JP2561121B2 - 多画面伝送制御方式 - Google Patents

多画面伝送制御方式

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JP2561121B2 JP63080254A JP8025488A JP2561121B2 JP 2561121 B2 JP2561121 B2 JP 2561121B2 JP 63080254 A JP63080254 A JP 63080254A JP 8025488 A JP8025488 A JP 8025488A JP 2561121 B2 JP2561121 B2 JP 2561121B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 複数のテレビカメラによる画像信号を伝送する多画面
伝送制御方式に関し、 多画面の伝送に於いても、動画として表示できるよう
に伝送制御することを目的とし、 少なくとも全景を撮像するテレビカメラと、該全景内
の一部を撮像するテレビカメラとを含む複数のテレビカ
メラを備え、該複数のテレビカメラのそれぞれによる画
像信号を送信部から受信部に伝送し、該受信部に於いて
合成して表示部に表示させる多画面伝送制御方式に於い
て、前記複数のテレビカメラによる画像信号を、複数走
査線毎のブロックに分割し、前記全景を撮像するテレビ
カメラによる画像信号と、前記全景の一部を撮像するテ
レビカメラによる画像信号との送信比率に従って、前記
ブロック単位で画像信号を切替えて伝送するように構成
した。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、複数のテレビカメラによる画像信号を伝送
する多画面伝送制御方式に関するものである。
電子会議等に於いて、会議室全体等の全景を撮像する
テレビカメラと、発言者や黒板等の全景内の一部を撮像
するテレビカメラとを少なくとも備えて、それぞれのテ
レビカメラによる画像信号を送信し、受信側では合成し
て、会議室全体等の全景内に、発言者や黒板等の一部を
拡大表示するシステムが知られており、比較的低速の伝
送路により伝送した場合でも、受信側の再生画質が劣化
しないようにすることが要望されている。
〔従来の技術〕
従来の電子会議に適用した多画面伝送制御方式は、例
えば、第10図に示すように、テレビカメラ81−1により
会議参加者80を含む会議室の全景を撮像し、テレビカメ
ラ81−2により参加者中の発言者を撮像し、切替回路82
を介してアナログ画像信号をA/D変換器83に加えてディ
ジタル画像信号に変換し、画面メモリ84に一旦蓄積し
て、その蓄積内容を順次符号化器85により圧縮符号化
し、バッファメモリ86を介して比較的低速度の伝送路87
に送出する。この場合、テレビカメラ81−1による全景
の画像信号について1画面分送出した後、テレビカメラ
81−2による一部分の画像信号について複数画面分を連
続的に送出することを繰り返す。
受信側90に於いては、受信復号切替部91により受信復
号し、テレビカメラ81−1による画像信号は画面メモリ
92−1に、又テレビカメラ81−2による画像信号は画面
メモリ92−2にそれぞれ加えるように切替える。表示制
御部93は、画面メモリ92−1,92−2の内容を同期して読
出して合成し、ディジタル画像信号をアナログ画像信号
に変換して表示装置94に加え、マルチウインドウ形式に
より、参加者80を含む会議室全景の中に、発言者を拡大
して動画として表示する。
第11図は従来例の動作説明図であり、(a)は画像信
号、(b)は符号化処理を行う画像信号、(c)は圧縮
符号化された伝送データ、(d)は切替信号、(e)は
全景を撮像するテレビカメラ81−1からの画像信号、
(f)は一部分を撮像するテレビカメラ81−2からの画
像信号を示す。テレビカメラ81−1,81−2による画像信
号は、偶数フィールドと奇数フィールドとによりフレー
ムが構成され、1秒間に60フレームの速度が一般的であ
る。又電子会議等に於いては、奇数フィールドのみを符
号化して伝送するのが一般的である。従って、(a)に
示すように、1秒(1s)間に15駒の画像信号V1〜V5(奇
数フィールドの画像信号)を処理すれば良いことにな
る。
又伝送路87の伝送速度を64Kb/sとし、符号化器85によ
り(b)に示す画像信号V1を圧縮符号化した時に、
(c)に示すように、32Kbの符号化データCV1となった
とすると、この符号化データCV1の伝送時間は約500msと
なる。従って、次に画像信号V8を圧縮符号化することに
なり、その符号化データCV8が10Kbとなったとすると、
この符号化データCV8の伝送時間は約170msとなる。次に
画像信号V11を圧縮符号化して符号化データCV11とする
ことになる。
このように、1画面の処理を1/15秒間で行ったとして
も、動きの大きい画面の場合には圧縮符号化を行っても
発生情報が多くなるから、1画面分の伝送時間が長くな
り、その為に駒落としが多くなる。
又第10図に於ける切替回路82を制御する為の制御信号
の一例を第11図の(d)に示す。この制御信号が“0"の
時に、テレビカメラ81−1からの画像信号をA/D変換器8
3に加え、“1"の時に、テレビカメラ81−2からの画像
信号をA/D変換器83に加える。従って、(e)に示すよ
うに、テレビカメラ81−1からの1画面分の画像信号が
A/D変換器83によりディジタル信号に変換され、画面メ
モリ84を介して符号化器85により符号化されて送信さ
れ、次に(f)に示すように、連続的にテレビカメラ81
−2からの40画面分の画像信号AがA/D変換器83により
ディジタル信号に変換され、画面メモリ84を介して符号
化器85により符号化されて送信される。通常は、テレビ
カメラ81−2からの画像信号Aを更に多く連続して送信
するものであり、受信側90に於いては、表示装置94に、
会議室全景は静止画として、又その中の発言者等の一部
分は動画として表示することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述のように、従来は、画面単位でA/D変換器83の入
力画像信号を切替えてディジタル信号に変換し、画面単
位で符号化して伝送するものであり、圧縮符号化して
も、64Kb/s程度の比較的低速度の伝送路により伝送する
ものであるから、画像信号Bを伝送中は、画像信号Aを
伝送できないことになる。この時、画像信号Bの符号化
データのビット数が少ない場合は、画像信号Aの1画面
分程度の欠落となるから動画として表示することが可能
であるが、画像信号Bの符号化データのビット数が多く
なり、伝送に要する時間が1秒以上にもなると、その
間、画像信号Aの伝送ができないので、動画には見えな
いものとなる。従って、会議の臨場感を出す効果が薄れ
る欠点が生じる。
本発明は、多画面の伝送に於いても、動画として表示
できるように伝送制御することを目的とするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の多画面伝送制御方式は、各画面を複数に分割
し、伝送比率に従って分割したブロック対応に伝送する
ものであり、第1図を参照して説明する。
少なくとも全景を撮像するテレビカメラ1−1と、そ
の全景内の一部を撮像するテレビカメラ1−2〜1−n
とを含む複数のテレビカメラ1−1〜1−nを備え、こ
れらのテレビカメラ1−1〜1−nのそれぞれによる画
像信号を送信部2から受信部3に伝送し、受信部3に於
いて合成して、陰極配管(CRT)表示装置等の表示部4
に表示させる多画面伝送制御方式に於いて、各テレビカ
メラ1−1〜1−nによる1画面分の画像信号をそれぞ
れ複数走査線毎のブロックに分割し、全景を撮像するテ
レビカメラ1−1による画像信号と、全景の一部を撮像
するテレビカメラ1−2〜1−nによる画像信号とに対
して予め設定した送信比率に従って、複数走査線毎のブ
ロック単位で画像信号を切替えて伝送するものであり、
送信部2のテレビカメラ1−1〜1−n対応の画面メモ
リ6−1〜6−nを複数のブロックに分割した場合を示
し、このブロック単位で切替えて画像信号を送信し、受
信部3のテレビカメラ1−1〜1−n対応の画面メモリ
7−1〜7−nは、ブロック単位でその内容が更新さ
れ、画面メモリ7−1〜7−nの内容が合成されて表示
部4に表示される。
〔作用〕
テレビカメラ1−1は、会議室等の全景を撮像し、テ
レビカメラ1−2〜1−nは発言者等の一部分を撮像
し、送信部2は、テレビカメラ1−1〜1−n対応の画
面メモリ6−1〜6−nを複数走査線毎にブロックとし
て、ブロック単位で送信比率に従って切替え、ブロック
単位で符号化して送信する。例えば、テレビカメラ1−
1からの画像信号をブロック単位で送信して、1画面分
の送信が終了するまでに、他のテレビカメラ1−2〜1
−nからの画像信号は、テレビカメラ1−1による画像
信号に対して設定した送信比率に従ってブロック単位で
切替えてそれぞれ送信する。
受信部3では、送信部2の画面メモリ6−1〜6−n
対応の画面メモリ7−1〜7−nをブロック単位で更新
することになり、比較的短い時間間隔で、且つ比較的規
則的に更新することができ、動画として表示することが
できる。従って、全景とその一部との画面を合成して、
不自然さを有しない表示画面とすることができる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第2図は本発明の一実施例のブロック図であり、2台
のテレビカメラ11−1,11−2を設けた場合を示し、12−
1,12−2はA/D変換器、13−1,13−2は画面メモリ、14
はセレクタ、15は符号化器、16はバッファメモリ、17は
各部を制御する制御部である。
一方のテレビカメラ11−1は会議室等の全景撮影用で
あり、又他方のテレビカメラ11−2は発言者等の全景中
の一部の撮像用である。それらから出力される画像信号
はA/D変換器12−1,12−2によりディジタル信号に変換
されて、画面メモリ13−1,13−2に加えられる。この画
面メモリ13−1,13−2は少なくとも1画面分の容量を有
し、複数走査線毎のブロックに分割されて、ブロック単
位で読出される。
セレクタ14は、制御部17により送信比率に従って制御
されて、画面メモリ13−1,13−2から読出されたディジ
タル画像信号を符号化器15に加えるものであり、符号化
器15は、1ブロック分のディジタル画像信号の圧縮符号
化が終了する毎にブロック処理終了信号を制御部17へ転
送する。例えば、送信比率として、全景の画像信号対一
部分の画像信号を1対4とすると、制御部17は、ブロッ
ク処理終了信号をカウントし、画面メモリ13−2からの
4ブロック分のディジタル画像信号の圧縮符号化が終了
すると、画面メモリ13−1からの1ブロック分のディジ
タル画像信号の圧縮符号化を行わせるように、セレクタ
14を制御することになる。
符号化器15は、各種の圧縮符号構成を用いることがで
きるものであり、通常は発生頻度の高いものを短い符号
とする可変長符号化が用いられ、符号化データはバッフ
ァメモリ16に一旦蓄積されて、伝送路の伝送速度に従っ
た速度で読出されて送信される。
例えば、1画面を5ブロックに分割し、第3図に示す
ように、全景中の一部を撮像するテレビカメラ11−2か
らの画像信号をVA1〜VA5とし、全景を撮像するテレビカ
メラ11−1からの画像信号をVB−1〜VB5とし、それぞ
れブロック毎の可変長符号化データをA1〜A5,B1〜B5と
すると、前述のように、送信比率を1対4とした場合、
符号化データA1〜A4の送信後に符号化データB1が送信さ
れ、次に符号化データA5,A1〜A3が送信された後に、符
号化データB2が送信される。従って、符号化データA1〜
A5は、連続して4ブロック分送信された後、1ブロック
分の符号化データB1〜B5の送信時間後に、再び連続した
4ブロック分送信されるので、送信停止期間が短くな
り、受信側で再生表示された場合に、表示内容の動きが
円滑となる。
なお、各ブロック単位の符号化データの終りを示すブ
ロックエンド信号を送信し、受信側でこれをカウントし
て、符号化データA1〜A5,B1〜B5を識別して、それぞれ
復号した後、対応する画面メモリに書込んで、合成表示
させることができる。
第4図は第2図に於けるセレクタ14を制御する為の要
部のブロック図を示し、21はカウンタ、22,23はインバ
ータ、24は設定部で、他の第2図と同一符号は同一部分
を示す。カウンタ21のプリセット端子PSに、設定部24か
ら送信比率の設定値が加えられ、ロード端子Lに加えら
れるロード信号によりその設定値がロードされて、符号
化器15に於ける1ブロックの処理終了信号がクロック端
子CKに加えられてカウントアップされ、キャリ端子CRか
らのキャリ信号がデータ識別信号となると共に、インバ
ータ22を介してセレクタ14の制御信号となり、且つイン
バータ23を介してロード信号となる。
第5図は動作説明図であり、(a)はブロック処理終
了信号、(b)はカウンタ21のカウント内容、(c)は
キャリ信号であり、送信比率を1対4とした場合を示
す。(a)に示すブロック処理終了信号がカウンタ21の
クロック端子CKに加えられ、そのカウント内容は
(B),(C),・・・(F)となり、(F)となると
キャリ信号が(c)に示すように出力され、次のブロッ
ク処理終了信号によりカウンタ21は(B)にプリセット
される。
セレクタ14は、キャリ信号が“1"の時、即ち、インバ
ータ22の出力信号が“0"の時に画面メモリ13−1を選択
し、キャリ信号が“0"の時、即ち、インバータ22の出力
信号が“1"の時に画面メモリ13−2を選択する。従っ
て、画面メモリ13−1の1ブロックが選択されて符号化
器15に加えられた後、画面メモリ13−2の4ブロックが
連続して選択されて符号化器15に加えられることにな
る。
第6図は伝送説明図であり、1画面を5ブロックに分
割し、全景と一部分との送信比率を1対4とした場合の
本発明の実施例と従来例との一例を示す。同図に於い
て、(a),(c)はセレクタ14に加えられる制御信
号、(b),(d)は伝送データであり、制御信号が
“1"の時、画面メモリ13−2が選択され、“0"の時、画
面メモリ13−1が選択される。又A1〜A5,B1〜B5はブロ
ック毎の符号化データである。又(e),(g)は従来
例の切替回路82(第10図参照)に加える制御信号、
(f),(h)は伝送データである。
(a),(c)に示す制御信号が“1"の時に、
(b),(d)に示すように、符号化データA1〜A5が送
出され、“0"の時に、符号化データB1〜B5が送出され
る。最初の1画面を構成する5ブロックの符号化データ
A1〜A5を全部伝送する為に、途中に符号化データB1が挿
入されても525msで伝送し、次の1画面を構成する5ブ
ロックの符号化データA1〜A5を全部伝送する為に、途中
に符号化データB2が挿入されても475msで伝送できるよ
うに、圧縮符号化による発生データ量が一定でないが、
ブロック単位で符号化データB1〜B5が分割されて、符号
化データA1〜A5の途中に挿入された状態で伝送され、符
号化データA1〜A5による再生画面は、ほぼ連続性を維持
できる状態となるから、円滑な動きを示す動画となる。
これに対して、従来例に於いては、(e),(g)に
示すように、1画面を5ブロックに分割したとしても、
1画面分の符号化データB1〜B5を連続して伝送すること
になるから、この符号化データB1〜B5の伝送後に伝送す
る符号化データA1〜A5による1画面は、例えば、925ms
を要することになり、約1秒間の間隔があるから、不連
続な再生画面となる欠点がある。
第7図は本発明の他の実施例のブロック図であり、31
−1,31−2はテレビカメラ、32−1,32−2はA/D変換
器、33−1,33−2は画面メモリ、34はセレクタ、35は符
号化器、36−1,36−2はバッファメモリ、37は制御部、
38は比率制御部、39はセレクタである。
この実施例に於いては、テレビカメラ31−2により会
議室全体等の全景を撮像し、テレビカメラ31−1はその
中の一部分を撮像するものとして説明する。各テレビカ
メラ31−1,31−2からのアナログ画像信号はA/D変換器3
2−1,32−2によりディジタル画像信号に変換されて画
面メモリ33−1,33−2に蓄積され、比率制御部38により
制御されるセレクタ34を介して、画面メモリ33−1,33−
2から読出されたブロック単位のディジタル画像信号が
符号化器35に加えられて圧縮符号化される。符号化デー
タは、画面メモリ33−1,33−2対応のバッファメモリ36
−1,36−2に一旦蓄積されて、送信比率に従って制御さ
れるセレクタ39から符号化データが送出される。
バッファメモリ36−1,36−2のデータ蓄積量は、ブロ
ック単位の符号化データ量が異なるから時間的に変化す
る。このデータ蓄積量は制御部37により監視され、一方
のバッファメモリのデータ蓄積量が他方のバッファメモ
リのデータ蓄積量より多くなると、それを補正するよう
に、即ち、データ蓄積量が多くなった方のブロック単位
の選択比率を低下させるように、比率制御部38を介して
セレクタ34が制御される。又セレクタ39は、送信比率に
従った送信データ量を基に制御部37により制御され、バ
ッファメモリ36−1,36−2に蓄積されたデータが選択さ
れて送出される。
第8図は比率制御部分の要部ブロック図であり、41−
1,41、2はバッファメモリ、42−1,42−2はアドレス発
生カウンタ、43−1,43−2はバッファ占有量カウンタ、
44はセレクタ、45はカウンタ、46は設定部、47は変換テ
ーブル、48〜51はアンド回路、52〜54はインバータ、RC
Kはデータリードクロック信号、DIDはデータ識別信号、
WCKはデータライトクロック信号、ADはアドレス信号、R
Dはリードクロック信号、WTはライトクロク信号であ
る。
バッファメモリ41−1,41−2は、第7図に於けるバッ
ファメモリ36−1,36−2に対応し、セレクタ44はセレク
タ39に対応する。又データリードクロック信号RCKは、
伝送データの1ビット毎に加えられるものであり、カウ
ンタ45のクロック端子CKに加えられると共に、アンド回
路49,51に加えられる。
又データ識別信号DIDは、テレビカメラ31−1,31−2
(第7図参照)対応の符号化データを識別する為の信号
であり、セレクタ34により画面メモリ33−1が選択され
た時“1"となり、画面メモリ33−2が選択された時“0"
となる。従って、画面メモリ33−1が選択された時に、
アンド回路48からライトクロック信号WTがバッファメモ
リ41−1とアドレス発生カウンタ42−1とに加えられ
て、画面メモリ33−1からブロック単位のディジタル画
像信号を圧縮符号化した符号化データがバッファメモリ
41−1に書込まれ、画面メモリ33−2が選択された時
に、アンド回路50からライトクロック信号WTがバッファ
メモリ41−2とアドレス発生カウンタ42−2とに加えら
れ、画面メモリ33−2からのブロック単位のディジタル
画像信号を圧縮符号化した符号化データがバッファメモ
リ41−2に書込まれる。
又カウンタ45は、送信比率を設定する設定部46の設定
値がプリセットされ、データリードクロック信号RCKを
カウントアップして、キャリ端子CRからのキャリ信号
(“1")が出力されると、インバータ54により反転さ
れ、更にインバータ53により反転されて、アンド回路51
からアドレス発生カウンタ42−2にリードクロック信号
RDが加えられ、リードアドレスが歩進されて、符号化デ
ータが読出される。この時、セレクタ44は、インバータ
54の出力の制御信号が“0"であるから、バッファメモリ
41−2からの符号化データを選択して出力する。又キャ
リ信号が“0"となると、アンド回路49からアドレス発生
カウンタ42−1にリードクロック信号RDが加えられてリ
ードアドレスが歩進され、バッファメモリ41−1から符
号化データが読出される。この時、セレクタ44は、イン
バータ54の出力の制御信号が“1"となるから、バッファ
メモリ41−1からの符号化データを選択して出力する。
アドレス発生カウンタ42−1,42−2からのライトアド
レスとリードアドレスとにより、バッファ占有量カウン
タ43−1,43−2に於いてバッファ占有量を求め、そのバ
ッファ占有量をアドレスとして変換テーブル47から比率
設定値を読出し、第7図に於ける比率制御部38に加え
る。
第9図は動作説明図であり、(a)は符号化データ
で、Aは全景中の一部分についての符号化データの1ビ
ット、Bは全景についての符号化データの1ビットを示
す。又(b)はデータリードクロック信号RCK、(c)
はキャリ信号、(d)はバッファメモリ41−1の占有量
α,α1〜α4,α′,α1′,・・・、(e)はバッフ
ァメモリ41−2の占有量β,β1,β2,β′,・・・、
(f)はデータ識別信号DID、(g)はライトクロック
信号WTの一例を示し、送信比率を1対4に設定し、符号
化データを1ビット単位で設定送信比率で送信する場合
を示す。
カウンタ45からのキャリ信号は、(c)に示すよう
に、符号化データAの4ビットを送信すると、“1"とな
り、符号化データBの1ビットがセレクタ44により選択
出力される。従って、全景についての符号化データと、
一部分についての符号化データとは、1対4の送信比率
となる。又符号化データA,Bを1ビット送信する毎に、
バッファ占有量カウンタ43−1,43−2はカウントダウン
され、又符号化データをライトクロック信号WTに従って
1ビット書込む毎にカウントアップされるので、カウン
ト内容が占有量を示すものとなる。
又ブロック単位の符号化データがバッファメモリ41−
1,41−2に加えられ、データ識別信号DIDが(f)に示
すように、“1"となると、この符号化データを書込む為
のライトクロック信号WTはバッファメモリ41−1とアド
レス発生カウンタ42−1とに加えられ、その直前の占有
量α4に対して、符号化データを書込むことにより、そ
の直後の占有量α′は大きくなる。又データ識別信号DI
Dが“0"となり、次ブロック単位の符号化データがバッ
ファメモリ41−1,41−2に加えられた時、ライトクロッ
ク信号WTがバッファメモリ41−2とアドレス発生カウン
タ42−2とに加えられ、その直前の占有量β2に対し
て、その直後の占有量β′は大きくなる。
これらの占有量が変換テーブル47に加えられて、比率
設定値が読出され、画面メモリ33−1,33−2が選択する
セレクタ34が制御され、符号化データを設定された送信
比率で送信し、ブロック単位の符号化データ量が異なっ
ても、バッファメモリ41−1,41−2がオーバフロー及び
アンダーフローしないように制御されることになる。
この実施例は、ブロック単位で符号化し、ビット単位
で送信比率に従って切替えて伝送する場合を示すが、複
数ビット単位で符号化データを設定された送信比率とな
るように伝送することも可能である。
前述の各実施例は、2台のテレビカメラを設けて、全
景とその中の一部分とについての画像信号をブロック単
位で符号化し、送信比率に従って切替えて送信する場合
を示すものであるが、3台以上のテレビカメラを設け、
全景とその中の複数部分とについての画像信号をブロッ
ク単位で符号化し、それぞれの送信比率に従って切替え
て伝送することも可能であり、受信側に於いては、全景
の中にマルチウインドウ形式で複数部分が拡大して表示
され、全景は静止画と同様であるが、各部分を動画とし
て表示することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、全景を撮像するテレ
ビカメラ1−1と、その全景の中の一部分を撮像するテ
レビカメラ1−2〜1−nとを含む複数のテレビカメラ
1−1〜1−nによる1画面分の画像信号を、複数の走
査線からなるブロックに分割し、全景の画像信号と全景
の中の一部分の画像信号とを、予め設定した送信比率に
従ってブロック単位で切替えて伝送するもので、1画面
分の画像信号を切替えて伝送する場合に比較して、ブロ
ック単位ではあるが時間間隔を短く且つ比較的規則性を
与えた状態で、受信側の画面メモリ7−1〜7−nの更
新を行うことができるから、表示部4の全景及びその中
の一部分とを含む合成画面の動きを滑らかとし、自然に
近い表示画面とすることができる。この場合、ブロック
単位の送信比率を高くすれば、その画像信号による画面
内の動きを正確に表示することができる。従って、表示
部4に合成表示した画面の画質を向上することができる
利点がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明の一実施
例のブロック図、第3図は本発明の一実施例の動作説明
図、第4図は本発明の一実施例のセレクタ制御部分のブ
ロック図、第5図は第4図の動作説明図、第6図は伝送
説明図、第7図は本発明の他の実施例のブロック図、第
8図は本発明の他の実施例の比率制御部分の要部ブロッ
ク図、第9図は第8図の動作説明図、第10図は従来例の
ブロック図、第11図は従来例の動作説明図である。 1−1〜1−nはテレビカメラ、2は送信部、3は受信
部、4は表示部、6−1〜6−n,7−1〜7−nは画面
メモリである。
フロントページの続き (72)発明者 本間 敏弘 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 石黒 均 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 佐藤 均 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 名取 裕明 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 芦田 庸市 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも全景を撮像するテレビカメラ
    (1−1)と、該全景内の一部を撮像するテレビカメラ
    (1−2〜1−n)とを含む複数のテレビカメラ(1−
    1〜1−n)を備え、該複数のテレビカメラ(1−1〜
    1−n)のそれぞれによる画像信号を送信部(2)から
    受信部(3)に伝送し、該受信部(3)に於いて合成し
    て表示部(4)に表示させる多画面伝送制御方式に於い
    て、 前記複数のテレビカメラ(1−1〜1−n)による1画
    面分の画像信号を、それぞれ複数走査線毎のブロックに
    分割し、前記全景を撮像するテレビカメラ(1−1)に
    よる画像信号と、前記全景の一部を撮影するテレビカメ
    ラ(1−2〜1−n)による画像信号とに対して予め設
    定した送信比率に従って、前記複数走査線毎のブロック
    単位で画像信号を切替えて伝送する ことを特徴とする多画面伝送制御方式。
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