JP2560560Y2 - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JP2560560Y2
JP2560560Y2 JP10308591U JP10308591U JP2560560Y2 JP 2560560 Y2 JP2560560 Y2 JP 2560560Y2 JP 10308591 U JP10308591 U JP 10308591U JP 10308591 U JP10308591 U JP 10308591U JP 2560560 Y2 JP2560560 Y2 JP 2560560Y2
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JP
Japan
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opening
heat
reflector
rising portion
lamp
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JP10308591U
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JPH0553023U (ja
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敦史 今井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、天井等に取り付けら
れる照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、図5に示すような従来の照明器
具20は、器具本体21が天井30に埋込まれている。
器具本体21の上面中央部には開口部23が形成され、
開口部23側の上面部両端22を内側へ折り返し、この
折り返し部22の内面側スペースに安定器24を設ける
とともに、開口部23を閉塞するように反射板25が取
り付けられ、反射板25に対向する空間部にランプ26
が配設され、ランプ26の前面部空間を仕切るようにパ
ネル27が取り付けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記した照明器具20
では、器具本体21の上面から上面部両端22の折り返
された分だけ下がった位置で開口部23を閉塞するよう
に反射板25が取り付けられているので、この開口部2
3がランプ26によって熱せられた反射板25から放射
される放射熱の対流部を形成することになり、この対流
部によって放熱が図られる。照明器具の安定した作動を
維持するには、効率よい放熱が要求される。しかしなが
ら、最近の薄型で直付型の照明器具は、器具本体に開口
部を形成しても天井面に直付けするため、器具本体開口
部での対流による放熱効果が十分でなく、ランプ、安定
器等への熱による悪影響を無視することはできないとい
う問題点があった。
【0004】したがって、この考案の目的は、薄型で直
付型の構造であっても放熱効果を高めてランプ、安定器
等への熱の影響を低減し、安定した性能を確保できる照
明器具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案の照明器具は、
器具本体の反射板との当接面に開口部を設け、この開口
部の縁部を反射板側へ折り返して立ち上げ部を形成し、
この立ち上げ部に反射板を当接させたことを特徴とす
る。
【0006】
【作用】この考案の構成によれば、器具本体に設けた開
口部の縁部を反射板側へ折り返して立ち上げ部を形成
し、この立ち上げ部に反射板を当接させているので、ラ
ンプの放射熱によって反射板に蓄積された熱は、反射板
に当接する立ち上げ部から熱伝導によって器具本体側へ
放熱される。また、開口部に対して立ち上げ部を形成す
ることにより、器具本体の強度が高まる。さらに、立ち
上げ部に反射板を当接させているので、反射板取り付け
時の位置決めが一義に決まることになる。
【0007】
【実施例】以下、この考案の実施例について図1から図
4に基づいて説明する。図1は、この考案の実施例であ
る照明器具1の構成と組み立て前の状態を示す斜視図で
ある。照明器具1の器具本体2は、箱状の収納容器とし
て構成され、壁面等に取り付けられる底面には、後述す
る反射板6が収納される際に反射板の水平部6aが当接
する部位に開口部3が形成されている。この開口部3の
器具本体の2底面の中央側の縁部は、反射板6が収納さ
れる側に折り返されて立ち上げ部4が形成されている。
また、器具本体2底面の周縁部には安定器5が収納され
ている。
【0008】器具本体2に収納される反射板6は、水平
部6aと斜面部6bとからなる波板形状をしており、水
平部6aと斜面部6bの反射鏡面側の反射領域となる空
間部にはランプ7が配設されるとともに、反射板6とラ
ンプ7の両者は一体として器具本体2内に収納される。
これらが収納された状態でパネル11が取り付けられた
枠体10を器具本体2に装着することによって組み立て
が完了する。
【0009】図3は、実施例の照明器具1を壁面15に
取り付けた状態を示す一部断面図であり、図示のように
反射板6は、器具本体2の開口部3にその水平部6aが
対向するため、器具本体2の底面と直接に接触はしな
い。したがって、器具本体2の底面周縁に設置された安
定器5の近傍でランプ7から放射される熱は、開口部3
から壁面15側へ伝わり、直接器具本体2へ伝わること
がなくなる。しかし、反射板6は、その斜面部6bが開
口部3の立ち上げ部4と当接して支持されるので、ラン
プ7からの放射熱は、図5に示すように、専らこの立ち
上げ部4との当接部から器具本体2へ伝わることにな
る。
【0010】特に、立ち上げ部4は、反射板6の比較的
温度の高くなる斜面部6bの中央部に当接しているの
で、反射板6の熱は効果的に器具本体2の底面中央部に
熱伝導によって放熱されることになる。このように、上
記した実施例の照明器具では、安定器5近傍で放射され
るランプ7からの熱は直接器具本体2には伝わらず、ま
た、ランプ7からの放射熱によって温度が高くなる部位
では、立ち上げ部4と接触しており、反射板6の熱はこ
の立ち上げ部4から効果的に器具本体2へ熱伝導により
拡散できるので、ランプ7や安定器5への熱の影響を少
なくすることができる。このため、従来のように放熱の
ための対流空間を設けてスペースを取ることが不要とな
るので、薄型で壁面へ直付する構造であっても熱の悪影
響を受けない安定性能の照明器具を構成することができ
る。
【0011】また、開口部3を設けたことに対して立ち
上げ部4を形成することにより、器具本体2の強度を高
めることができる。さらに、立ち上げ部4に反射板6を
接触させて支持させているので、器具本体2に反射板6
を取り付ける際に、この立ち上げ部4によって取り付け
が規制され、位置決めが一義的に決まることになり、取
り付け作業を容易に行うことができる。
【0012】
【考案の効果】この考案の照明器具によれば、薄型で直
付型の構造であっても放熱効果を高めることができ、ラ
ンプ、安定器等への熱の影響を低減して安定した性能を
確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の構成を示す分解斜視図であ
る。
【図2】実施例の組み立て状態を示す斜視図である。
【図3】実施例の壁面への取り付け状態を示す一部断面
図である。
【図4】熱伝導の状態を説明するための図である。
【図5】従来例の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 照明器具 2 器具本体 3 開口部 4 立ち上げ部 6 反射板 6b 斜面部 7 ランプ 15 壁面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器具本体に反射板を介してランプが配設
    された照明器具であって、器具本体の反射板との当接面
    に開口部を設け、この開口部の縁部を反射板側へ折り返
    して立ち上げ部を形成し、この立ち上げ部に反射板を当
    接させたことを特徴とする照明器具。
JP10308591U 1991-12-13 1991-12-13 照明器具 Expired - Lifetime JP2560560Y2 (ja)

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JPH0553023U JPH0553023U (ja) 1993-07-13
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JP6626670B2 (ja) * 2015-09-07 2019-12-25 アイリスオーヤマ株式会社 照明装置の器具本体構造

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