JP5167458B2 - 照明器具包装装置 - Google Patents

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Description

本発明は、照明器具を包装箱の内部に拘束保持する包装装置の技術に関する。
従来、円環状蛍光管が装着されてなる照明器具本体と、該照明器具本体に装着されるセードとからなる照明器具の包装は、包装箱と、照明器具を包装箱内に拘束保持するための、拘束保持具によって行われていた。
特開2006−62658号公報
特許文献1の照明器具包装装置は、包装箱の中央に固定した固定具を、照明器具本体の中央に貫入させ、該固定具に抜け止め具を取り付けることで、照明器具本体を包装箱内に固定するものである。よって、照明器具を天井に取り付けたような状態、すなわち、照明器具を天井に取り付けるための取付アダプタを、照明器具本体の中央に配置した状態で包装することができない。
そこで、照明器具を天井に取り付けたような状態で包装する場合には、図9乃至図11に示したような包装装置101を用いていた。図9乃至図11に示した包装装置101は、包装箱103と、照明器具104の照明器具本体111を固定するための拘束保持具105と、緩衝筒120で構成される。前記拘束保持具105には、図11に示したように、対角線上に折り目106と切り欠き107が設けられており、折り曲げられた二つの拘束保持具105・105の、切り欠き107・107部分同士で、照明器具本体111を挟んで、照明器具本体111を包装箱103内に固定する。しかし、このような包装装置101は、照明器具本体111を外側から固定するため、包装箱103内の空間が多く、また、必要とされる材料が多いという不具合が生じていた。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、一方に開閉自在な開口を有する包装箱と、円板状の基板部を有する照明器具本体と該照明器具本体を天井面へ着脱自在に装着するための取付アダプタと該照明器具本体に装着されるセードとからなる照明器具を、前記包装箱内に拘束状態に保持する拘束保持具とを備える包装装置であって、前記拘束保持具は、前記包装箱の底面板上に載置固定される主仕切り板と、該主仕切り板の中央に嵌合固定され、前記取付アダプタを固定する包装用アダプタとで構成され、前記照明器具は、前記包装用アダプタに前記取付アダプタを固定し、前記取付アダプタと前記照明器具本体とを固定した状態で包装されるものである。
請求項2においては、前記主仕切り板は、前記包装箱の底面上に載置固定される下壁部と、該下壁部に折り目を介して連設される、セード固定用の側壁部とで構成されるものである。
請求項3においては、前記主仕切り板の側壁部は、上端が中央寄りに向かう傾斜姿勢に固定されるものである。
請求項4においては、前記主仕切り板の側壁部は、前記下壁部に折り目を介して連設される立ち上がり部と、該立ち上がり部に折り目を介して左右一対に連設される翼状部とで構成され、該翼状部は前記下壁部と連設される係止部によって、中央寄りに傾斜姿勢に固定されるものである。
請求項5においては、前記包装箱は、フラップを重複させて封止する開口部を側部に設けており、前記拘束保持具は、前記側壁部が形成されていない側面を前記開口部に対向して配置したものである。
請求項6においては、前記包装用アダプタは、円柱状に形成された取付アダプタの円周を囲うように、間隔を空けて配置され、前記取付アダプタと係合する部分を有する複数の取付アダプタ把持部と、該取付アダプタの下部に配置される取付アダプタ支持部とで構成されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、照明器具を天井に取り付けた状態、すなわち安定した状態で、照明器具を包装箱内に拘束保持することができる。また、包装箱の中央で照明器具を固定することで、照明装置を外側から固定する場合に比べて、使用する材料を少なく構成することができる。
請求項2においては、拘束保持部の主仕切り板を、一枚で構成することができる。
請求項3においては、セードを、内側に向かう傾斜姿勢に立設される側壁部によって、押さえつけて固定することができる。
請求項4においては、セードの包装箱内における遊び部分をなくすことができる。よって、包装箱がどのように置かれた場合でも、セードが包装箱内において傾くことがなく、包装箱内でセードが傾くことで、セードの一部に荷重がかかり、セードが変形することを防止することができる。また、このように、傾斜した姿勢の側壁部によって、包装箱の上部からかかる力を、包装箱下部の隅に、分散して導くことができる。すなわち、側壁部によってセードに過度な荷重がかかることを、防止することができる。また、包装箱の隅に、空間ができるため、外力が加わった際に、該空間が外力を受け止めて、包装箱が変形することで、内部に収納される照明器具を保護することができる。また、このように構成される包装装置を使用した場合、照明器具の固定が容易で、固定する箇所が少ないため、照明器具の包装工数を削減することができる。よって、包装作業の効率が向上する。
請求項5においては、包装箱のフラップのない部分に、主仕切り板の側壁部が配置されることとなるため、該側壁部と包装箱とで二重の壁が構成される。また、側壁部のない部分は、フラップが二重に重なり、二重の壁を構成される。よって、照明器具の周囲を囲う包装装置の四面全てに、二重の壁が配置されることとなり、包装装置全体の強度を確保することができる。
請求項6においては、取付アダプタは、包装用アダプタに嵌合するとともに、該取付アダプタ把持部と係合するので、包装用アダプタから抜けたり、包装用アダプタ内で回転等することがない。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施例に係る包装装置の斜視図、図2は同じく分解斜視図、図3は主仕切り板の斜視図である。図4は包装用アダプタに取付アダプタを取り付けた状態を示した図である。図5は照明器具に拘束保持具を取り付ける状態を示した側面図、図6は照明器具に拘束保持具を取り付けた状態を示した側面図である。図7は照明器具を拘束保持具の中央に固定する状態を示した側面図、図8は照明器具を拘束保持具の中央に固定した状態を示した断面図である。
図1に示したように、包装装置1は、フラップ43・43を重複させて封止する開口2を有する包装箱3と、照明器具4を前記包装箱3内に拘束状態に保持する拘束保持具5とで構成されている。拘束保持具5は、図1、図2に示したように、包装箱3の底面3a上に載置される主仕切り板7と、該主仕切り板7の中央に嵌合固定される包装用アダプタ8によって構成されている。
この包装装置1により、包装保持される照明器具4は、図2に示したように、円板状の基板部9に、大小の円環状蛍光管10が装着された照明器具本体11と、該照明器具本体11に着脱自在に装着される比較的柔らかい合成樹脂からなるセード12と、前記照明器具本体11を天井面へ着脱自在に装着するための取付アダプタ13とで構成されている。照明器具本体11の基板部9の中央には、上方に突出し、上面中央に孔部9aを有する凸部9bが形成されており、前記取付アダプタ13は、照明器具本体11の前記孔部9aにに嵌合固定される。そして、図5乃至図8に示したように、照明器具本体11の下部には、緩衝材としてのスポンジ17が取り付けられている。
図4または図7、図8に示したように、略円柱状に形成された取付アダプタ13の側面には、前記照明器具本体11を着脱自在に嵌合する、一対の嵌合片14・14が突出しており、前記嵌合片14・14は円周に沿って等間隔に配置されて、取付アダプタ13外側に向けてスライド可能な一対の掴み片15の操作により、取付アダプタ13内部に収納される構成となっている。前記嵌合片14・14は、取付アダプタ13側面より突出する方向に付勢されており、前記嵌合片14・14は、上辺14aと下片14bとで、側面視略コの字形状に形成されており、上辺14a又は下片14bによって、照明器具本体11を支持する構成としている。
図2に示したように、前記包装装置1の、拘束保持具5の主仕切り板7は、下壁部18と、該下壁部18に折り目19を介して連設される左右一対の側壁部20・20とからなり、一枚のダンボールによって一体的に構成されている。前記側壁部20は、前記下壁部18に折り目19を介して連設される立ち上げ部23と、該立ち上げ部23に折り目22を介して連設される左右一対の翼状部24・24とで構成されている。
前記主仕切り板7において、下壁部18と、側壁部20・20との間に設けられた折り目19の両端には、切り込み21・21が設けられている。前記立ち上げ部23と翼状部との間の折り目22は、該切り込み21・21の端部から、側壁部20側に向けて形成されている。
また、下壁部18の四隅には、四隅を面取りする折り目25・25・25・25が設けられている。図3に示したように、下壁部18は、四隅の折り目25・25・25・25において上方に折り曲げられて、前記折り目25・25・25・25に沿って立設された側壁部20・20の翼状部24・24・24・24と重ね合わされて、係止される構成となっている。
すなわち、前記折り目25に沿って立設された折り曲げ部26と、翼状部24とには、開口側が狭くなった略コの字型の切り込み27・44が形成されている。翼状部24の切り込み部をコの字の開口部分で折り曲げて孔を形成し、折り曲げ部26の切り込み27をコの字の開口部分で折り曲げて片を形成して、前記片を孔に挿入することで、折り曲げ部26と翼状部24とが係止される構成となっている。また、翼状部24が立設された状態において、図2に示した、翼状部24下端に設けられた突設部28が、下壁部18に設けられた孔部29と嵌合する。このようにして、側壁部20は、面取りされた下壁部18の外周に沿って、中央に向かう傾斜姿勢に立設される構成となっている。すなわち、該下壁部18と連設される折り曲げ部26は、翼状部24の係止部となっている。
また、図5に示したように、前記側壁部20の上下方向中途部には、上方に開口する略コの字状の切り込みが設けられており、該切り込み部をセード12側に持ち上げることで、セード12の浮き上がり防止片31が形成される。
また、図2に示したように、前記主仕切り板7の下壁部18の中央部は、四隅が面取りされた四角形状に切り取られて、包装用アダプタ8が嵌合する孔32が形成されている。略四角形状に切り取られたダンボール紙は、一つの隅部が尖った形状となるよう一部が切り取られて、図1に示したように、リモコン置き場用板部材33として利用される。
すなわち、前記リモコン置き場用板部材33は、主仕切り板7が包装箱3に入れられた状態において、包装箱3の四隅の一つに配置され、リモコン置き場34を形成する。すなわち、リモコン置き場34は、重なり合った下壁部18の折り曲げ部26と側壁部20と、前記リモコン置き場用板部材33との間に形成される。リモコン置き場34を形成する下壁部18の折り曲げ部26と側壁部20とには、図2に示したように、前記係止部27、44の代わりに、孔部35、45が設けられている。該孔部35、45に、リモコン置き場用板部材33の尖った部分33aが外側下方から差し込まれることで、図1に示したように、下壁部18の折り曲げ部26と側壁部20とが立設された状態で固定される。
また、図2に示したように、主仕切り板7の下壁部18の一部37が切り取られて、取付アダプタ13の掴み片15のスライドを阻止するロック部材36が形成されている。該ロック部材36の中央には、掴み片15が嵌合する孔部38が設けられている。
このように、下壁部18の一部分を切り抜いて、リモコン置き場用板部材33や、ロック部材36を構成することで、包装装置1を少ない材料で構成することができる。
そして、主仕切り板7の下壁部18の縁において、側壁部20の配置されない部分に、切り込み39が形成されており、該切り込み39に手を差し込んで、拘束保持具5の包装箱3への出し入れを行うことができる。
本実施例において、前記包装用アダプタ8は下面開放のパルプモールド成形品であり、外側が照明器具本体11の中央に突出する凸部9bに嵌合し、内側に取付アダプタ13が嵌合する形状に形成されている。すなわち、図4に示したように、包装用アダプタ8の中央部には、上方に向かって四つの取付アダプタ把持部40・40・40・40が円周上に突出しており、円柱状に構成される取付アダプタ13は、該取付アダプタ把持部40・40・40・40に挟持される構成となっている。
また、取付アダプタ把持部40・40・40・40及びその基部は、照明器具本体11の中央に突出する凸部9bの内側に、下方から嵌合する構成となっている。なお、図4、図8に示したように、前記取付アダプタ把持部40・40・40・40の上面42は、外側から支持されて、水平に形成されており、取付アダプタ把持部40・40・40・40の内側に開放されている。
また、前記取付アダプタ把持部40・40・40・40同士の間には、取付アダプタ13の下方への移動を規制する取付アダプタ支持部41・41・41・41が、外側からのみ支持されて、水平に形成されており、取付アダプタ支持部41・41・41・41は、内側に開放されている。すなわち、包装用アダプタ8は、平面視において、円周上に、取付アダプタ把持部40と取付アダプタ支持部41が、連続して交互に配置されており、取付アダプタ13は、取付アダプタ把持部40によって、周囲を把持され、取付アダプタ支持部41によって、底部を支持される構成となっている。このように構成することで、包装用アダプタ8は、パルプモールドの押出成形によって形成することが可能となっている。
そして、照明器具4包装状態において、図8に示したように、取付アダプタ13の前記嵌合片14・14は、包装用アダプタ8の取付アダプタ把持部40の上面42と、その上に載置された照明器具本体11の円板状の基板部9の凸部9bを挟んで固定する。すなわち、包装用アダプタ8の取付アダプタ把持部40の上面42は、前記取付アダプタ13を取付アダプタ支持部41・41・41・41に支持させた状態において、取付アダプタ13の嵌合片14の、上辺14aと下片14bとの間に側面視略コの字形状に形成された把持部16の、下面側16aに位置する高さに設定されている。また、前記取付アダプタ把持部40は、前記嵌合片14の幅と略同じ幅に設定されている。よって、嵌合片の下片14bは、取付アダプタ把持部40内に収納されることとなり、照明器具4包装状態において、取付アダプタ13は、包装用アダプタ8内から抜けることも、包装用アダプタ8内を回転することもできない。
そして、前記包装箱3は、図1に示したように、側面に開閉可能なフラップ43・43を持ち、フラップ43・43を閉じて粘着テープなどで閉じるものである。
このように、包装箱3、主仕切り板7、包装用アダプタ8で構成される包装装置1は、使用に供するまでは、展開状態のままで保管、輸送されるもので、使用に際して所定の形態に組み立てられるものである。その展開状態から、所定の形態に組み立てられる操作及び包装状態について以下に説明する。
まず、図2に示したように、主仕切り板7の中央の孔32に、包装用アダプタ8を下方より挿入して、主仕切り板7と包装用アダプタ8を嵌合させる。
次に、該包装用アダプタ8に、取付アダプタ13を嵌合させる。すなわち、掴み片15・15の操作により、嵌合片14・14をスライドさせて取付アダプタ13内部に収納した状態で、取付アダプタ13を包装用アダプタ8に挿入する。そして、付勢力により、嵌合片14・14が取付アダプタ13側面に突出することで、包装用アダプタ8が、図7、図8に示した嵌合片14・14の把持部16に挟まれて固定される構成となっている。
次に、包装用アダプタ8に挿入された取付アダプタ13と、照明器具本体11を嵌合させる。すなわち、取付アダプタ13の掴み片15・15の操作により、嵌合片14・14をスライドさせて取付アダプタ13内部に収納した状態で、照明器具本体11の、円板状の基板部9中央の孔部9aに、取付アダプタ13を挿入する。そして、付勢力により、嵌合片14・14が取付アダプタ13側面に突出することで、図8に示したように、照明器具本体11の基板部9と、包装用アダプタ8とが、嵌合片14・14の把持部16・16に挟まれて固定される構成となっている。
次に、嵌合片14・14を操作する掴み片15・15のスライド移動を規制するロック部材36を、取付アダプタ13上部に取り付ける。すなわち、ロック部材36の中央の孔部38に、掴み片15・15が嵌合するように、ロック部材36を取付アダプタ13の上方に載せ、粘着テープ等を用いて固定する。掴み片15・15のスライド移動が、ロック部材36によって規制されることで、嵌合片14・14のスライド移動が規制される。
このように、ロック部材36によってスライド移動が規制されて、確実に取付アダプタ13側面より突出した状態に保たれた嵌合片14・14によって、包装用アダプタ8と照明器具本体11は固定される。なお、本実施例においては、ロック部材36を用いて、確実に嵌合片14・14を固定する構成としたが、このロック部材36を用いなくても、嵌合片14・14の付勢力のみで、包容用アダプタ8と照明器具本体11を固定することもできる。
そして、図2に示したように、セード12を照明器具本体11の上に載せる。なお、セード12には、セード12を照明器具本体11の上に載せる際に、照明器具本体11の嵌合突起と、セード12の受け金具とが干渉しないように、セード12の位置決めするための印(図示せず)が付されている。
次に、図5に示したように、主仕切り板7の側壁部20・20を立設させていく。
すなわち、図2に示した、側壁部20の立ち上げ部23を、図3、図5、図6に示したように、折り目19に沿って立ち上げて、該側壁部20の翼状部24を、下壁部18の折り目25に沿うように折り曲げて、翼状部24の下部の突出部28を、下壁部18の孔部29に挿入する。そして、下壁部18の折り曲げ部26を、折り目25に沿って立ち上げて、翼状部24と重ね合わせ、重なりあった切り込み27・44同士を、内部側に折り込むことで、下壁部18の折り曲げ部26と翼状部24とが係合し、翼状部24が立設した状態に固定される。なお、リモコン置き場34を形成する翼状部24には、切り込み27・44がないため、該翼状部24と下壁部18の折り曲げ部26とだけでは、係合することができない。よって、この際には、そのままの状態で置いておく。
このようにして側壁部20は、内側に向かう傾斜姿勢に立設されて、セード12に当接して、セード12を固定する。そして、図5に示した、側壁部20の浮き上がり防止片31を立ち上げる。すなわち、側壁部20とセード12との接触面積が少ない場合には、セード12を押さえつける力を確保することができず、セード12が照明器具本体11から浮き上がる可能性がある。
しかし、浮き上がり防止片31を立ち上げることで、該浮き上がり防止片31が、セード12を上方から押さえることができ、セード12の浮き上がりを防止することができる。なお、本実施例における包装装置1は、前記浮き上がり防止片31を備える構成としたが、照明器具のセードの形状によっては、浮き上がり防止片を必要としない。
このようにして、図1に示したように、照明器具4を固定した拘束保持具5を、側壁部20が立設されない面から、包装箱3内に収納する。包装箱3内において、側壁部20の上部は、包装箱3の上面3bに接している。主仕切り板7の下壁部18の周囲は、面取りされた四隅以外の部分において、包装箱3の側面3cと接している。
そして、リモコン置き場34となる下壁部18の折り曲げ部26も、折り目25に沿って立ち上げて、翼状部24と重ね合わせ、リモコン(図示せず)を挿入し、リモコン置き場用板部材33の尖った部分33aを、外側下方から孔部35に差し込んで、翼状部24の孔部45まで貫通させる。このようにして、下壁部18の折り曲げ部26と翼状部24とが、リモコン置き場用板部材33に外側下方から支えられて、立設した状態に固定される。このようにして、翼状部24とリモコン置き場用板部材33との間に、リモコン置き場34が形成される。
このようにして、照明器具4の取付アダプタ13及び照明器具本体11は、包装箱3内に固定される主仕切り板7の、下壁部18に固定された包装用アダプタ8と嵌合することで、包装箱3内に固定される。そして、照明器具4のセード12は、主仕切り板7の側壁部20・20に押さえられることで、包装箱3内に固定される。
前記セード12は、内側に向かう傾斜姿勢に立設される側壁部20・20に押さえつけられて固定されるため、セード12の包装箱3内における遊び部分がない。よって、包装箱3がどのように置かれた場合でも、セード12が包装箱3内において傾くことがなく、包装箱3内でセード12が傾くことで、セード12の一部に荷重がかかり、セード12が変形することを防止することができる。
また、このように、傾斜した姿勢の側壁部20・20によって、包装箱3の上部からかかる力を、包装箱3下部の四隅に、分散して導くことができる。すなわち、セード12に過度な荷重がかかることを、防止することができる。
また、主仕切り板7の側壁部20・20の間であって、側壁部20のない部分から、照明器具4が固定された拘束保持具5を挿入することで、主仕切り板7の側壁部20のある部分が、包装箱3内において、フラップ43・43のない側面3c側に配置されることとなる。すなわち、包装箱3は、包装状態において、フラップ43・43のある面は、フラップ43・43が重なりあうことで二重となるが、フラップ43・43のない側面3cは一重であるため、強度を確保することができない。
しかし、このように、主仕切り板7を配置することで、包装箱3のフラップ43・43のない部分に、主仕切り板7の側壁部20・20が配置されることとなるため、照明器具4の周囲を囲う包装箱3の四面全てに、二重の壁が配置されることとなり、包装装置1の強度を確保することができる。
また、包装箱3の四隅に、平面視略三角形状の空間ができるため、外力が加わった際に、該空間が外力を受け止めて包装箱3が変形することで、内部に収納される照明器具4を保護することができる。
このように、包装装置1を構成することで、照明器具4を天井に取り付けた状態、すなわち安定した状態で包装することができる。使用に際しては、所定位置を折り曲げて係止させる操作のみで、ステープルや接着剤等の接合手段を要することなく、簡単に所期する形態に組み立てることができる。
また、包装箱3の容積を小さく、また、使用するダンボールの面積を小さく構成することができる。たとえば、同一の照明器具を包装する場合、図9乃至図11に示した従来の一実施例に係る包装装置101においては、包装箱103の容積が2.701平方メートルで、使用するダンボールの面積が2.788平方メートルであるのに対し、本発明の一実施例に係る包装装置1においては、包装箱3の容積が1.889平方メートル、使用するダンボールの面積が1.968平方メートルとなる。
本発明の一実施例に係る包装装置の斜視図。 同じく分解斜視図。 主仕切り板の斜視図。 包装用アダプタに取付アダプタを取り付けた状態を示した図。 照明器具に拘束保持具を取り付ける状態を示した側面図。 照明器具に拘束保持具を取り付けた状態を示した側面図。 照明器具を拘束保持具の中央に固定する状態を示した側面図。 照明器具を拘束保持具の中央に固定した状態を示した断面図。 従来の一実施例に係る包装装置の包装箱に照明器具を拘束した状態を示した図。 従来の一実施例に係る包装装置の包装箱に照明器具本体を拘束した状態を示した図。 従来の一実施例に係る包装装置を分解した状態を示した図。
符号の説明
1 包装装置
2 開口
3 包装箱
3a 底面
4 照明器具
5 拘束保持具
7 主仕切り板
8 包装用アダプタ
9 基板部
10 蛍光管
11 照明器具本体
12 セード
13 取付アダプタ
18 下壁部
19 折り目
20 側壁部
22 折り目
23 立ち上げ部
24 翼状部
25 折り目
26 折り曲げ部
27 切り込み
35 孔部
40 取付アダプタ把持部
41 取付アダプタ支持部
44 切り込み
45 孔部

Claims (6)

  1. 一方に開閉自在な開口を有する包装箱と、
    円板状の基板部を有する照明器具本体と該照明器具本体を天井面へ着脱自在に装着するための取付アダプタと該照明器具本体に装着されるセードとからなる照明器具を、前記包装箱内に拘束状態に保持する拘束保持具とを備える包装装置であって、
    前記拘束保持具は、前記包装箱の底面板上に載置固定される主仕切り板と、該主仕切り板の中央に嵌合固定され、前記取付アダプタを固定する包装用アダプタとで構成され、
    前記照明器具は、前記包装用アダプタに前記取付アダプタを固定し、前記取付アダプタと前記照明器具本体とを固定した状態で包装されることを特徴とする照明器具の包装装置。
  2. 前記主仕切り板は、前記包装箱の底面上に載置固定される下壁部と、該下壁部に折り目を介して連設される、セード固定用の側壁部とで構成されることを特徴とする請求項1に記載の照明器具の包装装置。
  3. 前記主仕切り板の側壁部は、上端が中央寄りに向かう傾斜姿勢に固定されることを特徴とする請求項2に記載の照明器具の包装装置。
  4. 前記主仕切り板の側壁部は、前記下壁部に折り目を介して連設される立ち上がり部と、該立ち上がり部に折り目を介して左右一対に連設される翼状部とで構成され、該翼状部は前記下壁部と連設される係止部によって、中央寄りに傾斜姿勢に固定されることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の包装装置。
  5. 前記包装箱は、フラップを重複させて封止する開口部を側部に設けており、前記拘束保持具は、前記側壁部が形成されていない側面を前記開口部に対向して配置したことを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか一項に記載の包装装置。
  6. 前記包装用アダプタは、円柱状に形成された取付アダプタの円周を囲うように、間隔を空けて配置され、前記取付アダプタと係合する部分を有する複数の取付アダプタ把持部と、該取付アダプタの下部に配置される取付アダプタ支持部とで構成されることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の照明器具の包装装置。
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