JP2558083Y2 - 畦塗装置 - Google Patents

畦塗装置

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JP2558083Y2
JP2558083Y2 JP1991017802U JP1780291U JP2558083Y2 JP 2558083 Y2 JP2558083 Y2 JP 2558083Y2 JP 1991017802 U JP1991017802 U JP 1991017802U JP 1780291 U JP1780291 U JP 1780291U JP 2558083 Y2 JP2558083 Y2 JP 2558083Y2
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JP
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ridge
plate
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shaping
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JP1991017802U
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栄一 岡本
健介 大前
忠秀 田中
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、水田において畦を機械
的に作る畦塗装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭63−157901号公
報、または実開昭62−91908号公報、または特開
昭62−166801号公報に示す如く、ロータリ爪
(8)の後方に畦整形板(26)を配設させて連続的に
畦を形成する技術がある
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来技術は、弾性
変形自在な弾性補助板を畦整形板の締固め面に設けて離
泥を良好に行わせたり、泥土の飛散を防止することがで
きるが、泥土の締固め圧力が不均一に作用するから、畦
整形板締固め面の弾性補助板が不均一に変形して畦に凹
凸が形成される不具合があると共に、畦整形板の締固め
によって畦を形成したとき、畦表面で硬い部分または軟
らかい部分が極部的に形成されると、泥土の密度(表面
張力)に差が生じて乾燥後に凹凸が形成される不具合が
ある
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本考案は、ロー
タリ爪の後方に畦整形板を配設させて連続的に畦を形成
する畦塗装置において、畦整形板の締固め面後端部を上
方に折曲げてブラケットを固定させ、平らなゴム板を2
つ折り形に折曲げて形成する弾性補助板の折曲げ両端重
ね部を前記ブラケットを介して畦整形板後端に固定さ
せ、弾性補助板の2つ折り中間部を畦整形板後方下方に
延設させ、畦整形板後端に弾性補助板を前高後低形に連
結させたもので、畦整形板の締固めによって形成した畦
表面を弾性補助板が弾圧摺動するから、畦整形板によっ
て締固められた後で畦表面に弾性補助板によって泥土層
がコーティング形成され、畦表面に略同一性状の泥土が
塗られる鏡面仕上げによって畦表面に凹凸が形成される
不具合を容易になくし得るものである
【0005】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は要部の説明図、図2は全体平面図、図3は
正面図、図4は背面図である。
【0006】トラクタのロワーリンク(1)(1)及び
トップリンク(2)に畦塗機本体ケース(3)を連結さ
せ、トラクタによって牽引させると共に、前記本体ケー
ス(3)に支軸(4)を介して前処理駆動ケース(5)
基部を揺動自在に取付け、元畦を崩すナタ爪形前処理爪
(6)を前記駆動ケース(5)先端部前側に設け、正面
視反時計方向に回転させる前処理爪(6)前側を前処理
ケース(7)で覆い、前処理ケース(7)を駆動ケース
(5)に固設させるもので、図3の如く、元畦法面及び
田面に対し略平行になるように傾斜形成した前処理ケー
ス(7)の機外側面及び下面側に前処理爪(6)を突出
させ、元畦の上面及び法面に前処理爪(6)を作用させ
て雑草除去など前処理を行うように構成している。
【0007】また、前処理爪(6)の後方に配置させる
ロータリ爪(8)及びロータリブレード(9)を前記本
体ケース(3)の前後幅内に設け、同軸上に取付けるロ
ータリ爪(8)及びロータリブレード(9)を正面視時
計方向に回転させ、畦の法面から上面方向にロータリ爪
(8)を移動させて元畦を削ると共に、畦の上面上方に
泥カバー(10)を配置させ、ロータリ爪(8)後側て
回転させるロータリブレード(9)から飛散する泥を泥
カバー(10)の案内によって畦上面に落下させるよう
に構成している。
【0008】さらに、図5にも示す如く、電動モータ
(11)を有する電動シリンダ(12)を備え、該シリ
ンダ(12)を前記本体ケース(3)にブラケット(1
3)を介して取付けると共に、L形パイプ(14)を介
して角パイプガイド体(15)を前記本体ケース(3)
に固設させ、樹脂製ブッシュ(16)を介してガイド体
(15)に角パイプスライダ(17)中間を摺動自在に
挿通させ、前記シリンダ(12)のピストン(18)先
端とスライダ(11)下端を軸(19)によって連結固
定させるもので、前記シリンダ(12)とスライダ(1
1)を略平行に配設させている。
【0009】また、操作レバー(20)を有するコント
ロールボックス(21)を備え、前記本体ケース(3)
またはトラクタのフェンダなどに永久磁石(22)を介
して着脱自在にコントロールボックス(21)を接着さ
せ、前記レバー(20)操作によってモータ(11)を
正逆転させてシリンダ(12)を作動制御するもので、
トラクタの運転席近くにコントロールボックス(21)
を固定させて畦塗作業を行い、運転席の作業者がシリン
ダ(12)の遠隔操作を行えるように構成している。
【0010】また、前記スライダ(17)上端に昇降フ
レーム(22)を一体連設させ、スライダ(17)及び
フレーム(22)にパイプフレーム(23)の一端側を
固定し、元畦上面に吊下げる高さセンサ(24)をパイ
プフレーム(23)他端に取付けると共に、前記パイプ
フレーム(23)に泥カバー(10)を固設させ、本体
ケース(3)に固定した斜板(25)を泥カバー(1
0)上面側に常に重合せるように延設させ、本体ケース
(3)と昇降自在な泥カバー(10)の上方間隔を斜板
(25)によって閉塞し、上方への泥飛散を防ぐように
構成している。
【0011】さらに、新畦を形成する畦整形板(26)
を備え、該整形板(26)を前記泥カバー(10)後方
に配設させると共に、フレキシブルワイヤ(27)を介
して駆動するバイブレータ(28)に前記整形板(2
6)を固設させ、バイブレータ(28)によって整形板
(26)を振動させ、ロータリブレード(9)及び泥カ
バー(10)からの泥を整形板(26)の畦塗り作用に
よって整形して新畦を形成するように構成している。
【0012】また、前記昇降フレーム(22)に平行リ
ンク(29)(30)を介して整形フレーム(31)を
連結させ、整形フレーム(31)に振動吸収用のバネ
(32)…を介してバイブレータ(28)を取付け、平
行リンク(29)(30)を介してフローティング状態
(遊動自在)に整形板(26)を支持させ、半乾乃至半
湿田においてフローティング状態の整形板(26)によ
って強い圧力で畦の法面を締固めるように構成してい
る。
【0013】また、昇降フレーム(22)にロックアー
ム(33)を固設し、一方の平行リンク(29)にロッ
クアーム(33)を係止ピン(34)によって係脱自在
に連結固定させ、平行リンク(29)(30)を一定姿
勢に固定させてフローティング作用を中止するもので、
フローティング状態に比べて整形板(26)の締付圧力
を低減させ、湿田など高水分で軟弱な泥による畦作りを
安定して行わせるように構成している。
【0014】さらに、図1及び図6に示す如く、畦(3
5)の法面(36)に対して略平行に支持する平面ベー
ス体(37)をバイブレータ(28)に一体固設させる
と共に、畦(35)の法面(36)と上面(38)を同
時に形成する前記畦整形板(26)をベース体(37)
にボルト(39)…を介して固設させ、また整形板(2
6)の法面(37)側下端に延設させる延長板(40)
を前記ベース体(37)に着脱交換自在にボルト止め固
定させる。
【0015】また、図7にも示す如く、前記畦整形板
(26)及び延長板(40)の後側に延設させる可撓性
合成ゴム板製の畦整形用弾性補助板(41)を備えるも
ので、端面L形の取付ブラケット(42)の一端側を畦
整形板(26)及び延長板(40)の後端にボルト(4
3)止め固定させると共に、平板を2つ折りした形の弾
性補助板(41)の前端側合せ部を取付ブラケット(4
2)他端側にボルト(44)止め固定させ、畦(35)
の法面(37)と上面(38)の境となる肩部(45)
に対向する部位の弾性補助板(41)の上面側に切欠き
(46)を形成し、畦整形板(26)及び延長板(4
0)によって形成する畦(35)の法面(37)と上面
(38)の傾斜に合せて弾性補助板(41)を折曲げて
取付けている。
【0016】また、図1のように、畦整形板(26)の
整形面よりも弾性補助板(41)の2つ折り後端部が低
い位置になるように、前高後低状に傾斜させて弾性補助
板(41)を取付け、弾性補助板(41)を可撓力によ
って畦(35)に弾圧させるもので、畦整形板(26)
及び延長板(40)によって形成した畦(35)表面を
弾性補助板(41)が摺動移動し、畦(35)の法面
(37)及び上面(38)を弾性補助板(41)によっ
て平滑にするように構成している。
【0017】さらに、図8及び図9は変形例を示すもの
で、芯軸(47)を封入した折曲形状維持チューブ(4
8)を備え、弾性補助板(41)の2つ折り後端部に前
記チューブ(48)を内設固定させ、畦(35)の法面
(37)と上面(38)の境を形成する肩部(45)と
略等しい角度に前記チューブ(48)によって弾性補助
板(41)後端部を折曲げ支持するもので、上記実施例
において、肩部(45)に相当する部分に切欠き(4
6)を形成して畦(35)形状に弾性補助板(41)形
状を一致させたのに比べ、弾性補助板(41)後端部全
域の弾圧力を略等しく保つことができ、畦肩部(45)
の仕上りを一層良好に得られるように構成している。
【0018】
【考案の効果】以上実施例から明らかなように本考案
は、ロータリ爪(8)の後方に畦整形板 (26)を配設
させて連続的に畦を形成する畦塗装置において、畦整形
板(26)の締固め面後端部を上方に折曲けてブラケッ
ト(42)を固定させ、平らなゴム板を2つ折り形に折
曲げて形成する弾性補助板(41)の折曲げ両端重ね部
を前記ブラケット(42)を介して畦整形板(26)後
端に固定させ、弾性補助板(41)の2つ折り中間部を
畦整形板(26)後方下方に延設させ、畦整形板(2
6)後端に弾性補助板(41)を前高後低形に連結させ
たもので、畦整形板(26)の締固めによって形成した
畦表面を弾性補助板(41)が弾圧摺動するから、畦整
形板(26)によって締固められた後で畦表面に弾性補
助板(41)によって泥土層がコーティング形成され、
畦表面に略同一性状の泥土が塗られる鏡面仕上げによっ
て畦表面に凹凸が形成される不具合を容易になくすこと
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の側面図。
【図2】全体の平面図。
【図3】全体の正面図。
【図4】全体の背面図。
【図5】電動シリンダ部の説明図。
【図6】バイブレータ部の背面図。
【図7】弾性補助板の斜視図。
【図8】変形例を示すバイブレータ部の側面図。
【図9】変形例を示す弾性補助板の斜視図。
【符号の説明】(8) ロータリ爪 (26) 畦整形板 (41) 弾性補助板(42) ブラケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−157901(JP,A) 特開 昭62−166801(JP,A) 実開 昭62−91908(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータリ爪(8)の後方に畦整形板(2
    6)を配設させて連続的に畦を形成する畦塗装置におい
    て、畦整形板(26)の締固め面後端部を上方に折曲げ
    てブラケット(42)を固定させ、平らなゴム板を2つ
    折り形に折曲げて形成する弾性補助板(41)の折曲げ
    両端重ね部を前記ブラケット(42)を介して畦整形板
    (26)後端に固定させ、弾性補助板(41)の2つ折
    り中間部を畦整形板(26)後方下方に延設させ、畦整
    形板(26)後端に弾性補助板(41)を前高後低形に
    連結させたことを特徴とする畦塗装置。
JP1991017802U 1991-02-28 1991-02-28 畦塗装置 Expired - Lifetime JP2558083Y2 (ja)

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JPH0523801U JPH0523801U (ja) 1993-03-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61171721A (ja) * 1985-01-23 1986-08-02 Toyobo Co Ltd 積層体
JPH0648921B2 (ja) * 1986-01-16 1994-06-29 功 皆川 整畦機
JPS63157901A (ja) * 1986-12-19 1988-06-30 皆川 功 整畦機

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JPH0523801U (ja) 1993-03-30

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