JP2562027B2 - 相変化インク噴射装置 - Google Patents

相変化インク噴射装置

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/19Ink jet characterised by ink handling for removing air bubbles

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は、相変化インク噴射装置において、インク噴
射部のノズルから液体インクが安定して噴射されるよう
にすることを目的としたもので、インク噴射部へ連絡す
るインク供給系に、液体インクを振動させる圧電素子等
の振動手段を設け、これにより、インク供給系内のイン
クに含まれている気泡等を排除するようにして目的の達
成を図っている。
〔産業上の利用分野〕
本発明は相変化インク噴射装置の改良に関するもので
ある。
従来の液体インクを用いるインク噴射装置において
は、ノズル面でのインクの乾燥による目詰まりが発生
し、このため、安定作動が妨げられ、かつ保守が面倒に
なっている。
一方、最近、常温では固体で、加熱により融解して噴
射可能な粘稠度になる相変化インクがインク噴射用とし
て一部で使用されているが、この場合は、ノズル面での
インク乾燥による目詰まりはなくなり、信頼性の高い噴
射特性、各種記録紙への高品位な記録特性を実現するこ
とができる。本発明はこの種のインク噴射装置に適用さ
れるものである。
〔従来の技術〕
従来の相変化インク噴射装置は、供給される固体イン
クを加熱により液体インクに変換して貯留するインク貯
留部と、該インク貯留部にインク供給路を介し連絡する
インク噴射部とを備えている。インク貯留部内の液体イ
ンクは、インク供給路を介しインク噴射部に導かれ、該
インク噴射部に設けられた圧電素子等により加圧されて
ノズルから噴射される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
相変化インク使用の場合は、インク加熱が行われるた
め、インクから気泡が発生し易い。またインクの主成分
であるワックスも空気含有率が高く、一般に約2%(容
積)の空気を含んでおり、気泡発生の要因となってい
る。
このような気泡がノズルまでの供給系内の液体インク
中に存在すると、噴射安定性が低下してしまうので、液
体インク中の気泡を効果的に脱気することのできる対策
が強く望まれている。
また、インクの加熱により、酸化によるインクの劣化
が生じる。この原因として、外気の酸素の影響と、イン
ク内部に溶存する酸素の影響が考えられる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上述の問題を解決することのできる相変化イ
ンク噴射装置を提供するもので、そのための手段とし
て、本発明では、供給される固体インクを液体インクに
変換して貯留するインク貯留部、前記インク貯留部にイ
ンク供給路を介し連絡するインク噴射部、及び、前記液
体インクを振動させる振動手段を有する相変化インク噴
射装置において、前記振動手段が前記インク貯留部に設
けられたフイルタに固定され、前記フイルタを振動させ
る。
〔作用〕
インク貯留部とインク供給路とよりなるインク供給系
の液体インクをフイルタによって直接振動を付与するこ
とによって、インクと振動系の接触面積が大きくなるた
め効果的な脱気を行なうことができ、且つ、振動によっ
てフイルタの濾過効率も向上する。
なお、この振動が超音波振動の場合は、分子間に取り
込まれている分子レベルの気体までも排除することがで
きる。
〔実施例〕
以下、図面に関連して本発明の実施例を説明する。
まず、本発明の第1の実施例を説明する前に、第1図
を参照して本発明の前提となる参考例を説明する。
第1図は本発明の前提となる参考例の相変化インク噴
射装置の構造説明図で、図中、1はインク貯留部、2は
インク噴射部、3はこれらを連絡するインク供給路であ
る。
インク貯留部1は、圧電素子等の超音波振動器(振動
手段)4とフイルタ5とを内蔵し、ヒータ6により底部
から加熱されるようになっている。
インク噴射部2は、圧電素子7とノズル8とを備えて
いる。このインク噴射部2はインク供給路3とともに、
インク貯留部1と共通のヒータ6により加熱される。
インク貯留部1内に供給される固体インクはヒータ6
による加熱によって融解、液化され、インク供給路3を
通りインク噴射部2に導かれる。液体インクの温度制御
は、ヒータ制御部9によりヒータ6への通電を制御する
ことにより行われる。
この装置により印字を行う際には、圧電素子7に、図
示しない駆動手段によりパルスを印加する。これによ
り、インク室10内の液体インク100に圧力が発生し、ノ
ズル8からのインク噴射が行われる。この場合、例えば
印字開始前に超音波振動器制御部11により超音波振動器
4を所定時間作動させる。これにより、インク貯留部1
内の液体インク100は振動し、混入気泡は開放口12より
効率良く排出され、信頼性の高いインク供給、インク噴
射が実現される。超音波振動器4は、印字開始後も定期
的に作動させるようにする。本例の場合は振動手段とし
て超音波振動器4を用いているので、インクの分子間に
とり込まれている分子レベルの気体までも排除すること
ができる。
第1図ではインクを濾過するフイルタ5の下方に超音
波振動器4を設けているが、この場合、超音波振動器4
の作動により発生した気泡がフイルタ5により捕捉され
ることがある。これを避けるには、超音波振動器4をフ
イルタ5の上方に設ければ良い。
次に、参考例をふまえて第2図を参照して、本発明の
実施例を説明する。
第2図は本発明に係わる相変化インク噴射装置の構造
説明図で、この実施例の場合には、インク貯留部21に設
けられる超音波振動器22は、フイルタ5の端部に固定さ
れており、インク貯留部21内のインクを、フイルタ5を
介して間接的に振動させるようになっている。フイルタ
5の材質としては振動を伝え易いステンレス、セラミッ
ク等が適している。
このような構成とすることによって、インクに直接振
動を付与するフイルタ5とインクとの接触面積が大きく
なり、効果的な脱気を行うことができる。また、振動に
よって、フイルタ5の濾過効率も向上する。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、インク噴射部に
供給されるインク中の気泡が振動手段の作動により積極
的に排除されるため、信頼性が高いインク供給、インク
噴射が可能になる。そして、振動手段として超音波振動
器を使用すると、分子間にとり込まれている分子レベル
の気体までも排除することができ、より効果的である。
また、他の効果として、インク中の空気の除去ができる
ので、加熱によるインクの酸化を少なくし、インク劣化
を防ぐ効果もあげられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の前提となる参考例の相変化インク噴射
装置の構造説明図、第2図は本発明の実施例の相変化イ
ンク噴射装置の構造説明図で、 図中、 1,21はインク貯留部、 2はインク噴射部、 3はインク供給路、 4,22は超音波振動器(振動手段)、 100は液体インクである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−30635(JP,U) 実開 昭56−159241(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給される固体インクを液体インクに変換
    して貯留するインク貯留部、前記インク貯留部にインク
    供給路を介し連絡するインク噴射部、及び、前記液体イ
    ンクを振動させる振動手段を有する相変化インク噴射装
    置において、 前記振動手段が前記インク貯留部に設けられたフイルタ
    に固定され、前記フイルタを振動させることを特徴とす
    る相変化インク噴射装置。
JP62093134A 1987-04-17 1987-04-17 相変化インク噴射装置 Expired - Fee Related JP2562027B2 (ja)

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