JP2560610Y2 - シールスイッチの端子カバー取付部におけるシール構造 - Google Patents

シールスイッチの端子カバー取付部におけるシール構造

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JP2560610Y2
JP2560610Y2 JP1991001625U JP162591U JP2560610Y2 JP 2560610 Y2 JP2560610 Y2 JP 2560610Y2 JP 1991001625 U JP1991001625 U JP 1991001625U JP 162591 U JP162591 U JP 162591U JP 2560610 Y2 JP2560610 Y2 JP 2560610Y2
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JP
Japan
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terminal cover
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sealant
opening
seal
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JP1991001625U
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啓二 岡橋
健 西井
順彦 木村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、シールスイッチにおい
て、端子カバーの取付け部分におけるシールをはかるた
めの考案に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシールスイッチにおいては、図3
に示すようにシールスイッチ1のボディ2の開口部3に
位置する端子4にリード線5の先端を接続し、該リード
線5が挿通された端子カバー6をボディ2の開口部3に
嵌合し、端子カバー6に設けたシール剤注入部からボデ
ィ2の開口部3内の空所にシール剤8を充填して構成し
てあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、図3に示す
従来例においては、ボディ2と端子カバー6との嵌合部
分に隙間があるため、ボディ2のシール剤注入部からシ
ール剤8を注入してボディ2の開口部3内の空所にシー
ル剤8を充填すると、上記ボディ2と端子カバー6との
嵌合部分の隙間からシール剤8が流れて全体のシール剤
8のコントロールが難しく、また、シール剤8が隙間に
流れることによってボディ2内において端子カバー6に
設けたシール剤8の注入部である孔に対応する部分に図
4に示すように凹部20ができてしまい、例えば、冷蔵
庫等に使用した場合、このボディ2内に出来た凹部20
内において氷結が生じてしまってボディ2内においてシ
ール8剤にクラックを生じさせて絶縁不良となるという
問題がある。
【0004】本考案は上記の従来例の問題点に鑑みて考
案したものであって、その目的とするところは、ボディ
内においてシール剤に凹部が生じることがなくて氷結に
よるクラックの発生を防止して絶縁不良を防止できるシ
ールスイッチの端子カバー取付部におけるシール構造を
提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案のシールスイッチ
の端子カバー取付部におけるシール構造は、シールスイ
ッチ1のボディ2の開口部3に位置する端子4にリード
線5の先端を接続し、該リード線5が挿通された端子カ
バー6をボディ2の開口部3に嵌合して端子カバー6を
ボディ2に係止により取付け、端子カバー6のシール剤
注入部7からボディ2の開口部3内の空所にシール剤8
を充填して成るものにおいて、端子カバー6の外面側に
少なくともシール剤注入部7を囲む囲壁9を設けてこの
囲壁9部分にもシール剤8が充填されて端子カバー6の
内側のボディ2の開口部3内の空所と端子カバー6の外
側の囲壁9内とにシール剤注入部7を介して一体にシー
ル剤8が充填されて成るものであって、このような構成
を採用することで、上記した従来例の問題点を解決して
本考案の目的を達成したものである。
【0006】
【作用】しかして、シール剤8を注入する際にシール剤
注入部7を囲む囲壁9内にもシール剤8を充填すること
で、充填圧によってボディ2と端子カバー6との嵌合部
の隙間からシール剤8が流れてもその分が囲壁9内のシ
ール剤8がボディ2内に流れ込むこととなって、ボディ
2内に凹部が生じることがなくなったものである。
【0007】
【実施例】以下、本考案を図1、図2に示す実施例に基
づいて詳述する。シールスイッチ1は例えばボディ2内
に固定接点10、可動接点11等を内装し、操作部12
の操作により接点の切り換えを行うようにしてある。こ
のシールスイッチ1のボディ2の一側部は開口して開口
部3となっており、このボディ2の開口部3内には端子
4が配設してある。端子4には開口部3内においてリー
ド線5の先端が接続されるものである。6は端子カバー
であり、図2に示すようにカバー板部13にリード線挿
通孔14、シール剤注入部7となる孔、空気抜き孔21
が設けてあり、カバー板部13の内面側の周囲には筒状
の嵌合部15が設けてあり、この嵌合部15の先端に係
止孔16を有する弾性係止片17が設けてあり、また、
カバー板部13の外面側の周囲には囲壁9が設けてあ
る。この囲壁9は図の実施例ではカバー板部13の周囲
に設けたが、少なくとも端子カバー6の外面側において
シール剤注入部7を囲むようなものであればよい。リー
ド線5はこのような構成の端子カバー6のリード線挿通
孔14に挿通してあり、端子カバー6は嵌合部15をボ
ディ2の開口部3の外周壁18に嵌合し、係止孔16を
外周壁18に設けた係止突起19に係止して取付けるも
のであり、このようにすることで、端子カバー6により
ボディ2の開口部3を閉じるものである。そして、端子
カバー6に設けたシール剤注入部7からボディ2の開口
部3内の空所にシール剤8を充填してシールスイッチ1
の端子カバー6の取付け部におけるシールがなされるの
であるが、本考案においては、シール剤8が端子カバー
6の外面側に少なくともシール剤注入部7を囲むように
設けた囲壁9部分にも充填された構成となるものであ
る。
【0008】しかして、本考案においては、囲壁9部分
にもシール剤8を充填する構成とすることで、充填圧に
よってボディ2と端子カバー6との嵌合部の隙間からシ
ール剤8が流れたとしても、その流出分は囲壁9内のシ
ール剤8がボディ2内に流れ込むこととなって、ボディ
2内に凹部が生じることがなくなる。つまり、端子カバ
ー6の外側の囲壁9内のシール剤8が凹むがボディ2内
においては凹部が生じることがなく、ボディ2内のシー
ル剤8に氷結によるクラックが発生しないのである。ま
た、端子カバー6に設けたシール剤注入部7からボディ
2の開口部3内の空所にシール剤8を充填してシールス
イッチ1の端子カバー6の取付け部におけるシールをす
るに当たり、囲壁9内にも充填するようにシール剤8を
充填することで、ボディ2への端子カバー6の嵌合部分
の隙間からの流出量が一定でないにもかかわらずボディ
2の開口部3内の空所にシール剤8が隙間無く充填され
るような充填量の管理ができるのである。また、このシ
ール剤8の充填により同時にリード線5のリード線挿通
孔16への挿通部分のシールもおこなわれるものであ
る。
【0009】
【考案の効果】本考案にあっては、叙述のように、シー
ルスイッチのボディの開口部に位置する端子にリード線
の先端を接続し、該リード線が挿通された端子カバーを
ボディの開口部に嵌合して端子カバーをボディに係止に
より取付け、端子カバーのシール剤注入部からボディの
開口部内の空所にシール剤を充填して成るものにおい
て、端子カバーの外面側に少なくともシール剤注入部を
囲む囲壁を設けてこの囲壁部分にもシール剤が充填され
て端子カバーの内側のボディの開口部内の空所と端子カ
バーの外側の囲壁内とにシール剤注入部を介して一体に
シール剤が充填されているので、係止によって端子をボ
ディに対して正確な位置に保持した状態でシール剤を充
填できると共に充填圧によってボディと端子カバーとの
嵌合部の隙間からシール剤が流れてもその分は囲壁内の
シール剤がボディ内に流れ込むこととなって、ボディ内
に凹部が生じないようにできると共に端子カバーの嵌合
部分からのシール剤の流出量に関係なくシール剤を隙間
無く充填するための充填量の管理が容易に行え、また、
このように、本考案においては、ボディ内においてシー
ル剤に凹部が生じることがないので、例えば冷蔵庫内で
使用しても氷結によるクラックの発生を防止して端子カ
バー内側の端子とリード線との接続部分における絶縁不
良を防止できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のシールスイッチの断面図である。
【図2】同上に用いる端子カバーを示す図面で、(a)
は正面図であり、(b)は平面断面図であり、(c)は
平面図であり、(d)は側面断面図であり、(e)は底
面図である。
【図3】従来例の断面図である。
【図4】従来例の問題点を示す説明図である。
【符号の説明】
1 シールスイッチ 2 ボディ 3 開口部 4 端子 5 リード線 6 端子カバー 7 シール剤注入部 8 シール剤 9 囲壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平3−130139(JP,U) 実開 昭61−113353(JP,U) 実開 昭59−170325(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールスイッチのボディの開口部に位置
    する端子にリード線の先端を接続し、該リード線が挿通
    された端子カバーをボディの開口部に嵌合して端子カバ
    ーをボディに係止により取付け、端子カバーのシール剤
    注入部からボディの開口部内の空所にシール剤を充填し
    て成るものにおいて、端子カバーの外面側に少なくとも
    シール剤注入部を囲む囲壁を設けてこの囲壁部分にもシ
    ール剤が充填されて端子カバーの内側のボディの開口部
    内の空所と端子カバーの外側の囲壁内とにシール剤注入
    部を介して一体にシール剤が充填されて成るシールスイ
    ッチの端子カバー取付部におけるシール構造。
JP1991001625U 1991-01-23 1991-01-23 シールスイッチの端子カバー取付部におけるシール構造 Expired - Lifetime JP2560610Y2 (ja)

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JPH0498221U JPH0498221U (ja) 1992-08-25
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JP3130139U (ja) * 2006-12-21 2007-03-15 ラディウス株式会社 携帯型記録媒体用ケース

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