JP2557824Y2 - カードカセットのフル検出機構 - Google Patents

カードカセットのフル検出機構

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JP2557824Y2
JP2557824Y2 JP7199992U JP7199992U JP2557824Y2 JP 2557824 Y2 JP2557824 Y2 JP 2557824Y2 JP 7199992 U JP7199992 U JP 7199992U JP 7199992 U JP7199992 U JP 7199992U JP 2557824 Y2 JP2557824 Y2 JP 2557824Y2
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JP
Japan
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card
cassette
weight
link
feed roller
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JP7199992U
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JPH0635250U (ja
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孝弘 大友
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、使用済みのカードを回
収するカードカセットの満杯を検出する機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、使用済みのカードを回収するカセ
ットにおいては、底側部に設けた間隙からカードを取り
込むようにしたものがある。図3はこのような従来のカ
ードカセットを示す側面図である。同図において、カー
ドカセット1には回収されたカード2が収納されてい
る。カセット1の上部には、光学センサ3の光が通過す
る通過孔4が設けられている。カード2の上部には、カ
ード2を下方へ押圧するウェイト5が載置されている。
カセット1の底側部には、カード2が1枚だけ通過でき
る寸法の間隙6が設けられており、また底部にはそれぞ
れ送りローラ7と補助ローラ8とが入り込む開口部が設
けられている。
【0003】送りローラ7はカード2をカードカセット
1内に回収する役割を担い、補助ローラ8はカセット1
内のカード2の重量を送りローラ7と分担し、カード2
がカセット1の底面に接触して負荷とならないようにす
る役目も担っている。送りローラ7は、リンク9に回転
可能に取り付けられており、図示せぬ駆動手段により回
転する。リンク9は軸10を中心に回転可能に図示せぬ
フレームに支持されており、一端9aはリミッタ11内
に位置し、他端9bはソレノイド12に結合されてい
る。またリンク9は、スプリング13により時計回り方
向に付勢されており、リンク9は、一端9aがリミッタ
11内を回動できる範囲だけ回転する。
【0004】つぎに動作を説明する。まず回収指令をう
けていない状態では、ソレノイド12はオフの状態にな
っており、したがってリンク9はスプリング13の付勢
力によってリミッタ11の下側に当接しており、送りロ
ーラ7とカード2との接触位置はカセット1の間隙6と
ほぼ同一平面上の位置となっている。ここで回収指令が
来ると、ソレノイド12がオンし、リンク9は反時計回
り方向へ回転し、リンク9の一端9aはリミッタ11の
上側に当接する。これにより送りローラ7はカセット1
内のカード2を持ち上げ、新たに回収されるカード2が
入り込むスペースをつくる。ここで送りローラ7が図示
せぬ駆動手段により時計回り方向に回転駆動される。
【0005】この状態で図示しないカードリーダより回
収すべきカードが送られてくると、そのカード2は間隙
6を通過し、カセット1内の最下部に入り込む。カード
2が回収されると、送りローラ7は停止し、ソレノイド
12もオフする。上記の動作を繰り返すことにより、カ
セット1内にはカード2が徐々に蓄積され、ウェイト5
は徐々に上方へ移動し、ついには光学センサ3の光軸を
遮る。光学センサ3の光軸を遮ったとき、カセット1内
のカード2が満杯になったと判断され、その旨が上位装
置に伝達される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の装置においては、カードカセット内のカードの満杯を
検出するのに光学センサを用いているので、カードカセ
ットを装置内部に配設しなければならず、そうするとカ
ードカセットの取り外しが容易でないという問題があっ
た。
【0007】本考案は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、カードカセットを装置の外部に実装す
ることを可能とし、もってカードカセットの取り外しの
容易さを実現したフル検出機構を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案は、底側部にカードを通過させる間隙を有し、
この間隙からカードを取り込むカードカセットでのカー
ドの満杯を検出する機構において、取り込まれたカード
上に載置され、該カードを押下する導電性のウェイト
と、カセットの上部に配設された電極とを設け、前記ウ
ェイトと前記電極が接触することによりカードの満杯を
検出するようにしたものである。
【0009】
【作用】上記構成を有する本考案によれば、カードカセ
ット内に使用済みのカードが次々に回収されると、カー
ド上に載置されたウェイトが徐々に上昇移動する。ウェ
イトはある位置までくると電極に接触する。ウェイトは
導電性であるので、電極を導通状態にし、これによりカ
ードが満杯である事を示す信号を送ることができる。し
たがって、カードカセットの両側に光学センサを設ける
必要が無くなり、カードカセットの装置外側への実装が
可能になる。
【0010】
【実施例】以下、本考案に係る実施例を図面にしたがっ
て説明する。なお各図面に共通する要素には同一の符号
を付す。図1は本考案の実施例を示す側断面図である。
図において、カードカセット21には、回収されたカー
ド2が収納されている。収納されているカード2の上部
には、カード2を下方へ押圧する導電性のウェイト22
が載置されている。ウェイト22は、自重または図示し
ない付勢手段によりカード2を下方へ押圧する。ウェイ
ト22は、全体を導電性材料から形成してもよいし、後
述する電極が接触する部分だけを導電性材料で形成して
もよい。
【0011】カードカセット21の上部には電極23が
取り付けられている。電極23は、図2に示すように、
2つ(23a,23b)取り付けられており、ウェイト
22が上昇したきた場合にウェイト22と接触するよう
になっている。電極23aと電極23bは壁により互い
に絶縁されている。電極23は図示せぬ上位装置に接続
されている。なお図2は本考案に実施例の要部を示す断
面図である。
【0012】カードカセット21の下部には、従来例と
同様に、間隙6および開口部が形成され、開口部には送
りローラ7および補助ローラ8が回転可能に配設されて
いる。送りローラ7はカード2をカセット21内に回収
する役割を担い、補助ローラ8はカセット21内のカー
ド2の重量を送りローラ7と分担し、カード2がカセッ
ト21の底面に接触して負荷とならないようにする役目
も担っている。
【0013】送りローラ7は、リンク9に回転可能に取
り付けられており、図示せぬ駆動手段により回転する。
リンク9は軸10を中心に回転可能に図示せぬフレーム
に支持されており、リンク9の一端9aはリミッタ11
内に位置し、他端9bはソレノイド12に結合されてい
る。またリンク9は、スプリング13により時計回り方
向に付勢されており、リンク9は、一端9aがリミッタ
11内を回動できる範囲だけ回転する。
【0014】つぎに本実施例の動作を説明する。まず回
収指令を受けていない状態では、ソレノイド12はオフ
の状態になっており、リンク9はスプリング13の付勢
力によってリミッタ11の下側に当接しており、送りロ
ーラ7とカセット21内のカード2との接触位置は、間
隙6とほぼ同一平面上の位置となっている。ここで回収
指令が来ると、ソレノイド12がオンし、リンク9は反
時計回り方向に回転し、リンクの一端9aはリミッタ1
1の上端に当接する。これにより送りローラ7はカセッ
ト21内のカード2を持ち上げ、新たに回収するカード
2が入り込むスペースをつくる。ここで送りローラ7が
図示せぬ駆動手段により時計回り方向に回転駆動され
る。
【0015】この状態で図示しないカードリーダより回
収すべきカード2が送られてくると、そのカード2は間
隙6を通過し、カセット21内の最下部に入り込む。カ
ード2が回収されると、送りローラ7は停止し、ソレノ
イド12もオフする。するとスプリング13によって、
リンク9は時計回り方向に回転し、その一端9aはリミ
ッタ11の上側に当接する。上記の動作を繰り返すこと
により、カセット21内にはカード2が徐々に蓄積さ
れ、ウェイト22は徐々に上方へ移動する。ウェイト2
2が上方に移動して電極23a,23bに接触すると、
ウェイト22は導電性であるので、電極23aと電極2
3bとの間で導通状態となり、図示せぬ上位装置に対し
て信号を伝達可能になる。そしてこの信号をカード2の
満杯を示す信号として上位装置に送る。
【0016】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、導
電性のウェイトを電極に接触させることにより、カード
の満杯を検出するようにしたので、カードカセットの両
側に光学センサを設ける必要がなくなり、カードカセッ
トを装置にたいして露出させる実装が可能となり、カー
ドカセットの着脱が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す側断面図である。
【図2】本考案の実施例の要部を示す断面図である。
【図3】従来のカードカセットを示す側面図である。
【符号の説明】
2 カード 21 カードカセット 22 ウェイト 23a,23b 電極

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底側部にカードを通過させる間隙を有
    し、この間隙からカードを取り込むカードカセットでの
    カードの満杯を検出する機構において、 取り込まれたカード上に載置され、該カードを押下する
    導電性のウェイトと、 カセットの上部に配設された電極とを設け、 前記ウェイトと前記電極が接触することによりカードの
    満杯を検出することを特徴とするカードカセットのフル
    検出機構。
JP7199992U 1992-10-15 1992-10-15 カードカセットのフル検出機構 Expired - Lifetime JP2557824Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7199992U JP2557824Y2 (ja) 1992-10-15 1992-10-15 カードカセットのフル検出機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7199992U JP2557824Y2 (ja) 1992-10-15 1992-10-15 カードカセットのフル検出機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0635250U JPH0635250U (ja) 1994-05-10
JP2557824Y2 true JP2557824Y2 (ja) 1997-12-17

Family

ID=13476688

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7199992U Expired - Lifetime JP2557824Y2 (ja) 1992-10-15 1992-10-15 カードカセットのフル検出機構

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