JP2558408B2 - 階段面をフラット床面に転換させる機構を組合せた座席収納装置 - Google Patents

階段面をフラット床面に転換させる機構を組合せた座席収納装置

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JP2558408B2
JP2558408B2 JP4023956A JP2395692A JP2558408B2 JP 2558408 B2 JP2558408 B2 JP 2558408B2 JP 4023956 A JP4023956 A JP 4023956A JP 2395692 A JP2395692 A JP 2395692A JP 2558408 B2 JP2558408 B2 JP 2558408B2
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JP
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staircase
flat floor
floor surface
flat
seat storage
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JP4023956A
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孝一 青木
務 熊沢
毅 中川
茂 吉田
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Kajima Corp
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Kajima Corp
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、階段面をフラット床面
に転換させる機構と組合せた座席収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばイベントホール等のフラットな床
面と、階段状の座席との両者を選択的に必要とする所に
おいては、開閉自在なフラットな床面の下方に凹部を形
成し、その凹部内に階段状の座席を一列毎に昇降自在に
収めている例が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この例では、座席の収
納スペースが大きく、また、階段面とフラット床面間の
転換時間が長い。
【0004】本発明は、座席の収納スペースが小さく、
階段面とフラット床面間の転換時間が短い階段面をフラ
ット床面に転換させる機構を組合せた座席収納装置を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、相互に
ピン結合され、相互に直角に係止される垂直部材及び開
口が形成された水平部材よりなる複数の階段部材と、最
上段の階段部材を斜め方向に移動させる昇降手段とを備
えた床面フラット機構と、前記階段部材の下方に設けら
れ前記開口から突出される椅子を立設した架台と、該架
台を昇降起伏させる昇降起伏手段とを備えた座席収納機
構とを設けている。
【0006】上記昇降手段は、床面に対し傾斜(例えば
角度45°)して立設したねじ軸と、ねじ軸を正逆回転
する駆動モータと、ねじ軸に螺合する昇降ナットとで構
成し、昇降ナットに最上段の階段部材の後縁部を剛結合
するのが好ましい。
【0007】また、昇降起伏手段は、架台の前後縁部と
床面との間にそれぞれピン結合された内方に折り曲るく
字状のリンク及び油圧シリンダで構成するのが好まし
い。
【0008】
【作用】上記のように構成された階段面をフラット床面
に転換させる機構を組合せた座席収納装置においては、
座席のセッティングに際し、昇降ナットを上昇すると、
階段部材は最後部の階段部材から順に後上方に移動さ
れ、水平部材に垂直部材が垂直に係止され、それぞれの
階段部材により階段面が形成される。次いで、油圧シリ
ンダを伸長作動し、リンクを拡開して架台を上昇前傾す
ると、階段部材の開口から椅子が突出される。
【0009】また、座席の収納に際し、油圧シリンダを
収縮作動してリンクを縮閉すると、架台が床面側に下降
される。次いで、昇降ナットを下降すると、階段部材が
順次前方に折り畳まれ、階段面がフラット床面に転換さ
れ、椅子はフラット床面の下方に収納される。
【0010】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。 第1図において、本装置は、全体を符号FEで示
す床面フラット化機構と、全体を符号SEで示す座席収
納機構とから構成されている。
【0011】先ず、床面フラット化機構FEを第4図な
いし第6図について説明する。
【0012】床面Fには、L字状の下縁部材Aの前下端
部が剛結合されている(以下下縁部材Aの床面Fとの結
合側を前側という)。その部材Aの後上縁部には、ピン
結合(○印で示す)によりL字状の階段部材B1の前下
縁部が結合されている。この階段部材B1は、水平部材
aと垂直部材bとからなり、相互にピン結合され、相互
に直角に係止されるようになっている。その階段部材B
の水平部材aの後縁部から斜め上方には、同様な複数
(図示の例では2個)の階段部材B2、B3(以下総称
する場合は符号Bを用いる)がピン結合されている。そ
して、最上段の階段部材B3の水平部の後縁部は、昇降
装置1の昇降ナット2に剛結合され、階段部材Bにより
階段面FSが形成されている。
【0013】前記昇降装置1は床面に対し傾斜角度θ
(例えば45°)で立設されたねじ軸2と、ねじ軸2に
螺合された昇降ナット3と、ねじ軸2を回転させる正逆
転可能な駆動モータ4とからなっている。
【0014】したがって、駆動モータ4を正転して昇降
ナット2を下降させると、第5図に示すようにナット2
の水平方向移動距離により前進した階段部材B3の水平
部材aのために垂直部材bが前方に回動され、両部材
a、bは鎖線で示すように前方に折り畳まれる。更に、
昇降ナット2を下縁部材Aの高さまで下降させると、第
6図に鎖線で示すように階段部材B3〜B1が順次に折
り畳まれ、フラット床面FFが形成される。また、駆動
モータ4を逆転して昇降ナット2を上昇すると、フラッ
ト床面FFは階段面FSに転換される。
【0015】第7図において、座席収納機構SEには、
架台である枠組みされたベース30が設けられ、そのベ
ース30の上面には、階段部材Bの水平部材aに形成さ
れた長方形の開口23(第8図)に収まる台座31が立
設され、この台座31には、折り畳み椅子32が立設さ
れている。
【0016】そのベース30の前後縁部と床面Fとの間
には、対向する側に折り曲るく字状のリンク33、34
と、油圧シリンダ35、36とがそれぞれピン結合され
ている。したがって、油圧シリンダ35、36を収縮す
ると、ベース30は鎖線位置30aに下降されるように
なっている。
【0017】次に、第8図ないし第10図を参照して階
段面FSをフラット床面FFに転換する床面転換機構及
び態様について説明する。
【0018】階段部材B1の水平部材a2の前縁部が枢
着されたピン20には、前縁部を切り欠いた複数箇所の
部分に、蝶番状の垂直部材b2の上縁部が枢着され、直
角に係止されている。その垂直部材b2の下縁部は、水
平部材a1の後縁部が枢着されたピン21に枢着されて
いる。そして、ピン21は、ピン20より水平部材a2
の上板の板厚tだけ下方の位置に設けられている。
【0019】この水平部材a1の上面の後方部分には凹
部22が形成され、その凹部22には台座31を隙間を
設けて収める長方形の開口23が形成されている。その
凹部23の後縁部すなわち水平部材a1の後縁部には、
側部リブ24から内方に切欠部25が形成されてピン2
1に枢着されている。そして、水平部材a2の前縁部に
は、側部リブ26が水平部材a1の側部リブ24の内方
に位置するように切欠部27が形成されている。
【0020】したがって、第8図に示すように階段部材
B1、B2が階段面FSを形成している状態から、各階
段部材B2、B1を斜め下方に移動させると、切欠部2
7及び側部リブ26が側部リブ24の内方に収められ、
垂直部材b2が水平部材a2の下側に折り畳まれ、階段
部材B1、B2によりフラット床面FFが形成されるよ
うになっている。
【0021】次に作動について説明する。
【0022】座席のセッティングに際し、第1図に示す
ようにに昇降ナット3を上昇し、階段部材Bにより階段
面FSを形成する。次いで、油圧シリンダ35、36を
伸長作動し、リンク33、34を拡開してベース30を
上昇前傾し、台座31を透孔23に挿入して椅子32を
階段面FSの開口23から突出して終る。
【0023】座席の収納に際し、油圧シリンダ35、3
6を収縮作動し、リンク33、34を縮閉してベース3
0を床面F側に下降する。次いで、昇降ナット3を下降
して階段面FSをフラット床面FFに転換し、フラット
床面FFの下方空間に椅子32を収納して終る。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、フラット床面の下方に、椅子及び架台等を
収めるだけなので、座席収納スペースを大巾に小さくす
ることができる。
【0025】また、昇降ナットを下降させるだけで、階
段面を短時間でフラット床面に転換することができる。
【0026】また、従来の昇降式可動座席と比較して、
駆動源が少ないため、トータルコストの低減が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って椅子のセッティング時を示す側
面図。
【図2】椅子加工時を示す側面図。
【図3】椅子収納時を示す側面図。
【図4】階段面を作った時の床面フラット機構を示す側
面図。
【図5】一部収縮階段面を作った時の床面フラット機構
を示す側面図。
【図6】フラット床面を作った時の床面フラット機構を
示す側面図。
【図7】座席収納機構を示す側面図。
【図8】床面転換機構を示す斜視図。
【図9】フラット床面の一部を示す上面図。
【図10】図9のI−I線矢視断面図。
【符号の説明】
B・・・階段部材 a・・・水平部材 b・・・垂直部材 FE・・・床面フラット機構 FF・・・フラット床面 FS・・・階段面 SE・・・座席収納機構 1・・・昇降装置 2・・・ねじ軸 3・・・昇降ナット 20、21・・・ピン 23・・・開口 30・・・架台 31・・・台座 32・・・折り畳み椅子 33、34・・・リンク 35、36・・・油圧シリンダ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互にピン結合され、相互に直角に係止
    される垂直部材及び開口が形成された水平部材よりなる
    複数の階段部材と、最上段の階段部材を斜め方向に移動
    させる昇降手段とを備えた床面フラット機構と、前記階
    段部材の下方に設けられ前記開口から突出される椅子を
    立設した架台と、該架台を昇降起伏させる昇降起伏手段
    とを備えた座席収納機構とを設けたことを特徴とする階
    段面をフラット床面に転換させる機構を組合せた座席収
    納装置。
JP4023956A 1992-02-10 1992-02-10 階段面をフラット床面に転換させる機構を組合せた座席収納装置 Expired - Lifetime JP2558408B2 (ja)

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JPH05211926A JPH05211926A (ja) 1993-08-24
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US8403187B2 (en) 2006-09-27 2013-03-26 Air Liquide Industrial U.S. Lp Production of an inert blanket in a furnace

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JPH05211926A (ja) 1993-08-24

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