JP2561382Y2 - 天井ルーバにおける駆動部構造 - Google Patents

天井ルーバにおける駆動部構造

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JP2561382Y2
JP2561382Y2 JP1991087386U JP8738691U JP2561382Y2 JP 2561382 Y2 JP2561382 Y2 JP 2561382Y2 JP 1991087386 U JP1991087386 U JP 1991087386U JP 8738691 U JP8738691 U JP 8738691U JP 2561382 Y2 JP2561382 Y2 JP 2561382Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は天井ルーバにおける駆動
部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、天井ルーバは、図5に示すよう
に、天井に組み込まれた枠体1と、枠体1内に配設され
た多数の羽根板3を備える。枠体1は、一般に、互いに
対向する一対の縦枠1Aと横枠1Bから方形に形成さ
れ、この枠体1内に、横枠1Bに平行させ且つ縦枠1A
の長手方向に間隔をおいて多数の羽根板3が配設され
る。そして、各羽根板3の長手方向の端部には、各羽根
板3を連結し該羽根板3を同時に開閉させるための連結
機構が設けられる。また、枠体にはモータ等の動力源6
が配設され、動力源6と前記連結機構とは動力伝達機構
を介して連結され、適宜箇所に設置された操作部5を操
作することにより、動力源6の動力により各羽根板3を
開閉し、太陽光の光量の調節等が行なわれている。従
来、この種の天井ルーバでは、前記動力伝達機構中にリ
ミットスイッチ等を配設し、所定の回転角度でモータへ
の給電を停止させることで、羽根板の全開位置、或は全
閉位置を決定するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来構造では、モータを停止させても、羽根板の全
開位置、或は全閉位置での羽根板の反動により、羽根板
は全開位置、或は全閉位置から少しずれたところで停止
するのが現状である。本考案は前記事情に鑑み案出され
たものであって、本考案の目的は、リミットスイッチ等
を設けることなく全開及び全閉位置で羽根板を確実に停
止させることができる天井ルーバにおける駆動部構造を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本考案は、天井に組み込まれた一対の縦枠及び一対の横
枠からなる枠体と、前記枠体の内側で横枠に平行し縦枠
の長手方向に間隔をおいて配設された多数の羽根板と、
前記多数の羽根板を一対の縦枠の内側箇所でそれぞれ連
結する連結機構と、前記一対の横枠のうちの一方の横枠
の内側でかつ横枠の長手方向の中間箇所に配設された羽
根板開閉用のモータと、前記モータの動力を一対の縦枠
の内側でかつ前記一方の横枠寄り箇所において前記連結
機構に伝達する動力伝達機構とを備え、前記モータはそ
の軸心を上下方向に向けて配設され、前記動力伝達機構
は、その軸心を前記モータの軸心に平行して配設され前
記モータの動力で回転するウォームギヤと、その軸心が
横枠の長手方向に平行して配設され前記ウォームギヤに
噛合するウォームホイールと、ウォームホイールの両端
面からそれぞれ横枠の長手方向に平行して延在するウォ
ームホイールの中心軸と、前記中心軸の端部にそれぞれ
継手部材を介して連結、され横枠の長手方向に平行して
延在して前記連結機構に連結される連結部材とを備え、
前記一方の横枠の内側でかつ横枠の長手方向の中間箇所
に取付片が設けられ、前記取付片は、縦枠の長手方向に
延在する底板部と、底板部の延在方向の両端から起立し
互いに対向する一対の縦板部とを備え、前記モータ、ウ
ォームギヤ、ウォームホイール、ウォームホイールの中
心軸、継手部材は前記底板部上で前記一対の縦板部の内
側に配設され、前記継手部材には、ウォームホイールの
回転により一対の縦板部のうちの一方の縦板部に当接し
てモータの回転を停止させるカム部が設けられているこ
とを特徴とする。
【0005】本考案によれば、モータへの給電を停止さ
せれば、ウォームホイールによりウォームギヤを回転さ
せることができないので、ウォームギヤの停止位置、即
ち、ウォームホイールの停止位置が羽根板の停止位置と
なり、所望の位置に羽根板を確実に停止させることがで
きる。従って、羽根板の全開位置、或は全閉位置に対応
させてモータへの給電を停止させれば、羽根板に反動が
生じても、この反動により羽根板が動き、全開位置、或
は全閉位置から羽根板が少しずれたところで停止するこ
とがなくなる。また、モータを、その軸心を上下方向に
向けて配設し、ウォームギヤを、その軸心を前記モータ
の軸心に平行して配設し、ウォームホイールを、その軸
心を羽根板の延在方向に平行して配設したので、モータ
とウォームギヤの連結を例えばスパーギヤを用いて簡単
に連結できる等、組み立てや調整も簡単に行なえ、更
に、ウォームギヤ、ウォームホイールからなる動力伝達
機構部分及びモータ部分を取付片を用いてコンパクトに
配置できる。また、継手部材にカム部を設け、このカム
部を取付片の縦板部に当接することで、モータの回転角
度を制御するようにしたから、リミットスイッチ等を別
に設ける構造に較べて、部品点数上、また、スペース上
有利となる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の好適一実施例を添付図面に従
って説明する。図1はモータ及び動力伝達機構部分の平
面図、図2は同側面図、図3は同正面図を示す。一方の
横枠1Bの長手方向中央には、モータ11と、このモー
タ11の動力を羽根板3側に伝達するためのウォームギ
ヤ13及びウォームホイール15等が配設され、モータ
11にはジェネレータ(不図示)が付設されている。前
記モータ11は、下取付片17と上取付片19を介して
横枠1B側に取着されている。上取付片19は、底板部
19Aと、両側の縦板部19Bとからなり、下取付片1
7によりこの底板部19Aの下方に空間21が形成さ
れ、両側の縦板部19Bは、その上端間の寸法が変化し
ないように二本のボルト23と二つのナット25で結合
されている。
【0007】底板部19A上には、モータ11とウォー
ムギヤ13が夫々その軸心を上下に向けて配設され、ウ
ォームギヤ13は上取付片19に取り付けられたケース
27内でベアリング29を介して回転可能に支持されて
いる。モータ11の出力軸と、ウォームギヤ13の中心
軸は、共に底板部19Aの下方に挿通され、前記空間2
1内において、出力軸と中心軸の下部に夫々取り付けた
スパーギヤ31,33により連結され、出力軸と中心軸
の下端は下取付片17の底部で回転可能に支持されてい
る。
【0008】前記ケース27には、ウォームギヤ13に
噛合するウォームホイール15が配設されている。ウォ
ームホイール15はその軸心を横枠1Bに平行させて、
即ち、羽根板3の長手方向に平行して配設されている。
ウォームホイール15の両端から延出する中心軸はケー
ス27により軸受35を介して回転可能に支持され、各
中心軸の端部は、継手部材37を介して連結部材39に
連結され、連結部材39の端部は、図3及び図4に示す
ように、両側の縦枠1A側において軸41を支点として
縦枠1A側で揺動可能に支持されたアーム43のボス部
に連結されている。
【0009】前記連結部材39は、継手部材37の孔に
係合する断面が六角形のロッド3901、このロッド3
901の端部が係合する六角孔が形成されたパイプ39
03、このパイプ3903の端部に係合されると共にア
ーム43のボス部の孔に係合する断面が六角形のロッド
3905等からなる。前記ロッド3901にはコイルス
プリング3907により付勢されたフランジ部材390
9A,3909Bが配設され、一方のフランジ3909
Aはピンにより外方への動きが規制され、コイルスプリ
ング3907を圧縮してロッド3901の一方の端部を
パイプ3903に挿入した後、他方の端部を継手部材3
7の孔に挿入することで、連結作業が行なわれるように
構成されている。
【0010】前記継手部材37はカム部3701を備え
る。カム部3701は、図2に示すように、ウォームホ
イール15の時計回り方向及び反時計回り方向への回転
により縦板部19Bに当接可能な二つのカム面3701
Aを備える。そして各カム面3701Aが縦板部19B
に当接してモータ11の回転が停止し、これによりジェ
ネレータの発電が停止したことを検出することでモータ
11への給電を停止するように制御される。
【0011】両側の縦枠1A内には、図4に示すよう
に、該縦枠1Aの長手方向に沿ってスライド板51が配
設されている。また、羽根板3の長手方向両端に対応し
た縦枠1A箇所には、開閉用アーム53がピン55を介
して揺動可能に取付けられ、この開閉用アーム53の一
端が羽根板3に取着され、他端がピン57を介してスラ
イド板51に結合されている。そして、前記アーム43
の先端がピン59を介してスライド板51に結合され、
モータ11の正逆転により、スパーギヤ31,33、ウ
ォームギヤ13、ウォームホイール15、継手部材3
7、連結部材39を介してアーム43が揺動し、スライ
ド板3を移動させて羽根板3を開閉させるように構成さ
れている。従って、この実施例では、スライド板51と
開閉アーム53が、各羽根板3を連結し該羽根板3を同
時に開閉させるための連結機構に相当し、また、スパー
ギヤ31,33、ウォームギヤ13、ウォームホイール
15、継手部材37、連結部材39、アーム43がモー
タ11の動力を前記連結機構に伝達するための動力伝達
機構に相当している。
【0012】本実施例は前記のように構成し、モータ1
1の動力を羽根板3に伝達する動力伝達機構中に、ウォ
ームギヤ13及びウォームホイール15を設けたので、
モータ11への給電を停止させれば、ウォームホイール
15によりウォームギヤ13を回転させることができな
いので、ウォームギヤ13の停止位置、即ち、ウォーム
ホイール15の停止位置が羽根板3の停止位置となり、
所望の位置に羽根板3を停止させることが可能となる。
従って、羽根板3の全開位置、或は全閉位置に対応させ
てモータ11への給電を停止させれば、羽根板3に反動
が生じても、この反動により羽根板3が動き、全開位
置、或は全閉位置から羽根板3が少しずれたところで停
止することが防止される。
【0013】また、モータ11を、その軸心を上下方向
に向けて配設し、ウォームギヤ13を、その軸心を前記
モータ11の軸心に平行して配設し、ウォームホイール
15を、その軸心を羽根板3の延在方向に平行して配設
したので、モータ11とウォームギヤ13の連結をスパ
ーギヤ31,33を用いて簡単に連結できる等、組み立
てや調整も簡単に行なえ、更に、ウォームギヤ13、ウ
ォームホイール15からなる動力伝達機構部分及びモー
タ11部分をコンパクト化できる。また、継手部材37
にカム部3701を設け、このカム部3701を縦板部
19Bに当接することで、モータ11の回転角度を制御
するようにしたから、リミットスイッチ等を別に設ける
構造に較べて、部品点数上、また、スペース上有利とな
る。
【0014】
【考案の効果】以上の説明で明らかなように本考案によ
れば、動力源の動力を羽根板側に伝達する動力伝達機構
中に、動力源の動力で回転するウォームギヤと、このウ
ォームギヤに噛合しウォームギヤからの回転力を羽根板
側に伝達するウォームホイール、カム部を有する継手部
材等を設けたので、リミットスイッチ等を設けることな
く全開及び全閉位置で羽根板を確実に停止させることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】モータ及び動力伝達機構部分の平面図である。
【図2】モータ及び動力伝達機構部分の側面図である。
【図3】モータ及び動力伝達機構部分の正面図である。
【図4】アーム、羽根板、開閉アーム部分の側面図であ
る。
【図5】天井ルーバの概略斜視図である。
【符号の説明】 1 枠体 1A 縦枠 1B 横枠 3 羽根板 11 モータ 13 ウォームギヤ 15 ウォームホイール 31,33 スパーギア

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井に組み込まれた一対の縦枠及び一対
    横枠からなる枠体と、前記枠体の内側で 横枠に平行し縦枠の長手方向に間隔を
    おいて配設された多数の羽根板と、 前記多数の羽根板を一対の縦枠の内側箇所でそれぞれ
    結する連結機構と、前記一対の横枠のうちの一方の横枠の内側でかつ横枠の
    長手方向の中間箇所に 配設された羽根板開閉用のモータ
    と、 前記モータの動力を一対の縦枠の内側でかつ前記一方の
    横枠寄り箇所において前記連結機構に伝達する動力伝達
    機構とを備え、前記モータはその軸心を上下方向に向けて配設され、 前記動力伝達機構は、その軸心を前記モータの軸心に平
    行して配設され前記モータの動力で回転するウォームギ
    ヤと、その軸心が横枠の長手方向に平行して配設され前
    記ウォームギヤに噛合するウォームホイールと、ウォー
    ムホイールの両端面からそれぞれ横枠の長手方向に平行
    して延在するウォームホイールの中心軸と、前記中心軸
    の端部にそれぞれ継手部材を介して連結され横枠の長手
    方向に平行して延在して前記連結機構に連結される連結
    部材とを備え、 前記一方の横枠の内側でかつ横枠の長手方向の中間箇所
    に取付片が設けられ、 前記取付片は、縦枠の長手方向に延在する底板部と、底
    板部の延在方向の両端から起立し互いに対向する一対の
    縦板部とを備え、 前記モータ、ウォームギヤ、ウォームホイール、ウォー
    ムホイールの中心軸、継手部材は前記底板部上で前記一
    対の縦板部の内側に配設され、 前記継手部材には、ウォームホイールの回転により一対
    の縦板部のうちの一方の縦板部に当接してモータの回転
    を停止させるカム部が設けられている、 ことを特徴とする天井ルーバにおける駆動部構造。
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