JP2561973B2 - 電気二重層コンデンサにおける金属集電板と導電性フィルムの接着方法 - Google Patents
電気二重層コンデンサにおける金属集電板と導電性フィルムの接着方法Info
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- JP2561973B2 JP2561973B2 JP3033355A JP3335591A JP2561973B2 JP 2561973 B2 JP2561973 B2 JP 2561973B2 JP 3033355 A JP3033355 A JP 3033355A JP 3335591 A JP3335591 A JP 3335591A JP 2561973 B2 JP2561973 B2 JP 2561973B2
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/13—Energy storage using capacitors
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- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電気二重層コンデンサ
の製造方法に関し、特に、分極性電極に接して集電を行
うための部品である金属集電板と導電性フィルムとの接
着方法の改良に関する。
の製造方法に関し、特に、分極性電極に接して集電を行
うための部品である金属集電板と導電性フィルムとの接
着方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】メモリバックアップ用電源などとして使
用される小型で大容量の電気二重層コンデンサとして
は、図1に示すような構成のものが代表的である。間に
セパレータ1を介在させて重ねた二枚の分極性電極2を
窓枠状の封口バスケット5内に配置し、これらを内面側
に導電性フィルム3が接着された二枚の金属集電板4で
挟み込んで、全体を一体化している。セパレータ1はポ
リプロピレンなどの多孔質フィルムからなり、分極性電
極2は活性炭を厚板状に固めたものであり、導電性フィ
ルム3は熱可塑性樹脂にカーボン等の導電材を混合分散
したシートであり、金属集電板4は銅板であり、封口ガ
スケット5はブチルゴムなどからなる。
用される小型で大容量の電気二重層コンデンサとして
は、図1に示すような構成のものが代表的である。間に
セパレータ1を介在させて重ねた二枚の分極性電極2を
窓枠状の封口バスケット5内に配置し、これらを内面側
に導電性フィルム3が接着された二枚の金属集電板4で
挟み込んで、全体を一体化している。セパレータ1はポ
リプロピレンなどの多孔質フィルムからなり、分極性電
極2は活性炭を厚板状に固めたものであり、導電性フィ
ルム3は熱可塑性樹脂にカーボン等の導電材を混合分散
したシートであり、金属集電板4は銅板であり、封口ガ
スケット5はブチルゴムなどからなる。
【0003】従来の製造方法においては、導電性フィル
ム3を熱圧着により金属集電板4に接着していた。つま
り金属集電板4の片面に導電性フィルム3を重ね、13
0℃程度に加熱したホットプレス治具によって両者を約
5分間加圧する(圧力は1平方センチメートルあたり2
0キログラム程度)。そしてコンデンサ・セルの組み立
てに際し、導電性フィルム3が分極性電極2にしっかり
と圧接するように金属集電板4でもって分極性電極2を
加圧状態で挟み込む。これで導電性フィルム3と金属集
電板4でもって良好に集電が行なわれる。
ム3を熱圧着により金属集電板4に接着していた。つま
り金属集電板4の片面に導電性フィルム3を重ね、13
0℃程度に加熱したホットプレス治具によって両者を約
5分間加圧する(圧力は1平方センチメートルあたり2
0キログラム程度)。そしてコンデンサ・セルの組み立
てに際し、導電性フィルム3が分極性電極2にしっかり
と圧接するように金属集電板4でもって分極性電極2を
加圧状態で挟み込む。これで導電性フィルム3と金属集
電板4でもって良好に集電が行なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明で取り上げて
いる技術課題は、前記のような構造の電気二重層コンデ
ンサの内部抵抗を低減することである。この種コンデン
サの内部抵抗がいくつかの要因によって左右されるが、
量産した多数のコンデンサの内部抵抗を調べた結果、内
部抵抗が高い不良品の発生原因として、金属集電板4と
導電性フィルム3との接着面の電気抵抗の異常増加が多
いことがわかった。
いる技術課題は、前記のような構造の電気二重層コンデ
ンサの内部抵抗を低減することである。この種コンデン
サの内部抵抗がいくつかの要因によって左右されるが、
量産した多数のコンデンサの内部抵抗を調べた結果、内
部抵抗が高い不良品の発生原因として、金属集電板4と
導電性フィルム3との接着面の電気抵抗の異常増加が多
いことがわかった。
【0005】そして金属集電板4と導電性フィルム3の
接触面の電気抵抗が異常に大きくなるのは、この接触面
の金属表面に金属酸化物の皮膜が生成されるためである
ことがわかった。さらに、導電性フィルム3を金属集電
板4に接着する際に、両者の界面に僅かな空気が残り、
その状態でホットプレスの熱が長く加わっていると、金
属表面に酸化物皮膜が生じることもわかった。特にホッ
トプレス治具のテーブルの上に導電性フィルム3を重ね
た金属集電板4を多数並べ、全体を一度で加熱圧着する
場合、金属集電板4と導電性フィルム3の厚みのばらつ
きにより、薄いものは充分に圧着されずに界面に空気が
残りやすく、その部品に金属酸化物の皮膜が生じやす
い。その部品を用いて組み立てられたコンデンサ・セル
の内部抵抗が高くなる。
接触面の電気抵抗が異常に大きくなるのは、この接触面
の金属表面に金属酸化物の皮膜が生成されるためである
ことがわかった。さらに、導電性フィルム3を金属集電
板4に接着する際に、両者の界面に僅かな空気が残り、
その状態でホットプレスの熱が長く加わっていると、金
属表面に酸化物皮膜が生じることもわかった。特にホッ
トプレス治具のテーブルの上に導電性フィルム3を重ね
た金属集電板4を多数並べ、全体を一度で加熱圧着する
場合、金属集電板4と導電性フィルム3の厚みのばらつ
きにより、薄いものは充分に圧着されずに界面に空気が
残りやすく、その部品に金属酸化物の皮膜が生じやす
い。その部品を用いて組み立てられたコンデンサ・セル
の内部抵抗が高くなる。
【0006】この発明は前述した従来の問題点に鑑みて
なされたもので、その目的は、金属集電板と導電性フィ
ルムとの接着面の電気抵抗が原因となって電気二重層コ
ンデンサの内部抵抗が高くなるのを防止することにあ
り、そのために金属集電板と導電性フィルムの接着方法
を改良することにある。
なされたもので、その目的は、金属集電板と導電性フィ
ルムとの接着面の電気抵抗が原因となって電気二重層コ
ンデンサの内部抵抗が高くなるのを防止することにあ
り、そのために金属集電板と導電性フィルムの接着方法
を改良することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明では、金
属集電板の片面に導電性フィルムを重ね、まず常温下で
常温の治具により両者を加圧して密着させた後、次に適
宜に加熱した治具により高温下で両者を再度加圧して密
着させるようにした。
属集電板の片面に導電性フィルムを重ね、まず常温下で
常温の治具により両者を加圧して密着させた後、次に適
宜に加熱した治具により高温下で両者を再度加圧して密
着させるようにした。
【0008】
【作用】第1回目の常温での圧着工程で金属集電板と導
電性フィルムとの界面の空気を確実に押し出すことがで
きる。2回目の加熱圧着により金属集電板と導電性フィ
ルムとが確実に接着するが、その際に界面に空気が残っ
ていないので、金属酸化物の皮膜が生じにくい。
電性フィルムとの界面の空気を確実に押し出すことがで
きる。2回目の加熱圧着により金属集電板と導電性フィ
ルムとが確実に接着するが、その際に界面に空気が残っ
ていないので、金属酸化物の皮膜が生じにくい。
【0009】
【実施例】この発明の対象となる電気二重層コンデンサ
は先に説明した図1の構成のものと同じであり、この発
明では、金属集電板4に導電性フィルム3を接着する方
法を次のように改良した。
は先に説明した図1の構成のものと同じであり、この発
明では、金属集電板4に導電性フィルム3を接着する方
法を次のように改良した。
【0010】厚さ3ミリメートル程度の銅板からなる金
属集電板4の上に厚さ0.6t程度の導電性フィルム3
を重ね、常温下で常温のプレス治具により両者を加圧し
て密着させる。この時の過圧力は1平方センチメートル
あたり20キログラム程度で、加圧時間は約1分間であ
る。これが仮接着工程である。
属集電板4の上に厚さ0.6t程度の導電性フィルム3
を重ね、常温下で常温のプレス治具により両者を加圧し
て密着させる。この時の過圧力は1平方センチメートル
あたり20キログラム程度で、加圧時間は約1分間であ
る。これが仮接着工程である。
【0011】次に仮接着した金属集電板4と導電性フィ
ルム3を130℃程度に加熱したホットプレス治具にセ
ットし、1平方センチメートルあたり20キログラム程
度の圧力で約5分間熱圧着する。これで導電性フィルム
3は金属集電板4にしっかりと接着される。この部品を
用いて図1のようなコンデンサ・セルを組み立てる工程
は従来とかわりはない。
ルム3を130℃程度に加熱したホットプレス治具にセ
ットし、1平方センチメートルあたり20キログラム程
度の圧力で約5分間熱圧着する。これで導電性フィルム
3は金属集電板4にしっかりと接着される。この部品を
用いて図1のようなコンデンサ・セルを組み立てる工程
は従来とかわりはない。
【0012】分極性電極2として直径20ミリメート
ル、厚さ1.7tのものを用いた図1の構成の電気二重
層コンデンサについて、金属集電板4と導電性フィルム
3の接着を従来方法で行った製品と、本発明の前記実施
例の方法で行った製品とを作り、その内部抵抗を1キロ
ヘルツの周波数で測定してみた。その結果従来の製品で
は内部抵抗が80〜400ミリオームと大きくばらつい
たのに対し、本発明の実施例による製品では内部抵抗は
50〜80ミリオームと絶対値もばらつきも非常に小さ
かった。
ル、厚さ1.7tのものを用いた図1の構成の電気二重
層コンデンサについて、金属集電板4と導電性フィルム
3の接着を従来方法で行った製品と、本発明の前記実施
例の方法で行った製品とを作り、その内部抵抗を1キロ
ヘルツの周波数で測定してみた。その結果従来の製品で
は内部抵抗が80〜400ミリオームと大きくばらつい
たのに対し、本発明の実施例による製品では内部抵抗は
50〜80ミリオームと絶対値もばらつきも非常に小さ
かった。
【0013】
【発明の効果】この発明では、金属集電板と導電性フィ
ルムとを常温下で加圧して仮接着してから最終的に熱圧
着するので、熱圧着工程では金属集電板と導電性フィル
ムの界面の空気はほとんど残っておらず、従って界面に
金属酸化物皮膜は生じにくい。この発明の方法によって
接着された金属集電板と導電性フィルムを用いて電気二
重層コンデンサを構成すれば、内部抵抗が低くしかも製
品間のばらつきも少ない高品質のコンデンサを安定に量
産することができる。
ルムとを常温下で加圧して仮接着してから最終的に熱圧
着するので、熱圧着工程では金属集電板と導電性フィル
ムの界面の空気はほとんど残っておらず、従って界面に
金属酸化物皮膜は生じにくい。この発明の方法によって
接着された金属集電板と導電性フィルムを用いて電気二
重層コンデンサを構成すれば、内部抵抗が低くしかも製
品間のばらつきも少ない高品質のコンデンサを安定に量
産することができる。
【図1】この発明の対象となる電気二重層コンデンサの
代表的な構成を示す断面図
代表的な構成を示す断面図
1 セパレータ 2 分極性電極 3 導電性フィルム 4 金属集電板 5 封口ガスケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 光宏 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電 気化学株式会社内 (72)発明者 山崎 龍也 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電 気化学株式会社内 (72)発明者 倉林 研 神奈川県藤沢市土棚8番地 いすゞ自動 車株式会社藤沢工場内 (56)参考文献 特開 平2−65114(JP,A) 特開 平2−16711(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】 金属集電板の片面に導電性フィルムを重
ね、常温下で常温の治具により両者を加圧して密着させ
た後、適宜に加熱した治具により高温下で両者を再度加
圧して密着させることを特徴とする電気二重層コンデン
サにおける金属集電板と導電性フィルムの接着方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3033355A JP2561973B2 (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | 電気二重層コンデンサにおける金属集電板と導電性フィルムの接着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3033355A JP2561973B2 (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | 電気二重層コンデンサにおける金属集電板と導電性フィルムの接着方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04247611A JPH04247611A (ja) | 1992-09-03 |
| JP2561973B2 true JP2561973B2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=12384277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3033355A Expired - Lifetime JP2561973B2 (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | 電気二重層コンデンサにおける金属集電板と導電性フィルムの接着方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2561973B2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-04 JP JP3033355A patent/JP2561973B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04247611A (ja) | 1992-09-03 |
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