JP2560544Y2 - 粉体噴射攪拌工法用改良材供給装置 - Google Patents

粉体噴射攪拌工法用改良材供給装置

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JP2560544Y2
JP2560544Y2 JP1883591U JP1883591U JP2560544Y2 JP 2560544 Y2 JP2560544 Y2 JP 2560544Y2 JP 1883591 U JP1883591 U JP 1883591U JP 1883591 U JP1883591 U JP 1883591U JP 2560544 Y2 JP2560544 Y2 JP 2560544Y2
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清司 坂庭
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Nittoc Constructions Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ホッパ下方に設けられ
たホイールケース内で回転するフィードホイールのポケ
ットに充填された改良材を圧縮空気により前記ホイール
ケースに連結された出口ケースから吐出するようにした
粉体噴射攪拌工法用改良材供給装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】粉体を改良材として軟弱地盤中に噴射供
給、更に、攪拌することにより化学的に地盤を改良する
粉体噴射攪拌(Dry Jet Mixing)工法は
知られている。
【0003】この改良材の供給態様を第6図及び第7図
について説明すると、改良材Aは、上部にバブフィルタ
2が設けられたサイロ1に収められている。このサイロ
1には、減速機付き電動機4で駆動される下部スクリュ
ーコンベア3が設けられている。そのコンベア3で搬送
された改良材は、電動機6で駆動される縦コンベア5
と、減速機付き電動機4で駆動される横スクリューコン
ベア7とにより搬送され、切換ダンパ8からホッパ9、
9に投入される。
【0004】第8図及び第9図において、ホッパ9の下
方には、全体を符号10Aで示す改良材供給装置が設け
られている。そのホイールケース11A内には、フィー
ドホイール12が設けられ、ギヤ14と図示しない手段
により回転されるようになっており、フィードホイール
12には、上下が開いている放射状の多数のポケット1
3が画成されている。
【0005】前記フィードケース11Aの外周の一部に
は、出口ケース15を設け、そのケース15には、ピン
チバルブ17を備えた吐出管16と、圧縮空気の供給管
18とが設けられている。そして、供給管18に連通し
て内方に延びる噴出管19が設けられ、その噴出口19
aは、フィードホイール12の1つのポケット13に対
向するように形成されている。
【0006】改良材Aは、ホッパ9からホイールケース
11A内に入り、フィードホイール12のポケット13
に充填される。そして、フィードホイール12の回転に
より、逐次、第10図に示すように、噴出口19aから
噴出される圧縮空気流Bにより吐出管16から改良材と
空気の混合流Cとなって吐出される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】上記の従来装置におい
ては、改良材Aにセメントや石灰を使用すると、ホイー
ルケース11A底部の圧縮空気流Bが衝突する部分D
は、圧縮空気流Bで付勢されたセメントや石灰により著
しく摩耗する。そのため、アーク溶接により肉盛補修を
行っているが、その間、施工が中止となり、もどしいれ
整備においても、工数が増え作業に熟練を要する。
【0008】本考案は、圧縮空気流に付勢された改良材
による摩耗を防止した粉体噴射攪拌工法用改良材供給装
置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、ホッパ
下方に設けられたホイールケース内で回転するフィード
ホイールのポケットに充填された改良材を圧縮空気によ
り前記ホイールケースに連結された出口ケースから吐出
するようにした粉体噴射攪拌工法用改良材供給装置にお
いて、圧縮空気流が衝突する前記ホイールケースの摩耗
しやすい部分を切り取った部分に当て板がボルトで取付
けられ、そして出口ケースの端面から凹部を形成したベ
ックライナが突設され、そのベックライナは当て板に連
接しており、そして当て板およびベックライナをセラミ
ック材で形成してある。
【0010】上記セラミック材には、アルミナ板(Al
2 3 99.5%)を用い、当て板は板材、ベックライ
ナは型により製作するのが好ましい。
【0011】また、ベックライナは、出口ケースの端面
に接着剤(エポキシ樹脂プラスアルミナ粉)で接着する
のが好ましい。
【0012】
【作用効果の説明】したがって、フィードホイールのポ
ケットに充填された改良材は圧縮空気によって出口ケー
スに導かれるが、その間に圧縮空気と改良材との混合液
がベックライナの凹部から出口ケースに向って流れる。
その際にベックライナおよびその上部の当て板に衝突す
るが、これらはセラミック製で作られているので摩耗し
にくい。また、万一、摩耗しても簡単に取換えることが
できる。このように本考案によれば、圧縮空気と改良材
との混合流を円滑に出口ケースに導くと共に摩耗を防止
でき、万一摩耗が生じてもホイールケースは交換せず、
当て板とベックライナとを交換すればよい。
【0013】
【実施例】以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。なお、第1図において第10図に対応する部分につ
いては、同じ符号を付して重複説明を省略する。
【0014】第1図において、改良材供給装置10のホ
イールケース11の圧縮空気流Bが衝突する部分には、
当て板20とベックライナ23とが設けられている。
【0015】第2図において、当て板20は、セラミッ
ク材、例えばアルミナ板(Al2 3 99.5%)で形
成されている。その当て板20の外方部分すなわちベッ
クライナ23側には、略放物線状の切欠部21が形成さ
れ、ホイール12側には、ボルト孔22が穿設されてい
る。
【0016】第3図ないし第5図において、ベックライ
ナ23はアルミナ材、例えばアルミナ板(Al2 3
9.5%)で型により製作されている。そのベックライ
ナ23には、凹部24が形成されており、凹部23の上
縁部24の一部は、当て板20の切欠部21と同形で、
上端面25は、当て板20の下面に当接されている。前
記当て板20は、ホイールケース11をベックライナ2
3の外縁部26の一部に合せて切欠き、また、ケース1
1を当て板20の厚さだけ削り取り、その部分に当て板
20を埋設し、ボルト孔22によりボルト結合する。
【0017】ベックライナ23は、接着剤、例えばエポ
キシ樹脂プラスアルミナ樹脂により出口ケース15に接
着固定する。
【0018】したがって第1図に示すように、圧縮空気
流Bが衝突する部分には、セラミック材の当て板20及
びベックライナ23が設けられているので、圧縮空気流
Bで付勢された改良材Aにセメントや石灰を用いた場合
でも、当て板20及びベックライナ23がセメントや石
灰により摩耗するのが防止される。
【0019】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように構成され
ているので、セラミック材の当て板及びベックライナに
より圧縮空気流に付勢された改良材による摩耗を防止す
ることができる。また、ベックライナの凹部により改良
材を圧縮空気と共にスムーズに出口ケースに導くことが
できる。そして万一、当て板やベックライナが摩耗して
も取換えが容易であり、従来のようにホイールケース全
体を交換する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す要部の正面断面図。
【図2】当て板の上面図。
【図3】ベックライナの上面図。
【図4】図3のX矢視図。
【図5】図3のY−Y矢視断面図。
【図6】改良材の供給態様を説明する正面図。
【図7】改良材の供給態様を説明する側面図。
【図8】従来装置の正面断面図。
【図9】従来装置の斜視図。
【図10】従来装置の図1に相当する図面。
【符号の説明】
10・・・改良材供給装置 11・・・ホイールケース 12・・・フィードホイール 13・・・ポケット 15・・・出口ケース 19・・・噴出管 20・・・当て板 23・・・ベックライナ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパ下方に設けられたホイールケース
    内で回転するフィードホイールのポケットに充填された
    改良材を圧縮空気により前記ホイールケースに連結され
    た出口ケースから吐出するようにした粉体噴射攪拌工法
    用改良材供給装置において、圧縮空気流が衝突する前記
    ホイールケースの摩耗しやすい部分を切り取った部分に
    当て板がボルトで取付けられ、そして出口ケースの端面
    から凹部を形成したベックライナが突設され、そのベッ
    クライナは当て板に連接しており、そして当て板および
    ベックライナをセラミック材で形成したことを特徴とす
    る粉体噴射攪拌工法用改良材供給装置。
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