JP2560230B2 - 硫酸イオン濃度検出センサー及び硫酸イオン濃度検出方法 - Google Patents

硫酸イオン濃度検出センサー及び硫酸イオン濃度検出方法

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JP2560230B2
JP2560230B2 JP35475292A JP35475292A JP2560230B2 JP 2560230 B2 JP2560230 B2 JP 2560230B2 JP 35475292 A JP35475292 A JP 35475292A JP 35475292 A JP35475292 A JP 35475292A JP 2560230 B2 JP2560230 B2 JP 2560230B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
【0002】本発明は、硫酸イオン濃度検出センサー及
び硫酸イオン濃度検出方法に関し、さらに詳しくは製塩
工程で必要な処理中の溶液の硫酸イオン濃度の検出に最
適な硫酸イオン濃度検出センサー及び硫酸イオン濃度検
出方法に関する。
【0003】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
【0004】製塩工程では、処理中の海水及びかん水
(海水濃縮液)の硫酸イオン濃度を測定する必要があ
る。
【0005】この測定は、主としてイオンクロマトグラ
フイー法またはクロム酸バリウム法の分析手法により行
われている。
【0006】このうち、イオンクロマトグラフィー法で
は、測定する濃度範囲が2ppm以下に限られているた
め、測定を行う海水及びかん水を数百〜数万倍に希釈す
る必要がある。
【0007】このように海水及びかん水を希釈して測定
を行うと、余分な希釈工程に時間と手間を要する上に、
希釈誤差の影響を受ける。
【0008】一方、クロム酸バリウム法は、検液にクロ
ム酸バリウム懸濁液を加えて硫酸バリウムを沈澱させ、
その沈澱物の吸光度を測定する方法であり、手分析で行
う部分が大きいので、分析に多大な時間と労力を要す
る。
【0009】上記測定方法はいずれも、海水及びかん水
をサンプリングして、イオン濃度を測定するので、オン
ラインでの測定には不向きである。
【0010】オンラインのイオン濃度測定の可能な硫酸
イオン濃度センサーとして、イオン選択性電極が市販さ
れているが、かん水の全塩分濃度は5M程度であるのに
対し、濃度範囲が全塩分濃度で1M以内に限定される
上、他の無機イオンの影響をかなり受けるため、製塩工
程での使用には適していない。
【0011】なお、特開昭63ー191040号公報に
開示されるとおり、赤外線等の光波長を利用して液体中
の成分分析を行う装置は知られていたが、特に硫酸イオ
ンの濃度検出に最適な装置及び方法は開発されていなか
った。
【0012】従って、本発明の目的は、製塩工程で使用
可能な硫酸イオン濃度の検出範囲を持ち、オンラインで
の硫酸イオン濃度の正確な検出を可能にして作業効率の
向上を図る、硫酸イオン濃度の検出センサー及び検出方
法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
【0014】本発明の発明者らは、近赤外領域(波長
0.8μm〜2.5μm)には、中赤外領域に存在する
基本振動の倍音及び結合音、即ち、硫酸イオン振動と水
の結合音等が存在すること、硫酸イオンの吸収ピークの
位置(波長9.06μm)や大きさは、溶液中の他の無
機イオンの存在及び溶液温度による影響を受けないのに
対し、水のピークの波長は、溶液中の無機イオンの種類
及び溶液濃度に影響を受けて変化し、水の倍音及び結合
音にもその影響を及ぼすこと、及び、所定波長の吸光度
と硫酸イオン濃度の相関関係を見いだすことで、本発明
を完成するに至った。
【0015】即ち、本発明の課題を解決するための手段
は、下記のとおりである。
【0016】第1に、水の吸収波長、硫酸イオンと水の
結合音が現れる波長、及び硫酸イオン等の存在によりほ
とんど影響を受けない参照波長を生成する光学ボックス
と、被測定物を保持し該被測定物の所定の波長の吸光度
を示す信号を発生する被測定物タンクとを有するヘッド
部と、該ヘッド部から与えられる信号を入力し、所定の
波長の吸光度から硫酸イオン濃度を求める計算式によっ
て、硫酸イオン濃度を計算するコントローラ部とで構成
される、硫酸イオン濃度検出センサーである。
【0017】第2に、水の吸収波長として1.94μ
m、硫酸イオンと水の結合音が現れる波長として1.8
2μm,2.25μm,2.29μm、及び硫酸イオン
等の存在によりほとんど影響を受けない参照波長として
1.64μmが選択される上記第1記載の硫酸イオン濃
度検出センサーである。
【0018】第3に、計算式が、重回帰法による次の式
(式中、Cは硫酸イオン濃度[g/リットル],A1
波長1.64μmの吸光度,A2 は波長1.82μmの
吸光度,A3 は波長2.25μmの吸光度,A4 は波長
1.94μmの吸光度,A5は波長2.29μmの吸光
度を示す。)で表される上記第2記載の硫酸イオン濃度
検出センサーである。 C=4312.39+6436.89A1+242.19A2−2294.07A3+50
25.82A4−2381.33A5
【0019】第4に、被測定物に所定の波長を通過さ
せ、その吸光度から被測定物中の成分の濃度を検出する
方法において、水の吸収波長、硫酸イオンと水の結合音
が現れる波長、及び硫酸イオン等の存在によりほとんど
影響を受けない参照波長の光を該被測定物にあて、所定
の波長の吸光度から硫酸イオン濃度を求める計算式によ
って、硫酸イオン濃度を計算することを特徴とする、硫
酸イオン濃度検出方法である。
【0020】第5に、水の吸収波長として1.94μ
m、硫酸イオンと水の結合音が現れる波長として1.8
2μm,2.25μm,2.29μm、及び硫酸イオン
等の存在によりほとんど影響を受けない参照波長として
1.64μmが選択される上記第4記載の硫酸イオン濃
度検出方法である。
【0021】第6に、計算式が、重回帰法による次の式
(式中、Cは硫酸イオン濃度[g/リットル],A1
波長1.64μmの吸光度,A2 は波長1.82μmの
吸光度,A3 は波長2.25μmの吸光度,A4 は波長
1.94μmの吸光度,A5は波長2.29μmの吸光
度を示す。)で表される上記第5記載の硫酸イオン濃度
検出方法である。 C=4312.39+6436.89A1+242.19A2−2294.07A3+50
25.82A4−2381.33A5
【0022】
【実施例】
【0023】以下、図面を参照しながら本発明の硫酸イ
オン濃度検出センサー及び硫酸イオン濃度検出方法の好
ましい実施例を説明する。
【0024】まず、測定に使用する所定波長の選定と、
所定波長の吸光度と硫酸イオン濃度の相関関係を求める
式について説明する。
【0025】所定波長を選定するために、200g/リ
ットルのMgSO4 水溶液と溶液調製に用いた蒸留水と
を用い、ATR法によって硫酸イオンを有する水溶液の
近赤外領域でのFT−IRスペクトルを測定した。
【0026】測定結果を、図1に示す。
【0027】図1によると、近赤外領域に多数の吸収ピ
ークの差が見られる。
【0028】該図1に表されたスペクトルから、硫酸イ
オン、水に関連したピークを選定し、水、硫酸イオンの
固有振動の倍音、結合音に近い波長及び参照波長を、測
定に使用する所定波長とした。
【0029】所定波長は、次の表1に示す算出根拠に従
い、水の吸収波長として1.94μm、硫酸イオンと水
の結合音が現れる波長として1.82μm,2.25μ
m,2.29μm、及び硫酸イオン等の存在によりほと
んど影響を受けない参照波長として1.64μmの5つ
の波長を選択した。
【0030】
【表1】
【0031】表1中、ν1 =3652cm-1(2.74
μm):対照OH伸縮振動; ν2 =1650cm-1(6.06μm):OH2はさみ振
動; ν3 =1595cm-1(6.26μm):HOH変角振動; ν4 =1104cm-1(9.06μm):SO縮重伸縮振
【0032】次に、硫酸イオン濃度と上記5つの波長の
吸光度との関係を調べるため、塩化ナトリウム濃度10
0g/リットルで、硫酸イオン濃度10g/リットル,
30g/リットル,50g/リットルの溶液の各波長に
ついての吸光度を、5点づつ測定し、表2に示す結果を
得た。
【0033】
【表2】
【0034】上記結果に基づいて、重回帰法によって、
次に示す硫酸イオン濃度を求める計算式(式中、Cは硫
酸イオン濃度[g/リットル],A1 は波長1.64μ
mの吸光度,A2 は波長1.82μmの吸光度,A3
波長2.25μmの吸光度,A4 は波長1.94μmの
吸光度,A5 は波長2.29μmの吸光度を示す。)を
得た。
【0035】C=4312.39+6436.89A1+242.19A2−22
94.07A3+5025.82A4−2381.33A5
【0036】次に、上記の結果に基づく本発明の硫酸イ
オン濃度検出センサーの一実施例を、図2に示す構成を
示すブロック図を参照しながら説明する。
【0037】硫酸イオン濃度検出センサーは、ヘッド部
1及びコントローラ部3から成る。
【0038】ヘッド部1は、赤外線の光源であるランプ
5、ランプ5から発生した光を集光する凸レンズ7、モ
ーター9に接続し回転する干渉フィルター11を有する
光学ボックス8と、イオン濃度の検出を行う溶液が通過
する入口10及び出口12を有する被測定物タンクであ
る溶液タンクボックス13で構成される。
【0039】光学ボックス8は高い気密度を保つように
構成され、外部の温湿度の影響を受けないようにしてあ
り、干渉フィルター11によって、水の吸収波長として
1.94μm、硫酸イオンと水の結合音が現れる波長と
して1.82μm,2.25μm,2.29μm、及び
硫酸イオン等の存在によりほとんど影響を受けない参照
波長として1.64μmの波長を生成する。
【0040】さらに、光学ボックス8には、干渉フィル
ター11を通過した光をプリズム15に送るように、凹
レンズ17、円錐ミラー19及び反射ミラー21が設置
されている。
【0041】溶液タンクボックス13には、プリズム1
5が設置されている。
【0042】プリズム15には、該プリズム15内を通
って多重反射された光を電気信号に変換する受光素子2
3が接続されている。
【0043】受光素子23には、変換した電気信号を増
幅するプリアンプ25が接続されている。
【0044】コントローラ部3は、主として、ヘッド部
1から送られてきた電気信号をもとに、前記の計算式に
より硫酸イオン濃度を計算する機能を行う。
【0045】これらの機能を実行するため、コントロー
ラ部3は、A/D変換部27、演算部29及びデジタル
表示部31を有する。
【0046】そして、次に、前記実施例の硫酸イオン濃
度検出センサーを使用して硫酸イオン濃度を検出する方
法を説明する。
【0047】濃度検出を行う溶液は、溶液タンクボック
ス13の入口10から供給され、出口12から排出され
る。
【0048】ここで、入口10及び出口12をオンライ
ンの途中に設けることで、オンラインでの濃度検出が可
能となる。
【0049】ランプ5から発生した光が凸レンズ7によ
って集光され、モーター9によって回転する干渉フィル
ター11に送られ、参照波長1.64μm、水と硫酸イ
オンの結合音の現れる1.82μm,2.25μm,
2.29μm,及び水の吸収波長の1.94μmの5つ
の波長に分光される。
【0050】5つの波長に分光した光は、凹レンズ17
を通って、円錐ミラー19及び反射ミラー21で反射さ
れ、測定対象溶液が流れている溶液タンクボックス13
のプリズム15に入光する。
【0051】プリズム15は、入光した光を多重反射
し、受光素子23に集光する。
【0052】ここで、プリズム15に入光した光は、溶
液タンクボックス13内の測定対象溶液によって、プリ
ズム15との境界面付近で各波長の光が吸収される。
【0053】各波長の光の吸収量は、吸光度を示す信号
になって受光素子23に送られ、受光素子23で電気変
換された後、プリアンプ25で増幅され、コントローラ
部3に送られる。
【0054】コントローラ部3に送られた信号は、A/
D変換部27によってアナログ信号がデジタル信号に変
換された後、演算部29に送られる。
【0055】演算部29では、前記の計算式によって5
つの波長の吸光度から硫酸イオン濃度を求める。
【0056】演算部29で求めた計算結果は、デジタル
表示部31で表示される。
【0057】
【試験例1】
【0058】本発明の硫酸イオン濃度検出センサー及び
硫酸イオン濃度検出方法が、溶液中の塩分濃度変化が少
ない場合に有効であることを示すために、塩化ナトリウ
ム濃度が0g/リットル,100g/リットル,200
g/リットル、硫化イオン濃度が10g/リットル,3
0g/リットル,50g/リットルの場合について、溶
液温度25℃の条件下で、分析により硫酸イオン濃度を
求めて基準区とすると共に、本発明により硫酸イオン濃
度を測定して本発明区とした。
【0059】その結果を表3に示す。
【0060】
【表3】
【0061】上記表3より明らかな通り、各塩化ナトリ
ウム濃度の場合について、本発明区は基準区と値がほぼ
一致しており、本発明区による硫酸イオン濃度測定誤差
は5%以内である。
【0062】このため、本発明の硫酸イオン濃度検出セ
ンサー及び硫酸イオン濃度検出方法が、塩分濃度変化が
少ない場合に有効であることが確認できる。
【0063】
【試験例2】
【0064】イオン組成中の硫酸イオン濃度が主に異な
る(NO.1〜3)製塩工程のかん水について、溶液温度
25℃の条件下で、本発明により硫酸イオン濃度を測定
して本発明区とした。
【0065】その結果を表4に示す。
【0066】
【表4】
【0067】上記表4に示すとおり、本発明区による硫
酸イオン濃度の測定誤差は8%以内である。
【0068】従って、本発明の硫酸イオン濃度検出セン
サー及び硫酸イオン濃度検出方法は、製塩工程での処理
中の溶液の硫酸イオン濃度の測定に充分対応できる。
【0069】
【発明の効果】
【0070】本発明の硫酸イオン濃度検出センサー及び
硫酸イオン濃度検出方法は、希釈工程を必要とせず、測
定される溶液中の他の無機イオンの濃度変化が少ない場
合に、正確な硫酸イオン濃度測定が可能であり、オンラ
インでの使用が可能である。
【0071】従って、本発明の硫酸イオン濃度の検出セ
ンサー及び検出方法は、製塩工程で使用可能な硫酸イオ
ン濃度の検出範囲を持ち、オンラインでの硫酸イオン濃
度の正確な検出を可能にして作業効率の向上を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】硫酸マグネシウムの近赤外領域でのFT−IR
スペクトルを示す図である。
【図2】本発明の一実施例である硫酸イオン濃度検出セ
ンサーの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ヘッド部 3 コントローラ部 5 ランプ 7 凸レンズ 8 光学ボックス 9 モーター 10 入口 11 干渉フィルター 12 出口 13 溶液タンクボックス 15 プリズム 17 凹レンズ 19 円錐ミラー 21 反射ミラー 23 受光素子 25 プリアンプ 27 A/D変換部 29 演算部 31 デジタル表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−48138(JP,A) 特開 昭63−274841(JP,A) 特開 昭63−191040(JP,A) 特開 昭63−180837(JP,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水の吸収波長、硫酸イオンと水の結合音
    が現れる波長、及び硫酸イオン等の存在によりほとんど
    影響を受けない参照波長を生成する光学ボックスと、被
    測定物を保持し該被測定物の所定の波長の吸光度を示す
    信号を発生する被測定物タンクとを有するヘッド部と、 該ヘッド部から与えられる信号を入力し、所定の波長の
    吸光度から硫酸イオン濃度を求める計算式によって、硫
    酸イオン濃度を計算するコントローラ部とで構成され
    る、硫酸イオン濃度検出センサー。
  2. 【請求項2】 水の吸収波長として1.94μm、硫酸
    イオンと水の結合音が現れる波長として1.82μm,
    2.25μm,2.29μm、及び硫酸イオン等の存在
    によりほとんど影響を受けない参照波長として1.64
    μmが選択される請求項1記載の硫酸イオン濃度検出セ
    ンサー。
  3. 【請求項3】 計算式が、重回帰法による次の式(式
    中、Cは硫酸イオン濃度[g/リットル],A1 は波長
    1.64μmの吸光度,A2 は波長1.82μmの吸光
    度,A3 は波長2.25μmの吸光度,A4 は波長1.
    94μmの吸光度,A5 は波長2.29μmの吸光度を
    示す。)で表される請求項2記載の硫酸イオン濃度検出
    センサー。 C=4312.39+6436.89A1+242.19A2−2294.07A3+50
    25.82A4−2381.33A5
  4. 【請求項4】 被測定物に所定の波長を通過させ、その
    吸光度から被測定物中の成分の濃度を検出する方法にお
    いて、 水の吸収波長、硫酸イオンと水の結合音が現れる波長、
    及び硫酸イオン等の存在によりほとんど影響を受けない
    参照波長の光を該被測定物にあて、 所定の波長の吸光度から硫酸イオン濃度を求める計算式
    によって、硫酸イオン濃度を計算することを特徴とす
    る、硫酸イオン濃度検出方法。
  5. 【請求項5】 水の吸収波長として1.94μm、硫酸
    イオンと水の結合音が現れる波長として1.82μm,
    2.25μm,2.29μm、及び硫酸イオン等の存在
    によりほとんど影響を受けない参照波長として1.64
    μmが選択される請求項4記載の硫酸イオン濃度検出方
    法。
  6. 【請求項6】 計算式が、重回帰法による次の式(式
    中、Cは硫酸イオン濃度[g/リットル],A1 は波長
    1.64μmの吸光度,A2 は波長1.82μmの吸光
    度,A3 は波長2.25μmの吸光度,A4 は波長1.
    94μmの吸光度,A5 は波長2.29μmの吸光度を
    示す。)で表される請求項5記載の硫酸イオン濃度検出
    方法。 C=4312.39+6436.89A1+242.19A2−2294.07A3+50
    25.82A4−2381.33A5
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