JP2562184B2 - 吹付け器の塗料容器・蓋組立体 - Google Patents
吹付け器の塗料容器・蓋組立体Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B7/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
- B05B7/24—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with means, e.g. a container, for supplying liquid or other fluent material to a discharge device
- B05B7/2402—Apparatus to be carried on or by a person, e.g. by hand; Apparatus comprising containers fixed to the discharge device
- B05B7/2405—Apparatus to be carried on or by a person, e.g. by hand; Apparatus comprising containers fixed to the discharge device using an atomising fluid as carrying fluid for feeding, e.g. by suction or pressure, a carried liquid from the container to the nozzle
- B05B7/2435—Apparatus to be carried on or by a person, e.g. by hand; Apparatus comprising containers fixed to the discharge device using an atomising fluid as carrying fluid for feeding, e.g. by suction or pressure, a carried liquid from the container to the nozzle the carried liquid and the main stream of atomising fluid being brought together by parallel conduits placed one inside the other
- B05B7/2437—Apparatus to be carried on or by a person, e.g. by hand; Apparatus comprising containers fixed to the discharge device using an atomising fluid as carrying fluid for feeding, e.g. by suction or pressure, a carried liquid from the container to the nozzle the carried liquid and the main stream of atomising fluid being brought together by parallel conduits placed one inside the other and a secondary stream of atomising fluid being brought together in the container or putting the carried fluid under pressure in the container
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は手持ち型の塗料吹付け器に関し、特に圧縮空
気源に連結された型式の手持ち型吹付け器用の改良塗料
容器・蓋組立体に関する。塗料容器は、塗料吸い上げ用
に又は塗料加圧送り用に選択的に作動される。
気源に連結された型式の手持ち型吹付け器用の改良塗料
容器・蓋組立体に関する。塗料容器は、塗料吸い上げ用
に又は塗料加圧送り用に選択的に作動される。
(従来技術とその問題点) 一般に旧型の手持ち型塗料吹付け器は、吹付け器のバ
レル部分の下に延びるように取付けた塗料容器を有す
る。圧縮空気が、ハンドルの基部に取付けたホースを介
して吹付け器に供給される。圧縮空気は、塗料を霧化す
るために、また、しばしば噴霧塗料のパターンを形作る
ためにノズルに引き金作動式弁の制御により供給され
る。或る型の吹付け器では、引き金作動式流体弁が開か
れたとき、圧縮空気の流れにより塗料を塗料容器からノ
ズルへ吸引し、ノズルのところで圧縮空気が塗料をオリ
フィスを通して導びき、塗料を霧化する。この型の吹付
け器が機能するためには、塗料容器は大気に通気されて
いなければならない。さもなければ、塗料が消費される
のにつれて、塗料容器内に真空が形成され、塗料の供給
が止まってしまう。別の型の吹付け器では、塗料容器を
加圧するために、塗料容器内部に圧縮空気の一部が供給
される。引き金作動式流体弁が開かれるとき、圧力によ
り塗料を容器からノズルへ流出させ、ノズルのところで
塗料は空気でオリフィスから放出され、霧化される。吸
い上げや、仕上げの質よりも、被覆を速く行う方がもっ
と重要であるような適用には粘性が高過ぎる塗料にこの
塗料圧力送りが使用される。
レル部分の下に延びるように取付けた塗料容器を有す
る。圧縮空気が、ハンドルの基部に取付けたホースを介
して吹付け器に供給される。圧縮空気は、塗料を霧化す
るために、また、しばしば噴霧塗料のパターンを形作る
ためにノズルに引き金作動式弁の制御により供給され
る。或る型の吹付け器では、引き金作動式流体弁が開か
れたとき、圧縮空気の流れにより塗料を塗料容器からノ
ズルへ吸引し、ノズルのところで圧縮空気が塗料をオリ
フィスを通して導びき、塗料を霧化する。この型の吹付
け器が機能するためには、塗料容器は大気に通気されて
いなければならない。さもなければ、塗料が消費される
のにつれて、塗料容器内に真空が形成され、塗料の供給
が止まってしまう。別の型の吹付け器では、塗料容器を
加圧するために、塗料容器内部に圧縮空気の一部が供給
される。引き金作動式流体弁が開かれるとき、圧力によ
り塗料を容器からノズルへ流出させ、ノズルのところで
塗料は空気でオリフィスから放出され、霧化される。吸
い上げや、仕上げの質よりも、被覆を速く行う方がもっ
と重要であるような適用には粘性が高過ぎる塗料にこの
塗料圧力送りが使用される。
従来、吸い上げ型のほとんどの吹付け器は、圧縮空気
を塗料容器に供給するように構成されてなかったので、
圧力送りモードで満足に作動するように設計されていな
かった。別個の圧縮空気管を圧縮空気源から塗料容器に
連結する場合には、塗料圧力が吹付け器内の空気圧力を
越えれば、塗料が噴霧用空気通路およびパターン形成用
空気通路に流入してしまう。
を塗料容器に供給するように構成されてなかったので、
圧力送りモードで満足に作動するように設計されていな
かった。別個の圧縮空気管を圧縮空気源から塗料容器に
連結する場合には、塗料圧力が吹付け器内の空気圧力を
越えれば、塗料が噴霧用空気通路およびパターン形成用
空気通路に流入してしまう。
(発明の構成) 圧縮空気源に連結され、塗料容器から塗料を吸い上げ
るように設計された在来の手持ち型吹付け器は、本発明
によれば、ねじニップルを含むように改良され、このね
じニップルから塗料供給管が延びる。引き金作動式空気
弁から下流の噴霧用空気通路がニップルに隣接して出口
を備えている。シュラウドの上端はねじ付きリテイナー
スリーブによってニップルに取付けられ、シュラウドの
下端は塗料容器に取付けられる。シュラウドと吹付け器
は、シュラウドを吹付け器に対して第1位置又は第2位
置に向かせるように協同する。シュラウドの第1位置で
は、シュラウド上端の通路が吹付け器の圧縮空気開口部
と整合し、塗料容器は塗料の加圧送りを行うために大気
に対して閉鎖される。塗料容器は、吹付け器からの噴霧
用空気で加圧されるので、塗料の圧力は空気圧よりも高
くならず、塗料は吹付け器の空気通路に流入しない。シ
ュラウドの第2位置では、吹付け器の圧縮空気開口部分
はふさがれ、シュラウド通路は吹付け器の通気用通路又
は切欠き部に連結し、この通気用通路は塗料の吸い上げ
のため塗料容器を大気に通気する。
るように設計された在来の手持ち型吹付け器は、本発明
によれば、ねじニップルを含むように改良され、このね
じニップルから塗料供給管が延びる。引き金作動式空気
弁から下流の噴霧用空気通路がニップルに隣接して出口
を備えている。シュラウドの上端はねじ付きリテイナー
スリーブによってニップルに取付けられ、シュラウドの
下端は塗料容器に取付けられる。シュラウドと吹付け器
は、シュラウドを吹付け器に対して第1位置又は第2位
置に向かせるように協同する。シュラウドの第1位置で
は、シュラウド上端の通路が吹付け器の圧縮空気開口部
と整合し、塗料容器は塗料の加圧送りを行うために大気
に対して閉鎖される。塗料容器は、吹付け器からの噴霧
用空気で加圧されるので、塗料の圧力は空気圧よりも高
くならず、塗料は吹付け器の空気通路に流入しない。シ
ュラウドの第2位置では、吹付け器の圧縮空気開口部分
はふさがれ、シュラウド通路は吹付け器の通気用通路又
は切欠き部に連結し、この通気用通路は塗料の吸い上げ
のため塗料容器を大気に通気する。
従って、本発明の目的は、改良した吹付け器用塗料容
器・蓋組立体を提供することにある。
器・蓋組立体を提供することにある。
本発明のもう1つの目的は、加圧送りモード、吸い上
げモードのいづれでも作動することのできる吹付け器用
の塗料容器・蓋組立体を提供することにある。
げモードのいづれでも作動することのできる吹付け器用
の塗料容器・蓋組立体を提供することにある。
本発明の他の目的と利点は以下の詳細な説明と添付図
面により理解されるであろう。
面により理解されるであろう。
(実施例) 図面の第1図を参照すると、吹付け器11、蓋組立体12
及び塗料容器13を含む組立体10の断面図が図示されてい
る。蓋組立体12の取付けおよび作動の変更を除いて、吹
付け器11は従来設計の手持ち空気噴霧型吹付け器で良
い。吹付け器11は、圧縮空気ホース(図示せず)に取付
けるための取付け部品16の基部15で終わっているハンド
ル14を有する。ハンドル14はハウジング17に一体に取付
けられ、このハウジング17内に空気弁18が取付けられて
いる。空気弁18を作動し、弁ニードル20を移動させるた
めの引き金19がハウジング17に枢着されている。ハウジ
ング17の前部はバレル21を構成し、このバレル21には在
来の流体チップ22と空気キャップ23が取付けられてい
る。
及び塗料容器13を含む組立体10の断面図が図示されてい
る。蓋組立体12の取付けおよび作動の変更を除いて、吹
付け器11は従来設計の手持ち空気噴霧型吹付け器で良
い。吹付け器11は、圧縮空気ホース(図示せず)に取付
けるための取付け部品16の基部15で終わっているハンド
ル14を有する。ハンドル14はハウジング17に一体に取付
けられ、このハウジング17内に空気弁18が取付けられて
いる。空気弁18を作動し、弁ニードル20を移動させるた
めの引き金19がハウジング17に枢着されている。ハウジ
ング17の前部はバレル21を構成し、このバレル21には在
来の流体チップ22と空気キャップ23が取付けられてい
る。
ハンドル14の空気取付け部品16は、通路24に連結して
おり、この通路24はハンドル14を通して弁18まで延びて
いる。引き金19を引いて空気弁18を開いたとき、空気が
通路24から通路25を介して、ハウジング17の通路26に流
入する。通路26は、空気を流体チップ22と空気キャップ
23との間にある室27に送り出す。弁ニードル20が引き金
19によって動かされたとき、空気キャップ23のオリフィ
ス28が開かれ、室27から圧縮空気が吐出される。弁ニー
ドル20は、流体チップ22を貫ぬいてオリフィス28へ通っ
ている。流体チップ22は、弁ニードル20を囲む内部室29
を有しており、この室29は、オリフィス28と同心の前部
30で開口している。空気がオリフィス28を通して流出す
るとき、室29から液が吸引又は吸い出される。室29は、
通路31と塗料供給管32を介して塗料容器13の底部に連結
されている。従って、オリフィス28を通る空気の流れに
よって容器13から管32、通路31、室29及びオリフィス28
を通して塗料の吸い上げが行なわれる。オリフィス28か
らの圧縮空気の流出によって塗料が吐出されると、塗料
は霧化する。
おり、この通路24はハンドル14を通して弁18まで延びて
いる。引き金19を引いて空気弁18を開いたとき、空気が
通路24から通路25を介して、ハウジング17の通路26に流
入する。通路26は、空気を流体チップ22と空気キャップ
23との間にある室27に送り出す。弁ニードル20が引き金
19によって動かされたとき、空気キャップ23のオリフィ
ス28が開かれ、室27から圧縮空気が吐出される。弁ニー
ドル20は、流体チップ22を貫ぬいてオリフィス28へ通っ
ている。流体チップ22は、弁ニードル20を囲む内部室29
を有しており、この室29は、オリフィス28と同心の前部
30で開口している。空気がオリフィス28を通して流出す
るとき、室29から液が吸引又は吸い出される。室29は、
通路31と塗料供給管32を介して塗料容器13の底部に連結
されている。従って、オリフィス28を通る空気の流れに
よって容器13から管32、通路31、室29及びオリフィス28
を通して塗料の吸い上げが行なわれる。オリフィス28か
らの圧縮空気の流出によって塗料が吐出されると、塗料
は霧化する。
吹付け器11はまた、ハウジング17に設置した弁組立体
33を有する。弁組立体33は、調整ノブ34と弁ニードル35
とを有する。調整ノブ34を手で廻して、ニードル35を弁
座36に近ずけたり遠ざけたりして通路26から空気キャッ
プ23の室37への圧縮空気の流入を制御する。室37はオリ
フィス38と連通しており、オリフィス38は噴霧塗料に空
気を差し向けて噴霧塗料のエンベロープに平らな形状又
は扇形状を与える。弁ニードル35が弁座36に押し当たる
ときには、オリフィス38からは空気は流れず、噴霧塗料
は丸いエンベロープとなる。
33を有する。弁組立体33は、調整ノブ34と弁ニードル35
とを有する。調整ノブ34を手で廻して、ニードル35を弁
座36に近ずけたり遠ざけたりして通路26から空気キャッ
プ23の室37への圧縮空気の流入を制御する。室37はオリ
フィス38と連通しており、オリフィス38は噴霧塗料に空
気を差し向けて噴霧塗料のエンベロープに平らな形状又
は扇形状を与える。弁ニードル35が弁座36に押し当たる
ときには、オリフィス38からは空気は流れず、噴霧塗料
は丸いエンベロープとなる。
部分39がハウジング11と一体に形成されていてバレル
21から垂下する。ねじニップル40がブラケット39の下方
へ延びている。蓋組立体12は、ニップル40に取付けられ
ており、塗料容器13は蓋組立体12に取付けられている。
塗料通路31は、ブラケット39とニップル40を貫通し、塗
料供給管32は、通路31の端に保持されてニップル40の下
方に延びる。ブラケット39は第1図及び第2図で最もよ
くわかるように、ニップル40より上に下方に向いた面41
を有する。通路42は、面41から噴霧空気室27まで通じて
いる。通気用切欠き用43も、面41からブラケット39の背
面44まで延びる。ニップル40に対して、通気用切欠き部
43は、圧縮空気通路42と直径方向反対側に位置決めされ
ている。2つの位置決め用切欠き部45が、ニップル40の
両側で、ニップルから半径方向に一様に間隔をへだてて
面41に形成されている。切欠き部45は通路42および通気
用切欠き部43から等間隔をなしている。
21から垂下する。ねじニップル40がブラケット39の下方
へ延びている。蓋組立体12は、ニップル40に取付けられ
ており、塗料容器13は蓋組立体12に取付けられている。
塗料通路31は、ブラケット39とニップル40を貫通し、塗
料供給管32は、通路31の端に保持されてニップル40の下
方に延びる。ブラケット39は第1図及び第2図で最もよ
くわかるように、ニップル40より上に下方に向いた面41
を有する。通路42は、面41から噴霧空気室27まで通じて
いる。通気用切欠き用43も、面41からブラケット39の背
面44まで延びる。ニップル40に対して、通気用切欠き部
43は、圧縮空気通路42と直径方向反対側に位置決めされ
ている。2つの位置決め用切欠き部45が、ニップル40の
両側で、ニップルから半径方向に一様に間隔をへだてて
面41に形成されている。切欠き部45は通路42および通気
用切欠き部43から等間隔をなしている。
蓋組立体12は、シュラウド46、リテイナースリーブ47
及び円板又はダイアフラム48を有する。第1図、第3図
及び第5図で最も良くわかるように、シュラウド46は一
般に管状であり、ニップルを受け入れる大きさの開口部
50を構成する上端49を有している。2つのタブ51が開口
部50の直径方向両側で端49から延びている。タブ51は、
吹付け器のブラケット面41の切欠き部45によって受け入
れられるように形作られ、且つ位置決めされている。タ
ブ51と切欠き部45は、180度隔った2つの位置のいずれ
においてもシュラウド46と吹付け器のブラケットとの取
付けを可能にするように協同する。通路52がシュラウド
端49を貫通する。通路52は、第1図に示すように、シュ
ラウド46を第1位置に配向するときブラケット39の圧縮
空気通路42と整合するように、また、第3図に断片的に
示すように、シュラウド46をブラケット39に対して第2
位置に配向するとき、通気用切欠き部43と整合するよう
に位置決めされている。
及び円板又はダイアフラム48を有する。第1図、第3図
及び第5図で最も良くわかるように、シュラウド46は一
般に管状であり、ニップルを受け入れる大きさの開口部
50を構成する上端49を有している。2つのタブ51が開口
部50の直径方向両側で端49から延びている。タブ51は、
吹付け器のブラケット面41の切欠き部45によって受け入
れられるように形作られ、且つ位置決めされている。タ
ブ51と切欠き部45は、180度隔った2つの位置のいずれ
においてもシュラウド46と吹付け器のブラケットとの取
付けを可能にするように協同する。通路52がシュラウド
端49を貫通する。通路52は、第1図に示すように、シュ
ラウド46を第1位置に配向するときブラケット39の圧縮
空気通路42と整合するように、また、第3図に断片的に
示すように、シュラウド46をブラケット39に対して第2
位置に配向するとき、通気用切欠き部43と整合するよう
に位置決めされている。
第1図及び第4図で最も良くわかるように、リテイナ
ースリーブ47は、形状が一般に管状であって、中央開口
部53を持つ。リテイナースリーブ開口部53は、ねじニッ
プル40と係合する雌ねじ上端54を有する。リテイナース
リーブ開口部53は、塗料供給管32を受け入れ、且つこれ
を支持する小径部分55を有する。プラスチック圧縮シー
ル56が、リテイナースリーブ小径部分55の上方で管32に
位置決めされている。リテイナースリーブ47をニップル
40に螺合させるときに、シール56は継手40とリテイナー
スリーブ部分55との間で圧縮されて液体シールを形成
し、通路31の端部に管32を保持する。リテイナースリー
ブ47は拡大下端57を有し、好ましくはこの拡大下端57
は、ニップル40にリテイナースリーブ47を取付けたり取
はずしたりするとき、把持を容易にするように横断面が
わずかに扁平又は長円形をしている。円板又はダイアフ
ラム48は、リテイナースリーブ47に位置決めされ、スリ
ーブ下端57の上方でスリーブ47のシャフト部分59に密着
する。
ースリーブ47は、形状が一般に管状であって、中央開口
部53を持つ。リテイナースリーブ開口部53は、ねじニッ
プル40と係合する雌ねじ上端54を有する。リテイナース
リーブ開口部53は、塗料供給管32を受け入れ、且つこれ
を支持する小径部分55を有する。プラスチック圧縮シー
ル56が、リテイナースリーブ小径部分55の上方で管32に
位置決めされている。リテイナースリーブ47をニップル
40に螺合させるときに、シール56は継手40とリテイナー
スリーブ部分55との間で圧縮されて液体シールを形成
し、通路31の端部に管32を保持する。リテイナースリー
ブ47は拡大下端57を有し、好ましくはこの拡大下端57
は、ニップル40にリテイナースリーブ47を取付けたり取
はずしたりするとき、把持を容易にするように横断面が
わずかに扁平又は長円形をしている。円板又はダイアフ
ラム48は、リテイナースリーブ47に位置決めされ、スリ
ーブ下端57の上方でスリーブ47のシャフト部分59に密着
する。
吹付け器11に蓋組立体12を組立てる際には、使用者
は、組立体10を吸い上げモードで使用するか圧力送りモ
ードで使用するかを先ず決定する。比較的低粘性の塗料
やラッカーなどほとんどの材料では、組立体10を吸い上
げモードで作動する。ガスケット開口部60をシュラウド
開口部50と整合させてガスケット58をシュラウド上端49
に位置決めし、シュラウド通路52を通気用切欠き部53と
整合させて、シュラウド46を第3図に示す向きでニップ
ル40に位置決めする。ダイアフラム48をリテイナースリ
ーブ47に位置決めし、塗料供給管32をスリーブ部分55に
挿入し、シール56を管32に位置決めする。次いでリテイ
ナースリーブ47をニップル40に螺合してシュラウド46を
吹付け器11に堅固に取付け、且つ塗料供給管32を通路31
内に保持する。リテイナースリーブ47をニップル40に螺
合したとき、円板又はダイヤフラム48は、シュラウド46
の下方に向いたリップ61によってその外周が下方にわず
かに曲げられる。ダイヤフラム48は、シュラウド46とリ
テイナースリーブ47との間の室62の底部を閉鎖する。室
62はその頂が通路52を介して通気用切欠き部43と連通す
る。室62はその底部がダイアフラム48の切欠き部63を介
して、シュラウドの下端65に螺合させた塗料容器13の内
部64と連通する。従って、塗料容器13の内部は、ダイヤ
フラムの切欠き部63、室62、通路52及び通気用切欠き部
43を介して大気に通気される。好ましくは、ダイアフラ
ム48は切欠き部63を吹付け器11の後部に向けて位置決め
され、使用中吹付け器11を傾けるときに通気用切欠き部
43からしずくがたれないように機能する。
は、組立体10を吸い上げモードで使用するか圧力送りモ
ードで使用するかを先ず決定する。比較的低粘性の塗料
やラッカーなどほとんどの材料では、組立体10を吸い上
げモードで作動する。ガスケット開口部60をシュラウド
開口部50と整合させてガスケット58をシュラウド上端49
に位置決めし、シュラウド通路52を通気用切欠き部53と
整合させて、シュラウド46を第3図に示す向きでニップ
ル40に位置決めする。ダイアフラム48をリテイナースリ
ーブ47に位置決めし、塗料供給管32をスリーブ部分55に
挿入し、シール56を管32に位置決めする。次いでリテイ
ナースリーブ47をニップル40に螺合してシュラウド46を
吹付け器11に堅固に取付け、且つ塗料供給管32を通路31
内に保持する。リテイナースリーブ47をニップル40に螺
合したとき、円板又はダイヤフラム48は、シュラウド46
の下方に向いたリップ61によってその外周が下方にわず
かに曲げられる。ダイヤフラム48は、シュラウド46とリ
テイナースリーブ47との間の室62の底部を閉鎖する。室
62はその頂が通路52を介して通気用切欠き部43と連通す
る。室62はその底部がダイアフラム48の切欠き部63を介
して、シュラウドの下端65に螺合させた塗料容器13の内
部64と連通する。従って、塗料容器13の内部は、ダイヤ
フラムの切欠き部63、室62、通路52及び通気用切欠き部
43を介して大気に通気される。好ましくは、ダイアフラ
ム48は切欠き部63を吹付け器11の後部に向けて位置決め
され、使用中吹付け器11を傾けるときに通気用切欠き部
43からしずくがたれないように機能する。
もっと粘性の塗料については、吹付け器11への塗料の
流れを適確にするために、組立体10を圧力送りモードで
作動することが必要である。圧力送りは単に、ニップル
40上のリテイナースリーブ47をゆるめ又は取りはずし、
タブ51を切欠き部45から引きだすようにシュラウド46を
動かし、シュラウドを180度回転させ、最後にニップル4
0上のリテイナースリーブ47を再び締めることによって
達成される。第1図に示すように、シュラウド通路52は
今や吹付け器の通路42と整合し、シュラウド端49とガス
ケット58が通気用切欠き部43をふさぐ。その結果、塗料
容器13の内部は大気から遮断され、吹付け器の引き金19
が引かれるときはいつでも室27からの圧縮空気で加圧さ
れる。
流れを適確にするために、組立体10を圧力送りモードで
作動することが必要である。圧力送りは単に、ニップル
40上のリテイナースリーブ47をゆるめ又は取りはずし、
タブ51を切欠き部45から引きだすようにシュラウド46を
動かし、シュラウドを180度回転させ、最後にニップル4
0上のリテイナースリーブ47を再び締めることによって
達成される。第1図に示すように、シュラウド通路52は
今や吹付け器の通路42と整合し、シュラウド端49とガス
ケット58が通気用切欠き部43をふさぐ。その結果、塗料
容器13の内部は大気から遮断され、吹付け器の引き金19
が引かれるときはいつでも室27からの圧縮空気で加圧さ
れる。
上述した本発明の実施例に対して数多の変更と変形を
特許請求の範囲の精神及びその範囲から逸脱することな
く行うことができることがわかるであろう。特に、本発
明は、詳細に図示し、説明した吹付け器11以外の多くの
異なった在来の吹付け器の設計にも容易に適合できる。
特許請求の範囲の精神及びその範囲から逸脱することな
く行うことができることがわかるであろう。特に、本発
明は、詳細に図示し、説明した吹付け器11以外の多くの
異なった在来の吹付け器の設計にも容易に適合できる。
第1図は本発明による吹付け器と塗料容器と蓋組立体の
縦断面図であって、加圧送りモードで塗料容器を示して
いる図、第2図は、吹付け器の底部のねじニップル、圧
縮空気出口、通気用切欠き部及びシュラウド割出し構造
を示す部分図、第3図は塗料容器を吸い上げモードで通
気し、作動したときの、シュラウドと吹付け器との取付
けを示す部分拡大断面図、第4図はリテイナースリーブ
の斜視図、第5図は、シュラウド斜視図である。 10……組立体 11……吹付け器 12……塗料容器 39……ブラケット 40……ニップル 47……リテイナースリーブ 46……シュラウド
縦断面図であって、加圧送りモードで塗料容器を示して
いる図、第2図は、吹付け器の底部のねじニップル、圧
縮空気出口、通気用切欠き部及びシュラウド割出し構造
を示す部分図、第3図は塗料容器を吸い上げモードで通
気し、作動したときの、シュラウドと吹付け器との取付
けを示す部分拡大断面図、第4図はリテイナースリーブ
の斜視図、第5図は、シュラウド斜視図である。 10……組立体 11……吹付け器 12……塗料容器 39……ブラケット 40……ニップル 47……リテイナースリーブ 46……シュラウド
Claims (5)
- 【請求項1】ねじニップルと、 前記ねじニップルから延び、塗料をノズルに供給するよ
うに連結された塗料吸い上げ供給管とを有する吹付け器
と、 開口頂部を構成し、前記開口頂部を取り囲むねじ付き端
部を有する塗料容器と、 前記塗料供給管が前記塗料容器の中に延びるように前記
塗料容器を前記吹付け器に取付け、前記ニップルに嵌ま
り、吹付け器に係合するようになった第1端部を備えた
シュラウドを有する手段とを有し、前記シュラウドが、
前記塗料容器のねじ付き端部に係合するようにねじが切
られた第2端部を有し、 前記シュラウドを前記吹付け器に保持するために前記ね
じニップルに係合する雌ねじを備えた第1端部を有する
リテイナーと、 前記吹付け器と前記シュラウド間で協働する、前記シュ
ラウドを前記吹付け器に対して第1位置か第2位置のい
ずれかに割り出すための手段と、 前記シュラウドが前記第1位置にあるときに、前記塗料
容器を加圧するため圧縮空気を前記吹付け器から前記塗
料容器の内部に供給するための手段と、 前記吹付け器から前記塗料容器への圧縮空気の供給を阻
止し、同時に、前記シュラウドが前記第2位置にあると
きに、前記塗料容器の内部を大気に通気させるための、
前記シュラウドに形成された手段とを有する、 圧縮空気源で作動する塗料吹付け器と塗料容器・蓋組立
体。 - 【請求項2】前記リテイナーが、手で把持され、前記リ
テイナーの第1端部を前記ニップルに対して締めたり、
緩めたりするため廻されるようになっている第2端部を
有する、請求項1に記載の圧縮空気源で作動する塗料吹
付け器と塗料容器・蓋組立体。 - 【請求項3】前記吹付け器が、前記ニップルに隣接して
開口部を有する圧縮空気通路を有し、圧縮空気を前記吹
付け器から前記塗料容器の内部に供給するための手段
が、前記シュラウドが前記第1位置にあるときに、前記
吹付け器の前記圧縮空気通路の開口部と整合するように
位置決めされた前記シュラウドの第1端部の貫通通路を
有する、請求項1に記載の圧縮空気源で作動する塗料吹
付け器と塗料容器・蓋組立体。 - 【請求項4】選択的に、前記塗料容器への圧縮空気の供
給を阻止し、前記塗料容器の内部を大気に通気させるた
めの前記手段が、前記シュラウドが前記第2位置にある
ときに前記吹付け器の前記圧縮空気通路の開口部を塞ぐ
ための手段と、前記シュラウドが前記第2位置にあると
きに前記通路を前記シュラウドの第1端部を通して大気
に連通させる、前記吹付け器の通路とを有する、請求項
3に記載の圧縮空気源で作動する塗料吹付け器と塗料容
器・蓋組立体。 - 【請求項5】前記シュラウドの第2端部に隣接して前記
シュラウドと、前記リテイナーの第2端部に隣接して前
記リテイナーとの間に延びるダイヤフラムを有し、該ダ
イヤフラムが、前記シュラウド内に室を形成し、前記シ
ュラウドの第1端部の前記通路が前記室に通じ、前記ダ
イヤフラムには、前記室を前記塗料容器の内部に連通さ
せる通路が形成されている、請求項4に記載の圧縮空気
源で作動する塗料吹付け器と塗料容器・蓋組立体。
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