撃によって台板がつぶれた際の圧迫に対し
ては、その加わる力が、上記係止部材を嵌入した透し孔
によって緩和されるとともに、上記係止部材の当接面で
受止められ、セードの角部が保護されるため、包装箱の
内壁とセードとのクリアランス寸法を縮減することがで
き、したがって包装箱を小形化することが可能である。
また、上記係止部材は下端両側に舌片を連接した形状
であり、上記係止部材を嵌入する台板の透し孔は、係止
部材を嵌入するときと装着時における角度と長さとを変
えてあるから、装着後に上記係止部材が台板から脱落す
ることなく、セードの重量や形状に合わせて必要最低限
の大きさに上記係止部材を作成することができ、その分
安価に作成することができる。
〔実施例〕
つぎに本発明の実施例を図面とともに説明する。
第1図は本発明による環形蛍光灯器具の包装構造の一
実施例を示す分解斜視図、第2図は上記実施例の部分断
面図、第3図は上記実施例における台板の展開図、第4
図は上記実施例における係止部材の展開図、第5図は上
記係止部材を台板に装着した状態の部分拡大図である。
第1図において、Aは安定器等の点灯素子を内蔵し環形
蛍光灯ランプを装着した状態の器具本体、Bは木枠枠組
Cを有するセードであり、包装箱4の内法に対応する大
きさで、ほぼ中央に上記器具本体Aを嵌入する透し孔1
0′を設けた台板1′は、段ボール等の板紙を打抜き加
工することにより、第3図の展開図に示すように周縁に
立上り片11′を設け、平面部分の各コーナにはセードB
を載置した際の外形寸法より若干大きい寸法の位置に、
係止部材5を嵌入するほぼくの字状の透し孔20をそれぞ
れ設けている。上記係止部材5は第4図に示すように、
下端両側に舌片15を連設し、中央には折曲げけい線16が
施してある。上記台板1′の係止部材用透し孔20は、第
3図に示すようにほぼ直角をなす一対の短縁と鋭角をな
す一対の長縁とを組合わせた形状をなし、上記長縁が作
る長溝孔は係止部材5の舌片15を含む折曲げ長さに相当
する。上記透し孔20に係止部材5をけい線16より折曲げ
て嵌入すると、第5図に示すように長溝孔21に沿って嵌
入した係止部材5の両舌片15が、ほぼ直角の短溝22に沿
って開き台板1′の下に係止するため、台板1′の上部
にはセードBに対するほぼ直角な当接面を安定に立てた
状態で静止し、脱落するおそれがない。
上記構造の台板1′および係止部材5を用いて包装箱
4に環形蛍光灯器具を包装した状態を第2図に示す。セ
ードBを載置する位置が上記係止部材のそれぞれによっ
て固定し、衝撃が加わっても上記セードBが回動して破
損することがなく、さらに、包装箱4の角や稜に対する
落下衝撃によって生じる台板1′のつぶれに対しては、
上記透し孔20により力が緩和され、セードBの角部に対
しては、衝撃を係止部材5の直角に曲げられた当接面17
で受け止めるため、セードBが十分に保護され、その分
だけ包装箱内壁とセードとのクリアランス寸法l2を小さ
くでき、本実施例では従来の約1/2にすることができ
た。
〔発明の効果〕
上記のように本発明による環形蛍光灯器具の包装構造
は、器具本体とセードとを同一包装箱に収納する環形蛍
光灯器具の包装構造において、周縁に立上り片を有し、
中央部に上記器具本体を挿入する透し孔を設けた台板の
上記セードの外縁が接する位置に、中央部に向けて開い
たほぼくの字状の透し孔を複数個設け、上記複数個の透
し孔にそれぞれ断面がくの字状の係止部材を嵌入すると
ともに、嵌入後の上記係止部材が脱落しない手段を設け
たことにより、環形蛍光灯器具の輸送や荷扱い中に発生
する包装箱の角や稜の落下衝撃からセードを保護し、包
装箱内壁とセード外縁とのクリアランス寸法を縮減する
ことができ、衝撃等に安全な小形の環形蛍光灯器具包装
箱を得ることができるので、包装費をはじめ輸送、保管
費の低減をはかることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による環形蛍光灯器具の包装構造の一実
施例を示す分解斜視図、第2図は上記実施例の部分断面
図、第3図は上記実施例における台板の展開図、第4図
は上記実施例における係止部材の展開図、第5図は上記
係止部材を台板に装着した状態の部分拡大図、第6図は
従来の環形蛍光灯器具の包装構造を示す分解斜視図、第
7図は放送箱角部のつぶれ状態を示す部分斜視図、第8
図は従来の包装構造の部分断面図である。 1′……台板、4……包装箱、5……係止部材、10′…
…器具本体の透し孔、11′……立上り片、20……くの字
状透し孔、A……器具本体、B……セード。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】器具本体とセードとを同一包装箱に収納す
    る環形蛍光灯器具の包装構造において、周縁に立上り片
    を有し、中央部に上記器具本体を挿入する透し孔を設け
    た台板の上記セードの外縁が接する位置に、中央部に向
    けて開いたほぼくの字状の透し孔を複数個設け、上記複
    数個の透し孔にそれぞれ断面がくの字状の係止部材を嵌
    入するとともに、嵌入後の上記係止部材が脱落しない手
    段を設けたことを特徴とする環形蛍光灯器具の包装構
    造。
JP62294103A 1987-11-24 1987-11-24 環形蛍光灯器具の包装構造 Expired - Lifetime JP2562630B2 (ja)

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JPH01139338A JPH01139338A (ja) 1989-05-31
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