JP2558272B2 - 光学活性なフエノキシプロピオン酸エステル誘導体 - Google Patents
光学活性なフエノキシプロピオン酸エステル誘導体Info
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、光学活性な2−(4−置換フェノキシ)プ
ロピオン酸エステル誘導体に関するものである。
ロピオン酸エステル誘導体に関するものである。
本発明化合物は、医薬品の中間体、例えば抗炎症剤と
して知られるプロフェン類の中間体として有用な化合物
である。プロフェン類の場合、有効な光学活性体はS体
であることが知られており、無効で且つ場合によっては
有害なR体を除き有効成分であるS体のみを医薬品とし
て開発することは重要である。
して知られるプロフェン類の中間体として有用な化合物
である。プロフェン類の場合、有効な光学活性体はS体
であることが知られており、無効で且つ場合によっては
有害なR体を除き有効成分であるS体のみを医薬品とし
て開発することは重要である。
又、強誘電性液晶化合物も光学活性体であることが必
須であり、これらの中間体として、更には農薬の中間体
としても本発明化合物は有用である。
須であり、これらの中間体として、更には農薬の中間体
としても本発明化合物は有用である。
(ロ)従来の技術 従来より、2−(4−置換フェノキシ)プロピオン酸
の低級アルキルエステルとしては、2−(4−アミノフ
ェノキシ)プロピオン酸イソブチル〔ヨーロッパ特許26
662〕、2−(4−シアノフェノキシ)プロピオン酸エ
チル〔Chem.Pharm.Bull.,21,1855(1973)〕及び2−
(4−(ヒドロキシメチル〕フェノキシ)プロピオン酸
メチル〔西独国公開特許2731214〕等が公知である。
の低級アルキルエステルとしては、2−(4−アミノフ
ェノキシ)プロピオン酸イソブチル〔ヨーロッパ特許26
662〕、2−(4−シアノフェノキシ)プロピオン酸エ
チル〔Chem.Pharm.Bull.,21,1855(1973)〕及び2−
(4−(ヒドロキシメチル〕フェノキシ)プロピオン酸
メチル〔西独国公開特許2731214〕等が公知である。
しかし、上記の光学活性体及びその製造法並びに本発
明の光学活性な2−(4−置換フェノキシ)プロピオン
酸エステル誘導体及びその製造法については知られてい
ない。
明の光学活性な2−(4−置換フェノキシ)プロピオン
酸エステル誘導体及びその製造法については知られてい
ない。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 医薬、強誘電性液晶化合物及び農薬の合成に光学活性
なプロピオン酸エステルを使用しようとする場合の問題
点は、一つは光学活性体の製造であり、もう一つは炭素
数が4〜16の長鎖のエステルの製造の問題である。
なプロピオン酸エステルを使用しようとする場合の問題
点は、一つは光学活性体の製造であり、もう一つは炭素
数が4〜16の長鎖のエステルの製造の問題である。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明者らは、上記問題点を解決すべく鋭意検討の結
果本発明を完成するに至った。
果本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、構造式〔I〕; (式中、Xはヒドロキシメチル基、アミノ基又はシアノ
基、Rは炭素数4〜16の直鎖状、分岐状又は環状の飽和
あるいは不飽和の炭化水素基、*は不斉炭素原子を示
す。) で表わされる光学活性な2−(4−置換フェノキシ)プ
ロピオン酸エステル誘導体に関するものである。
基、Rは炭素数4〜16の直鎖状、分岐状又は環状の飽和
あるいは不飽和の炭化水素基、*は不斉炭素原子を示
す。) で表わされる光学活性な2−(4−置換フェノキシ)プ
ロピオン酸エステル誘導体に関するものである。
本発明化合物において、Xがアミノ基又はシアノ基の
場合の製造法は、構造式〔II〕: (式中、Yはアミノ基又はシアノ基を示す。) で表わされるフェノール類と 構造式〔III〕; (式中、Zは低級アルキルスルホン酸基、芳香族スルホ
ン酸基を示す。Rは前記に同じ。) で表される光学活性な乳酸エステル誘導体を反応させて
製造することができる。
場合の製造法は、構造式〔II〕: (式中、Yはアミノ基又はシアノ基を示す。) で表わされるフェノール類と 構造式〔III〕; (式中、Zは低級アルキルスルホン酸基、芳香族スルホ
ン酸基を示す。Rは前記に同じ。) で表される光学活性な乳酸エステル誘導体を反応させて
製造することができる。
ここで低級アルキルスルホン酸基としては、CH3SO
3−、CF3SO3−等、芳香族スルホン酸基としては、 等を挙げることができる。
3−、CF3SO3−等、芳香族スルホン酸基としては、 等を挙げることができる。
本反応では塩基が必要があるが、共存させる塩基とし
ては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウ
ム等の炭素塩の一種又は二種以上を使用するとができ
る。塩基の使用量としては構造式〔II〕で表されるフェ
ノール類に対して1〜10当量、好ましくは1.2〜2.0当量
がよい。
ては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウ
ム等の炭素塩の一種又は二種以上を使用するとができ
る。塩基の使用量としては構造式〔II〕で表されるフェ
ノール類に対して1〜10当量、好ましくは1.2〜2.0当量
がよい。
溶媒としては、ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド、N,N−ジメチルイミダゾリジノン、アセトニ
トリル、N−メチルピロリドン等の極性溶媒を挙げるこ
とができるが、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素
溶媒に上記極性溶媒を10〜99重量%混合して使用しても
よい。溶媒量は構造式〔II〕で表されるフェノール類に
対して2〜10倍重量がよい。
ホキシド、N,N−ジメチルイミダゾリジノン、アセトニ
トリル、N−メチルピロリドン等の極性溶媒を挙げるこ
とができるが、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素
溶媒に上記極性溶媒を10〜99重量%混合して使用しても
よい。溶媒量は構造式〔II〕で表されるフェノール類に
対して2〜10倍重量がよい。
反応温度は50〜150℃の範囲を採用することができる
が、高温では加水分解が若干起こり易いので、好ましく
は50〜100℃の範囲がよい。
が、高温では加水分解が若干起こり易いので、好ましく
は50〜100℃の範囲がよい。
又、必要により、トリメチルベンジルアンモニウムク
ロリド等の相関移動触媒又はヨウ化カリウム等を構造式
〔II〕で表されるフェノール類に対して0.01〜0.1倍重
量添加することもできる。
ロリド等の相関移動触媒又はヨウ化カリウム等を構造式
〔II〕で表されるフェノール類に対して0.01〜0.1倍重
量添加することもできる。
構造式〔III〕で表される乳酸エステル誘導体は、反
応後、本発明化合物を単離するには、水と水に溶解しな
い溶媒、例えばトルエンを使用して副性した無機塩を除
去し、1〜2重量%の水酸化ナトリウム水溶液を適量加
えて洗浄後、溶媒を減圧留去するかカラムクロマト精製
を行えばよい。
応後、本発明化合物を単離するには、水と水に溶解しな
い溶媒、例えばトルエンを使用して副性した無機塩を除
去し、1〜2重量%の水酸化ナトリウム水溶液を適量加
えて洗浄後、溶媒を減圧留去するかカラムクロマト精製
を行えばよい。
例えば市販の光学活性な乳酸又は乳酸エステルより容
易に合成することができる。
易に合成することができる。
光学活性な乳酸エステルを出発原料とした場合には、
酸性触媒存在下で炭素数4〜16の直鎖状、分岐状又は感
情の飽和あるいは不飽和のアルコールとのエステル交換
反応により任意の光学活性な乳酸エステルとした後、塩
基の存在下でメタンスルホニルクロリドやp−トルエン
スルホニルクロリド等によりスルホニル化し合成するこ
とができる。
酸性触媒存在下で炭素数4〜16の直鎖状、分岐状又は感
情の飽和あるいは不飽和のアルコールとのエステル交換
反応により任意の光学活性な乳酸エステルとした後、塩
基の存在下でメタンスルホニルクロリドやp−トルエン
スルホニルクロリド等によりスルホニル化し合成するこ
とができる。
エステル交換反応では、酸性触媒としては塩酸、硫酸
等の鉱酸又はp−トルエンスルホン酸、ベンゼンスルホ
ン酸等の有機酸が使用され、溶媒は使用しなくともよい
が、ベンゼン、トルエン、キシレン等を使用してもよ
い。
等の鉱酸又はp−トルエンスルホン酸、ベンゼンスルホ
ン酸等の有機酸が使用され、溶媒は使用しなくともよい
が、ベンゼン、トルエン、キシレン等を使用してもよ
い。
又、スルホニル化反応では、溶媒としてベンゼン、ト
ルエン、キシレン等の反応に関与しないものが使用さ
れ、塩基としては、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、
トリアルキルアミン、ピリジン類が使用される。反応温
度は、−20℃乃至溶媒の沸点までが採用されるが、好ま
しくは0〜30℃の範囲がよい。
ルエン、キシレン等の反応に関与しないものが使用さ
れ、塩基としては、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、
トリアルキルアミン、ピリジン類が使用される。反応温
度は、−20℃乃至溶媒の沸点までが採用されるが、好ま
しくは0〜30℃の範囲がよい。
乳酸を出発原料とする場合にも、公知の方法によりエ
ステル化した後、上記と同様の方法で合成することがで
きる。
ステル化した後、上記と同様の方法で合成することがで
きる。
又、本発明化合物において、Xがヒドロキシメチル基
の場合の製造法、構造式〔IV〕; (式中、Rは前記に同じ。) で表わされる光学活性な2−(4−ホルミルフェノキ
シ)プロピオン酸誘導体のホルミル基を還元することに
よって製造することができる。
の場合の製造法、構造式〔IV〕; (式中、Rは前記に同じ。) で表わされる光学活性な2−(4−ホルミルフェノキ
シ)プロピオン酸誘導体のホルミル基を還元することに
よって製造することができる。
これら還元反応としては、アルデヒドをアルコールに
変換する公知の方法、例えば、水素化ホウ素ナトリウ
ム、ジボラン、ジサイアミルボラン、水素化トリ(t−
ブトキシ)アルミニウムリチウム、水素化ジイソブチル
アルミニウム、ボラビシクロ〔3,3,1〕ノナン等の試薬
を使用する還元反応、ニッケル、コバルト、パラジウ
ム、白金、ロジウム等の水素化触媒を使用する接触水素
化反応等を挙げることができる。
変換する公知の方法、例えば、水素化ホウ素ナトリウ
ム、ジボラン、ジサイアミルボラン、水素化トリ(t−
ブトキシ)アルミニウムリチウム、水素化ジイソブチル
アルミニウム、ボラビシクロ〔3,3,1〕ノナン等の試薬
を使用する還元反応、ニッケル、コバルト、パラジウ
ム、白金、ロジウム等の水素化触媒を使用する接触水素
化反応等を挙げることができる。
本発明化合物を単離するには、前記と同様な方法を採
用することができる。
用することができる。
(ホ)発明の効果 本発明の新規な2−(4−置換フェノキシ)プロピオ
ン酸エステル誘導体は、医薬品例えばプロフェン系の抗
炎症剤、強誘電性液晶化合物及び農薬等の中間体として
有用である。
ン酸エステル誘導体は、医薬品例えばプロフェン系の抗
炎症剤、強誘電性液晶化合物及び農薬等の中間体として
有用である。
又、本発明化合物は高い光学純度で且つ高収率で製造
することができる。
することができる。
(ヘ)実施例 以下、実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明は
これらによって限定されるものではない。
これらによって限定されるものではない。
実施例1 光学活性な2−(4−アミノフェノキシ)プロピオン
酸n−オクチルの製造 p−トルエンスルホニルクロリド5.72g及びトリエチ
ルアミン3.33gをトルエン40mlに溶解し、(−)−乳酸
n−オクチル6.72g(沸点149℃/28mmHg)を室温でゆっ
くり加えた。
酸n−オクチルの製造 p−トルエンスルホニルクロリド5.72g及びトリエチ
ルアミン3.33gをトルエン40mlに溶解し、(−)−乳酸
n−オクチル6.72g(沸点149℃/28mmHg)を室温でゆっ
くり加えた。
40℃で5時間撹拌した後、水30ml及びトルエン30mlを
加えて分液し、トルエン層を水洗、濃縮し、スルホン酸
エステル11.2gを得た。
加えて分液し、トルエン層を水洗、濃縮し、スルホン酸
エステル11.2gを得た。
このスルホン酸エステル1.64g、4−アミノフェノー
ル0.55g及び炭酸カリウム1.38gをアセトニトリル50mlに
加え、4時間加熱還流した。反応液を冷却し、トルエン
で抽出後、トルエン層を水洗、濃縮し、粗製物をカラム
クロマトグラフィーで分離精製したところ、洗浄活性な
2−(4−アミノフェノキシ)プロピオン酸n−オクチ
ル0.40g(収率27%茶褐色油状物)を得た。
ル0.55g及び炭酸カリウム1.38gをアセトニトリル50mlに
加え、4時間加熱還流した。反応液を冷却し、トルエン
で抽出後、トルエン層を水洗、濃縮し、粗製物をカラム
クロマトグラフィーで分離精製したところ、洗浄活性な
2−(4−アミノフェノキシ)プロピオン酸n−オクチ
ル0.40g(収率27%茶褐色油状物)を得た。
▲〔α〕25 D▼+23.0゜(C=1.2,クロロホルム) NMR(CDCl3) δ:0.7〜1.8(m,15H),1.55(d,J=7Hz,3H), 3.5(br,2H),3.9〜4.2(m,2H), 4.60(q,J=7Hz,1H),6.5〜6.8(m,4H) MS(m/e):293(M+,100),136(38),108(100) 実施例2 光学活性な2−(4−シアノフェノキシ)プロピオン
酸n−ヘキシルの製造 p−トルエンスルホニルクロリド1.91g及びトリエチ
ルアミン1.11gをトルエン10mlに溶解し、(−)−乳酸
n−ヘキシル1.74gを加え、室温で24時間撹拌した。
酸n−ヘキシルの製造 p−トルエンスルホニルクロリド1.91g及びトリエチ
ルアミン1.11gをトルエン10mlに溶解し、(−)−乳酸
n−ヘキシル1.74gを加え、室温で24時間撹拌した。
水10ml及びトルエン10mlを加えて分液後、トルエン層
を水洗、濃縮し、スルホン酸エステル3.28gを得た。
を水洗、濃縮し、スルホン酸エステル3.28gを得た。
このスルホン酸エステル3.28g、4−シアノフェノー
ル1.19g及び炭酸カリウム2.76gをアセトニトリル30mlに
加え、3時間加熱還流した。
ル1.19g及び炭酸カリウム2.76gをアセトニトリル30mlに
加え、3時間加熱還流した。
反応液を冷却し、水50ml及びクロロホルム50mlを加え
て分液後、クロロホルム層を水洗、濃縮し、粗製物をカ
ラムクロマトグラフィ−で精製したところ、光学活性な
2−(4−シアノフェノキシ)プロピオン酸n−ヘキシ
ル1.92g(収率70%,無色油状物)を得た。
て分液後、クロロホルム層を水洗、濃縮し、粗製物をカ
ラムクロマトグラフィ−で精製したところ、光学活性な
2−(4−シアノフェノキシ)プロピオン酸n−ヘキシ
ル1.92g(収率70%,無色油状物)を得た。
▲〔α〕25 D▼+41.5゜(C=1.28,クロロホルム) NMMR(CDCl3) δ:0.7〜1.8(m,11H),1.64(d,J=7Hz,3H), 4.13(t,J=7Hz,2H),4.80(q,J=7Hz,1H), 6.95及び7.50(ABq,J=9Hz,4H) MS(m/e):275(M+,28),191(8),146(100) 実施例3 光学活性な2−(4−(ヒドロキシメチル)フェノキ
シ)プロピオン酸n−ヘキシルの製造 光学活性な2−(4−ホルミルフェノキシ)プロピオ
ン酸n−ヘキシル (▲〔α〕25 D▼+50.3゜(C=1.6,クロロホルム)) 4.89gをメタノール70mlに溶解し、氷冷下水素化ホウ
素ナトリウム0.67gを加え、1時間撹拌した。反後液に
氷及び希塩酸を加え、酢酸エステルで抽出後、酢酸エチ
ル層を水洗、濃縮し、粗製物をカラムクロマトグラフィ
ーで分離精製したところ光学活性な2−(4−(ヒドロ
キシメチル)フェノキシ)プロピオン酸n−ヘキシル3.
71g(収率76%,無色油状物)を得た。
シ)プロピオン酸n−ヘキシルの製造 光学活性な2−(4−ホルミルフェノキシ)プロピオ
ン酸n−ヘキシル (▲〔α〕25 D▼+50.3゜(C=1.6,クロロホルム)) 4.89gをメタノール70mlに溶解し、氷冷下水素化ホウ
素ナトリウム0.67gを加え、1時間撹拌した。反後液に
氷及び希塩酸を加え、酢酸エステルで抽出後、酢酸エチ
ル層を水洗、濃縮し、粗製物をカラムクロマトグラフィ
ーで分離精製したところ光学活性な2−(4−(ヒドロ
キシメチル)フェノキシ)プロピオン酸n−ヘキシル3.
71g(収率76%,無色油状物)を得た。
▲〔α〕25 D▼+28.0゜(C=1.1,クロロホルム) NMR(CDCl3) δ:0.7〜1.9(m,1H),1.65(d,J=7Hz,3H), 4.20(t,J=7Hz,2H),4.5−4.8(m,4H), 6.8〜7.4(m,4H) MS(m/e):280(M+,35),151(100)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−76068(JP,A) 特開 昭56−57770(JP,A) 特開 昭53−41429(JP,A) 西独公開2312344(DE,A) Journal of Medici nal Chemistry Vol. 18,(No.3)P.287〜292(1975)
Claims (1)
- 【請求項1】構造式〔I〕; (式中、Xはヒドロキシメチル基、アミノ基又はシアノ
基、Rは炭素数4〜16の直鎖状、分岐状又は環状の飽和
あるいは不飽和の炭化水素基、*は不斉炭素原子を示
す。) で表される光学活性な2−(4−置換フェノキシ)プロ
ピオン酸エステル誘導体
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62053723A JP2558272B2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | 光学活性なフエノキシプロピオン酸エステル誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62053723A JP2558272B2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | 光学活性なフエノキシプロピオン酸エステル誘導体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63218644A JPS63218644A (ja) | 1988-09-12 |
JP2558272B2 true JP2558272B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=12950750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62053723A Expired - Lifetime JP2558272B2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | 光学活性なフエノキシプロピオン酸エステル誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2558272B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107473962B (zh) * | 2017-08-09 | 2021-12-07 | 科顺防水科技股份有限公司 | 一种(r)-2-(4-氯-2-甲基苯氧)丙酸辛酯阻根剂的制备方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2312344A1 (de) | 1973-03-13 | 1974-09-19 | Merck Patent Gmbh | Phenoxyessigsaeure-derivate und verfahrrn zu ihrer herstellung |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5341429A (en) * | 1976-08-04 | 1978-04-14 | Celamerck Gmbh & Co Kg | Weed killer compound and composition and their production |
NZ194883A (en) * | 1979-10-02 | 1983-05-31 | Ici Australia Ltd | -(quinoxalin-2-ylaminophen (oxy or ylthio) alkanoic acid derivatives |
US4452626A (en) * | 1982-09-20 | 1984-06-05 | Shell Oil Company | Herbicidal 4-(benzotriazol-1-yl)phenoxy)alkanoic acids, esters and salts |
-
1987
- 1987-03-09 JP JP62053723A patent/JP2558272B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2312344A1 (de) | 1973-03-13 | 1974-09-19 | Merck Patent Gmbh | Phenoxyessigsaeure-derivate und verfahrrn zu ihrer herstellung |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
Journal of Medicinal Chemistry Vol.18,(No.3)P.287〜292(1975) |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63218644A (ja) | 1988-09-12 |
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