JP2561683Y2 - 生ごみ脱水機 - Google Patents
生ごみ脱水機Info
- Publication number
- JP2561683Y2 JP2561683Y2 JP3054892U JP3054892U JP2561683Y2 JP 2561683 Y2 JP2561683 Y2 JP 2561683Y2 JP 3054892 U JP3054892 U JP 3054892U JP 3054892 U JP3054892 U JP 3054892U JP 2561683 Y2 JP2561683 Y2 JP 2561683Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- shaft
- garbage
- rotating shaft
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Centrifugal Separators (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、台所の流し台の排水口
に取り付けられる生ごみ脱水機に関する。詳しくは、遠
心脱水式の生ごみ脱水機に関する。
に取り付けられる生ごみ脱水機に関する。詳しくは、遠
心脱水式の生ごみ脱水機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の生ごみ脱水機は、流し台の底面
部の排水口に対し筒軸方向を上下方向にして取り付けら
れる筒状ケースと、該ケース内に設置された回転脱水カ
ゴと、該脱水カゴを回転させるモータとを備えてなり、
該脱水カゴに連なる回転軸と該モータの出力軸とが同軸
に配置されて連結されている。
部の排水口に対し筒軸方向を上下方向にして取り付けら
れる筒状ケースと、該ケース内に設置された回転脱水カ
ゴと、該脱水カゴを回転させるモータとを備えてなり、
該脱水カゴに連なる回転軸と該モータの出力軸とが同軸
に配置されて連結されている。
【0003】特開昭61−38647号公報には、この
ケースに連なる回転軸の下端とモータの出力軸(ロータ
シャフト)の上端とを結合フランジで連結した構成が示
されている。
ケースに連なる回転軸の下端とモータの出力軸(ロータ
シャフト)の上端とを結合フランジで連結した構成が示
されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】特開昭61−3864
7号公報の生ごみ脱水機では、生ゴミが偏った場合に大
きな回転振動が生じたりすることにより、脱水カゴの回
転が安定しないという問題があった。
7号公報の生ごみ脱水機では、生ゴミが偏った場合に大
きな回転振動が生じたりすることにより、脱水カゴの回
転が安定しないという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の生ごみ脱水機
は、流し台の底面部の排水口に対し筒軸方向を上下方向
にして取り付けられる筒状ケースと、該ケース内に設置
された回転脱水カゴと、該脱水カゴを回転駆動するモー
タとを備えてなり、該脱水カゴに連なる回転軸と該モー
タの出力軸とが同軸に配置されて連結されている生ごみ
脱水機において、該回転軸の下端及びモータ出力軸の上
端の双方にまたがるようにフライホイールを配置し、該
フライホイールをこれら軸の双方に固定してこれら軸同
志のカップリングを行なうようにしたことを特徴とする
ものである。
は、流し台の底面部の排水口に対し筒軸方向を上下方向
にして取り付けられる筒状ケースと、該ケース内に設置
された回転脱水カゴと、該脱水カゴを回転駆動するモー
タとを備えてなり、該脱水カゴに連なる回転軸と該モー
タの出力軸とが同軸に配置されて連結されている生ごみ
脱水機において、該回転軸の下端及びモータ出力軸の上
端の双方にまたがるようにフライホイールを配置し、該
フライホイールをこれら軸の双方に固定してこれら軸同
志のカップリングを行なうようにしたことを特徴とする
ものである。
【0006】
【作用】本考案の生ごみ脱水機にあっては、フライホイ
ールを設けたことにより、脱水カゴの回転が安定する。
また、このフライホイールが軸継手を兼ねているため、
回転軸とモータ出力軸との間の結合フランジが不要とな
る。
ールを設けたことにより、脱水カゴの回転が安定する。
また、このフライホイールが軸継手を兼ねているため、
回転軸とモータ出力軸との間の結合フランジが不要とな
る。
【0007】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は本考案の実施例に係る生ごみ脱水機の縦断
面図である。この生ごみ脱水機10は、円筒状のケース
10と、該ケース10内に配置されたカゴ12と、該カ
ゴ12を回転駆動させるためのモータ14とを備えてい
る。ケース10は、その底部に仕切壁16が設けられて
おり、この仕切壁16の中央開口18にハウジング20
のネック部20aが挿入されている。このネック部20
aは円筒形状であり、その中心孔に回転軸22が挿通さ
れている。この回転軸22はベアリング24、26を介
して該ネック部20aに枢支されている。28、30は
シール部材を示している。
る。第1図は本考案の実施例に係る生ごみ脱水機の縦断
面図である。この生ごみ脱水機10は、円筒状のケース
10と、該ケース10内に配置されたカゴ12と、該カ
ゴ12を回転駆動させるためのモータ14とを備えてい
る。ケース10は、その底部に仕切壁16が設けられて
おり、この仕切壁16の中央開口18にハウジング20
のネック部20aが挿入されている。このネック部20
aは円筒形状であり、その中心孔に回転軸22が挿通さ
れている。この回転軸22はベアリング24、26を介
して該ネック部20aに枢支されている。28、30は
シール部材を示している。
【0008】前記モータ14は、ハウジング20の底部
に固定されたボトムプレート32に対しパッキン34を
介してボルト36で固定されている。このモータ14の
ロータシャフト14aにはキー溝14bが先端側から切
り込まれている。前記回転軸22の下端にも同様のキー
溝22aが設けられており、これらキー溝14b、22
aにまたがるようにキー40が配置されている。
に固定されたボトムプレート32に対しパッキン34を
介してボルト36で固定されている。このモータ14の
ロータシャフト14aにはキー溝14bが先端側から切
り込まれている。前記回転軸22の下端にも同様のキー
溝22aが設けられており、これらキー溝14b、22
aにまたがるようにキー40が配置されている。
【0009】この回転軸22の下端とロータシャフト1
4aの上端との連結部分の外周にフライホイール42が
設けられている。このフライホイール42は、雌螺子孔
44A、44Bにそれぞれ螺着された螺子46によりロ
ータシャフト14a及び回転軸22の双方に対し固定さ
れている。
4aの上端との連結部分の外周にフライホイール42が
設けられている。このフライホイール42は、雌螺子孔
44A、44Bにそれぞれ螺着された螺子46によりロ
ータシャフト14a及び回転軸22の双方に対し固定さ
れている。
【0010】この回転軸22の上端は、カゴ12の底部
に設けられた回転軸挿入孔50に挿通され、カバーキャ
ップ52のインサートナット54が螺子込まれている。
なお、回転軸22の上部と前記回転軸挿通孔50の内周
面にはそれぞれスプラインが設けられており、これらス
プライン同志を係合させることにより回転軸22の回転
力がカゴ12に伝達されるように構成されている。
に設けられた回転軸挿入孔50に挿通され、カバーキャ
ップ52のインサートナット54が螺子込まれている。
なお、回転軸22の上部と前記回転軸挿通孔50の内周
面にはそれぞれスプラインが設けられており、これらス
プライン同志を係合させることにより回転軸22の回転
力がカゴ12に伝達されるように構成されている。
【0011】このカゴ12は、硬質プラスチック等より
なるベース部12aと、該ベース部12aの上側に連設
されたメッシュ筒12bと、該メッシュ筒12bの上端
に連設されたトップフランジ12cとを備えてなる。こ
のトップフランジ12cには、カゴ12の上端から外方
に突出する鍔部56が設けられている。
なるベース部12aと、該ベース部12aの上側に連設
されたメッシュ筒12bと、該メッシュ筒12bの上端
に連設されたトップフランジ12cとを備えてなる。こ
のトップフランジ12cには、カゴ12の上端から外方
に突出する鍔部56が設けられている。
【0012】前記ケース10の上部は、直径方向に拡大
する形状となっており、その内周面には、上向きの段部
58が設けられている。前記鍔部56及びこの段部58
は、該鍔部56の下面と段部上面58aとの間に若干の
間隙があくように、かつ鍔部56の外周側が段部上面5
8aに被さるように設けられている。
する形状となっており、その内周面には、上向きの段部
58が設けられている。前記鍔部56及びこの段部58
は、該鍔部56の下面と段部上面58aとの間に若干の
間隙があくように、かつ鍔部56の外周側が段部上面5
8aに被さるように設けられている。
【0013】このケース10の上部にはマグネット60
を有する蓋62が装着可能とされている。ケース10の
上部外周面には、このマグネット60と感応するリード
スイッチ64が設けられている。ケース10の下部には
流出口66が設けられている。ケース10の下端には、
前記モータ14を囲むカバー68が取り付けられてい
る。
を有する蓋62が装着可能とされている。ケース10の
上部外周面には、このマグネット60と感応するリード
スイッチ64が設けられている。ケース10の下部には
流出口66が設けられている。ケース10の下端には、
前記モータ14を囲むカバー68が取り付けられてい
る。
【0014】カバー68内には、モータ14の回転を制
御するための回路を搭載した回路基板70が設けられて
いる。前記リードスイッチ64は、この回路基板70と
リード線(図示略)を介して接続されている。
御するための回路を搭載した回路基板70が設けられて
いる。前記リードスイッチ64は、この回路基板70と
リード線(図示略)を介して接続されている。
【0015】このように構成された生ごみ脱水機におい
ては、蓋62を取り外し、必要に応じ菊割れキャップ
(図示略)をケース10の上端に装着して生ごみを収容
する。カゴ12内に生ごみがたまると、蓋62を被せ
る。蓋62に設けられたマグネット60がリードスイッ
チ64に近接すると、該リードスイッチ64がオンとな
り、モータ14が回転駆動される。これにより、カゴ1
2内の生ごみが遠心脱水される。脱水処理によって生じ
た水は流出口66から排水管に排出される。
ては、蓋62を取り外し、必要に応じ菊割れキャップ
(図示略)をケース10の上端に装着して生ごみを収容
する。カゴ12内に生ごみがたまると、蓋62を被せ
る。蓋62に設けられたマグネット60がリードスイッ
チ64に近接すると、該リードスイッチ64がオンとな
り、モータ14が回転駆動される。これにより、カゴ1
2内の生ごみが遠心脱水される。脱水処理によって生じ
た水は流出口66から排水管に排出される。
【0016】モータ14は所定時間経過すると自動的に
停止する。なお、蓋62を外してマグネット60がリー
ドスイッチ64から離反すると、危険防止のために自動
的にモータ14が停止される。
停止する。なお、蓋62を外してマグネット60がリー
ドスイッチ64から離反すると、危険防止のために自動
的にモータ14が停止される。
【0017】しかして、フライホイール42が設けられ
ているため、カゴ12内の生ごみが偏っていても回転振
動がきわめて小さいものとなる。また、このフライホイ
ール42を回転軸22とロータシャフト14aの双方に
またがるように設けているため、該回転軸22とロータ
シャフト14aとの連結強度が高く、耐久性に優れる。
さらに、回転軸22とロータシャフト14aとの連結専
用の継手が不要となり組立て数の削減、コストの低減の
ほか、回転軸軸心線方向の機長が短くなるという効果が
得られる。
ているため、カゴ12内の生ごみが偏っていても回転振
動がきわめて小さいものとなる。また、このフライホイ
ール42を回転軸22とロータシャフト14aの双方に
またがるように設けているため、該回転軸22とロータ
シャフト14aとの連結強度が高く、耐久性に優れる。
さらに、回転軸22とロータシャフト14aとの連結専
用の継手が不要となり組立て数の削減、コストの低減の
ほか、回転軸軸心線方向の機長が短くなるという効果が
得られる。
【0018】上記実施例ではキー40及びキー溝14
b、22aが設けられているが、回転軸22、ロータシ
ャフト14a及びフライホイール42にそれぞれスプラ
インを設け、キー及びキー溝を省略しても良い。
b、22aが設けられているが、回転軸22、ロータシ
ャフト14a及びフライホイール42にそれぞれスプラ
インを設け、キー及びキー溝を省略しても良い。
【0019】
【考案の効果】以上の通り、本考案の生ごみ脱水機によ
ると、脱水カゴの回転が安定すると共に、回転軸とモー
タ出力軸との連結専用の軸継手が不要となり、組立て数
の削減、コストの低減及び生ごみ脱水機の軸心線方向の
機長の短小化を図ることができる。
ると、脱水カゴの回転が安定すると共に、回転軸とモー
タ出力軸との連結専用の軸継手が不要となり、組立て数
の削減、コストの低減及び生ごみ脱水機の軸心線方向の
機長の短小化を図ることができる。
【図1】本考案の実施例に係る生ごみ脱水機の縦断面図
である。
である。
10 ケース 12 カゴ 14 モータ 14a モータ出力軸(ロータシャフト) 14b キー溝 20 ハウジング 22 回転軸 22a キー溝 28,30 シール 40 キー 42 フライホイール 56 鍔部 58 段部 58a 段部上面 60 マグネット 64 リードスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 松井 重樹 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株 式会社イナックス内 (72)考案者 江本 次幹 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株 式会社イナックス内 (72)考案者 竹内 義晴 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株 式会社イナックス内 (56)参考文献 特開 昭61−38647(JP,A) 特開 昭53−113176(JP,A) 実開 昭49−76938(JP,U) 実開 昭59−2437(JP,U) 実開 昭48−97250(JP,U) 実開 昭58−156541(JP,U) 実開 昭48−63971(JP,U) 実公 昭48−44494(JP,Y1)
Claims (1)
- 【請求項1】 流し台の底面部の排水口に対し筒軸方向
を上下方向にして取り付けられる筒状ケースと、該ケー
ス内に設置された回転脱水カゴと、該脱水カゴを回転駆
動するモータとを備えてなり、該脱水カゴに連なる回転
軸と該モータの出力軸とが同軸に配置されて連結されて
いる生ごみ脱水機において、 該回転軸の下端及びモータ出力軸の上端の双方にまたが
るようにフライホイールを配置し、該フライホイールを
これら軸の双方に固定してこれら軸同志のカップリング
を行なうようにしたことを特徴とする生ごみ脱水機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3054892U JP2561683Y2 (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 生ごみ脱水機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3054892U JP2561683Y2 (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 生ごみ脱水機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0588642U JPH0588642U (ja) | 1993-12-03 |
JP2561683Y2 true JP2561683Y2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=12306855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3054892U Expired - Lifetime JP2561683Y2 (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 生ごみ脱水機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2561683Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-05-11 JP JP3054892U patent/JP2561683Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0588642U (ja) | 1993-12-03 |
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