JP2560007B2 - 位相比較回路 - Google Patents

位相比較回路

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JP2560007B2
JP2560007B2 JP60217749A JP21774985A JP2560007B2 JP 2560007 B2 JP2560007 B2 JP 2560007B2 JP 60217749 A JP60217749 A JP 60217749A JP 21774985 A JP21774985 A JP 21774985A JP 2560007 B2 JP2560007 B2 JP 2560007B2
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    • G01R25/00Arrangements for measuring phase angle between a voltage and a current or between voltages or currents
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D13/00Circuits for comparing the phase or frequency of two mutually-independent oscillations
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION, OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/085Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、入力信号と基準信号との間の位相のずれを
検出するために、基準信号と同期している積分期間にお
いて入力信号を積分することによりこのずれに依存する
出力信号を生ずる位相比較回路に関するものである。
このような回路はドイツの雑誌「フンクシヤウ」(Fu
nkschau)、1976年、第7巻、第258頁に記載されてい
る。このような回路は発振器の位相及び周波数をその位
相が基準信号の位相に対応するように制御する位相制御
回路で用いることができる。この従来技術の回路は正弦
波状の入力信号、即ち、ゼロラインにつき対称的な信号
の位相とパルス状の基準信号の位相とを比較する。パル
ス状の基準信号と同期している時間間隔ではこの位相比
較回路は対称的な入力信号に比例する出力信号を供給す
る。この出力信号は次段の低域フイルタで積分される。
目標となる位相位置にある場合、即ち、位相のずれがな
い場合は、上記低域フイルタの出力信号がゼロになる。
蓋し、この場合は積分期間が、対称的な入力信号のゼロ
交差前に積分される部分とゼロ交差後に積分される部分
が等しくなるように位置するからである。このため、こ
の位相比較回路はゼロラインにつき対称的ではない入力
信号を処理することはできない。
本発明の目的は、冒頭に述べたタイプの位相比較回路
であつて、しかもゼロラインにつき対称的でない入力信
号、特にパルス状の入力信号を処理できる構造になつて
いる位相比較回路を提供するにある。
この目的を達成するために、本発明位相比較回路は、
積分手段と重み付け手段を含み、基準信号と同期した2
個の順次の規定の積分期間において入力信号を積分し且
つそれぞれ異なる重み付け因子で重み付けして成る第1
及び第2積分値信号を発生する積分回路と、該積分回路
に結合され前記第1及び第2積分値信号を受信し両積分
値信号間の差に対応する信号を発生する重ね合わせ回路
とを具え、前記積分期間と前記重み付け因子が、該差信
号が前記入力信号と基準信号との位相ずれを表わすよう
に定められていることを特徴とする。
このような本発明に係る回路では、従来技術に係る回
路と対照的に、積分期間は入力信号のゼロラインに対し
対称的である必要はない。2個の積分期間は持続時間を
異ならせてもよいし、互に直接続くようにすることもで
きれば、予じめ定められた時間間隔をおいて続いてもよ
い。積分の結果は予じめ定められた位相差の場合に位相
比較回路の出力信号がゼロとなるように重み付けされ
る。この結果、重み付け処理と重ね合せ処理とが2個の
積分の結果間の差を形成することに相当する。パルス状
の入力信号の場合は、第1の積分期間がパルス状の入力
信号の立上り時間内に位置し、第2の積分期間がパルス
の山内に位置するようにすると好適である。積分期間は
長くすると有利である。蓋し、そうすると雑音があつて
も低いからである。他方これらの積分期間は長すぎても
いけない。蓋し、長すぎると位相比較回路の特性曲線の
線形性が落ちるからである。
本発明の第1の具体的な実施例は、一方の入力端子が
反転させられた入力信号を受け取り、他方の入力端子が
反転させられていない入力信号を受け取るマルチプレク
サを設け、積分器回路が入力端子がこのマルチプレクサ
の出力端子に接続されている一個の積分器と、積分期間
においてこの積分器を動作状態にセツトし、マルチプレ
クサを2個の積分期間の間で切り換えるために、基準信
号により制御されるタイミング装置を設け、積分器の出
力端子が位相比較回路全体の出力端子となるように構成
したことを特徴とする。
このような回路で2個の積分を一個の積分器で行な
い、同時にこの積分器で重ね合わせもできるようにする
と特に有利である。しかし、積分期間の一方において入
力信号が反転された形で与えられる場合は、入力信号の
重み付けを積分器で行ない、重ね合せを加算器で行な
う。
本発明の第2の具体的な実施例では、積分器回路が2
個の積分器を具え、これらの積分器の入力端子がいずれ
も入力信号を受け取り、基準信号により、制御されるタ
イミング装置を設け、第1の積分期間時に一方の積分器
を動作状態にセツトし、第2の積分期間時に他方の積分
器を動作状態にセツトし、これらの2個の積分器の重み
付けされた出力信号を重ね合せ回路の2個の入力端子に
加え、位相比較回路全体の出力端子をこの重ね合せ回路
の出力端子に結合したことを特徴とする。
この回路では、第2の積分期間が何時も入力信号のパ
ルスの山と一致する場合における出力信号の入力信号の
振幅に対する依存性を、重ね合せ回路の出力信号を第2
の積分期間において動作状態にセツトされる積分器の出
力信号により除算する除算回路を設けることにより除去
できる。
前述した本発明の2個の実施例では、アナログ信号処
理を行なうこともできる。しかし、入力信号が二進法を
用いるデイジタル化されたサンプリング値の系列として
得られるデイジタル信号処理を利用すると有利である。
これは、サンプリング周波数が基準パルスの周波数の整
数倍であるアナログ−デイジタル変換器を介して入力信
号を加え、1個又は複数個の積分器がタイミング装置に
より何時も一定数の、入力信号のサンプリング値を積分
するように構成されたことを特徴とする。こうすればデ
イジタル回路をアナログ回路の形態で作れ、コストも設
計努力も少なくて済み、更には集積回路を用いて簡単に
実現でき、それでいてサンプリング値よりも著しく小さ
い位相のずれでも検出できる。
本発明の利点と改良点とは以下に図面についてなされ
る詳細な説明を読めば明らかとなろう。
図面につき本発明を詳細に説明する。
例えば、テレビジヨン信号のライン同期パルスのよう
な正のアナログのパルス状の入力信号をアナログ−デイ
ジタル変換器1でデイジタル化し、更にデイジタル低域
フイルタ2で処理する。しや断周波数が1MHzであるこの
低域フイルタ2は、S/N比を改良する。低域フイルタの
出力信号は明確な立ち上がり縁を有することになる。こ
のデイジタル低域フイルタ2の出力信号は位相比較回路
3の入力信号Ueとなる。発振器4が周波数13.5MHzのク
ロツク信号を作る。このクロツク信号はそのまゝアナロ
グ−デイジタル変換器1と、低域フイルタ2と、分周器
5とに与えられる。分周器5の出力信号は周波数が15,6
25kHzの(即ち、サンプリング周波数の1/864)のアナロ
グのパルス状の基準信号となる。この基準信号Urはタイ
ミング装置6の一方の入力端子に加えられる。タイミン
グ装置6の他方の入力端子にはクロツク信号が加えられ
る。タイミング装置6は位相比較回路3に時間位置(ti
me position)がパルス状の基準信号Urのゼロ交差に依
存する制御信号を与える。位相比較回路3のデイジタル
の出力信号Upを発振器4にフイードバツクする。このデ
イジタルの出力信号Upは、例えば図示してないが、デイ
ジタル−アナログ変換器を介して発振器4に加えること
ができる。このデイジタル−アナログ変換器のアナログ
の出力信号を用いて発振器4の周波数を変え、基準信号
Urの周波数及び位相を入力信号の周波数及び位相に整合
させる。
第2図は位相比較回路の第1の実施例を示す。デイジ
タルのパルス状の入力信号Ueを2個の乗算器7a及び8aを
介してマルチプレクサ9の2個の入力端子に加える。乗
算器7aは入力信号に因子4を乗算し、乗算器8aは因子−
1を乗算する。乗算器7aは、例えば、シフト段により構
成でき、乗算器8aはNANDゲートにより構成できる。マル
チプレクサ9の後段に積分器16aが続く。
この積分器16aは加算器10aとレジスタ11aとを具え
る。積分器16aの入力信号を加算器10aに加え、加算器10
aの出力信号をレジスタ11aに加える。レジスタ11aの出
力信号(これは積分器16aの出力信号ともなり、位相比
較回路の出力信号でもある)を加算器10aにフイードバ
ツクする。タイミング装置6は、例えば、カウンタを内
蔵するが、マルチプレクサ9とレジスタ11aとに接続さ
れる。カウンタはパルス状の基準信号Urの立上り縁によ
るスタートさせられる。このカウンタはレジスタ11aに
加えられるクロツク信号の数を決めると共に、タイミン
グ装置6からの信号によりマルチプレクサ9がスイツチ
された後のクロツクパルスの数を決める。
第3図は第2図に示した位相比較回路の動作モードを
説明するためのものである。第3図のaはこの位相比較
回路の入力信号Ueを示す。説明の便宜上この入力信号は
連続した曲線で表わしてある。第3図のbは2個のパル
ス状の基準信号を示す。基準信号Ur1は目標位相位置に
あり、基準信号Ur2はこれと異なる位相位置にある。先
ず、基準信号が目標位相位置にある場合の位相比較回路
の動作モードを説明する。瞬時t10において基準信号Ur1
の立上り縁がタイミング装置6を制御し、レジスタ11a
がゼロにセツトされ且つイネーブルされるようにすると
共に、マルチプレクサ9を切り換え乗算器7aにより因子
4を乗算された方の入力信号が加算器10aに加えられる
ようにする。4倍にされた入力信号のサンプリング値を
レジスタ11aに蓄わえ、第2のクロツク信号が来た時に
第2のサンプリング値に加える。この加算の結果もレジ
スタ11aに蓄わえる。各クロツク信号時に個々のサンプ
リング値を加え合わせる。
この第1の積分期間は瞬時t20で終了し、タイミング
装置6がマルチプレクサ9を切り換え、乗算器8aにより
因子−1を乗算された入力信号の方が加算器10aに加え
られるようにする。この負のサンプリング値は第1の積
分期間において行なわれた加算処理の結果に加えられ
る。第1の積分期間の2倍である第2の積分期間が終わ
る瞬時t30において、タイミング装置6がレジスタ11aを
デイスエーブルする。出力信号Upは目標位相位置の場合
ならばゼロ値をとる。第3図のaで異なるハツチングを
施した2個の区域の面積を比較することによりこの結果
をもう一度説明する。目標位相位置にある場合はこれら
の2個の面積は同じである。説明の便宜上、第2の積分
期間の面積は因子4だけ小さくしてある。蓋し、この因
子を乗算することが第1の積分期間において行なわれた
からである。
また明らかに、目標位相位置にあつては第1の積分期
間がパルス状の入力信号の立上り縁と一致し、第2の積
分期間がパルス状の入力信号の頂上部と一致する。こう
する代りに、第1の積分期間の持続時間を短かくし、後
の瞬時にスタートさせ、第2の積分期間を短かく又は長
く選び、後の瞬時にスタートさせることもできる。2個
の信号が上述している同じ目標位相位置をとる場合に積
分期間を変えるならば、乗算器7a及び8aの因子を変える
必要がある。2個の積分期間が同じ持続時間を有する場
合は、重み付け因子の値を異ならせる必要がある。重み
付け因子が同じ値を有する場合は積分期間の持続時間を
異ならせる必要がある。
第3図のbが示すように、基準信号Ur2は目標位相位
置からずれている。この場合第1の積分期間は瞬時t11
においてスタートし、瞬時t21において終了する(第3
図のa)。第2の積分期間は瞬時t21においてスタート
し、瞬時t31において終了する。この積分が完了した
後、位相比較回路の出力側では負の出力信号が得られ
る。第3図のcに示す位相比較回路の特性曲線は出力信
号Upが切換え瞬時に依存することを示している。切り換
え瞬時は何時も第1の積分期間の終了時である。特性曲
線上の基準信号Ur2に依存する負の出力信号に符号Up1
付した。特性曲線の横軸上で特定された範囲に符号Tu1
を付した。この範囲では出力信号はパルス状の入力信号
と基準信号との間の位相のずれにほぼ比例する。
第4図は第2の実施例を示す。デイジタルのパルス状
の入力信号Ueが積分器16aと類似した構造をしている2
個の積分器16b及び16cに加えられる。これらの2個の積
分器内のレジスタ11b及び11cをタイミング装置6に接続
する。第1の積分器16bの出力信号に乗算器7bで因子4
を乗算し、第2の積分器16cの出力信号に乗算器8bで−
1を乗算する。これに続いて乗算器7b及び8bの出力信号
どうしを加算器10dで重ね合わせる。これとは別に第2
の積分器16cの出力信号を除算回路12、続いて逆数をと
る回路13に加える。加算器10dの出力信号をオーバフロ
ーリミタ14に加える。乗算器15でオーバフローリミタ14
の出力信号と、逆数をとる回路13の出力信号とを乗算
し、逆数値を形成する。オーバフローリミタ14を設けた
目的は加算器10dの出力信号が予じめ定められた値から
離れるのを制限するにある。こうすると乗算器15のコス
トと設計努力が低くてすむ。蓋し、オーバフローリミタ
14の出力信号の最大値に合わせて設計すれば足りるから
である。
第5図は第4図の位相比較回路の動作モードを示した
ものである。第5図のaは入力信号Ueを再度示し、bは
基準信号Urを示し、cは位相比較回路の特性を示してい
る。こゝに述べる位相比較回路の動作モードは目標位相
位置にあるものである。瞬時t5においてタイミング装置
6がパルス状の基準信号Urの立上り縁により制御され、
瞬時t6において第1の積分期間が開始し、レジスタ11b
がイネーブルされ、この結果第1の積分器16bが動作状
態になる。積分器16bは第1の積分期間のパルス状の入
力信号のサンプリング値を加え合わせる。瞬時t7におい
て第1の積分期間が終了し、レジスタ11bがデイスエー
ブルされる。第2の積分期間は瞬時t8においてスタート
する。レジスタ11cがタイミング装置6によりイネーブ
ルされ、第2の積分器16cが動作状態に入り、第2の積
分期間のサンプリング値を加え合わせる。第2の積分期
間は瞬時t9において終了し、この時レジスタ11cがデイ
スエーブルされる。第2の積分器16cの積分の結果は乗
算器8bを介して加算器10dに送られ、レジスタ11bに蓄わ
えられていた第1の積分期間の積分の結果は乗算器7bを
介して加算器10dに送られる。目標位相位置では加算器1
0dの出力信号がゼロとなる。この結果は第5図のaに示
してあり、また第3図のaにも示してある。いずれも異
なるハツチングを付した2個の区域の面積を比較する。
第3図のcから明らかなように、位相比較回路の特性
曲線の横軸上にTu1と印した範囲では、出力信号Upが基
準信号とパルス状の入力信号との間の位相のずれにほぼ
比例する。しかし、出力信号Upは入力信号の振幅レベル
にも依存するから、標準化回路を設ける。この回路は除
算回路12、逆数をとる回路13及び乗算器15により形成さ
れる。積分器16cのレジスタ11cに蓄えられていた積分の
結果は除算回路12で第2の積分期間のサンプリング値の
数により除算される。オーバフローリミタ14の出力信号
に除算回路12の出力信号の逆数値が乗算され、乗算器15
の出力側には標準化された位相比較回路の出力信号が得
られる。
第4図に示した位相比較回路の特性曲線を第5図のc
に示す。切り換え瞬時は何時も第1の積分期間の終了時
である。オーバーフローリミタが働らいている範囲を特
性曲線上で破線により示した。横軸上にTu2と印したこ
の特性曲線の直線部は広くなつている。蓋し、積分期間
を短かくしているからである。このように積分期間の持
続時間は位相比較回路の特性の線形性に影響する。積分
期間を短かくすると位相比較回路の雑音に対する感度が
変わる。蓋し、雑音成分は高い速度で増大するからであ
る。
位相比較回路の感度は積分期間の持続時間に依存する
だけでなく、ライン同期パルスの量子化段階の数にも依
存する。この位相比較回路は1クロック信号周期以下の
感度−理論上は1/Mクロック信号周期(但し、Mは量子
化段階の数である)−で基準信号とライン同期パルスと
の間の位相のずれを検出できる。しかし、これはライン
同期パルスの立上り縁が無限大でない勾配を有する場合
にしかあてはまらない。蓋し、第1の積分期間の持続時
間はライン同期パルスの立上り時間以下であるからであ
る。これはデイジタル低域フイルタ2により確保されて
いる。テレビジヨン信号のように分解能が7ビツトの場
合のようにライン同期パルスが40個の量子化段階を具備
する時は、0.025クロツク信号以下の位相のずれを検出
できる。
本発明に係る位相比較回路は位相のずれを非常に正確
に検出する場合に特に適している。しかし、特性曲線の
直線部(動作範囲)が狭い。しかし、この回路に特性曲
線の直線部が広いが、感度が低い位相比較回路を組合わ
せることにより本発明を有利に利用することができる。
後者の感度が低い、位相比較回路は先ず入力信号と基準
信号の間の位相位置を制御する(粗制御)。これにより
位相ずれが本発明位相比較回路の動作範囲内に入った
ら、本発明の回路がそれ以後の位相制御を引き継ぐ(微
制御)。
【図面の簡単な説明】
第1図はデイジタル信号処理用の位相比較回路を具える
位相制御ループ全体のブロツク図、 第2図は第1の実施例の位相比較回路のブロツク図、 第3図は第2図に示した場合の信号の時間線図、 第4図は第2の実施例の位相比較回路のブロツク図、 第5図は第4図に示した場合の信号の時間線図である。 1……アナログ−デイジタル変換器 2……デイジタル低域フイルタ 3……位相比較回路、4……発振器(クロツク信号) 5……分周器 6……タイミング装置、7,8……乗算器 9……マルチプレクサ、10……加算器 11……レジスタ、12……除算回路 13……逆数をとる回路、14……オーバフローリミタ 15……乗算器、16……積分器

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号(Ue)と基準信号(Ur)との間の
    位相のずれを検出するために、基準信号と同期した積分
    期間において入力信号を積分することによりこのずれに
    依存する出力信号(Up)を生ずる位相比較回路(3)に
    おいて、当該回路は、積分手段(16a;16b,16c)と重み
    付け手段(7a,8a;7b,8b)を含み、基準信号と同期した
    2個の順次の規定の積分期間において入力信号を積分し
    且つそれぞれ異なる重み付け因子で重み付けして成る第
    1及び第2積分値信号を発生する積分回路と、該積分回
    路に結合され前記第1及び第2積分値信号を受信し両積
    分値信号間の差に対応する信号を発生する重ね合わせ回
    路(9;10d)とを具え、前記積分期間と前記重み付け因
    子が、該差信号が前記力信号と基準信号との位相ずれを
    表わすように定められていることを特徴とする位相比較
    回路。
  2. 【請求項2】一方の入力端子が反転させられた入力信号
    を受け取り、他方の入力端子が反転させられていない入
    力信号を受け取るマルチプレクサを設け、積分回路が、
    入力端子がこのマルチプレクサの出力端子に接続されて
    いる一個の積分器を具え、積分期間においてこの積分器
    を動作状態にセットし、マルチプレクサを2個の積分期
    間の間で切り換えるために、基準信号により制御される
    タイミング装置を設け、積分器の出力端子が当該位相比
    較回路の出力端子となるように構成したことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の位相比較回路。
  3. 【請求項3】積分回路が2個の積分器を具え、これらの
    積分器の入力端子がいずれも入力信号を受け取り、基準
    信号により制御されるタイミング装置を設け、第1の積
    分期間時に一方の積分器を動作状態にセットし、第2の
    積分期間時に他方の積分器を動作状態にセットし、これ
    らの2個の積分器の重み付けされた出力信号を重ね合わ
    せ回路の2個の入力端子に加え、当該位相比較回路の出
    力端子をこの重ね合せ回路の出力端子に結合したことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の位相比較回路。
  4. 【請求項4】第1の積分期間をパルス状の入力信号の立
    上り時間以下とし、2個の積分期間を互に離して予じめ
    定められた位相差の時第1の積分期間が入力信号の立上
    り縁と一致し、第2の積分期間が入力信号のパルスの山
    と一致するようにし、2個の積分期間の持続時間及び重
    み付け因子を出力信号が或る予じめ定められた値を有す
    るように選ぶことを特徴とする特許請求の範囲前記各項
    のいずれか一項に記載の位相比較回路。
  5. 【請求項5】重ね合わせ回路の出力信号を、第2の積分
    期間時に動作状態にセットされる積分器の出力信号で除
    算する除算回路を設けたことを特徴とする特許請求の範
    囲第4項記載の位相比較回路。
  6. 【請求項6】重ね合わせ回路の後段にリミタ回路を設け
    たことを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の位相比
    較回路。
  7. 【請求項7】タイミング装置によりマルチプレクサに供
    給される制御信号の時間的位置がパルス状の基準信号の
    ゼロ交差に依存することを特徴とする特許請求の範囲第
    2項に記載の位相比較回路。
  8. 【請求項8】サンプリング周波数が基準パルスの周波数
    の整数倍であるアナログ−ディジタル変換器を介して入
    力信号を加え、1個又は2個の積分器がタイミング装置
    により何時も一定数の、入力信号のサンプリング値を積
    分するように構成したことを特徴とする特許請求の範囲
    前記各項のいずれか一項に記載の位相比較回路。
  9. 【請求項9】低域フィルタを介して入力信号を加えるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第8項記載の位相比較回
    路。
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