JP2562088Y2 - スーパーチャージャー - Google Patents

スーパーチャージャー

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JP2562088Y2
JP2562088Y2 JP1991026174U JP2617491U JP2562088Y2 JP 2562088 Y2 JP2562088 Y2 JP 2562088Y2 JP 1991026174 U JP1991026174 U JP 1991026174U JP 2617491 U JP2617491 U JP 2617491U JP 2562088 Y2 JP2562088 Y2 JP 2562088Y2
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JP
Japan
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discharge port
supercharger
throttle
air
main body
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Inventor
孝弘 市川
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Aichi Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
Aichi Machine Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はスーパーチャージャー
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスーパーチャージャーを図3に示
したスクリュータイプのスーパーチャージャーを例にと
って説明すると、同図中、1は本体で、図示しない吸気
配管に接続されている。本体1内には図示しないエンジ
ンから回転を伝達される主軸2及び該主軸2により図示
しない歯車等の機構を介して同期的に回転駆動される副
軸3が軸支されている。主軸2及び副軸3にはそれぞれ
スクリュ(図示しない)が備えられており、吸気配管を
経て本体1内に導入された空気はこれらのスクリュによ
り圧縮され、吐出ポート4を経てエンジンの吸気管に供
給されるようになっている。このような従来のスーパー
チャージャーでは吐出ポート4の開口面積はエンジン回
転数にかかわらず常に一定であり、この開口面積はエン
ジン回転数が特定の目標回転数で最適な空気圧縮比が得
られるように設定されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来のスーパーチャー
ジャーでは特定のエンジン回転数においてのみ最適な空
気圧縮比が得られるものであり、他の範囲のエンジン回
転数では適切な圧縮比が得られないためエンジン性能が
悪くなり、また吸入空気音も悪くなる欠点を有してい
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案のスーパーチャージャーは、スーパーチャー
ジャー本体の外面には、略三角形状の吐出ポートの周囲
を取り囲む略四角形状の枠部が形成され、この枠部に
は、前記吐出ポートの頂点に対応した略V字形の切込を
有するプレート状の絞り部材が吐出ポートの開口面積を
変えるためにスライド可能に取り付けられ、枠部の前記
絞り部材を案内する該絞り部材の移動方向に平行な一対
の辺部材内には、一端側を絞り部材の一部により、また
他端側を枠部に隣接する本体カバーにより閉ざされた空
気室がそれぞれ形成され、各空気室の内部には、前記吐
出ポートを開く方向に前記絞り部材を付勢する圧縮コイ
ルスプリングが装着され、各空気室は3方向コネクタを
介し本体内に空気を導入するための吸気配管の一部に接
続されて、該吸気配管内の負圧が大きくなるほど前記絞
り部材を前記吐出ポートの開口面積が小さくなる側に動
かす構成を有する。
【0005】
【作用】本考案のスーパーチャージャーでは、エンジン
回転数が上昇して吸気配管内の負圧が大きくなるに伴い
絞り部材により吐出ポートの開口面積が小さくなり、こ
のため吐出ポートから吐出される空気の圧縮比が大きく
なる。
【0006】
【実施例】次にこの考案の一実施例によるスーパーチャ
ージャーを図1及び図2を参照して説明する。なお、図
示したスーパーチャージャーは先に説明した従来例と同
様なスクリュータイプのもので、従来例と同様な部材に
は同一符号を付してその説明を省略する。
【0007】図1において、本体1の外面には吐出ポー
ト4の周囲を取り囲む略四角形状の枠部5が形成されて
いる。この枠部5にはプレート状の絞り部材6が吐出ポ
ート4の開口面積を変えるために図中左右方向にスライ
ド可能に取り付けられいる。なお、吐出ポート4は略三
角形状をなし、図示のように1つの頂点が図中右側に向
いて位置しており、上記絞り部材6の吐出ポート4側の
部位にはそれに対応した略V字形の切込6aが形成され
ている。
【0008】枠部5の上記絞り部材6を案内する該絞り
部材6の移動方向に平行な一対の辺部材5a,5a内に
は外周をゴムパッキン7により密閉され、かつ一端側を
絞り部材6の一部により、また他端側を枠部5に隣接す
る本体カバー8により閉ざされた空気室9がそれぞれ形
成されている。各空気室9の内部には一端側を上記絞り
部材6の一部により、また他端側を本体カバー8にそれ
ぞれ係止された圧縮コイルスプリング10が装着されて
おり、絞り部材6は圧縮コイルスプリング10により常
に図1中右方向すなわち吐出ポート4を開く方向に付勢
されている。各空気室9は本体カバー8に挿通されたパ
イプ11を介して外部のホース12にそれぞれ接続され
ている。
【0009】ホース12、12は図2に示すように、3
方向コネクタ13を介して一本の主ホース14に接続さ
れており、この主ホース14は本体1内に空気を導入す
るための吸気配管15の一部に接続されている。
【0010】次に上記実施例の作用に関し説明すると、
先に従来例に関連して説明したように、吸気配管15を
経て本体1内に導入された空気はエンジンから駆動力を
受けるスクリュにより圧縮され、吐出ポート4を経てエ
ンジンの吸気管に供給される。ここで吸気配管15の一
部は主ホース14に接続されており、主ホース14は3
方向コネクタ13を経てホース12、12に分岐接続さ
れ、さらに各ホース12からパイプ11を経て空気室9
に接続されているため、吸気配管15を流れる吸気によ
る負圧が各空気室9に導入される。
【0011】ところで、スーパーチャージャーの回転数
すなわちスクリュの回転数はエンジン回転数に比例して
高くなり、このため、吸気配管15より各空気室9に導
入される負圧もエンジン回転数が高くなるほど大きくな
る。このような負圧の増大に伴い、絞り部材6が各空気
室9内の圧縮コイルスプリング10の付勢力に抗して図
1中左方すなわち、吐出ポート4を閉ざす方向に動かさ
れる。
【0012】このように吐出ポート4の開口面積が狭く
なるに伴い吐出ポート4から吐出される空気の圧縮比が
高くなることから、エンジン回転数が高くなるほど圧縮
比の高い吸気をェンジンに供給できる。このような圧縮
比の増加の度合は圧縮コイルスプリング10を適宜の付
勢力を有するものを選択することで、エンジン要求に応
じて設定でき、このためエンジン性能が向上するととも
に吸気吸入音が低減する。
【0013】
【考案の効果】本考案のスーパーチャージャーは、エン
ジン回転数の増大に伴って、より高い圧縮比の吸気をエ
ンジンに供給できるので、エンジン性能が向上するとと
もに吸気吸入音が低減する利点を有する。また、圧縮比
の増加の度合は圧縮コイルスプリングを適宜の付勢力を
有するものを選択することで、エンジン要求に応じて設
定できる利点を有する
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるスーパーチャージャー
の吐出ポート周辺を部分的に示した図で、図2のX方向
矢視拡大図である。
【図2】図1に示したスーパーチャージャーの概略全体
図である。
【図3】従来のスーパーチャージャーを吐出ポート側か
ら見た正面図である。
【符号の説明】
1 本体 4 吐出ポート 6 絞り部材 9 空気室 10 圧縮コイルスプリング 11 パイプ 12 ホース 14 主ホース 15 吸気配管

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スーパーチャージャー本体1の外面に
    は、略三角形状の吐出ポート4の周囲を取り囲む略四角
    形状の枠部5が形成され、この枠部5には、前記吐出ポ
    ート4の頂点に対応した略V字形の切込6aを有するプ
    レート状の絞り部材6が吐出ポート4の開口面積を変え
    るためにスライド可能に取り付けられ、枠部5の前記絞
    り部材6を案内する該絞り部材6の移動方向に平行な一
    対の辺部材5a,5a内には、一端側を絞り部材6の一
    部により、また他端側を枠部5に隣接する本体カバー8
    により閉ざされた空気室9がそれぞれ形成され、各空気
    室9の内部には、前記吐出ポート4を開く方向に前記絞
    り部材6を付勢する圧縮コイルスプリング10が装着さ
    れ、各空気室9は3方向コネクタ13を介し本体1内に
    空気を導入するための吸気配管15の一部に接続され
    て、該吸気配管15内の負圧が大きくなるほど前記絞り
    部材6を前記吐出ポート4の開口面積が小さくなる側に
    動かす構成としたことを特徴とするスーパーチャージャ
    ー。
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JPH04113748U JPH04113748U (ja) 1992-10-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE450511B (sv) * 1985-10-14 1987-06-29 Svenska Rotor Maskiner Ab Anordning vid en strypreglerad forbrenningsmotor med en overladdare
JPH01134791U (ja) * 1988-03-08 1989-09-14
JPH02221634A (ja) * 1989-02-23 1990-09-04 Mazda Motor Corp 過給機付エンジンの制御手段

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JPH04113748U (ja) 1992-10-06

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