JP2558828Y2 - 超音波探触子 - Google Patents
超音波探触子Info
- Publication number
- JP2558828Y2 JP2558828Y2 JP1990062421U JP6242190U JP2558828Y2 JP 2558828 Y2 JP2558828 Y2 JP 2558828Y2 JP 1990062421 U JP1990062421 U JP 1990062421U JP 6242190 U JP6242190 U JP 6242190U JP 2558828 Y2 JP2558828 Y2 JP 2558828Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grip
- cable
- sensor housing
- ultrasonic probe
- sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は超音波探触子に関し、特に経膣スキャンに際
し、スキャン目的や空間的環境に関係なく最良の使い勝
手が得られるようにした超音波探触子に関するものであ
る。
し、スキャン目的や空間的環境に関係なく最良の使い勝
手が得られるようにした超音波探触子に関するものであ
る。
(従来の技術) 第4図は従来の経膣スキャンに用いられる曲げタイプ
の超音波探触子を示す構成図である。図において、1は
筒状部材の先端に設置されたセンサ部、2はグリップ、
3はケーブル、4は穿刺針である。グリップ2はセンサ
部1を有する筒状部材の軸に対して所定の角度をもって
(折り曲げて)取り付けられている。
の超音波探触子を示す構成図である。図において、1は
筒状部材の先端に設置されたセンサ部、2はグリップ、
3はケーブル、4は穿刺針である。グリップ2はセンサ
部1を有する筒状部材の軸に対して所定の角度をもって
(折り曲げて)取り付けられている。
この様な構成において、穿刺針の方向決めは、一方の
手でグリップ2を把持し、他方の手で穿刺針4の一端を
操作する方法で行われる。この穿刺針の方向決め操作は
グリップ2が上記筒状部材の軸に対して角度をもってい
るので、穿刺針を操作する手が他の手に邪魔されること
なく行うことができる。しかし、第6図に示すように被
検体5をベット6に載置した状態で、超音波探触子を所
望の位置に挿入しようとすると、グリップ2がベット6
の角や面(被検体が載置されている面)と接触するので
使いづらい。
手でグリップ2を把持し、他方の手で穿刺針4の一端を
操作する方法で行われる。この穿刺針の方向決め操作は
グリップ2が上記筒状部材の軸に対して角度をもってい
るので、穿刺針を操作する手が他の手に邪魔されること
なく行うことができる。しかし、第6図に示すように被
検体5をベット6に載置した状態で、超音波探触子を所
望の位置に挿入しようとすると、グリップ2がベット6
の角や面(被検体が載置されている面)と接触するので
使いづらい。
一方、第5図は同じ経膣スキャン用、特に胎児の発育
診察を目的に開発されたストレートタイプの超音波探触
子を示す構成図である。第5図において、各符号は第4
図のものと同一に扱われている。ストレートタイプの超
音波探触子は、グリップ2の軸をセンサ部1を有する筒
状部材の軸にほぼ一致させて一体化されているので、被
検体5が第6図に示すような状態でベット6に載置され
ていても、超音波探触子を所望の位置に挿入するにはな
んら支障がない。尚、胎児の発育診察の場合、穿刺針を
使用することがない(片手操作でスキャンが可能)の
で、穿刺の時のような両手による操作性のことを考慮す
る必要がない。
診察を目的に開発されたストレートタイプの超音波探触
子を示す構成図である。第5図において、各符号は第4
図のものと同一に扱われている。ストレートタイプの超
音波探触子は、グリップ2の軸をセンサ部1を有する筒
状部材の軸にほぼ一致させて一体化されているので、被
検体5が第6図に示すような状態でベット6に載置され
ていても、超音波探触子を所望の位置に挿入するにはな
んら支障がない。尚、胎児の発育診察の場合、穿刺針を
使用することがない(片手操作でスキャンが可能)の
で、穿刺の時のような両手による操作性のことを考慮す
る必要がない。
(考案が解決しようとする課題) 上記のように、従来の超音波探触子にあっては、経膣
スキャン目的や空間的環境に合わせてタイプの異なる超
音波探触子を選択する必要があったので、常に異なるタ
イプの超音波探触子を用意しなければならないうえに、
より良い使い勝手を得るために超音波探触子を取替えを
伴うなど煩わしいと言う問題があった。
スキャン目的や空間的環境に合わせてタイプの異なる超
音波探触子を選択する必要があったので、常に異なるタ
イプの超音波探触子を用意しなければならないうえに、
より良い使い勝手を得るために超音波探触子を取替えを
伴うなど煩わしいと言う問題があった。
本考案は上記の問題点に鑑みてなされたもので、その
目的は、スキャン目的や空間的環境に関係なく最良の使
い勝手が得られるようにした超音波探触子を実現するこ
とにある。
目的は、スキャン目的や空間的環境に関係なく最良の使
い勝手が得られるようにした超音波探触子を実現するこ
とにある。
(課題を解決するための手段) 前記した問題点を解決する本考案は、センサ部を有す
るセンサハウジングと、該ハウジングの非センサ部側と
結合し、かつハウジングの軸に対して任意の角度をもっ
て固定されるグリップとで構成されることを特徴とする
ものである。
るセンサハウジングと、該ハウジングの非センサ部側と
結合し、かつハウジングの軸に対して任意の角度をもっ
て固定されるグリップとで構成されることを特徴とする
ものである。
(作用) グリップはセンサハウジングの軸に対して任意の角度
で固定される。従って、曲がりタイプ又はストレートタ
イプの超音波探触子を容易に構成することができるの
で、スキャン目的や空間的環境に関係なく最良の使い勝
手を実現することができる。
で固定される。従って、曲がりタイプ又はストレートタ
イプの超音波探触子を容易に構成することができるの
で、スキャン目的や空間的環境に関係なく最良の使い勝
手を実現することができる。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明す
る。
る。
第1図は本考案の一実施例を示す構成図である。第1
図において、第4図と同一符号は同じ意味なのでここで
の説明は省略する。11はセンサ部を有するセンサハウジ
ング、12はグリップである。センサハウジング11の非セ
ンサ側にはネジ貫通用穴13が設けられ、この穴を中心と
した放射方向に複数の凸部14(高さが僅かで、例えば0.
5mm程度)が個々に所定の間隔(隣り合う凸部と穴の中
心とが成す角度が所定値を有する)をもって設けられて
いる。グリップ12はグリップ正面図第2図(イ)及びグ
リップ平面図第2図(ロ)に示すようにU字溝タイプの
構成を成しており、U字溝の内壁の両側に複数のケーブ
ル押さえ15と、センサハウジング結合側にネジ貫通穴16
及び溝17設けられている。このグリップ12はセンサハウ
ジング11の非センサ部側を挾み込むようにして結合し、
ネジ貫通穴14及び16を貫通する締結用ネジ18によってセ
ンサハウジング11と一体化される。このとき溝17は凸部
14と結合し、ケーブル3はグリップ12のU字溝中にあっ
てケーブル押さえ15により所定の位置に設置されいる。
図において、第4図と同一符号は同じ意味なのでここで
の説明は省略する。11はセンサ部を有するセンサハウジ
ング、12はグリップである。センサハウジング11の非セ
ンサ側にはネジ貫通用穴13が設けられ、この穴を中心と
した放射方向に複数の凸部14(高さが僅かで、例えば0.
5mm程度)が個々に所定の間隔(隣り合う凸部と穴の中
心とが成す角度が所定値を有する)をもって設けられて
いる。グリップ12はグリップ正面図第2図(イ)及びグ
リップ平面図第2図(ロ)に示すようにU字溝タイプの
構成を成しており、U字溝の内壁の両側に複数のケーブ
ル押さえ15と、センサハウジング結合側にネジ貫通穴16
及び溝17設けられている。このグリップ12はセンサハウ
ジング11の非センサ部側を挾み込むようにして結合し、
ネジ貫通穴14及び16を貫通する締結用ネジ18によってセ
ンサハウジング11と一体化される。このとき溝17は凸部
14と結合し、ケーブル3はグリップ12のU字溝中にあっ
てケーブル押さえ15により所定の位置に設置されいる。
上記の構成において、締結用ネジ18を緩めることによ
りグリップ12を第1図に示す矢印19の方向で回転操作す
ることができる。このときグリップ12は凸部14と溝17の
結合に従ってステップ的に回転する。一方、締結用ネジ
18を締めることによりグリップ12はセンサハウジング11
に固定される。従って、グリップ12をセンサハウジング
11の軸に対して所望の角度で曲げた構成、又は該軸と同
じ方向で固定することができる。
りグリップ12を第1図に示す矢印19の方向で回転操作す
ることができる。このときグリップ12は凸部14と溝17の
結合に従ってステップ的に回転する。一方、締結用ネジ
18を締めることによりグリップ12はセンサハウジング11
に固定される。従って、グリップ12をセンサハウジング
11の軸に対して所望の角度で曲げた構成、又は該軸と同
じ方向で固定することができる。
尚、本考案は上記実施例に限定されるものではない。
例えば第3図に示すようにセンサハウジング20の側壁に
グリップ結合用穴21を設け、この穴に結合する結合部22
を有するグリップ23を備えるものであってもよい。この
場合、結合部22がグリップの軸に対して異なる方向を有
する複数のグリップを用意して、その取替えを行うよう
にすれば、グリップの取り付け角度をセンサハウジング
の軸に対していろいろ変えることができ、グリップを使
用しない構成ではストレートタイプの超音波探触子とし
ても使用することができる。
例えば第3図に示すようにセンサハウジング20の側壁に
グリップ結合用穴21を設け、この穴に結合する結合部22
を有するグリップ23を備えるものであってもよい。この
場合、結合部22がグリップの軸に対して異なる方向を有
する複数のグリップを用意して、その取替えを行うよう
にすれば、グリップの取り付け角度をセンサハウジング
の軸に対していろいろ変えることができ、グリップを使
用しない構成ではストレートタイプの超音波探触子とし
ても使用することができる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、グリップをセ
ンサハウジングの軸に対して適度に曲げた構成、又は該
軸と同じ方向の構成が実現できるので、スキャン目的や
空間的環境に関係なく最良の使い勝手が得ることができ
る。
ンサハウジングの軸に対して適度に曲げた構成、又は該
軸と同じ方向の構成が実現できるので、スキャン目的や
空間的環境に関係なく最良の使い勝手が得ることができ
る。
第1図は本考案の一実施例を示す構成図、第2図は本考
案の一実施例におけるグリップの正面図及び平面図、第
3図は本考案の他の実施例を示す構成図、第4図及び第
5図は従来例を示す構成図、第6図は被検体の載置状態
の説明図である。 1…センサ部、3…ケーブル 4…穿刺針、5…被検体 6…ベット、14…凸部 15…ケーブル押さえ、17…溝 2,12,23…グリップ 13,16…貫通穴 11、20…センサハウジング
案の一実施例におけるグリップの正面図及び平面図、第
3図は本考案の他の実施例を示す構成図、第4図及び第
5図は従来例を示す構成図、第6図は被検体の載置状態
の説明図である。 1…センサ部、3…ケーブル 4…穿刺針、5…被検体 6…ベット、14…凸部 15…ケーブル押さえ、17…溝 2,12,23…グリップ 13,16…貫通穴 11、20…センサハウジング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−259846(JP,A) 特開 昭63−230153(JP,A) 特開 昭56−152635(JP,A) 特開 平1−269861(JP,A) 実開 昭57−193812(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】超音波を送信又は受信する超音波探触子で
あって、 センサ部を収容しているとともに超音波の送信信号又は
受信信号を伝送するケーブルが接続されているセンサハ
ウジングと、 使用者の手で把持されるべきグリップであって、前記ケ
ーブルが通るケーブル用溝と前記ケーブル用溝の内壁に
前記ケーブルを固定するためのケーブル押さえとを有し
ているグリップと、 前記センサハウジングと前記グリップとを結合する締結
ネジとを備えており、 前記センサハウジング及び前記グリップには、前記締結
ネジが貫通しているネジ貫通用孔が設けられており、 前記ネジ貫通用孔に貫通している前記締結ネジを締める
ことにより、前記センサハウジングにおける長手方向の
軸に対して任意の角度で前記グリップを固定するととも
に前記ケーブル押さえで前記ケーブルを固定することを
特徴とする超音波探触子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990062421U JP2558828Y2 (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 超音波探触子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990062421U JP2558828Y2 (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 超音波探触子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0420305U JPH0420305U (ja) | 1992-02-20 |
JP2558828Y2 true JP2558828Y2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=31591554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990062421U Expired - Lifetime JP2558828Y2 (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 超音波探触子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2558828Y2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56152635A (en) * | 1980-04-28 | 1981-11-26 | Olympus Optical Co | Ultrasonic diagnosis apparatus |
JPS57193812U (ja) * | 1981-06-05 | 1982-12-08 | ||
JPS63230153A (ja) * | 1987-03-20 | 1988-09-26 | 富士通株式会社 | 超音波診断装置用ブロ−ブ |
JPH01259846A (ja) * | 1988-04-11 | 1989-10-17 | Hitachi Ltd | 超音波プローブ |
JP2653368B2 (ja) * | 1988-04-21 | 1997-09-17 | 工業技術院長 | 太陽熱調理器 |
-
1990
- 1990-06-13 JP JP1990062421U patent/JP2558828Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0420305U (ja) | 1992-02-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |