JP2561954B2 - 図形処理装置 - Google Patents

図形処理装置

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JP2561954B2
JP2561954B2 JP1090746A JP9074689A JP2561954B2 JP 2561954 B2 JP2561954 B2 JP 2561954B2 JP 1090746 A JP1090746 A JP 1090746A JP 9074689 A JP9074689 A JP 9074689A JP 2561954 B2 JP2561954 B2 JP 2561954B2
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泰明 中村
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、図面を構成するベクトルデータから建築
図面や土木図面における水平、垂直方向の線分等の抽出
したいベクトルデータを、文字等の他のベクトルデータ
から分離して抽出する図形処理装置に関するものであ
る。
【従来の技術】
第4図は従来のストローク抽出分離法により処理され
る図形データを示すベクトル図であり、図において、1
はベクトル抽出のための基準長、D1は建築図面を構成す
るベクトルデータを示し、D2はベクトルデータD1から基
準長以上の線分を抽出対象として抽出して得たベクトル
データを示す。 次に動作について説明する。 このストローク抽出分離法では、図示しない初期ベク
トル抽出手段によって、予め定めたベクトルの基準長1
を超えるものを選別して、第4図に示すように、ベクト
ルデータD1からベクトルデータD2を分離抽出し、文字以
外の要素をできるだけきれいに選別するようにしてい
る。
【発明が解決しようとする課題】
従来のストローク抽出分離法による図形処理は以上の
ようであるので、実際には、第4図に示す部屋の図形の
ベクトルデータD1のうち、部屋の壁をあらわすベクトル
から、基準長1より短いベクトルが欠落してしまい、文
字を分離することができるが、完全な形での図形のベク
トルが得られないなどの問題点があった。なお、かかる
従来の図形処理と基本的に同様なストローク抽出分離法
が、他の孤立図形分離法などとともに、 「コンピュータ画像処理入門」田村秀幸監修、総研出
版、221〜222頁に掲載されている。 この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたものであり、建築図面や土木図面のように、水平,
垂直方向のベクトルを主体に構成されている図面を読み
取って、これらの各方向のベクトルを選択的に抽出し、
文字などを構成する短いベクトルをその他の長い図形の
ベクトルから分離除去することができる図形処理装置を
得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
この発明に係る図形処理装置は、図形の入力ベクトル
データから、文字、ノイズ等が含まれることを除去する
長さで設定された基準長に基づいて入力ベクトルデータ
から基準長以上の長さを有するベクトルを初期ベクトル
として抽出する初期ベクトル抽出装置と、この初期ベク
トル抽出装置により抽出した初期ベクトルに対して、指
定の角度に接続あるいは交差するベクトルを再帰的に抽
出する接続交差方向検出装置とを備え、ベクトル分離装
置は接続交差方向検出装置により抽出されたベクトルと
抽出されなかったベクトルとを分離するものである。
【作 用】
この発明における図形処理装置は、まず基準長以上の
ベクトルを抽出した後に、抽出されたベクトルとほぼ直
交するベクトルをすべて抽出し、さらに抽出されたベク
トルとほぼ直交するベクトルを抽出するという処理を、
直交するベクトルがなくなるまで再帰的に繰り返すこと
により、基準長1より短いベクトルデータが欠落すると
いう従来のストローク抽出法の欠点を抑え、コンピュー
タ エイデッド デザイン(CAD)データとしても利用
しやすくし、より分かりやすい結果が得られるようにす
る。
【実施例】
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図において、2は図形を構成する入力ベクトルデー
タ、3は入力ベクトルデータから初期ベクトルを抽出す
る初期ベクトル抽出装置、4は接続交差方向検出装置、
5は主出力ベクトルと副出力ベクトルとを分離出力する
ベクトル分離装置、7は主出力ベクトルデータ、8は副
出力ベクトルデータ、6はこの発明の図形処理装置であ
る。 次に動作について説明する。まず、初期ベクトル抽出
装置3は入力ベクトルデータ2を入力データとし、各ベ
クトルを長さにより選別し、該当するベクトルにはマー
クをつけ、該当しないベクトルには何もしないで出力す
る。選別方式としては、ある長さ以上のベクトルを選別
する方式、ある範囲の長さのベクトルを選別する方式お
よびこの両方式の組合せにより選別する方式があり、こ
れらの3種のいずれかの方式を用いる。次に、接続交差
方向検出装置4ほ初期ベクトル抽出装置3の出力ベクト
ルたる初期ベクトル及び自分自身の出力ベクトルを入力
とし、既にマークの付いたベクトルとほぼ直角に接続あ
るいは交差するベクトルにマークをつけ出力する。これ
を第3図について説明すると、9は既にマークの付いた
ベクトルであり、10は接続交差方向検出装置4でマーク
を付けるベクトルを示す。この時、両ベクトルのなす角
θは次の式を満たすものとする。 (90゜−α)<θ<(90゜+α) α:90゜に比べ十分小さい角度 接続交差方向検出装置4は、あらたにマークを付ける
ベクトルがなくなると、出力ベクトルをベクトル分離装
置5へ送る。このベクトル分離装置5では、接続交差方
向検出装置4の出力ベクトルを調べ、マークの付いたベ
クトルを主出力ベクトル7として出力し、マークの付い
ていないベクトルを副出力ベクトル8として出力する。
そこで、図形処理装置6に、第2図のような図形を構成
するベクトルデータD1を入力し、初期ベクトル抽出装置
3により、第2図に示すような基準長1以上のベクトル
にマークを付けるとすれば、マークの付いたベクトルは
D2のようになる。接続交差方向検出装置4によるマーク
付け、およびベクトル分離装置5によるベクトルの分離
出力の結果、主出力ベクトルデータ7は第2図のような
ベクトルデータD3となり、副出力ベクトルデータはベク
トルデータD4のような図形を示すことになる。 なお、上記実施例では、この発明をハードウェアとし
て実現する方法を示したが、すべての処理をソフトウェ
アとして実現しても良い。 また、上記実施例では、接続交差方向検出装置4で検
出するベクトルの交差角をほぼ直角の場合に限定した
が、用途によっては、この角度を直角以外の特定の角度
に限定してもよい。また、接続交差方向検出装置4での
処理で、第3図(a),(b)のようにマーク済みベク
トル9の終端付近で接続交差するベクトル10と第3図
(c),(d)のようにそれ以外の中央部で接続交差す
るベクトル10の両タイプを検出し、マークを付けるよう
になっているが、どちらか一方のベクトルだけにマーク
を付けるようにしてもよい。
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、入力ベクトルデー
タから基準長以上の長さを有する初期ベクトルとして抽
出し、この初期ベクトルに対して指定の角度に接続ある
いは交差するベクトルを再帰的に抽出し、抽出されたベ
クトルと抽出されなかったベクトルを分離するように構
成したので、線分等の抽出したいベクトルデータと、文
字と図形のベクトルとをきれいに分離することができ、
建築図面などの機械による読み取りにおいて、主要設備
を表現するベクトルのみ、他のベクトルから分離,選択
することが可能になり、コンピュータ エイデッド デ
ザイン方法(CAD)を用いて修正することが容易な出力
ベクトルデータが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による図形処理装置を示す
ブロック接続図、第2図はこの発明により処理される図
形データを示すベクトル図、第3図は接続交差方向検出
装置の動作を示す説明図、第4図は従来方法により処理
される図形データを示すベクトル図である。 3は初期ベクトル抽出装置、4は接続交差方向検出装
置、5はベクトル分離装置。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】図形を構成する入力ベクトルデータから、
    文字、ノイズ等が含まれることを除去する長さで設定さ
    れた基準長に基づいて入力ベクトルデータから基準長以
    上の長さを有するベクトルを初期ベクトルとして抽出す
    る初期ベクトル抽出装置と、この初期ベクトル抽出装置
    により抽出した初期ベクトルに対して、指定の角度に接
    続あるいは交差するベクトルを再帰的に抽出する接続交
    差方向検出装置と、この接続交差方向検出装置により抽
    出されたベクトルと抽出されなかったベクトルとを分離
    するベクトル分離装置とを備えた図形処理装置。
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