JP2560061Y2 - 折りたたみ自在の浴槽 - Google Patents

折りたたみ自在の浴槽

Info

Publication number
JP2560061Y2
JP2560061Y2 JP1991055314U JP5531491U JP2560061Y2 JP 2560061 Y2 JP2560061 Y2 JP 2560061Y2 JP 1991055314 U JP1991055314 U JP 1991055314U JP 5531491 U JP5531491 U JP 5531491U JP 2560061 Y2 JP2560061 Y2 JP 2560061Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathtub
bed
suspension
foldable
side walls
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991055314U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0562239U (ja
Inventor
ミヱ 鈴木
Original Assignee
ミヱ 鈴木
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ミヱ 鈴木 filed Critical ミヱ 鈴木
Priority to JP1991055314U priority Critical patent/JP2560061Y2/ja
Publication of JPH0562239U publication Critical patent/JPH0562239U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2560061Y2 publication Critical patent/JP2560061Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は衛生設備の分野に属し、
主としてベッド上で寝たきりの老人や病人を入浴させる
ための折りたたみ自在の浴槽に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から寝たきり老人や病人を入浴させ
るにはベッドの外に持ち込んだ浴槽に老人や病人を抱え
上げて入浴させるか、浴室まで車椅子を使用し、備え付
けの入浴設備で入浴させるなどが一般的で、ベッドの上
で簡単に入浴できる浴槽がなかった。そこで、実開昭6
0−25620号公報では軟質非透水性膜よりなる横
臥入浴型の浴槽袋Aを支持棒16を介して脚部材17で
支持した簡易浴槽を提案したものであるがベッド上で
は脚部材17の落ち着きが悪く該浴槽袋Aを安定的に
保持できず脚部材17を外して直接支持棒16をベッ
ドの前後の手摺に係着しても脚部材17の高さに合致
した手摺の場合には使用できても高低にバラツキのあ
る場合には十分に対応できない欠点がある
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は多くの労力を
要することなく、ベッド上でその手摺の高低に対応して
取着され、寝たきり老人や病人を入浴させることのでき
る折りたたみ自在の浴槽を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の折りたたみ自在
の浴槽は、所要矩形状開口部を有し、所要深さの非透水
性柔軟材より成る浴槽本体の両側壁上端の両縦縁に懸垂
手段を配設し、横縁の少なくとも一方に頭部係載手段を
配設し、下部コーナの少なくとも一箇所に排水用プラグ
を係脱自在に取着して成る折りたたみ自在の浴槽におい
両側壁の外面で前記懸垂手段の下方に係止孔を有
する懸垂座を断続的に配設して成るものである。ここ
に、懸垂手段とは伸縮自在な棒から紐をも含み、また懸
垂位置を高低自在とすることも、使用上では固定支持端
との関係で便利なものとなる。
【0005】
【作用】懸垂手段はベッドの前後の手摺を要件としてベ
ッド上に浴槽を安定的に形成し懸垂座も同様に該手摺
を要件とするが低い背丈に対応して浴槽の安定的な保
持に供される
【0006】
【実施例】本考案を実施例により説明すると、図1に示
すように人を仰向けに収納するに足る開口部1を有し、
体を浸す程度に入れたお湯が十分に確保できる深さを有
する合成樹脂製の浴槽本体2において、横縁3の少なく
とも一方に頭部係載手段としての係載片4を内方側に横
し、左右の縦縁5にはそれぞれ懸垂手段としての伸縮
自在な棒6を係着し、該棒6の係着部より所要に下方の
両側壁の外面には全長にわたって断続的(紐11を挿通
するときに詰まらず都合よい。)に係止孔7を有する懸
垂座8を配設し、横縁方向の側壁の下部コーナには排水
用プラグ9を係脱自在に取着して成るものである。な
お、頭部係載手段としての係載片4は図1の仮想線で示
すように横縁3の外方に突出して設けることもあり、こ
の場合は係載片4の下に枕を当てて使用するものであ
る。
【0007】このようにして成る折りたたみ自在の浴槽
aは、(以下、単に浴槽aとする。)図2に示すように
棒6の前後を縦縁5の内部に押し込み、開口部1を整え
て押しつぶした状態でベッド上に載置され、ベッド上の
寝たきり老人や病人を(状況に応じて)寝返りさせなが
ら開口部1内に納め、両縦縁5を持ち上げて前後より棒
6を伸長し、図3に示すようにベッドの前後に立設した
手摺10の上端に棒6を係載する。この状態で適温のお
湯が浴槽内に注ぎ込まれ、頭部は係載片4に載置され、
楽な姿勢で全身がお湯に浸される。このとき浴槽aは
ベッドの上面の如何に拘わらず手摺10を介して安定的
に保持される。お湯が汚れた場合には排水用プラグ9を
脱却して排水させるものである。入浴後はお湯の交換時
と同様に排水用プラグ9を抜いて排水し、棒6を縦縁5
内に押し込んで手摺10から外し、縦縁5を押し下げ、
バスタオルで全身を包み込むようにして水気を拭き取
り、寝返りさせながらベッド上に移し、浴槽aをベッド
上から取り去って通常の状態でベッドが使用される。こ
のように本考案の浴槽aは軽量であるから一人でも簡単
に持ち運びできる上、人間一人を簡単にベッド上で浴槽
aに収容できるから、入浴させる側もさほどの労力を要
することなく、ベッド上で安定的にその目的を達成でき
るものである。図4に示したものは懸垂手段としての棒
6に代えて紐11を使用したもので、この場合はベッド
の前後に立設した手摺10に紐11を結んで浴槽本体2
を保持するものである。また手摺10の背丈の低い場合
などでは縦縁5に係着した棒6を外して下方の懸垂座8
の係止孔7に棒6を挿通して浴槽aの姿勢を保持するも
のである。なお、ベッドの前後に手摺10のない場合に
は天井面或いは壁面より支持手段、例えば紐の下端にリ
ングやフックなどを係止したものを吊下し、該リングや
フックに棒6或いは紐11を取着すればよい。
【0008】
【考案の効果】以上のように本考案の浴槽aは、ベッド
の手摺の高低に対する自由度が広範であるからベッド
上で安定的に保持できベッド上の寝たきり老人や病人
を移動することなく軽便にベッド上で入浴させること
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る折りたたみ自在の浴槽aの斜視図
である。
【図2】浴槽aをその開口部を整えて押しつぶした状
態の斜視図である。
【図3】浴槽aをベッド上に保持した状態の斜視図であ
る。
【図4】本考案の他の実施態様における浴槽aの斜視図
である。
【符号の説明】
1開口部 2 浴槽本体 3 横縁 4 係載片 5 縦縁 6 棒 7 係止孔 8 懸垂座 9 排水用プラグ 11 紐 a 折りたたみ自在の浴槽

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要矩形状開口部を有し、所要深さの非
    透水性柔軟材より成る浴槽本体の両側壁上端の両縦縁に
    懸垂手段を配設し、横縁の少なくとも一方に頭部係載手
    段を配設し、下部コーナの少なくとも一箇所に排水用プ
    ラグを係脱自在に取着して成る折り析りたたみ自在の浴
    において両側壁の外面で前記懸垂手段の下方に
    止孔を有する懸垂座を断続的に配設して成る折りたたみ
    自在の浴槽。
JP1991055314U 1991-06-19 1991-06-19 折りたたみ自在の浴槽 Expired - Lifetime JP2560061Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991055314U JP2560061Y2 (ja) 1991-06-19 1991-06-19 折りたたみ自在の浴槽

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991055314U JP2560061Y2 (ja) 1991-06-19 1991-06-19 折りたたみ自在の浴槽

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0562239U JPH0562239U (ja) 1993-08-20
JP2560061Y2 true JP2560061Y2 (ja) 1998-01-21

Family

ID=12995103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991055314U Expired - Lifetime JP2560061Y2 (ja) 1991-06-19 1991-06-19 折りたたみ自在の浴槽

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2560061Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6025620U (ja) * 1983-07-26 1985-02-21 信和産業株式会社 簡易浴槽

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0562239U (ja) 1993-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5809588A (en) Collapsible baby tub
JP2560061Y2 (ja) 折りたたみ自在の浴槽
JP2000254196A (ja) 介護用浴槽
JP2518602Y2 (ja) 乳幼児用バスタブ
JP2958874B2 (ja) 高齢者用浴槽タライ
JPH11104207A (ja) 湯船付シャワー入浴装置
JP3609984B2 (ja) 折り畳み式介護浴槽
JPH0223298Y2 (ja)
JPS60913Y2 (ja) 浴槽および便槽を装置させる寝台
JPS5839707Y2 (ja) ストレツチヤ−
JPH088712Y2 (ja) 浴 室
JP3075500U (ja) 介護用入浴ベッド
KR0131291B1 (ko) 욕조 겸용가능 간호용 침대
JPH0315071Y2 (ja)
JP2003220109A (ja) 組立式寝風呂およびこれを用いた入浴方法
JPH08243140A (ja) ストレッチャ
JPS5823104B2 (ja) 入浴用ベツド
JPH0433032Y2 (ja)
JP2987588B1 (ja) 担架型折りたたみ式浴槽
CA1054752A (en) Auxiliary bathtub for invalids
JPH059387U (ja) 伸縮自在浴槽
JP2514306Y2 (ja) 介護支援浴槽装置
JPS6038953Y2 (ja) 入浴用パツド
JP2530139Y2 (ja) 人体吊上げ用ハンモック
JP3422005B2 (ja) 車椅子入浴装置