JP2558675B2 - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

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JP2558675B2 JP62022166A JP2216687A JP2558675B2 JP 2558675 B2 JP2558675 B2 JP 2558675B2 JP 62022166 A JP62022166 A JP 62022166A JP 2216687 A JP2216687 A JP 2216687A JP 2558675 B2 JP2558675 B2 JP 2558675B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は毛髪の保湿および破損防止を目的とする毛髪
化粧料に関し、特に毛髪化粧料成分の吸着性を改善して
毛髪に対するリンス効果、毛髪表面保護効果を向上させ
た毛髪化粧料に係る。
〔従来の技術およびその問題点〕 従来の毛髪化粧料では、毛髪に柔軟性および滑沢性を
与え、また毛髪の帯電を防止するための有効成分とし
て、アルキルトリメチルアンモニウムクロライド、ジア
ルキルジメチルアンモニウムクロライド等の第4級アン
モニウム塩が用いられている。また、その性能を補うた
めに高級アルコールに代表される油脂類を配合するのが
一般的である。
しかし、この従来の毛髪化粧料は第4級アンモニウム
塩の吸着性が乏しく、その効果は充分満足すべきもので
はなかった。このため、近年はパーマ、ヘアカラー、ド
ライヤー等の普及により毛髪の破損を受けやすい環境に
あるにもかかわらず、上記従来の毛髪化粧料では破損を
防止する効果が低いという問題点があった。
そこで、毛髪表面の保護剤としてセルロース系、ケラ
チン系、ビニル系重合体等の種々の高分子を併用するこ
とにより、破損防止効果の改善を図った毛髪化粧料も数
多提案されているが、何れにおいても満足できる効果は
得られていない。その原因は、高分子が凝集剤または増
粘剤的に作用するため、毛髪表面に均一に吸着し得るよ
うな微細粒子の分散液として供給できないことによると
考えられる。
以上の理由により、従来の毛髪化粧料は、上記成分に
加えて更にポリシロキサン、ピロリドンカルボン酸ソー
ダ等の保湿付与剤を配合し、仕上りの向上を図る必要が
あった。
しかしながら、ドライヤー使用のように特に激しい条
件下では、破損防止性及び保湿性を共に充分満足できる
効果は、何れの化粧料においても得られていない。
上記事情に鑑み、本発明は毛髪化粧料成分の吸着性を
改善することにより、毛髪に対するリンス効果および毛
髪表面保護効果を向上させ、保湿および損傷防止剤とし
て優れた毛髪化粧料を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明による毛髪化粧料は、陽イオン部として第4級
アンモニウム、対イオンとして重合性陰イオンを有する
界面活性剤モノマー小胞体を重合してなる高分子小胞体
を含むことを特徴とするものである。
上記のように、本発明では従来主成分として用いられ
ている4級アンモニウム塩、並びに保護剤として用いら
れてきた高分子を毛髪表面に均一にかつ効率よく吸着さ
せ、所期の優れた特性を得るために次のような手段を採
用した。即ち、対イオンとして重合性陰イオンを導入し
た4級アンモニウム型界面活性剤の微細な小胞体を調製
し、その表面で対イオンを重合せしめることにより、4
級アンモニウム塩と高分子をその構造中に合せ持った微
細な高分子小胞体とし、この高分子小胞体の持つ優れた
毛髪表面保護効果および保湿効果を応用するものであ
る。
本発明の高分子小胞体を形成する界面活性剤として
は、陽イオン部が長鎖の二鎖型で、対イオンン部に重合
性陰イオンを有する下記の一般式(1)に示される4級
アンモニウム塩が用いられる。
(但し、式中R1は炭素数8〜32の直鎖状または分岐状の
アルキル基またはアルキルアリール基、R2は炭素数2〜
3のアルキル基、nは0〜5の整数、R3は炭素数1〜4
のアルキル基または−(OR2)nHを表す。また、対イオンA
-は重合性基を有する有機酸系陰イオンを表わす。) 一般式(1)中の対イオン部A-は重合性を有する有機
酸系イオンであり、例えばカルボン酸系ではアクリル
酸、メタクリル酸等が、硫酸系陰イオンではビニルスル
ホン酸,スチレンスルホン酸,2−アクリルアミド−2−
メチルプロパンスルホン酸等が用いられる。このうち、
好ましくはカルボン酸系のアクリル酸、メタクリル酸
等、更に好ましくはメタクリル酸が用いられる。
一般式(1)に示される高分子小胞体形成能を有する
第4級アンモニウム塩モノマーの合成は、ハロゲン化第
4級アンモニウム塩のハロゲンイオンを、イオン交換樹
脂を用いたイオン交換により重合性基を有する有機酸系
陰イオンに交換する方法(J.Am.Chem.Soc.,106,2446-24
47(1984),J.Am.Chem.Soc.,108,2321-2327(1986))
を用いることができる。また、有機酸のアルカリ金属塩
とハロゲン化第4級アンモニウム塩とから、脱塩法によ
りハロゲン化アルカリ金属塩を除去する方法を用いても
よい。
本発明の高分子小胞体は、特許請求の範囲第(2)項
記載の第4級アンモニウム塩型界面活性剤の小胞体を調
製した後に重合せしめるものであり、その小胞体分散液
の調製は超音波処理にて行われる。処理時の温度は50℃
以上、界面活性剤の濃度は0.1〜5重量%が望ましい。
本発明の高分子小胞体を得るための重合方法は、従来
使用されている光重合法(J.Am.Chem.Soc.,106,2446-24
47(1984),J.Am.Chem.Soc.,108,2321-2327(1986))
または熱重合法の両者が可能である。
光重合の場合、照射する光の光源として低圧水銀灯
(波長254mm)を使用する方法、高圧水銀灯(波長360m
m)を使用する方法、及び光増感剤を添加して高圧水銀
灯を使用する方法が可能である。また照射方法も、内部
照射法、外部照射法の両者が可能である。
熱重合の場合に使用可能なラジカル開始剤としては、
水溶性のものでは過硫酸塩,2−カルバモイルアゾ−イソ
ブチロニトリル,2,2′−アゾビス(N,N′−ジメチレン
イソブチルアミジン)ジハイドロクロライド,2,2′−ア
ゾビス(2−アミジノプロパン)ジハイドロクロライ
ド,4,4′−アゾビス(4−シアノペンタノイックアミ
ド)等がある。また、油溶性のものでは2,2′−アゾビ
ス(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレノニトリル),2,
2′−アゾビス(2,4−ジメチルバレノニトリル),(1
−フェニルエチル)アゾジフェニルメタン,2,2′−アゾ
ビスイソブチロニトリル,ジメチル−2,2′−アゾビス
イソブチレイト,2,2′−アゾビス(2−メチルブチロニ
トリル),1,1′−アゾビス(1−シクロヘキサンカルボ
ニニトリル)等がある。重合反応温度は、60〜90℃が望
ましく、5〜6時間にて高い重合率を得ることができ
る。
上記のようにして重合された高分子小胞体の粒径は、
好ましくは1000〜10nm,更に好ましくは、200〜10nmであ
る。また、小胞体中での重合度は好ましくは600〜2,更
に好ましくは400〜2である。
〔作用〕
上記の高分子小胞体からなる本発明の毛髪化粧料が、
従来の毛髪化粧料より優れた性能を示す理由は下記のよ
うに考えられる。
本発明においては、微細化された二分子膜小胞体中で
対イオン部が重合されるために、小胞体は微細で均一な
二分子膜−高分子複合体構造となる。また、重合により
生成した高分子鎖が、従来の第4級アンモニウム塩の小
胞体や重合前の小胞体と較べてより疎水的な表面を形成
し、毛髪のような疎水性表面を対する親和性を向上させ
る。しかも、重合後も微細な形状を保持しているため、
毛髪表面に対して効率よく吸着できる結果、毛髪を二分
子膜−高分子複合体で広く覆って保護することができ
る。
これに対し、従来のカチオン性第4級アンモニウム塩
とアニオン性高分子を混合することによっても複合体を
形成し得るが、アニオン性高分子が凝集剤的に働くた
め、一部しか複合体を形成していない大きな粒子とな
る。このため毛髪への吸着は不均一となり、その保護効
果も低い。
因みに、本発明の高分子小胞体と、従来の4級アンモ
ニウム塩及びアニオン性高分子の混合物の両者につい
て、毛髪表面での吸着状態を走査電子顕微鏡で比較観察
したところ、次のような結果が得られた。即ち、本発明
の高分子小胞体が吸着した表面は微粒子に均一に覆わ
れ、キューティクルの模様が不明瞭となっていた。一
方、従来の混合物を吸着した表面には凝集した大きな粒
子が吸着した部分と、まったく吸着していない部分が観
察された。
これらの結果から、本発明による高分子小胞体は効率
のよい吸着性と均一な複合体構造を有するため、毛髪表
面を保護する効果が従来の毛髪化粧料より高く、ドライ
ヤーを使用するような熱処理時においても優れた保湿効
果、損傷防止効果を発現するものと思われる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、均一な二分子膜−高分子複合体構造
を有する微細な高分子小胞体からなり、その優れた吸着
性によって高い毛髪表面保護効果を有するために、優れ
た保湿効果、損傷防止効果を発現する毛髪化粧料を提供
することができる。
〔実施例〕
以下、実施例に基づいて本発明による毛髪化粧料の効
果を具体的に説明する。なお、本発明はこれら実施例に
限定されるものではない。
実施例1 出発物質である第4級アンモニウム塩として、ジステ
アリルジメチルアンモニウムクロライド(LACO社製,ア
ーカード2HT-75)をアセトンから再結晶したものを用い
た。このジステアリルジメチルアンモニウムクロライド
は、実際には炭素数18の直鎖アルキル基を70%,炭素数
16の直鎖アルキル基を30%含むものである。
陰イオン交換樹脂アンバーリストA−27(オルガノ社
製)をカラムに充満し、メタクリル酸(純正化学(株)
製)のメタノール溶液を通過させて、メタクリレート型
イオン交換樹脂とした。次に前記ジステアリルジメチル
アンモニウムクロライドのメタノール溶液を通過させて
その対イオンを交換し、溶媒であるメタノールを濃縮し
た後にアセトンから再結晶させることにより、対イオン
部にメタクリレートが導入された重合性第4級アンモニ
ウム界面活性剤2HTメタクリレートの白色結晶を得た。
この2HTメタクリレート5gと水250gをエルレインマイ
ヤーフラスコにとって密栓をし、湯浴型超音波処理装置
(BRANSONIC社製,521型)を用いて、70〜80℃に加熱し
ながら2〜4時間超音波処理を行うことにより、小胞体
分散液を得た。この分散液の二分子膜小胞体構造は、凍
結割断レプリカ法による透過型電子顕微鏡(日立H−60
0型)観察より確認した。
以上のようにして調製した小胞体分散液250mlを反応
容器に取り、低圧水銀灯(理工科学産業(株)製,UVL-3
2LB型,32W,波長254nm)を用いた内部照射法にて重合を
行った。NMRを用いることにより、オレフィンプロトン
ピークとメタクリレートメチルプロトンピークの消失を
追跡したところ、重合反応は6時間で完全に終了した。
この重合反応により、サブミクロンサイザー(BROOKHAV
EN社製,B1-90型)で測定した粒径が67nm、重合度が30〜
4を主分布とする高分子小胞体分散液が得られた。
実施例2 実施例1で用いたジステアリルジメチルアンモニウム
クロライド(LACO社製,アーカード2HT-75)の再結晶品
と、メタクリル酸カリウム(和光純薬工業(株)製)と
を50℃のメタノール中で5時間加熱攪拌させ、過剰のメ
タクリル酸カリウムを濾過した後、メタノールを濃縮乾
燥することにより固化させた。その固化物を二塩化メチ
レンに溶解し、不溶の塩化カリウムを濾去した後に二塩
化メチレン塩を留去する。得られた白色固体をアセトン
中から再結晶することにより、対イオン部にメタクリレ
ートが導入された2HTメタクリレートの白色固体を得
た。
この2HTメタクリレート5gと水250gをエルレインマイ
ヤーフラスコに取り、実施例1と同じ超音波処理と光重
合を行った。得られた高分子小胞体分散液は、実施例1
と同じサブミクロンサイザーで測定した粒径が74nm,重
合度は26〜4であった。
上記実施例1,2で得られた高分子小胞体を用いた本発
明の毛髪化粧料の効果を具体的に評価するために、下記
の比較例1〜3による毛髪化粧料を調製した。これら比
較例は、従来技術、または本発明の構成を一部欠いた構
成からなる。
比較例1 実施例1で用いたジステアリルジメチルアンモニウム
クロライド5g及び水250gとをエルレインマイヤーフラス
コに取り、実施例1と同様の超音波処理を行なうことに
より、比較例小胞体分散液を得た。
比較例2 実施例2と同じメタクリル酸カリウムの5%水溶液
を、過硫酸アンモニウムを開始剤として熱重合させるこ
とによりポリメタクリル酸カリウムとした。
得られたピリメタクリル酸カリウムの水溶液を、比較
例1の小胞体分散液に添加した。添加料は、小胞体分散
液に対してメタクリル酸ユニットが等モルとなる量であ
る。続いて、これを実施例1と同じ超音波処理装置で50
℃,30分処理することにより、比較例混合物分散液を得
た。
比較例3 実施例1で得られた2HTメタクリレート5gと、水250g
とをエルレイマイヤーフラスコに取り、これに実施例1
と同様の超音波処理を施すことにより比較例小胞体分散
液を得た。
実施例1,2及び比較例1,2,3の夫々について、吸着性、
ドライヤー使用時の水分保持率、毛先のばさつきのな
さ、櫛通り荷重、毛髪にあたえる滑沢性と耐摩擦性を評
価したところ、下記第1表に示す結果が得られた。
[評価法] 1.吸着性 毛束3gをα−オレフィンスルホン酸ナトリウム1wt%
水溶液でよく洗浄し、流水ですすいだ後、0.2wt%の小
胞体分散液50ml中に浸漬し、40℃で30分間放置して、小
胞体を毛髪に吸着させた。毛束を引上げ、付着水をよく
絞り取り、液中に残存する小胞体の量を測定して、試験
前の小胞体濃度から差し引き、毛髪への小胞体付着量と
した。
2.水分保持率 30cmの毛束10gをブリーチ処理後、α−オレフィンス
ルホン酸ナトリウム1wt%水溶液でよく洗浄し、流水で
すすぎ、タオルドライした。次いで、この毛束に1wt%
の小胞体分散液2mlを均一に塗布し、水ですすぎ、再び
タオルドライした。
この毛束に10cm離れた位置からドライヤーを10分間あ
てて乾燥させた後の重量(W1)を測定した。更に、90℃
で減圧乾燥した後の毛束の重量(W2)を測定し、次式に
より水分保持率を求めた。
水分保持率(%)=[(W1−W2)/W2]×100 W1:ドライヤーによる乾燥後の毛束の重量 W1:90℃で減圧乾燥後の毛束の重量 3.毛先のぱさつきのなさ 上述の水分保持率の測定の場合と同様の方法(但し、
ブリーチ処理せず)により、ドライヤー乾燥までの処理
を行った後、7回櫛通しした。
これらの操作を6回繰り返した後、一対比較による毛
先のぱさつきのなさを官能評価により次に示す評点に基
づき評価した。
即ち、シエッフェの一対比較において、ジステアリル
ジメチルアンモニウムクロライド(2HT)単品でのα値
を評点3とし、未処理毛でのα値を評点1として、これ
ら2者のα値と評点との関係をもとにして、α値から評
点を求めた。
4.ヘアフライ 上述のぱさつきのなさの評価を用いた毛束を櫛通しし
て、毛束のすその広がった長さを測定した。
5.櫛通し荷重 上述のヘアフライの評価に用いた毛束をストレインゲ
ージに吊し、テンシロンメーターに固定した櫛を4cm/mi
nの速度で通した時に、毛束にかかる荷重を測定した。
6.滑沢性 25cmの長さの50本の毛束を作ってシャンプー処理を行
い、タオルドライの後、1wt%の小胞体分散液5mlに40℃
で5分間浸漬した。その後、水ですすぎ、25℃、65%RH
の雰囲気中で乾燥した。
この毛束について、2.5rpmの回転速度で回転させた時
の静摩擦係数により、滑沢性を評価した。
7.耐摩擦性 滑沢性の測定の場合と同様に処理した毛束について、
50rpmの回転速度で回転させた時の摩擦係数により、耐
摩擦性を評価した。
上記の結果から、次のことが明らかである。
第一に、実施例1,2の本発明による高分子小胞体分散
液は、比較例1,3の小胞体分散液より毛髪に対する吸着
率がはるか高く、吸着性に優れている。
第二に、各分散液を用いて毛束のリンス処理を行な
い、ドライヤーで10分間乾燥したとき、実施例1,2の高
分子小胞体で処理した毛束は水分保持率が最も高い。ま
た毛束に対してリンス処理、ドライヤー乾燥、ブラッシ
ングを繰返し施した場合、損傷や水分の減少による毛先
のぱさつき及びヘアフライを押える効果も、本発明によ
る実施例1,2の高分子小胞体が最も高い。実際に櫛を通
す時にかかる加重値も、実施例1,2の高分子小胞体で処
理した毛束が最も小さく、損傷やぱさつきが小さい。
第三に、各分散液で処理した毛髪表面の摩擦係数は実
施例1,2の高分子小胞体が最も小さく、滑沢性に優れる
と共にそれを保持する耐摩耗性もあり、毛髪表面を保護
する効果が高い。
以上のように、実施例1,2の分散液を用いた場合の方
が、何れの評価方法においても優れた保湿効果、損傷防
止効果が付与されることが明らかとなった。
次に、下記の実施例も加えて、本発明における毛髪化
粧料の効果を評価した。
実施例3 実施例2の脱塩法で得られた2HTメタクリレート4gと
水400gに対し、実施例1と同じ超音波処理を施すことに
より小胞体分散液を調製した。これを反応容器に取り、
高圧水銀灯(理工産業(株)製、UVL-400HA型、400W、
波長360nm)を用いた内部照射法で13時間光重合を行な
った。このとき、2,2−アゾビスイソブチロニトリル50m
Mを光増感剤として添加した。得られた高分子小胞体
は、実施例1と同じサブミクロンサイザーで測定した粒
径は78nm、重合度の主な分布は80〜2の範囲であった。
実施例4 実施例2の脱塩法にて得られた2HTメタクリレート4g
と、水200gとをエルレンマイヤーフラスコに取り、実施
例1と同じ超音波処理を行なって小胞体分散液を調製し
た。これをガラス製の4つ口セパラブル反応フラスコに
移し、ラジカル開始剤として2,2′−アゾビス(2−ア
ミジノプロパン)ジヒドロクロライド0.6gを3回に分け
て添加し、N2気流下60℃で6時間加熱攪拌して熱重合を
行なった。得られた高分子小胞体は、実施例1と同じサ
ブミクロンサイザイーで測定した粒径が84nm、重合度が
150〜2であった。
実施例5 実施例2の脱塩法にて得られた2HTメタクリレート2g
と、水200gとをエルレンマイヤーフラスコに取り、実施
例1と同じ超音波処理を行なって小胞体分散液を調製し
た。これを実施例4と同じ反応フラスコに移し、ラジカ
ル開始剤として2,2′−アゾビスイソブチロニトリル1g
を2回に分けて添加し、N2気流下90℃で5時間熱重合を
行なった。得られた高分子小胞体分散液は、実施例1と
同じサブミクロンサイザイーで測定した粒径が67nm、重
合度が20〜2であった。
上記実施例3〜5に対する比較例を、下記の比較例4,
5に示す。
比較例4 実施例2と同じ2HTメタクリレート5gと、水250mlとを
エルレンマイヤーフラスコに取り、80℃で加熱攪拌して
小胞体分散液とし、実施例1と同様にして光重合を行な
った。得られた高分子小胞体分散液は粘稠で、サブミク
ロンサイザーで測定した粒径が3000nm、重合度は120〜
2であった。
比較例5 比較例4と同様にして得た小胞体分散液を、実施例4
と同様にして熱重合を行なった。得られた高分子小胞体
分散液はゲル状になり、サブミクロンサイザーによる粒
径が5000nm、重合度が700〜2であった。
上記比較例4,5並びに実施例3〜5の高分子小胞体の
夫々を用いて毛髪を処理し、処理後の毛髪を比較したと
ころ、実施例3〜5の方が、高い保湿効果および損傷防
止効果を有していた。この結果から、本発明による毛髪
化粧料において、高分子小胞体の粒径と重合度に至適範
囲が存在することが明らかとなった。
次に、本発明による毛髪化粧料の内、既述の実施例で
述べた2HTメタクリレートからなる高分子小胞体以外の
実施例を示す。
実施例6 出発物質の第4級アンモニウム塩として、2本のアル
キル鎖が直鎖で且つ炭素数12のジドデシルジメチルアン
モニウムブロマイド(相互薬工(株)製)を用い、実施
例2と同じ脱塩法によって、対イオン部にメタクリレー
トが導入されたジドデシルジメチルアンモニウムメタク
リレートを得た。このジドデシルジメチルアンモニウム
メタクリレート1g及び水100gをエルレンマイヤーフラス
コに取り、実施例1と同様にして小胞体分散液を調製し
た。更に、実施例1と同様の光重合を行なったところ、
得られた高分子小胞体はサブミクロンサイザイーで測定
した粒径が21nm、重合度は15〜2であった。
実施例7 出発物質の第4級アンモニウム塩として、2本のアル
キル鎖が直鎖で且つ炭素数14のジテトラデシルジメチル
アンモニウムブロマイド(相互薬工(株)製)を用い、
実施例2と同じ脱塩法によって、対イオン部にメタクリ
レートが導入されたジテトラデシルジメチルアンモニウ
ムメタクリレートを得た。その後、実施例6と同様にし
てジテトラデシルジメチルアンモニウムメタクリレート
よりなる高分子小胞体を調製した。得られた高分子小胞
体は、サブミクロンサイザーによる粒径が34nm、重合度
は15〜2であった。
実施例8 出発物質の第4級アンモニウム塩として、2本のアルキ
ル鎖が直鎖で且つ炭素数16のジヘキサデシルジメチルア
ンモニウムブロマイド(相互薬工(株)製)を用い、実
施例2と同じ脱塩法によって、対イオン部にメタクリレ
ートが導入されたジヘキサデシルジメチルアンモニウム
メタクリレートを得た。その後、実施例6と同様な方法
で調製されたジヘキサデシルジメチルアンモニウムメタ
クリレートよりなる高分子小胞体は、サブミクロンサイ
ザーで測定した粒径が46nm、重合度が15〜2であった。
実施例9 出発物質の第4級アンモニウム塩として、2本のアルキ
ル鎖が直鎖で且つ炭素数18のジオクタデシルジメチルア
ンモニウムクロライド(東京化成工業(株)製)を用
い、実施例2と同じ脱塩法によって、対イオン部にメタ
クリレートが導入されたジオクタデシルジメチルアンモ
ニウムメタクリレートを得た。引続き、実施例6と同様
の方法で調製したジオクタデシルジメチルアンオニウム
メタクリレートからなる高分子小胞体は、サブミクロン
サイザーで測定した粒径が46nm、重合度は15〜2であっ
た。
実施例10 実施例1と同じイオン交換樹脂を充填したカラムに、
アクリル酸のメタノール溶液を通過させてアクリレート
型イオン交換樹脂とした。次に、実施例1と同じジステ
アリルジメチルアンモニウムクロライドのメタノール溶
液を通過させ、実施例1と同様の操作を行なって、対イ
オン部にアクリレートが導入された重合性第4級アンモ
ニウム界面活性剤2HTアクリレートを得た。この2HTアク
リレート5g及び水250gをエルレンマイヤーフラスコに取
り、実施例1と同様な超音波処理および光重合を行なっ
て高分子小胞体分散液とした。この高分子小胞体は、サ
ブミクロンサイザーで測定した粒径が40nm、重合度が10
〜2であった。
実施例11 実施例1と同じイオン交換樹脂を充填したカラムに、
2−アクリルアミド−2′−メチルプロパンスルフォン
酸(東京化成工業(株)製、以下AMPSと略す)を通過さ
せてAMPS型イオン交換樹脂とし、溶媒を水からメタノー
ルに置換した。次に、実施例1と同じジステアリルジメ
チルアンモニウムクロライドのメタノール溶液を通過さ
せ、対イオン部にAMPSが導入された重合性第4級アンモ
ニウム界面活性剤2HTAMPSを得た。この2HTAMPS 5gと水2
50gとをエルレンマイヤーフラスコに取り、実施例1と
同様の超音波処理と光重合を行なって高分子小胞体分散
液とした。この高分子小胞体は、サブミクロンサイザー
で測定した粒径が82nm、重合度は110〜2であった。
以上、実施例6〜11の本発明による毛髪化粧料の何れ
においても、優れた保湿効果および損傷防止効果が認め
られた。
ここで、実施例2の本発明による高分子小胞体分散液
を用い、毛髪化粧料での主な配合成分である高級アルコ
ール、ノニオン活性剤および油分を配合した場合の配合
性および効果を検討した。
〈配合例1〉 重量% 高分子小胞体分散液 60 セトステアリルアルコール 3 5ステアリルエーテル 2 プロピレングリコール 5 水 バランス 〈配合例2〉 重量% 高分子小胞体分散液 45 セトステアリルアルコール 5 モノステアリン酸グリセリンエステル 0.5 セスキオレイン酸ソルビタン 0.5 グリセリン 10 水 バランス 〈配合例3〉 重量% 高分子小胞体分散液 75 セトステアリルアルコール 7 ラウリル酸モノエタノールアミド 1 プロピレングリコール 5 ワセリン 2 水 バランス 上記配合例1〜3を用いた何れにおいても、本発明の
毛髪化粧料による優れた保湿効果と損傷防止効果が付与
された。なお、各成分の種類および配合比率は、上記配
合例に限られるものではない。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】陽イオン部として第4級アンモニウム、対
    イオンとして重合性陰イオンを有する界面活性剤からな
    る小胞体を重合してなる高分子小胞体を含むことを特徴
    とする毛髪化粧料。
  2. 【請求項2】前記重合性陰イオンを有する界面活性剤
    が、下記の一般式に示すものであることを特徴とする特
    許請求の範囲第(1)項記載の毛髪化粧料。 (但し、式中R1は炭素数8〜32の直鎖状または分岐状の
    アルキル基またはアルキルアリール基、R2は炭素数2〜
    3のアルキル基、nは0〜5の整数、R3は炭素数1〜4
    のアルキル基または−(OR2)nHを表す。また、対イオンA
    -は重合性基を有する有機酸系陰イオンを表わす。)
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