JP2557623Y2 - 蓄熱器 - Google Patents
蓄熱器Info
- Publication number
- JP2557623Y2 JP2557623Y2 JP1990102982U JP10298290U JP2557623Y2 JP 2557623 Y2 JP2557623 Y2 JP 2557623Y2 JP 1990102982 U JP1990102982 U JP 1990102982U JP 10298290 U JP10298290 U JP 10298290U JP 2557623 Y2 JP2557623 Y2 JP 2557623Y2
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- JP
- Japan
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- outflow
- inflow
- chamber
- conduit
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/14—Thermal energy storage
Landscapes
- Thermal Insulation (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は一般に自動車等の暖房装置、給湯装置等にあ
ってその系路に配置される蓄熱器の構造の改良に関する
ものである。
ってその系路に配置される蓄熱器の構造の改良に関する
ものである。
（従来の技術） 従来、この種の蓄熱器としては例えば実開昭57−1902
80号公報（第３図）に示すように、外周面に多数のフィ
ン（14）を有して蓄熱材料（13）を収容した断面四角形
からなる密閉した蓄熱カプセル（11）の内部に、熱媒体
通路として細径管材からなる単体のコイル状の熱交換チ
ューブ（12）を内装して該チューブの流入口部と流出口
部とを外部に突出して構成されていた。
80号公報（第３図）に示すように、外周面に多数のフィ
ン（14）を有して蓄熱材料（13）を収容した断面四角形
からなる密閉した蓄熱カプセル（11）の内部に、熱媒体
通路として細径管材からなる単体のコイル状の熱交換チ
ューブ（12）を内装して該チューブの流入口部と流出口
部とを外部に突出して構成されていた。
（考案が解決しようとする課題） しかしながら、このような従来の技術においては、前
記単体からなる、しかも熱交換効率に関連して管径を太
くなし得ない細径管材による熱交換チューブ（12）の構
造により、熱媒体通路を狭く且つ長尺となして流路抵抗
等により流量の不足を招き、概して蓄熱効果を有効且つ
充分に発揮できない傾向にあり、更に蓄熱カプセル（1
1）自体のなす四角形状とその外周面での多数のフィン
構造とによって、車体等での限られたスペースでの配置
に際しての製品全体の曲げ成形を殆んど不可能となし、
取付け上の制限を余儀なくされる等の問題を有するもの
であった。
記単体からなる、しかも熱交換効率に関連して管径を太
くなし得ない細径管材による熱交換チューブ（12）の構
造により、熱媒体通路を狭く且つ長尺となして流路抵抗
等により流量の不足を招き、概して蓄熱効果を有効且つ
充分に発揮できない傾向にあり、更に蓄熱カプセル（1
1）自体のなす四角形状とその外周面での多数のフィン
構造とによって、車体等での限られたスペースでの配置
に際しての製品全体の曲げ成形を殆んど不可能となし、
取付け上の制限を余儀なくされる等の問題を有するもの
であった。
本考案は従来技術の有する前記問題に鑑みてなされた
もので、流路としての全体の断面積並びにその表面積を
効果的に拡大して流量を充分となすと共に、熱交換効率
を高め、蓄熱効果を一層有効に発揮せしめることのでき
る蓄熱器を提供することを目的とするものである。
もので、流路としての全体の断面積並びにその表面積を
効果的に拡大して流量を充分となすと共に、熱交換効率
を高め、蓄熱効果を一層有効に発揮せしめることのでき
る蓄熱器を提供することを目的とするものである。
（課題を解決するための手段） 本考案は上記目的を達成するために、内部にあって一
端側に仕切壁により流入室と流出室とを、また他端側に
仕切壁をもって連通室をそれぞれ区劃して設け、且つ仕
切壁との間に亘り、充填した蓄熱材を貫通して前記流入
室及び流出室と連通室とに通ずる複数の大径且つ短尺の
管材による熱媒体の流入路並びに流出路を備えると共
に、流入室と流出室部とにそれぞれ流入導管並びに流出
導管を突設した円筒状の密閉した内筒の外周に、真空層
の断熱間隙を保持し、且つ前記流入導管並びに流出導管
のそれぞれの流入口と流出口部とを、内筒の側壁部の上
方に偏心した外方に位置して設けると共に、該流入導管
及び流出導管の接続端部側をＬ字状に屈曲して外部に突
出して円筒状の外筒により密閉、包持して構成した蓄熱
器を要旨とするものである。
端側に仕切壁により流入室と流出室とを、また他端側に
仕切壁をもって連通室をそれぞれ区劃して設け、且つ仕
切壁との間に亘り、充填した蓄熱材を貫通して前記流入
室及び流出室と連通室とに通ずる複数の大径且つ短尺の
管材による熱媒体の流入路並びに流出路を備えると共
に、流入室と流出室部とにそれぞれ流入導管並びに流出
導管を突設した円筒状の密閉した内筒の外周に、真空層
の断熱間隙を保持し、且つ前記流入導管並びに流出導管
のそれぞれの流入口と流出口部とを、内筒の側壁部の上
方に偏心した外方に位置して設けると共に、該流入導管
及び流出導管の接続端部側をＬ字状に屈曲して外部に突
出して円筒状の外筒により密閉、包持して構成した蓄熱
器を要旨とするものである。
（作用） 本考案はこのように構成されているため、熱媒体の流
通に際して、大径からなる流入導管及び流出導管、並び
に流入路及び流出路をなす複数且つ短尺の管材構造によ
り、これら全体の流路での断面積並びにその周面での表
面積を効果的に拡大して流量を充分となすため、熱交換
効率を高め、蓄熱効果を一層有効に発揮せしめることが
でき、また製品全体の円筒状の構成により必要に応じて
ある範囲内での曲げ成形を可能となすことができ、従っ
て限られた狭いスペースでの設置を可能となして取付け
上の制限を緩和することとなる。
通に際して、大径からなる流入導管及び流出導管、並び
に流入路及び流出路をなす複数且つ短尺の管材構造によ
り、これら全体の流路での断面積並びにその周面での表
面積を効果的に拡大して流量を充分となすため、熱交換
効率を高め、蓄熱効果を一層有効に発揮せしめることが
でき、また製品全体の円筒状の構成により必要に応じて
ある範囲内での曲げ成形を可能となすことができ、従っ
て限られた狭いスペースでの設置を可能となして取付け
上の制限を緩和することとなる。
（実施例） 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すれば、
第１図は本考案の蓄熱器の一部切欠きによる縦断面図、
第２図は第１図Ａ−Ａ線の横断面図であって、（１）は
密閉した円筒状の外筒、（２）は同じく円筒状からなる
密閉した内筒であり、その内部にあって一端側に仕切壁
（３），（３′）により流入室（４）と流出室（４′）
とを、また他端側に仕切壁（３″）をもって連通室
（４″）をそれぞれ区劃して設けてなるものである。そ
して仕切壁（３′）と（３″）との間に亘り、充填した
蓄熱材（５）を貫通して前記流入室（４）及び流出室
（４′）と連通室（４″）とに通ずる複数且つ比較的短
尺の管材による熱媒体の流入路（６）並びに流出路
（７）を内部に備えると共に、流入室（４）と流出室
（４′）部とに外部に接続される、大径からなる流入導
管（６′）並びに流出導管（７′）をそれぞれ突設して
密閉してなるものである。そして更に内筒（２）の外周
に断熱間隙（８）を保持して流入導管（６′）と流出導
管（７′）の接続端部側を外部に突出した状態で前記外
筒（１）により密閉、包持して構成するものである。
第１図は本考案の蓄熱器の一部切欠きによる縦断面図、
第２図は第１図Ａ−Ａ線の横断面図であって、（１）は
密閉した円筒状の外筒、（２）は同じく円筒状からなる
密閉した内筒であり、その内部にあって一端側に仕切壁
（３），（３′）により流入室（４）と流出室（４′）
とを、また他端側に仕切壁（３″）をもって連通室
（４″）をそれぞれ区劃して設けてなるものである。そ
して仕切壁（３′）と（３″）との間に亘り、充填した
蓄熱材（５）を貫通して前記流入室（４）及び流出室
（４′）と連通室（４″）とに通ずる複数且つ比較的短
尺の管材による熱媒体の流入路（６）並びに流出路
（７）を内部に備えると共に、流入室（４）と流出室
（４′）部とに外部に接続される、大径からなる流入導
管（６′）並びに流出導管（７′）をそれぞれ突設して
密閉してなるものである。そして更に内筒（２）の外周
に断熱間隙（８）を保持して流入導管（６′）と流出導
管（７′）の接続端部側を外部に突出した状態で前記外
筒（１）により密閉、包持して構成するものである。
尚前記流入導管（６′）及び流出導管（７′）のなす
それぞれの流入口（６″）と流出口（７″）部とを対流
等に伴なう放熱を効果的に防止する配置に関連して好ま
しくは内筒（２）の側壁部の偏芯した外方に位置して設
けると共に、該流入導管及び流出導管をいずれもＬ字状
に屈曲して形成し、また前記断熱間隙（８）を断熱効果
の促進に関連して真空層となし且つ外筒（１）の内面及
び内筒（２）の外面を夫々銀めっきすることが好まし
い。実線による矢印は熱媒体の流れの方向を示すもので
ある。
それぞれの流入口（６″）と流出口（７″）部とを対流
等に伴なう放熱を効果的に防止する配置に関連して好ま
しくは内筒（２）の側壁部の偏芯した外方に位置して設
けると共に、該流入導管及び流出導管をいずれもＬ字状
に屈曲して形成し、また前記断熱間隙（８）を断熱効果
の促進に関連して真空層となし且つ外筒（１）の内面及
び内筒（２）の外面を夫々銀めっきすることが好まし
い。実線による矢印は熱媒体の流れの方向を示すもので
ある。
（考案の効果） 以上説明したように本考案による蓄熱器は、前記大径
からなる流入導管（６′）及び流出導管（７′）、並び
に複数の比較的短尺の管材による流入路（６）並びに流
出路（７）の構造により、これら流路のなす全体の断面
積並びにその周面での表面積の効果的な拡大に伴い流量
を充分となして熱交換効率を高めることとなり、蓄熱効
果を一層有効に発揮せしめることができる等、極めて有
用な蓄熱器である。
からなる流入導管（６′）及び流出導管（７′）、並び
に複数の比較的短尺の管材による流入路（６）並びに流
出路（７）の構造により、これら流路のなす全体の断面
積並びにその周面での表面積の効果的な拡大に伴い流量
を充分となして熱交換効率を高めることとなり、蓄熱効
果を一層有効に発揮せしめることができる等、極めて有
用な蓄熱器である。
第１図は本考案の一実施例に係る蓄熱器の一部切欠きに
よる縦断面図、第２図は第１図Ａ−Ａ線の横断面図、第
３図は従来例を示す一部の縦断面図である。 （１）…外筒、（２）…内筒、（３），（３′），
（３″）…仕切壁、（４）…流入室、（４′）…流出
室、（４″）…連通室、（５）…蓄熱材、（６）…流入
路、（６′）…流入導管、（６″）…流入口、（７）…
流出路、（７′）…流出導管、（７″）…流出口、
（８）…断熱間隙。
よる縦断面図、第２図は第１図Ａ−Ａ線の横断面図、第
３図は従来例を示す一部の縦断面図である。 （１）…外筒、（２）…内筒、（３），（３′），
（３″）…仕切壁、（４）…流入室、（４′）…流出
室、（４″）…連通室、（５）…蓄熱材、（６）…流入
路、（６′）…流入導管、（６″）…流入口、（７）…
流出路、（７′）…流出導管、（７″）…流出口、
（８）…断熱間隙。
Claims (1)
- 【請求項１】内部にあって一端側に仕切壁（３）、
（３′）により流入室（４）と流出室（４′）とを、ま
た他端側に仕切壁（３″）をもって連通室（４″）をそ
れぞれ区劃して設け、且つ仕切壁（３′）と（３″）と
の間に亘り、充填した蓄熱材（５）を貫通して前記流入
室（４）及び流出室（４′）と連通室（４″）とに通ず
る複数の大径且つ短尺の管材による熱媒体の流入路
（６）並びに流出路（７）を備えると共に、流入室
（４）と流出室（４′）部とにそれぞれ流入導管
（６′）並びに流出導管（７′）を突設した円筒状の密
閉した内筒（２）の外周に、真空層の断熱間隙（８）を
保持し、且つ前記流入導管（６′）並びに流出導管
（７′）のそれぞれの流入口（６″）と流出口（７″）
部とを、内筒（２）の側壁部の上方に偏心した外方に位
置して設けると共に、該流入導管（６′）及び流出導管
（７′）の接続端部側をＬ字状に屈曲して外部に突出し
て円筒状の外筒（１）により密閉、包持して構成したこ
とを特徴とする蓄熱器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990102982U JP2557623Y2 (ja) | 1990-09-29 | 1990-09-29 | 蓄熱器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990102982U JP2557623Y2 (ja) | 1990-09-29 | 1990-09-29 | 蓄熱器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0463957U JPH0463957U (ja) | 1992-06-01 |
| JP2557623Y2 true JP2557623Y2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=31847673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990102982U Expired - Fee Related JP2557623Y2 (ja) | 1990-09-29 | 1990-09-29 | 蓄熱器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2557623Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4605188B2 (ja) * | 2002-05-29 | 2011-01-05 | 株式会社デンソー | 車両用空調装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5689581A (en) * | 1979-12-19 | 1981-07-20 | Ricoh Co Ltd | Thermosensitive recorder |
| JPS62108507A (ja) * | 1985-11-06 | 1987-05-19 | Toshiba Corp | 超電導コイル |
-
1990
- 1990-09-29 JP JP1990102982U patent/JP2557623Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0463957U (ja) | 1992-06-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |