JP2560572B2 - 小型電子機器の接続構造 - Google Patents
小型電子機器の接続構造Info
- Publication number
- JP2560572B2 JP2560572B2 JP3183520A JP18352091A JP2560572B2 JP 2560572 B2 JP2560572 B2 JP 2560572B2 JP 3183520 A JP3183520 A JP 3183520A JP 18352091 A JP18352091 A JP 18352091A JP 2560572 B2 JP2560572 B2 JP 2560572B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- small electronic
- guide member
- cylindrical member
- housing
- connection structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/14—Structural association of two or more printed circuits
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/36—Assembling printed circuits with other printed circuits
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Combinations Of Printed Boards (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、小型電子機器の接続構
造に関するものである。
造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年の小型電子機器は、電子手帳や携帯
無線電話に代表されるように益々小型化が進んでいる。
さらに現在では、収納時には、収納しやすい大きさにな
り、使用時には、操作しやすい大きさ，形状にできるよ
うな折り畳み式の小型電子機器がある。この折り畳み式
の小型電子機器は、筐体を二分割して、両筐体を回動可
能な軸受部によって結合する構成となっている。この場
合、２つの筐体はそれぞれの回路部を実装しており、こ
の２つの回路部をフレキシブルプリント板などの接続部
材で電気的に接続している。
無線電話に代表されるように益々小型化が進んでいる。
さらに現在では、収納時には、収納しやすい大きさにな
り、使用時には、操作しやすい大きさ，形状にできるよ
うな折り畳み式の小型電子機器がある。この折り畳み式
の小型電子機器は、筐体を二分割して、両筐体を回動可
能な軸受部によって結合する構成となっている。この場
合、２つの筐体はそれぞれの回路部を実装しており、こ
の２つの回路部をフレキシブルプリント板などの接続部
材で電気的に接続している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の折り畳
み式小型電子機器の接続構造では、分割された第一及び
第二の筐体の結合部付近で、第一の回路部と第二の回路
部を接続する接続部材が、露出した状態となる。そのた
め、外観上好ましくなく、デザイン性や美観をそこなう
とともに、外部からの衝撃等に対して無防備となり信頼
性の点でも問題を生じる。
み式小型電子機器の接続構造では、分割された第一及び
第二の筐体の結合部付近で、第一の回路部と第二の回路
部を接続する接続部材が、露出した状態となる。そのた
め、外観上好ましくなく、デザイン性や美観をそこなう
とともに、外部からの衝撃等に対して無防備となり信頼
性の点でも問題を生じる。
【０００４】本発明は、上述した問題点にかんがみてな
されたもので、デザイン性及び美観の向上を図るととも
に、外部から衝撃等の悪影響を受けないようにした小型
電子機器の接続構造の提供を目的とする。
されたもので、デザイン性及び美観の向上を図るととも
に、外部から衝撃等の悪影響を受けないようにした小型
電子機器の接続構造の提供を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、第一の回路部を実装する第一の筐体と、第二
の回路部を実装する第二の筐体を軸受部を介して回動自
在に結合するとともに、前記第一の回路部と第二の回路
部を接続部材によって電気的に接続する小型電子機器に
おいて、前記軸受部の間に、円筒部材と、この円筒部材
内で回動するガイド部材を介在させ、かつこれら円筒部
材とガイド部材に連接路を形成し、この連接路に前記接
続部材を挿通した構成としてあり、好ましくは、円筒部
材とガイド部材に形成した連接路の開口部をそれぞれ大
小異なった幅とするとともに、円筒部材とガイド部材に
おける大きい幅の開口部と小さい幅の開口部がそれぞれ
重なり合う構成としてある。
本発明は、第一の回路部を実装する第一の筐体と、第二
の回路部を実装する第二の筐体を軸受部を介して回動自
在に結合するとともに、前記第一の回路部と第二の回路
部を接続部材によって電気的に接続する小型電子機器に
おいて、前記軸受部の間に、円筒部材と、この円筒部材
内で回動するガイド部材を介在させ、かつこれら円筒部
材とガイド部材に連接路を形成し、この連接路に前記接
続部材を挿通した構成としてあり、好ましくは、円筒部
材とガイド部材に形成した連接路の開口部をそれぞれ大
小異なった幅とするとともに、円筒部材とガイド部材に
おける大きい幅の開口部と小さい幅の開口部がそれぞれ
重なり合う構成としてある。
【０００６】
【作用】上述した構成からなる本発明によれば、接続部
材が軸受部間に設けた回動自在な円筒部材内を通って第
一の回路部と第二の回路部の接続を行うので、接続部材
が外部に露出することがない。
材が軸受部間に設けた回動自在な円筒部材内を通って第
一の回路部と第二の回路部の接続を行うので、接続部材
が外部に露出することがない。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【０００８】図１は、本実施例に係る小型電子機器を示
す構成要素分解斜視図である。図１において、１１は第
一の筐体であり、第二の回路部１２を実装している。ま
た、１３は第二の筐体であり、第二の回路部１４を実装
している。さらに、１５は第一及び第二の回路部１２，
１４を電気的に接続するためのフレキシブルな接続部材
である。
す構成要素分解斜視図である。図１において、１１は第
一の筐体であり、第二の回路部１２を実装している。ま
た、１３は第二の筐体であり、第二の回路部１４を実装
している。さらに、１５は第一及び第二の回路部１２，
１４を電気的に接続するためのフレキシブルな接続部材
である。
【０００９】第一の筐体１１の接合部両端は、一対の軸
受部１６を備えている。この軸受部１６には、ねじ１７
の挿通する孔が設けてある。また、第二の筐体１３の接
合部には、図２に示すように、軸受部１６と対をなし蝶
番を形成する軸受部１８が設けてある。この軸受部１８
には、ねじ１７の雄ねじ１７ａを螺合するための雌ねじ
１８ａが設けてある。
受部１６を備えている。この軸受部１６には、ねじ１７
の挿通する孔が設けてある。また、第二の筐体１３の接
合部には、図２に示すように、軸受部１６と対をなし蝶
番を形成する軸受部１８が設けてある。この軸受部１８
には、ねじ１７の雄ねじ１７ａを螺合するための雌ねじ
１８ａが設けてある。
【００１０】１９は軸受部１８，１８の間に介在する円
筒部材であり、軸受部１８，１８の間隔とほぼ同じ長さ
としてあり、側面には、接続部材１５の挿通するスリッ
ト（開口部）１９ａ，１９ｂが二本設けてある。また、
このスリット１９ａ，１９ｂの幅は、一本が大きく、他
の一本が小さく形成してある。
筒部材であり、軸受部１８，１８の間隔とほぼ同じ長さ
としてあり、側面には、接続部材１５の挿通するスリッ
ト（開口部）１９ａ，１９ｂが二本設けてある。また、
このスリット１９ａ，１９ｂの幅は、一本が大きく、他
の一本が小さく形成してある。
【００１１】２０は軸状のガイド部材であり、円筒部材
１９の中空部内に回動可能に挿設してある。このガイド
部材２０には、側面から内部を貫通する連接路が設けて
あり、この連接路の一方の開口部２０ａの幅は大きく、
もう一方の開口部２０ｂの幅は小さくしてある。また、
ガイド部材２０の両端には、ねじ１７の先端と係合する
ための孔２０ｃが設けてある。
１９の中空部内に回動可能に挿設してある。このガイド
部材２０には、側面から内部を貫通する連接路が設けて
あり、この連接路の一方の開口部２０ａの幅は大きく、
もう一方の開口部２０ｂの幅は小さくしてある。また、
ガイド部材２０の両端には、ねじ１７の先端と係合する
ための孔２０ｃが設けてある。
【００１２】図３は、円筒形部材１９にガイド部材２０
を挿設した状態を示す横断面図である。同図（ａ），
（ｂ）に示すように、円筒形部材１９とガイド部材２０
は、挿設状態となっているときに、互いの内周と外周を
接しながら相対的に回動可能となっているそして、円筒
形部材１９の大きい幅のスリット１９ａとガイド部材２
０の小さい幅の開口部２０ｂが重なり合うとき、もう一
方の小さい幅のスリット１９ｂと大きい幅の開口部２０
ａも重なり合い、連接路を形成する。
を挿設した状態を示す横断面図である。同図（ａ），
（ｂ）に示すように、円筒形部材１９とガイド部材２０
は、挿設状態となっているときに、互いの内周と外周を
接しながら相対的に回動可能となっているそして、円筒
形部材１９の大きい幅のスリット１９ａとガイド部材２
０の小さい幅の開口部２０ｂが重なり合うとき、もう一
方の小さい幅のスリット１９ｂと大きい幅の開口部２０
ａも重なり合い、連接路を形成する。
【００１３】図４は、第一の回路部１２と第二の回路部
１４の接続状態を示す横断面図である。同図（ａ）は、
筐体１１，１３が開いている状態を示し、同図（ｂ）は
筐体１１，１３が閉じている状態を示す。
１４の接続状態を示す横断面図である。同図（ａ）は、
筐体１１，１３が開いている状態を示し、同図（ｂ）は
筐体１１，１３が閉じている状態を示す。
【００１４】同図（ａ），（ｂ）で示すように、円筒部
材１９とガイド部材２０は、筐体１１，１３が開閉する
ときの接続部材１５の動きにしたがって回動する。この
とき、円筒部材１９とガイド部材２０は、互いの側壁に
よって大きい幅のスリット１９ａと大きい幅の開口部２
０ａを塞ぐように回動する。これにより、接続部材１５
は、外部に露出することなく第一の回路部１２と第二の
回路部１４の接続を行うことができる。また、ガイド部
材２０の内部形状を円弧状としてあるので、筐体開閉時
の接続部材１５に適当な円弧を形成させて負担がかから
ないようにしてある。
材１９とガイド部材２０は、筐体１１，１３が開閉する
ときの接続部材１５の動きにしたがって回動する。この
とき、円筒部材１９とガイド部材２０は、互いの側壁に
よって大きい幅のスリット１９ａと大きい幅の開口部２
０ａを塞ぐように回動する。これにより、接続部材１５
は、外部に露出することなく第一の回路部１２と第二の
回路部１４の接続を行うことができる。また、ガイド部
材２０の内部形状を円弧状としてあるので、筐体開閉時
の接続部材１５に適当な円弧を形成させて負担がかから
ないようにしてある。
【００１５】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものではない。例えば図５（ａ），（ｂ）に示すよ
うに、大小異ったスリット２１ａ，２１ｂを備えた円筒
形のガイド部材２１を用いるようにしてもよい。また、
筐体の外観形状や軸受部の位置などは、図面に示したも
のに限定されず、様々な小型電子機器に対応したものと
することができる。
れるものではない。例えば図５（ａ），（ｂ）に示すよ
うに、大小異ったスリット２１ａ，２１ｂを備えた円筒
形のガイド部材２１を用いるようにしてもよい。また、
筐体の外観形状や軸受部の位置などは、図面に示したも
のに限定されず、様々な小型電子機器に対応したものと
することができる。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の小型電子
機器の接続構造によれば、接続部材が外部に露出しない
のでデザイン上の制約が少なくなり、外観性が向上す
る。また、接続部材は、円筒部材やガイド部材によって
常に保護されているので、外部から損傷等を受けること
がなくなり信頼性が向上する。
機器の接続構造によれば、接続部材が外部に露出しない
のでデザイン上の制約が少なくなり、外観性が向上す
る。また、接続部材は、円筒部材やガイド部材によって
常に保護されているので、外部から損傷等を受けること
がなくなり信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例に係る小型電子機器の全体構成
を示す要素分解斜視図である。
を示す要素分解斜視図である。
【図２】同じく軸受部，円筒部材，ガイド部材の結合状
態を示す縦断面図である。
態を示す縦断面図である。
【図３】同図（ａ），（ｂ）は、円筒部材内にガイド部
材を挿設した状態を示す横断面図である。
材を挿設した状態を示す横断面図である。
【図４】同図（ａ）は筐体が開いたときの第一の回路部
と第二の回路部の接続状態を示す縦断面図、同図（ｂ）
は筐体が閉じたときの第一の回路部と第二の回路部の接
続状態を示す縦断面図である。
と第二の回路部の接続状態を示す縦断面図、同図（ｂ）
は筐体が閉じたときの第一の回路部と第二の回路部の接
続状態を示す縦断面図である。
【図５】本発明の他の実施例に係る小型電子機器に関
し、同図（ａ）は筐体が開いたときの第一の回路部と第
二の回路部の接続状態を示す縦断面図、同図（ｂ）は筐
体が閉じたときの第一の回路部と第二の回路部の接続状
態を示す縦断面図である。
し、同図（ａ）は筐体が開いたときの第一の回路部と第
二の回路部の接続状態を示す縦断面図、同図（ｂ）は筐
体が閉じたときの第一の回路部と第二の回路部の接続状
態を示す縦断面図である。
１１…第一の筐体 １２…第一の回路部 １３…第二の筐体 １４…第二の回路部 １５…接続部材 １６…軸受部 １７…ねじ １８…軸受部 １９…円筒形部材 ２０…ガイド部材 ２１…ガイド部材
Claims (2)
- 【請求項１】 第一の回路部を実装する第一の筐体と、
第二の回路部を実装する第二の筐体を軸受部を介して回
動自在に結合するとともに、前記第一の回路部と第二の
回路部を接続部材によって電気的に接続する小型電子機
器において、 前記軸受部の間に、円筒部材と、この円筒部材内で回動
するガイド部材を介在させ、かつこれら円筒部材とガイ
ド部材に連接路を形成し、この連接路に前記接続部材を
挿通したことを特徴とする小型電子機器の接続構造。 - 【請求項２】 円筒部材とガイド部材に形成した連接路
の開口部をそれぞれ大小異なった幅とするとともに、円
筒部材とガイド部材における大きい幅の開口部と小さい
幅の開口部がそれぞれ重なり合うようにしたことを特徴
とする請求項１記載の小型電子機器の接続構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3183520A JP2560572B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 小型電子機器の接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3183520A JP2560572B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 小型電子機器の接続構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0563329A JPH0563329A (ja) | 1993-03-12 |
| JP2560572B2 true JP2560572B2 (ja) | 1996-12-04 |
Family
ID=16137288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3183520A Expired - Lifetime JP2560572B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 小型電子機器の接続構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2560572B2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP3183520A patent/JP2560572B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0563329A (ja) | 1993-03-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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|
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