JP2014094899A - 毛髪化粧料 - Google Patents

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弘之 田邉
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Abstract

【課題】
本発明は毛髪の手触りがよく、指どおりとやわらかさに優れた質感を付与する毛髪用化粧料の提供。
【解決手段】
本発明における毛髪化粧料は、次の成分(A)を含有する事を特徴とする毛髪化粧料である。
(A)一般式(1)
【化1】

式中R1は炭素数12〜22のアルキル基又はヒドロキシアルキル基又はフェニル基又はベンジル基を示し、R2は炭素数12〜22のアルキル基又はヒドロキシアルキル基を示し、nは1〜3の整数を示す
【選択図】なし

Description

本発明は毛髪用化粧料に関する。より詳しくは、毛髪に対して濯ぎ時のなめらかさとやわらかさに優れた質感を付与することを目的とする毛髪用化粧料に関する。
従来から、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント、ヘアスタイリング剤などの毛髪用化粧料には毛髪の損傷部位に吸着するカチオン性界面活性剤と、濯ぎ時の毛髪表面の摩擦係数を低下させる事を目的に様々な油剤を配合して、指どおりのよさ、なめらかさ、やわらかさ、手触り感などの優れた質感付与している。
この様な効果を得る為に毛髪化粧料にアミノ変性シリコーンや重合度の高い架橋ジメチコンを配合している事が多いが、成分によっては毛髪に蓄積しやすくこれらの成分が縮毛矯正剤やカーリング剤等の性能を低下させてしまう事がある。
こういった中、ヘアカラー及び縮毛矯正剤やカーリング剤等の施術に影響を与えずに毛髪へなめらかさと指どおりのよい毛髪化粧料が求められているのが現状である。
特開2005−213163
本発明はヘアコンディショナー、ヘアトリートメント、ヘアスタイリング剤などの毛髪化粧料において、使用時や濯ぎ時の毛髪になめらかさとやわらかさに優れ指どおりのよい毛髪化粧料を提供する事を目的とする。
本発明者は、鋭意検討を重ねた結果、特定のエステルを配合する事で使用時や濯ぎ時の毛髪に優れたなめらかさとやわらかい手触りを与え指どおりのよい感触が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明に係る毛髪化粧料は、次の成分(A)を含有する事を特徴とする毛髪化粧料であり、(A)一般式(1)
式中R1は炭素数12〜22のアルキル基又はヒドロキシアルキル基又はフェニル基又はベンジル基を示し、R2は炭素数12〜22のアルキル基又はヒドロキシアルキル基を示し、nは1〜3の整数を示す(A)で表される合成エステルの一種又は二種以上を含有する毛髪化粧料であって、(A)の含有量が毛髪化粧料に対して0.001〜7.0重量%である事を特徴とする。
本発明に係る毛髪化粧料はカチオン化ポリマーとリン酸エステルをさらに0.001〜5重量%含有してもよい。
以下、本発明について記述する。
本発明の毛髪化粧量は、次の成分(A)を含有する事を特徴とする毛髪化粧料であり、
(A)一般式(1)
式中R1は炭素数12〜22のアルキル基又はヒドロキシアルキル基又を示し、R2は炭素数12〜22のアルキル基又はヒドロキシアルキル基を示し、nは1〜3の整数を示す。この成分に該当する製品はクローダジャパン株式会社が販売しているCRODAMOL PMPやCRODAMOL SFXなどが挙げられ、これらは単独及び又は併用する事が可能である。
上記成分(A)の配合量は、毛髪用化粧料全体に対して、通常、0.001〜7重量%、好ましくは0.5〜5重量%、より好ましくは0.5〜3重量%である。上記範囲の量で成分(A)を配合することにより、使用時や濯ぎ時の毛髪に優れたなめらかさとやわらかい手触りを毛髪に付与することができる。また、乾燥後の毛髪の手触りをかたくすることがなくなめらかな質感を付与することができる。なお、成分(A)の配合量が、上記範囲よりも少ないと、配合の効果が得られないことがあり、また、上記範囲よりも多いと、しっとり感が強くなり、手触りや使用感が悪くなる傾向にある。
本発明に係る毛髪化粧料はカチオン化ポリマーとリン酸エステルをさらに0.001〜5重量%含有してもよい。
本発明の毛髪化粧料には指通りを与えるためにカチオン化ポリマーとリン酸エステルを含有させてもよい。カチオン化ポリマーはポリクオタニウム−6、ポリクオタニウム−7、ポリクオタニウム−10、ポリクオタニウム−11、ポリクオタニウム−22、ポリクオタニウム−39、ポリクオタニウム−47、カチオン化グアガム−2などが挙げられる。この中からポリクオタニウム−7、ポリクオタニウム−10、ポリクオタニウム−22、ポリクオタニウム−47、カチオン化グアガム−2が好ましい。上記成分の配合量は、毛髪用化粧料全体に対して、通常、0.01〜2重量%、好ましくは0.08〜1重量%である。
リン酸エステルはポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンステアリルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンベヘニルエーテルリン酸、ジオレイルリン酸、ジセチルリン酸、ジステアリルリン酸、ジベヘニルリン酸などが挙げられる。この中からポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸、ジオレイルリン酸が好ましい。上記成分の配合量は、毛髪用化粧料全体に対して、通常、0.01〜2重量%、好ましくは0.3〜1重量%である。
本発明の毛髪化粧料にカチオン化ポリマーとリン酸エステルは1種単独及び又は2種以上を併用して使用することができる。
本発明の毛髪化粧料には、本発明の損なわない範囲で、前記の必須成分以外に、粉末成分、液体油脂、固体油脂、ロウ、炭化水素、高級脂肪酸、ラノリン脂肪酸、高級アルコール、ラノリンアルコール、エステル、シリコーン、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤、保湿剤、水溶性高分子、増粘剤、皮膜剤、紫外線吸収剤、金属イオン封鎖剤、低級アルコール、多価アルコール、糖、アミノ酸、有機アミン、高分子エマルジョン、pH調製剤、皮膚栄養剤、ビタミン、酸化防止剤、酸化防止助剤、香料、水等を必要に応じて適宜配合することが出来る。
以下にこの発明の効果を明確にするために、実施例、比較例及び評価例を示す。しかし本発明はこの実施例によって限定される物ではない。なお、実施例及び比較例に示す配合量は重量%である。
(実施例1〜12、比較例1〜6)
表1及び表2に示した各成分を所定量秤量しプロペラ型攪拌機を用いて、300rpmで攪拌しながら水相に油相を添加して1分間攪拌乳化する。その後冷却水で室温になるまで冷却する。
以下の評価項目と評価方法にて評価を行い、その結果を表1及び表2に示す。
<評価項目>
(1)塗布時の毛髪のなめらかさ
(2)濯ぎ時の毛髪のやわらかさ
(3)濯いだ後の毛髪の指どおり
(4)乾燥後の毛髪の手触り感
(5)
<評価方法>
ラウレス硫酸ナトリウム2%水溶液で長さ30cm、重さ10gの毛束を洗浄した後、試料1gを塗布する。下記基準にて、塗布時の毛髪のなめらかさと流水にて30秒間濯ぎ時のやわらかさと濯いだ後の毛髪の指どおり、ドライヤーで乾燥後の毛髪の手触り感を評価した。
<評価基準>
◎:非常に良い
○:良い
△:あまり変わらない
×:悪い

Claims (5)

  1. 次の成分(A)を含有する事を特徴とする毛髪化粧料。
    (A)一般式(1)
    式中R1は炭素数12〜22のアルキル基又はヒドロキシアルキル基又はフェニル基又はベンジル基を示し、R2は炭素数12〜22のアルキル基又はヒドロキシアルキル基を示し、nは1〜3の整数を示す(A)で表される合成エステルの一種又は二種以上を含有する毛髪化粧料であって、(A)の含有量が毛髪化粧料に対して0.001〜7.0重量%である事を特徴とする。
  2. カチオン界面活性剤をさらに0.05〜10重量%含有することを特徴とする請求項1〜2のいずれか一項に記載の毛髪用化粧料。
  3. カチオン化ポリマーをさらに0.001〜5重量%含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の毛髪化粧料。
  4. リン酸エステルをさらに0.001〜5重量%含有する事を特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の毛髪化粧料。
  5. ヘアコンディショナー、ヘアトリートメントまたはヘアスタイリング剤であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の毛髪用化粧料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021501168A (ja) * 2017-11-01 2021-01-14 クローダ,インコーポレイティド パーソナルケア及び化粧品用途に適した化合物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021501168A (ja) * 2017-11-01 2021-01-14 クローダ,インコーポレイティド パーソナルケア及び化粧品用途に適した化合物
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