JPS6148736A - 気体の濃度および分圧測定装置 - Google Patents

気体の濃度および分圧測定装置

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JPS6148736A
JPS6148736A JP59169996A JP16999684A JPS6148736A JP S6148736 A JPS6148736 A JP S6148736A JP 59169996 A JP59169996 A JP 59169996A JP 16999684 A JP16999684 A JP 16999684A JP S6148736 A JPS6148736 A JP S6148736A
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徹 井内
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泰三 星野
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    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/25Colour; Spectral properties, i.e. comparison of effect of material on the light at two or more different wavelengths or wavelength bands
    • G01N21/31Investigating relative effect of material at wavelengths characteristic of specific elements or molecules, e.g. atomic absorption spectrometry
    • G01N21/35Investigating relative effect of material at wavelengths characteristic of specific elements or molecules, e.g. atomic absorption spectrometry using infrared light
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (#業主の利用分野) 本発明は、例えば鉄鋼業において使用される各J・08
処理炉その他、各業種において使用されている各種プロ
セスにおいて雰囲気気体の濃度および分圧を管理するた
めのildl装定に関するものである。
(従来の技術) 鉄鋼業において使用される加熱炉、焼鈍炉を始め、気体
の成分濃度および分圧が管理された雰囲気中で行われる
プロセスは数多く存在し、そこでは気体のe度および分
圧を測定することか不可欠である。そのため現在は、測
定用プローブを被測定雰囲気中に直接挿入し測定を行う
方法や、被測定ガスを適当な装置を用いて吸引しプロセ
スの外部で4111定する方法などが行われている。
(発明か解決しようとする問題点) しかしながらこれらの方法は、例えばプロセスの雰囲気
か高温、高圧状態にある場合や腐食性の強い気体成分か
ら構成されている場合等々苛酷な条件下では、測定用プ
ローブの耐熱、耐圧、削腐食性能に限界があることや、
ガスを外部に取出すことに起因して、カス成分が失われ
てしまうことがある等々種々の問題があり、正確なJl
11定を行うことができない場合があった。
本発明l±、上記のような問題点を解決し、光の吸収強
度を利用し、測定用の光をプロセス中の管理雰囲気中を
直)妾通過させること1こより、背j、;雑富の影響を
常時除去しつつ1そのカス成分の濃度および分圧を正確
にAI’l定するための装置買を提供せんとするもので
ある。
(問題点を解決するための手段7作用)本発明は 光の
吸収強度を利用して気体の濃度および分圧を測定するも
ので、光源から被4111定気体に向けて放射される光
の光軸−ヒに、互に回期して回転する2枚の回転セクタ
と、反射光のみを反射するハーフミラ−を設け、さらに
被4111定気体の後方に反射(mを設け、かつ前記ハ
ーフミラ−に対向して検出器を設けるとともに、前記回
転セクタのうち光源側のものには2種の干渉フィルタと
全吸収面とを設け、他方の回転セクタすなわち被測定気
体側のものには全吸収面、全反射面および透過孔を設け
たことを特徴とする。
モこで先ず本発明装置の測定原理について説明する。第
1表に示すように気体分子は分子振動に対応して特定の
波長の光を強く吸収する。そこで、この特定の吸収波長
をもつ光を用いて、気体の吸収強1鼓を測足し、これか
ら4111定対象カスの濃度を測定する方法は1例えば
特公昭51−20904号公報に開示されているように
すでに行われている。
本発明装置”1″2は上記の特定の吸収波長をもつ光(
以下ル(11定光という。)の他に、吸収波長に近いが
光吸収を受けない波長の光(以下参照光という。)を用
い、しかも両者が同一光路を通過するようにし、かつこ
のal11定光および参照光について光源の光強度(以
下始強度という)8よび被測定気体中を通過し、該気体
による光吸収を受けた後の光強度(以下終強度という。
)を測定し、これらの値からガス濃度の平均値を測定し
ようとするものである。
第1表 一般1こ、光吸収はLambert−Beerの法則に
従いI  (L)  =  1゜exp(−am  n
  *  L)と表わされる。但しI (o)は始強度
、■は被4111定気体の体積モル濃度、Lは光路長、
αは吸収係数、■(し)は終強度である。なお、吸収係
数αは! Al11定気体、使用波長により一義的に決
まる物理¥数である。そこで+iif記2枚の回転セク
タに取付けた干渉フィルタ、全反射面、全吸収面および
透過孔の第2表に示す組合せにより得られる光強度■1
〜■6を下記のように 組合せ1の場合 I、 =Iλ1 (0) + Iz/
/  2  //   l2=I、 //  3  //   工3二I入2 (o) +r
zyt  4  //   I4 =Kzλ、 (o)
exp(−α、+g  + n・L)+IB+I。
//  5  //   l5=IB  +Iz// 
   6    n      I  6  =  K
  IA2  (o)exp(−αA2 h  n・ 
L)+IB  +Iス 求めることかできる。
但し、入、は参照光の波長、入2は測定光の波長、0人
1は波長入1 に対する吸収係数、αA2はilU長入
2に対する吸収係数、I入t (a)は参照先の始強度
、Iλ2(0)はA111定光の始強度、nは被測定気
体の体積モル濃度、Lは光路長、It  は検出2:÷
の暗雑音、より  は背景雑音としての放出光、Kは対
象カスによる光吸収以外の光損失を表わす係数である。
(なおこの係数は、光路に存在する窓ガラスの!9れに
よる損失、光路においてflll+定光の一部か欠ける
ことによる損失等を表わす。)これらにより、参照光お
よび測定光の透過率R,,R2は となる。従って透過率R,,R2の比Rはとなり、経時
変化する未知の係数Kを消去することかできる。また参
照先は被測定気体により吸収されないので、αλ2〉〉
αλ1とすることかでき、従って透過率比Rは R# exp(aλ2 ・n ・L )       
 −(2)となる。さらにこの (2)式の両辺の対数
をとり、被測定対象気体の体積モル濃度nについて整理
すると となる。そこでこの体積モル濃度nと気体の状78方程
式 %式%(4) (但しPは被測定気体の分圧、Tは被測定気体のIム1
(度、Rは気体常数) を組合せることにより被4[I]定気気体分圧を永める
ことができる。
本発明装置σはこのような理論に基づくもので、以下図
面により本発明について説明する。第1 +2は本発明
の構成を示す説明図で、lは光JR12はその放射光を
集光させるだめの楕円面鏡、3は平行光束を作るだめの
軸はずし放物面鏡である。4Aおよび4Bは2枚の回転
セクタで、第2図に示すようにモーター5に同軸に取付
けである。而してこの回転セクタ4Aには第3図に示す
ように波長入】の光のみを透過する干渉フィルタF1 
と、波長入2の光のみを透過する干渉フィルタF2およ
び全吸収面Aを、また回転でフタ4Bには全吸収面A、
全反射r(fi Lおよび透過孔Hを、両回転セクタシ
こよる組合せが第2表に示すとおりになるようにl!に
!設しである。また6は回転セクタ4Bの全反射面L8
よひ後記する反射面7からの反射光を袖はずし放物面鏡
8に導くハーフミラ−17は波計1定気体10の後方に
設けた反射面、9は検出2=、cは本発明装置を収容す
る筐体、Wは測定光および参照光か通過するように筺体
Cに設けた窓で各波長に対する透過率が既知であり、か
つ各波長に対する透過率か等しいものを使用することが
望ましい6本発明装置により気体の濃度および分圧を4
11j足するには、光源lから白色光を楕円面鏡2に投
射して集光させ、さらに軸はずし放物面鏡3により平行
光束を作り、モーター5により回転している回転セクタ
4Aに投射する。この回転セクタ4Aには波長入lの光
のみを透過する干渉フィルタF1と、波長入2の光のみ
を透過する干渉フィルタF28よひ光の反射率が0χの
全吸収面Aを第3図に示すような位置に配設し、また他
方の回転セクタ4Bには全吸収面A、光の反射率IQQ
$の全反射面し、透過率10ozの透過孔Hを同じく第
3図に示すような位1ηに配設してあり、かつ両者は第
2表に示すような関係に組合されているので、干渉フィ
ルタF1あるいは干渉フィルタF2を透過した光は単色
光となり、それぞれ参照光とJl+定光になる。
第2表 そこで先す始強度■(0)を求めるには回転セクタ4A
の干渉フィルタ1と回転セクタ4Bの全反射而Lの組合
せ(第2表ψ)を光軸、ヒに位置させる。
この場合干渉フィルタF、を透過した光はハーフミラ−
6を透過し、全反射面Rで反射し、さらにハーフミラ−
6で反射し、l噛はずし放射面鏡8により検出器9に集
光される。従って前記光強度I、が求められる。次に回
転セクタ4Aおよび回転セクタ4Bか共に全吸収面Aの
組合せ、すなわち第2表(?)の組合せになった場合に
は、光源lからの光は回転セクタ4Aの全吸収面Aによ
り完全に吸収され、また背景雑音としての放出光は、回
転セクタ4Bの全吸収面Aにより完全に吸収されるので
、検出器9により検出される光強電工2は暗雑音工 の
みとなる。次に回転セクタ4Aが干渉フィルタF2、回
転セクタ4日か全反射面りとなったとき、すなわち第2
表りの組合せとなったときには、干渉フィルタF2を透
過した波長入2の単色光かハーフミラ−6を透過し、回
転セクタ4Bの全反射面りに至りその全量か反射し、さ
らにハーフミラ−6により反射し、軸はずし男物面鏡8
により集光され検出器9に受光される。従って工3が求
められる。次に回Iにセクタ4Aが干渉フィルタF11
回転セクタ4Bが透過孔Hの組合せすなわち第2表・ル
の組合せになると、干渉フィルタF1を透過した波長入
lの単色光はハーフミラ−6、透過孔Hな経て被測定気
体10中を通過し、さらにレトロリフレクタ−なとの反
射面7で折返され、町ひ被測定気体10を通過し、透過
孔Hを経、さらにハーフミラ−6により反射し、軸はず
し放物面鏡8により集光され検出器9に受光され、その
結果工4か求められる。次に回転セクタ4Aが全吸収面
A、回転セクタ4Bが透過孔Hの組合せすなわち第2表
唖)の組合せになると、検出器9には工5すなわち背景
雑音としての放出光および検出器9の暗雑音が検出され
る。最後に回転セクタ4Aか干渉フィルタF2 、回転
セクタ4Bが透過孔Hの組合せすなわち第2表(印の組
合せになると干渉フィルタF2を透過した波長入2の単
色光がハーフミラ−6、透過孔H1被Jl!I定装置l
Oを通過し反射!BJ7により折り返し、再び被測定気
体IOを通過し、透過孔H、ハーフミラ−6、軸はずし
放物面鏡8を経て検出器9に受光され、その結果光強度
I6が検出される。
このようにして光強電工、〜I6を4]11定すること
かできるので、これらからciO記のように参照光およ
び測定光の透過率R1、R2を求めることができ、さら
に (1)式、 (2)式および (3)式により体積
モル濃度nを、また(4)式から被Jlll定カスの分
圧を求めることかできる。
第4図は検出器9により求められた光強電工1〜■6か
ら体積モル濃度nおよび分圧Pを求めるためのをI算回
路の一例を示すもので、検出器9によって光から変換さ
れた電流信号は、回転セクタの回転に件って発生し、デ
コーダ−14を経て供給される同期回路12からの信号
に従って、プリアンプ11あるいは該プリアンプ11お
よびAGCアンプ13を経てサンプリングホールド回路
15〜2oのいずれかに入力され、光強電工1〜I6と
して出力される。さらにこの光強電工1および工2は演
算回路23によりCII   I2)の演算か行われ、
また光強度128よひ工3は演算回路24により(I3
−I2)の演算か行われ、さらに油質回路28により制
御回路22に入力され、さらにその出力はAGOアンプ
にフィードバックされる。−力先強度I5は演算回路2
5により基部電圧発生器21からの信号と比較され、さ
らに演算回路26により光強度I4との間で(I4−I
s )の演算が行われる。また演算回路27により光強
電工6との間で(Is−Is)の演算が行われる。さら
にこれらの出力は演算口さらにLogアンプ30により
透過率比R2体積モル濃度nを演算出力する。得られた
体積モル濃度nと別途求めた温度T (K)を乗算アン
プ32により乗算し、演算回路33を経て分圧Pを演算
出力する。また上記の演算、すなわち光強度11〜工6
より体積モル濃度nおよび分圧Pを求める演りを、マイ
クロコンピュータを用い、ディジタル的に行わせること
もできる。
第5図は本発明を鋼板の焼鈍炉中の鋼板の近傍の雰囲気
ガスの濃度および分圧測定に適用した場合を示すもので
、35は本発明装置の筺体Cと焼鈍炉34に設けた窓3
6とを接続するベローズ、37はレトロリフレフクー等
の反射面と焼鈍炉34に設けた窓38との間に設けたフ
ランジ継手、 38は炉内に位置させたg!I仮である
。このように構成すると、鋼板38の近所の雰囲気カス
の濃度および分圧を測定することができる。
なお、上記の説明は測定対象として1種類のガスの場合
について行ったか、他種カスについて吸収される他の波
長入3 、入4・・・を加え2種類以上の測定光を用い
ることにより上記の場合と同様にして、同時に2種類以
上のガスの濃度および分圧を測定することができる。
(実施例) 次に;に発明装置により水ノへ気の濃度をAl11足し
た場合を示す。参照光としてんl= 1.200 用m
  、 All+定光として入2=1.385w口の光
を使用し、光距、重L = 34cm、気体温度T=1
50℃条件で測定を行った場合の参照光、Al11足光
の透過率R+ 8よびR2,透過率比Rをプロットした
ものを第6因に示す。なお横11shは水7N気圧であ
る。この図から明らかなように、測定光の透過率は水7
h気圧か上昇するにつれて減少するが、参照光の透過率
はほぼ一定である。また第7図は求めた透過率比Rをセ
ミログプロットしたものである。これから明らかなよう
に、分圧と透過率比Rの対数は比例関係にあり、これか
ら被測定気体の体積モル濃度や分圧を求めることができ
る。
(発明の効果) 以上説明したように本発明装置によれば、被測定気体か
持つ温度、圧力などの条件によらず、Δ1](足先およ
び参照光を被W11定気体中を通過させるのみで、常時
°1−¥−景雑音の影響を除去しつつ多種灯1の気体濃
度および分圧を同時に正確に測定することができ、しか
も機構的にも簡易である、また多方面に適用し得る等そ
の実用上の効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明装置の構成を示す説明図、第2図は本
発明における回転セクタの構成を示す説明図、第3図は
回転セクタにl!l!設した千渉フィルタ全吸収1m、
全反射面、透過孔の組合せを示す説明図、第4図は本発
明装置6に使用する演算回路の一例を示す図、第5図は
本発明を鋼板の焼鈍炉に適用した場合を示す説明図、第
6図および第7図は本発明装置′直による測定結果を示
す図である。 1・・・光0;シ2・・・楕円面鏡、3・・・軸はずし
放物面鏡、4A、4B・・・回転セクタ、5・・・モー
ター、6・・・ハーフミラ−17・・・反射面、8・・
・軸はずし放物面鏡、9・・・検出器、10・・・被測
定気体、C・・・筺体、W・・・窓、F、、F2・・・
干渉フィルタ、A・・・全吸収1fIj、L・・・全反
射面、H・・・透過孔、 11・・・プリアンプ、12
・・・同期回路、13・・・AGCアンプ、14・・・
デコーダー、15〜20・・・サンプリングホールド回
路、21・・・)、(準電圧発生器、22・・・AGO
制御回路、23〜29・・・演算回路、30・・・Lo
gアンプ、31・・・演算回路、32・・・乗算回路、
33・・・演算回路、34・・・焼鈍炉、35・・・ベ
ロース、36 、39・・・窓、37・・・2ランシ継
手、38・・・鋼板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 光源から被測定気体に向けて放射される光の光軸上に、
    互に同期して回転する2枚の回転セクタと、反射光のみ
    を反射するハーフミラーを設け、さらに被測定気体の後
    方に反射面を設け、かつ前記ハーフミラーに対向して検
    出器を設けるとともに、前記回転セクタの一方には2種
    の干渉フィルタと全吸収面とを設け、他方の回転セクタ
    には全吸収面、全反射面、透過孔を設けたことを特徴と
    する気体の濃度および分圧測定装置。
JP16999684A 1984-08-16 1984-08-16 気体の濃度および分圧測定装置 Expired - Lifetime JPH0638058B2 (ja)

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