JP2559014Y2 - Bs・csアンテナ判別用方位磁石 - Google Patents

Bs・csアンテナ判別用方位磁石

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JP2559014Y2
JP2559014Y2 JP3014892U JP3014892U JP2559014Y2 JP 2559014 Y2 JP2559014 Y2 JP 2559014Y2 JP 3014892 U JP3014892 U JP 3014892U JP 3014892 U JP3014892 U JP 3014892U JP 2559014 Y2 JP2559014 Y2 JP 2559014Y2
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JP
Japan
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azimuth
satellite
compass
antenna
directional
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JP3014892U
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JPH0590316U (ja
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政義 ▲高▼橋
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Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Japan Broadcasting Corp
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Publication date
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  • Radio Relay Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、BS・CSアンテナ判
別用方位磁石に関し、詳しくは放送衛星(BS)用と通
信衛星(CS)用とのアンテナをその指向方向に応じて
判別可能とした方位磁石に関する。
【0002】
【従来の技術】放送衛星(BS)および通信衛星(C
S)は共にロケットにより対地静止衛星軌道に打上げら
れた人工衛星であるが、我が国における宇宙開発事業の
急速な発展に伴って、これらの衛星の種類も多くなりつ
つある。ところで、これらの衛星が対地静止している軌
道はそれぞれ異なっているため、地上のある地点でこれ
ら衛星からの電波を受信しようとする場合、その受信方
向に向けられる受信アンテナの向きも異なってくる。ま
た、同じ日本国内においても東京と根室、長崎、那覇等
とでは経度、緯度の相違によりその方位角(AZ)およ
び方位磁石の磁北と真北との間の差を示す偏角が異な
る。
【0003】次に示す表1は放送衛星(BS)および日
本で使用されている通信衛星(CS)の各方位角AZを
一覧にして示したもので、上記各地における地上局の東
経をλr 、北緯をφr 、静止衛星の東経をλとした場
合、その方位角AZと緯度、経度との間には下記に示す
式(1)の関係がある。なお、表1のAZは式(1)に
従って計算されたものである。
【0004】
【表1】
【0005】
【数1】
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、これま
では、受信アンテナの向きを見ただけで、その受信アン
テナがBS用であるかCS用であるかを容易に判断する
のが難しく、殊に近年のように次々と通信衛星(CS)
が打上げられ、これらの通信衛星(CS)が4°ずつず
れた位相角を保って送信を行う状況下にあっては素人に
よる判別がなおさら難しい。
【0007】本考案の目的は、方位磁石の特性を利用
し、その方位盤に簡単な書き込み若しくは指針の付加を
行うだけで、容易に衛星の種類を判別することのできる
BS・CSアンテナ判別用方位磁石を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本考案は、磁北が記された方位盤と磁針とを有す
る方位磁石であって、前記方位盤上に放送衛星および通
信衛星の前記磁北にそれぞれ対応した方位角を示す表示
を設けたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本考案によれば、方位盤上に記された磁北に磁
針の北を示す極を一致させた状態に保つことにより、方
位盤上に示されたそれぞれの表示によって放送衛星およ
び通信衛星のその磁石を基準とした方位角を認知するこ
とができるので、衛星用アンテナの指向方向が、上記の
どの方位角と一致するかにより、BSおよびCSの種類
を容易に判別することができる。
【0010】
【実施例】以下に、図面を参照しつつ本考案の実施例を
具体的に説明する。
【0011】図1は本考案の一実施例を示す。ここで、
1は本考案にかかる方位磁石であり、2はその方位盤、
3は磁針であって、この図では磁針3が方位盤2上に記
された磁北(北極)Nを指した状態が示されている。な
お、本実施例は東京地区で使用されるに好適なように方
位盤2上に東京での各衛星の指向方位角を書き込んだも
のである。すなわち、4AはNHKの放送衛星(BS)
に対し、その真の方位角に方向が一致するよう真の方位
角から偏角の分が修正されて書き込まれたBS指向方位
表示である。同様にして、4BはCSのSAJAC(衛
星名称)に対する指向方位表示、4CはCSのJCSA
T(衛星名称)、4DはCSのスーパーバード(衛星名
称)に対するそれぞれ指向方位表示である(表1参
照)。
【0012】そこで、このように方位盤2に放送衛星B
Sおよび各種通信衛星CSの指向方位が表示された方位
磁石1を、例えばNHKの衛星放送受信契約を対象とす
る巡回員に携帯させて、パラボラウオッチングを行わせ
るようにすれば、巡回員にたとえパラボラアンテナに関
する高度の知識がなくとも、容易にBS放送受信の有無
を判断させることができる。すなわち、巡回員は屋外に
取付けられている指向性アンテナの近傍で携帯の方位磁
石1を利用してその磁針3を方位盤2上の磁北Nに合わ
せるようにした上、指向方位表示4A〜4Dのうち、ど
の方位表示の向きにそのアンテナが指向されているかを
確認するだけでよい。
【0013】かくしてその取付けられている例えばパラ
ボラアンテナが放送衛星受信用のものであるか、それと
も他の通信衛星受信用のものであるかを容易に判別する
ことが可能となる。また、上述したような例に限らず、
衛星用アンテナの取付けにあたって、その仰角は別とし
て、方位角に対する位置決めに本考案による方位磁石を
補助的に併用してもよい。
【0014】図2は本考案の他の実施例を示す。本例の
方位磁石11は、その方位盤12上における各衛星の指
向方位表示を非磁性体の補助針によって行うようにした
ものである。ここで、14A,14B,14Cおよび1
4Dはそれぞれ図1に示した指向方位表示4A,4B,
4Cおよび4Dに対応して設けられた指向方位表示用の
指針である。すなわち、本実施例は、これら指針14A
〜14Dを、その指向方位の修正が可能なようにして方
位盤12の中心の周りに仮固定するもので、指向方位は
先にも述べたようにパラボラアンテナ設置個所の経度、
緯度によって相違する。そこで、本実施例のように各衛
星別にその指向を示す指針14A〜14Dを修正可能と
することで、その使用地域に応じて各指向方向表示を容
易に修正して使用することができる。
【0015】なお、以上に述べた実施例では、BS・C
Sアンテナ判別用の特別な方位磁石として説明してきた
が、かかる方位磁石を一般の方位磁石として使用できる
ことはいうまでもなく、また、一般に市販されている方
位磁石において、その方位盤の周囲部なり方位盤自体に
衛星の種類等を書き込むだけでこれを流用することも可
能である。
【0016】
【考案の効果】以上説明してきたように、本考案によれ
ば、磁北が記された方位盤と磁針とを有する方位磁石で
あって、前記方位盤上に放送衛星および通信衛星の前記
磁北にそれぞれ対応した方位角を示す表示を設けたの
で、放送衛星や通信衛星にかかわる知識やその指向性ア
ンテナの取扱いに対する技倆の無い者でも、判別対象の
アンテナの方向(方位)が方位盤上に示された各衛星の
指向方位のうちのいずれであるかを調べるだけで、その
アンテナがBS用であるのかあるいはその他のCS用で
あるのか判別することができ、しかも特別な操作を必要
としないので、素人の誰にでも使用することができ、ま
た、コストもかからない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の構成を模式的に示す図で
ある。
【図2】本考案の第2実施例の構成を模式的に示す図で
ある。
【符号の説明】
1,11 方位磁石 2,12 方位盤 3 磁針 4A,4B,4C,4D 衛星の指向方位表示 14A,14B,14C,14D 衛星の指向方位表示
用指針

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁北が記された方位盤と磁針とを有する
    方位磁石であって、前記方位盤上に放送衛星および通信
    衛星の前記磁北にそれぞれ対応した方位角を示す表示を
    設けたことを特徴とするBS・CSアンテナ判別用方位
    磁石。
JP3014892U 1992-05-08 1992-05-08 Bs・csアンテナ判別用方位磁石 Expired - Lifetime JP2559014Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0590316U JPH0590316U (ja) 1993-12-10
JP2559014Y2 true JP2559014Y2 (ja) 1998-01-14

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