JP2006268804A - 2値画像の細線化方式 - Google Patents

2値画像の細線化方式 Download PDF

Info

Publication number
JP2006268804A
JP2006268804A JP2005118896A JP2005118896A JP2006268804A JP 2006268804 A JP2006268804 A JP 2006268804A JP 2005118896 A JP2005118896 A JP 2005118896A JP 2005118896 A JP2005118896 A JP 2005118896A JP 2006268804 A JP2006268804 A JP 2006268804A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
point
line
area
thinning
pixels
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005118896A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4665191B2 (ja
Inventor
Koji Miyake
康二 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2005118896A priority Critical patent/JP4665191B2/ja
Publication of JP2006268804A publication Critical patent/JP2006268804A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4665191B2 publication Critical patent/JP4665191B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

【課題】 デジタル2値画像(特に線図形)の細線化において生じる、交点、3分岐点、複雑分岐点、鋭角部付近で生じる心線(中心線)の歪みをなくすかあるいは非常に小さくする細線化方式を開発する。
【解決手段】 あらかじめ、正確な細線化に必要な情報を豊富に含む背景領域の距離値付き心線(スケルトン)を求め、これを図形領域に延長した情報を用いて、Hilditchの細線化法における輪郭画素の削除過程で不足する角付近(凹部)の画素を追加削除し、細線化のための輪郭画素削除過程における輪郭線形状の正確な伝搬を可能にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル2値画像(特に線図形)の細線化方式に関する。
背景分野
線の概念はもともと太さを含まないが、図面上の線は表現上の理由で太さを持つ。太さにも意味を持たせることもあるが、いかなる場合も太さの概念を含まない「線」としての意味は、図形上の線の持つ意味の中核である。したがって、線図形の処理・認識の初期における技術開発や研究は、線図形はすべて正しく細線化されるという前提でそれ以後の処理に注力された。
細線化処理の主目的は、線図形が意味する線を1ビット太さで表現したもの(以下心線という)を求めることである。このほかに、細線化は、必ずしも線としての意味をもたない図形の骨格(スケルトン)を求めることにも使われるが、多くの用途では人間が考えるものに近いことが望ましい。
細線化アルゴリズムには、数え切れないほどの研究があるが、Hilditchの方法は、その原点となる方法といえる。このほかDeutschの方法、田村の方法、横井の方法、文字にパターンに有利なように改良した鶴岡の方法などが元祖的方法であるが(例えば、非特許文献1参照)、図形画素を周辺から削除するこれらの細線化方式においては、一般的に心線の歪みがかなり発生する。
その後、多くの改良が試みられたにもかかわらず、十分な性能を持つアルゴリズムは開発されず、文字認識の研究ではいつの間にか細線化処理を用いる方式は廃れてしまった。図14(b)、図15(b)、図16(b)、図17(a)、図18(a)、図19(a)、及び図20(a)は、Hilditchの方法によって生じる細線化の歪みの例を示している。
しかし細線化処理のニーズは文字認識以外でも多々発生し、近年でも、理工系分野(地図上の道路の部分の細線化、医用画像解析における血管部分など)はもちろんのこと、古文書中の文字の筆跡の解析(例えば、非特許文献2参照)などにおいても、細線化歪みの問題にぶつかりそれを個別に処理している。
また2001年米国シアトルで開催された文書解析・認識に関する国際会議でも線の交差部分を分解してから細線化して歪みを避ける方法の発表(非特許文献3参照)があった。近年の上記発表等から分かるように、未だにいたるところで細線化歪みの問題が発生し個別的対処が行われている。
これらの個別的対処法は、一般性欠けるばかりか、必ずしも十分な解決になっておらず、今日では、細線化の歪みは局所処理に基づくアルゴリズムの原理的限界であることが広く認識されるまでに至っている。
事実、上記元祖的アルゴリズムあるいはそれらの改良発展では、3×3画素かせいぜい5×5画素程度の範囲の局所処理に基づいている。しかし、大局的な処理としてどのようなものを考えるべきかの指針は今日も不分明のままである。
田村秀行編著:"コンピュータ画像処理",pp.158−162,オーム社(2002年12月) 山田奨治・柴山守:"古文書翻訳支援システムの研究(3)",日本学術振興会科学研究費補助金成果報告書,pp.81−87,国際日本文化センター研究部山田研究室(2004年3月) G.F.Houle,Katerina Blinova and M.Shridhar:"Handwriting Stroke Extraction Using a New XYTC Transform",6th Int’l Conf.on Document Analysis and Recognition(Seattle),2001.
デジタル2値画像(特に線図形)の細線化において不可避的に生じる、交点、3分岐点、複雑分岐点、鋭角部付近で生じる心線の歪みを、背景領域の大域的情報を用いて、なくすかあるいは非常に小さくする細線化方式を開発する。
問題を解決するための手段
本発明は、細線化で発生する歪みの原因を数学的に理解した上、数学的にそれを防止するアルゴリズムを開発した点に特徴がある。
ここでは、Hilditchの方法に輪郭画素の追加削除アルゴリズムを追加する方式を述べるが、Hilditchの方法のように図形領域を輪郭画素から1層ずつ削り取っていく処理方式であれば、在来の他の細線化方式と組み合わせても良い。
原理を分かりやすく説明するために、とりあえず、画素数が十分多い場合を想定した連続モデルを用いる(図1)。
距離変換における距離値としては、等方性のユークリッド距離を考えるものとすると、Hilditchの方法の原理は、図形領域の等距離線の距離値が増える順、すなわち図1中の等距離線4,5,6に従って順に図形領域は削られていくことになる。ここで、図1における4,5,6は、それぞれ距離値がd,2d,3dの等距離線を示している。
しかし、角付近の等距離線は、図形内部に入るに従って丸みを増し、人が期待する角のある線(図破線)に従って図形領域が削除されるわけではない。これが心線に歪みを起こす主要な原因である。
図2は、T型の分岐点で心線の歪みが起こるメカニズムを図解したものである。ユークリッド距離に基づいて輪郭線からの等距離線で黒画素を除去していくと、図2(b)の状態を経て、同図(c)に示すように、互いに反対の輪郭線からの等距離線がぶつかる状態に至る。その後も等距離線に従って削除を行えば、同図(d)のように、上部が凹んだ心線が得られる。
本発明では、あらかじめ線図形の輪郭線上に角点(図1中の2)を求めておき、これが必ず端点となるように背景部を細線化する。あらかじめ設定されたルールで決まる長さの心線(図1中の3)を求め、その線上の各点に背景領域の距離変換画像における距離値を与える。
次に、この心線を数学的に延長した線(図の太い破線)を作り、その上の距離値の分布を外挿して延長線上の距離値を求めて延長線上の画素に割り当てる。
図1の点11,12,13は、それぞれ上記外挿計算によって−d,−2d,−3dの距離値が与えれた点である。Hilditchの方法によって等距離線6まで黒画素が削除された場合は、点2から、点8,9を経て、点10に至る経路上の各点を中心として、図示のような円領域(半径の決定法は以下の項で説明する)を設定し、これらの円領域内の黒画素を追加削除する。追加削除においても、Hilditchの削除禁止条件を守ることとし、終了は削除可能な点がなくなったときとする。
以上に述べた輪郭部の角の伝搬を正確に行えば、線図形の交点、3分岐点、複雑分岐点、鋭角屈曲点における心線の歪みが激減する。
発明の効果
本細線化方式は、細線化過程で生じる心線の歪みの原因を数学的にとらえ、その原因を直接取り除くというアプローチで得られたものであり、汎用性及び発展性が高いと思われる。長年画像処理・認識の広い分野で需要が強かったにもかかわらず、心線歪みのため応用範囲が著しく限定されてきた状況を基礎レベルから打開するものである。
上述した輪郭線の角を保存した黒画素の除去技術の代表的な実施例は以下の通りである。ここでは、図形領域の輪郭追跡を行う例を示すが、背景領域の輪郭追跡を行う場合も、アルゴリズムの軽微な変更があるに過ぎない。処理の流れは、図3のようであるが、各処理の詳細は以下のようである。
(1)角の検出
図4に示すように、輪郭線の各画素について、その画素から輪郭線に沿ってk画素離れた2つの画素を選び、それらとの間の線分のなす角θを計算する(図5)。θが閾値(本例では140°)より小さくかつ極小になっている点を角点とし、図6に示す結果を得る。
実際のデジタル画像では、厳密な意味での輪郭線ははっきりしないが、ここでは輪郭画素の列(以下の説明では8連結)をその近似表現として用いる。
(2)角点を端点とする背景の細線化
角点を残して、Hilditchの方法で第1層の黒画素(ここでは8連結の輪郭画素列)を除去する。角点を端点(除去禁止点)に指定して白画素領域を細線化すると、図7(b)に示すように、すべての角点から心線(4連結)が出る(同図中の丸印参照)。なお角点を求めずに直接背景領域を細線化すると、図7(a)に示すように、角点から心線が必ずしも出ない。また背景領域を周知のいろいろな方法で限定すれば細線化処理はさらに速くなる。
なお本実施例において、8連結と4連結とを入れ替えても同様な結果を得ることができる。
(3)ノイズ枝除去
図8(b)に示すように、まず端点から分岐点までの心線だけを残し、さらに図9に示すように、端点が図形領域にない心線(図中丸印内)はノイズ枝として除去する。以上の処理によって、背景領域の角点付近の距離値付心線だけが残る。
(4)次に、端点から心線に沿って、例えば20画素分だけを残し、図10に示すように、各心線について、次に定義する量ΔLの計算を行う。ここで、20画素という値は、処理の大域性を表すもので、処理対象あるいは用途によってある程度は変えることが望ましい。
また、図11(b)では、心線上の距離値を表示してある。ここでいうΔLは、背景領域の距離値付心線を端点から心線形状を使って外挿し(簡単には心線の両端点P1及びP2を結ぶ直線を利用する)、端点P1から距離値が外挿法において1だけ減少する点までの距離である。簡単には、図12に示されている画素P1から画素P2間での距離をL,点Pにおける背景の距離値をD(P)とし、式(1)から求める。
ΔL=L/|D(P1)−D(P2)| (1)
図12に、心線を画素P1から延長した心線に沿ってΔL(ユークリッド距離)だけ離れた点を求めた様子を示す。この点の座標は連続量であるから、特定の画素に対応させるためには、最近傍の画素を選ぶことになる。具体的には、例えば画素の座標を、連続値の少数点以下を切り捨てることによって得る。
同様に、心線の延長に沿って距離値が外挿法でさらに1だけ下がる点を求めるという操作を続けていくと、当初の角点は、図13に示すように図形領域内部に移動していく。本例では、図形領域(文字画像)の線幅が16画素程度であり、7〜8ステップ目で互いに非常に接近する。求めた点の近傍に他の点が入るようになったら、新たな点を求める操作を止める。
なお、上記(1)の角点の判定閾値を小さく取ると角点が多く生じ、(4)以降の処理量は増えるが、細線化の結果には原理上影響しないので、閾値の選択に神経質になる必要はない。処理時間が重要なときは、(4)において、距離値こう配(心線の両端点における距離値の差を心線長で割ったもの)の大きい心線を除外すればよい。このような心線は残しておいても影響力がほとんどないので、よほど大胆な除去を行わないかぎり、除外のための閾値設定もクリティカルなものではない。
(5)図形領域の輪郭画素の除去
Hilditchの方法により、原2値図形に戻って、1ステップずつ図形領域の画素を除去していき、除去可能な点がなくなれば修了するという原則はそのままであるが、Hilditchの輪郭点除去の1ステップが終了するごとに、心線の延長部分の各画素を中心にその距離値に等しい半径の円領域を設定し(ただし距離値が正の場合だけ行う)、その円領域に入る黒画素を追加除去する。次いで、延長線上のすべての距離値を1だけ増やす。なお追加除去においても、Hilditchの除去禁止条件は守る。以上の操作を除去できる黒画素がなくなるまで続ける。
以上は原理にかなり忠実な処理を述べたが、実用的には、追加削除のアルゴリズムを以下のように簡単化しても十分な結果が得られることが多い。それは、Hilditchの方法における各ステップの削除の不足分はすぐ後の追加削除で補われるので削除不足は累積せず、追加削除される黒画素はHilditchの方法における1ステップ分の削除不足分だけで済むことによる。
(1)Hilditchの方法で第1ステップ(第1層の黒画素を削除する処理)の後、角点の4近傍の黒画素を追加削除する(半径1画素の円領域の近似)。
(2)Hilditchの方法の第2ステップ終了後には、背景画素の延長線上で角点からΔL以内にある最遠の画素E1を求め、この画素までの延長線上の画素を追加削除する。
(3)Hilditchの方法の第3ステップ終了後には、背景画素の延長線上で画素E1からΔL以内にある最遠の画素E2を求め、延長線に沿ってこの画素までの黒画素を追加削除する。
(4)以下、原則として、延長線上にE3,E4,・・・を求めて同様の処理を行うのであるが、En(n=1,2,3,・・・)の近傍に他の同様な点(他の背景心線の延長上の同種の点)が見っかったときは、ここで延長を停止し、それより後の追加削除は行わない。
本方式で細線化した例を、Hilditchの方法による結果と比較して、図14〜21に示す。ただし、ここでは追加削除のアルゴリズムとして、上記簡易版を用いている。 本手法によれば、交点だけでなく、鋭角屈曲部、3分岐点、複雑分岐点などでも歪みが生じないか、生じても非常に小さいことが分かる。
細線化処理で生じた心線の歪みのうち、交点付近の歪みを除去するアルゴリズムを申請者は以前に学会発表し、その簡略版ともいえる方法の発表も見られるが、過補正の不安があるとともに、図20のような複雑分岐点の場合は、補正のアルゴリズムの設定が困難である。図21は、本手法でも歪みが幾分目立つ例であるが、小さい歪みは簡単なアルゴリズムで正確に除去できる。また本手法を用いてもなお発生する小さいノイズ枝(ヒゲ状ノイズ)も距離値こう配と枝の長さを使って容易に除去できる。
前述したように、線としての意味を持つ画像すなわち線図形は無数に存在し、本発明により画像処理研究の当初からの念願であった根本的課題が解決されたわけであるから、細線化処理の発展に寄与するとともに、その応用範囲が非常に大きく広がるものと期待される。
本細線化方式の原理を連続モデルで説明したものである。 従来の細線化法の代表的方法であるHilditchの方法において、ユークリッド距離を用いるときに、細線化図形に歪みが出る理由を説明した図である。(a)入力画像例 (b)中間結果1 (c)中間結果2 (d)最終結果
本方式に従ってデジタル2値図形を細線化するときの処理の流れを示したものである。 図形領域の輪郭点の角を検出するアルゴリズムを説明した図である。 輪郭線に沿って検出した輪郭点の角度の分布を示したものである。 角点の検出法を説明する図である。(a)入力画像 (b)検出された角点
角点を端点とした白画素領域(図形領域の輪郭画素を除去した画像の背景領域)の心線抽出を図示したものである。(a)角点を考慮しないで白画素領域を細線化した場合 (b)角点を端点に指定して白画素領域を細線化した場合 端点から分岐点までの心線だけを残した画像を示した図である。(a)処理前の画像 (b)処理後の画像
ノイズ枝の除去処理を示した図である。(a)ノイズ枝除去前の画像 (b)ノイズ枝除去後の画像
端点から背景領域の心線に沿って20画素だけ離れた画素までで構成される線分を残す処理を示した図である。(a)処理前の画像 (b)処理後の画像
図10(b)及び図11(a)に示す心線に背景領域の距離値(距離変換画像の値)を付加しものを3次元表示したものである。 角点付近の拡大画像及び角点からΔLだけ離れた延長線上の画素を示す図である。 角点を次々にΔLだけ移動させた場合のその位置を示す図である。 実験結果1(交点を持つ図形の例)を示した図である。
実験結果2(3分岐点を持つ図形の例)を示した図である。 実験結果3(やや複雑な図形の例)を示した図である。 実験結果4(カタカナ文字の例)を示した図である。 実験結果5(漢字の例)を示した図である。 実験結果6(ひらがな文字の例)を示した図である。 実験結果7(複雑な分岐を持つ木偏の例)を示した図である。 実験結果8(細線化ひずみが大きい例)を示した図である。
符号の説明
1 図形領域の輪郭線
2 角点
3 背景領域の距離値付き心線
4 図形領域の距離値dの等距離線
5 図形領域の距離値2dの等距離線
6 図形領域の距離値3dの等距離線
7 背景領域の心線3を数学的に延長した線
8 背景領域心線3の上の距離値の分布から外挿計算により距離値−dが与えられる個所
9 背景領域心線3の上の距離値の分布から外挿計算により距離値−2dが与えれる個所
10 背景領域心線3の上の距離値の分布から外挿計算により距離値−3dが与えられる個所
11 距離値3dの輪郭線上の画素の削除過程で、角点を中心として追加削除領域を定義する円領域
12 距離値3dの輪郭線上の画素の削除過程で、点8を中心として追加削除領域を定義する円領域
13 距離値3dの輪郭線上の画素の削除過程で、点9を中心として追加削除領域を定義する円領域

Claims (1)

  1. 細線化しようとする領域(以下図形領域といい、それを構成している画素を黒画素という)(/またはその背景となる領域(以下背景領域といい、それを構成している画素を白画素という))の輪郭追跡を行い、各輪郭点から互いに反対方向に輪郭線に沿ってk点(k=1,2,3,・・・)離れた輪郭点とを結ぶ2本の線分のなす角度が閾値以下のとき、その輪郭点を角点と認めて細線化処理で端点とすることを示すマークを付けたのち、
    図形領域の輪郭画素を除去した画像(/または原画像の背景領域)の細線化を行って得られた心線に(白画素領域における距離変換で定まる)距離値を与え、最初に設定した端点(角点)から白画素領域心線に沿って一定の画素数(例えば20)だけ離れた点(それ以前に分岐点等に達すればその点)にもう一つの端点を設定してこの区間の線分を抽出し、
    さらに、この線分を図形領域内に延長し、その延長線上の各画素に上記抽出線分上の距離値の分布から外挿計算して得られる距離値を与え、角点からこの延長線上をたどって距離値が角点における値より1だけ下がる画素までの区間に入る各画素を中心にその距離値で定まる半径の円領域を設定したうえ、Hilditchの方法等で黒画素領域を1層削った直後に、上記円領域群に入る黒画素を追加削除し、
    以後はHilditchの方法等で黒画素を1層削るごとに、上記延長線分を距離値がさらに1だけ下がるところまでたどり、上記と同様の方法で設定された区間内の画素を中心とする円領域に入る黒画素を追加削除するという処理を繰り返すという原理により、最終的に得られる心線の歪みを非常に小さくする2値画像の細線化方式。
JP2005118896A 2005-03-19 2005-03-19 2値画像の細線化方式 Expired - Fee Related JP4665191B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005118896A JP4665191B2 (ja) 2005-03-19 2005-03-19 2値画像の細線化方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005118896A JP4665191B2 (ja) 2005-03-19 2005-03-19 2値画像の細線化方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006268804A true JP2006268804A (ja) 2006-10-05
JP4665191B2 JP4665191B2 (ja) 2011-04-06

Family

ID=37204646

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005118896A Expired - Fee Related JP4665191B2 (ja) 2005-03-19 2005-03-19 2値画像の細線化方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4665191B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008146173A (ja) * 2006-12-06 2008-06-26 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、及び記憶媒体
JP2008158904A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Matsushita Electric Works Ltd 線状図形の解析方法
DE112007002286T5 (de) 2006-09-29 2009-08-06 Thk Co., Ltd. Verfahren zum Steuern von Wechselstrom-Linearmotoren, Vorrichtung zum Antreiben von Wechselstrom-Linearmotoren und System von Wechselstrom-Linearmotoren
CN110728723A (zh) * 2019-09-23 2020-01-24 东南大学 一种面向瓦片地图的道路自动提取方法
CN111768485A (zh) * 2020-06-28 2020-10-13 北京百度网讯科技有限公司 三维图像的关键点标注方法、装置、电子设备及存储介质
JP7439073B2 (ja) 2018-10-12 2024-02-27 テラダイン、 インコーポレイテッド 溶接パス生成のためのシステム及び方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108362698B (zh) * 2018-02-06 2020-08-11 北京农业智能装备技术研究中心 一种秧苗主茎节点检测方法及装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05266182A (ja) * 1992-03-19 1993-10-15 Nec Corp 線図形ベクトル化装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05266182A (ja) * 1992-03-19 1993-10-15 Nec Corp 線図形ベクトル化装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112007002286T5 (de) 2006-09-29 2009-08-06 Thk Co., Ltd. Verfahren zum Steuern von Wechselstrom-Linearmotoren, Vorrichtung zum Antreiben von Wechselstrom-Linearmotoren und System von Wechselstrom-Linearmotoren
JP2008146173A (ja) * 2006-12-06 2008-06-26 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、及び記憶媒体
JP2008158904A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Matsushita Electric Works Ltd 線状図形の解析方法
JP7439073B2 (ja) 2018-10-12 2024-02-27 テラダイン、 インコーポレイテッド 溶接パス生成のためのシステム及び方法
CN110728723A (zh) * 2019-09-23 2020-01-24 东南大学 一种面向瓦片地图的道路自动提取方法
CN110728723B (zh) * 2019-09-23 2023-04-28 东南大学 一种面向瓦片地图的道路自动提取方法
CN111768485A (zh) * 2020-06-28 2020-10-13 北京百度网讯科技有限公司 三维图像的关键点标注方法、装置、电子设备及存储介质
CN111768485B (zh) * 2020-06-28 2024-01-12 北京百度网讯科技有限公司 三维图像的关键点标注方法、装置、电子设备及存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP4665191B2 (ja) 2011-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4665191B2 (ja) 2値画像の細線化方式
JP4926116B2 (ja) 画像検査装置
CN103942824B (zh) 一种三维点云直线特征提取方法
CN110751154B (zh) 一种基于像素级分割的复杂环境多形状文本检测方法
CN106204497B (zh) 一种基于smooth平滑曲线和拟合曲线的路面裂缝提取算法
CN106296587B (zh) 轮胎模具图像的拼接方法
CN108898148A (zh) 一种数字图像角点检测方法、系统及计算机可读存储介质
US7542589B2 (en) Road position detection
CN109345551B (zh) 图像外轮廓中凹包络的检测方法、系统及计算机存储介质
JP5566158B2 (ja) 画像処理方法、画像処理装置、及びプログラム
CN114511863B (zh) 表格结构提取方法、装置、电子设备及存储介质
JP4543675B2 (ja) 文字・図形の認識方法
CN108665470A (zh) 一种交互式轮廓提取方法
JP2009122998A (ja) ソリッド/サーフェースモデルから外形線を抽出する方法及びコンピュータソフトウエアプログラム
JP2015001750A (ja) 形状認識システム、形状認識方法及び形状認識プログラム
CN110705568B (zh) 一种图像特征点提取的优化方法
CN112348021A (zh) 文本检测方法、装置、设备及存储介质
CN111160177B (zh) 基于卷积的气象传真图等值线交叉点检测方法
Chen et al. MAT-based thinning for line patterns
JP6062825B2 (ja) 特徴点抽出装置、特徴点抽出方法、及び特徴点抽出プログラム
JP2507413B2 (ja) パタ−ンデ−タ圧縮方法
JP2010134491A (ja) エッジ点列の線分近似方法
JP2006323511A (ja) 記号認識方法及び装置
JPH0658689B2 (ja) 線図形分離装置
JPS60181883A (ja) 文字認識におけるストロ−ク抽出方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101214

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101220

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4665191

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees