JP2557044Y2 - 軌道モーターカーの走行操作装置 - Google Patents

軌道モーターカーの走行操作装置

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JP2557044Y2
JP2557044Y2 JP1991024580U JP2458091U JP2557044Y2 JP 2557044 Y2 JP2557044 Y2 JP 2557044Y2 JP 1991024580 U JP1991024580 U JP 1991024580U JP 2458091 U JP2458091 U JP 2458091U JP 2557044 Y2 JP2557044 Y2 JP 2557044Y2
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Japan
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brake
sensor
solenoid
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transmission
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JP1991024580U
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正 大西
薫 徳永
清一郎 大井
真一郎 杉山
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Komatsu Ltd
East Japan Railway Co
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Komatsu Ltd
East Japan Railway Co
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、鉄道のレール上を走行
する軌道モーターカーを走行制御する走行操作装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】軌道モーターカーはエンジンの出力を変
速機等を介して鉄車輪に伝達することでレール上を走行
すると共に、ブレーキ弁よりブレーキにエアーを供給し
て制動するようにしており、軌道モーターカーを走行操
作する装置は変速機操作部材とブレーキ弁操作部材より
構成してある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の走行操作装置で
は軌道モーターカーを小きざみに走行するには変速機操
作部材とブレーキ弁操作部材を微操作する必要があり、
その操作が大変複雑となり、軌道モーターカーに付属す
るアタッチメントを操作しながら軌道モーターカーを走
行することは困難であり作業効率が悪いものであった。
【0004】そこで、本考案は前述の課題を解決できる
ようにした軌道モーターカーの走行操作装置を提供する
ことを目的とする。
【課題を解決するための手段】車体2の鉄車輪3にエン
ジン4の出力を変速機5を介して伝達し、この鉄車輪3
を制動するブレーキ6を備えた軌道モーターカーにおい
て、 前記変速機5を前進状態とする前進用シリンダ2
8に流体圧を供給する前進用電磁弁20と、前記変速機
5を後進状態とする後進用シリンダ29に流体圧を供給
する後進用電磁弁22と、前記ブレーキ6を制動するブ
レーキシリンダ30に流体圧を供給するブレーキ用電磁
弁24と、中立位置を境として前後に揺動自在に支承し
た走行レバー8と、この走行レバー8の中立位置を境と
した前方に設けた前ブレーキ解除用センサ13、前進セ
ンサ15と、走行レバー8の中立位置を境とした後方に
設けた後ブレーキ解除用センサ14、後進センサ16を
備え、前記走行レバー8が中立位置の時には各センサが
作動せずに変速機5が中立状態、ブレーキ6が制動状態
となり、走行レバー8が前方に揺動すると前ブレーキ解
除用センサ13と前進センサ15が作動して前進用電磁
弁20のソレノイド21とブレーキ用電磁弁24のソレ
ノイド25に通電制御して変速機5が前進状態、ブレー
キ6が非制動状態となり、走行レバー8が後方に揺動す
ると後ブレーキ解除用センサ14と後進センサ16が作
動して後進用電磁弁22のソレノイド23とブレーキ用
電磁弁24のソレノイド25に通電制御して変速機5が
後進状態、ブレーキ6が非制動状態となるようにしたこ
とを特徴とする軌道モーターカーの走行操作装置。
【作用】走行レバー8を中立位置から前に揺動操作する
と変速機5が前進状態、ブレーキ6が非制動状態とな
り、走行レバー8を中立位置から後に揺動操作すると変
速機5が後進状態、ブレーキ6が非制動状態となる。走
行レバー8が中立位置の時には変速機5が中立状態で、
ブレーキ6が制動状態となる。このようであるから、軌
道モーターカーを一本の走行レバー8で前後方向に走
行、停止操作できて軌道モーターカーを簡単に微走行操
作でき、付属したアタッチメントを操作しながら軌道モ
ーターカーを走行できて作業効率を向上できる。しか
も、各センサの作動によって各電磁弁のソレノイドに通
電制御する構成のために、センサと電磁弁のソレノイド
を電気配線で接続すれば良いから、センサ、電磁弁を任
意の位置に取付けできる。
【0005】
【実施例】図1に示すように、軌道モーターカー1は車
体2に鉄車輪3を設け、エンジン4の動力が変速機5等
を介して鉄車輪3に伝達され、その鉄車輪3を制動する
ブレーキ6を備え、車体2に旋回自在に設けた運転室7
に走行レバー8が設けてある。図1において、9はけん
引車である。図2、図3に示すように、走行レバー8は
支点10で前後揺動自在に支承され、この走行レバー8
の支点部付近に前後ブレーキ用センサー11,12、前
後ブレーキ解除用センサー13,14、前進センサ1
5、後進センサ16が設けられ、これらセンサはリミッ
トスイッチとなって走行レバー8に取付けたドッグ17
でON、OFFされてセンサー部を構成している。前記
前後ブレーキ用センサ11,12は図4に示すように常
閉型リミットスイッチとなり、電源18と直通・貫通ブ
レーキ切替スイッチ19を連通・遮断し、走行レバー8
が中立位置の時にブレーキ信号を出力し、走行レバー8
を前後に揺動するとブレーキ信号を停止する。前記前後
ブレーキ解除センサ13,14は常開型のリミットスイ
ッチとなり、電源18と直通・貫通ブレーキ切替スイッ
チ19を連通・遮断し、走行レバー8が中立位置の時に
はブレーキ弛め信号を停止し、前後に揺動するとブレー
キ弛め信号を出力する。前記前・後進センサー15,1
6は常開型のリミットスイッチとなり、電源18と変速
機の前進用電磁弁20のソレノイド21及び電源18と
変速機の後進用電磁弁22のソレノイド23を連通・遮
断し、走行レバー8が中立位置の時には前進・後進信号
を停止し、前後に揺動すると前進信号、後進信号を出力
する。前記直通・貫通ブレーキ切替スイッチ19は直通
ブレーキ用電磁弁24のソレノイド25と、貫通ブレー
キ用電磁弁26のソレノイド27の一方に信号を出力す
るもので、手動操作で切替えられる。前記前進用電磁弁
20は変速機5の前進用シリンダ28にエアーを供給す
るもので、後進用電磁弁22は変速機5の後進用シリン
ダ29にエアーを供給するものであって、ソレノイド2
1,23に通電されると変速機5を前進状態又は後進状
態とする。前記直通ブレーキ用電磁弁24は軌道モータ
ーカーのブレーキ6のブレーキシリンダ30にエアを供
給制御するものであり、貫通ブレーキ用電磁弁26はけ
ん引車のブレーキ31のブレーキシリンダ32にエアー
を供給制御するものである。
【0006】次に作動を説明する。走行レバー8を中立
位置とすると前後ブレーキ用センサ11,12よりブレ
ーキ信号が直通・貫通ブレーキ切替スイッチ19に入力
され、直通状態の時には貫通ブレーキ用電磁弁26が中
立位置Aとなってブレーキシリンダ32のバネ33で貫
通ブレーキ31が制動されとる共に、直通ブレーキ用電
磁弁24が供給位置Bとなって直通ブレーキ6が制動さ
れる。前述の状態で直通・貫通切替スイッチ19を貫通
状態とすれば貫通ブレーキ用電磁弁26が第1供給位置
Cとなって貫通ブレーキ31が非制動となる。走行レバ
ー8を前方に揺動すると前ブレーキ解除センサ13がO
Nとなってブレーキ弛め信号が出力され、直通・貫通ブ
レーキ切替スイッチ19が直通状態の時には直通ブレー
キ用電磁弁24のソレノイド25に通電されて排出位置
Dとなり、ブレーキ6がバネ33で非制動となり、これ
と同時に前進センサ15がONして前進用電磁弁20の
ソレノイド21に通電されて中立位置Aから前進位置E
となって前進用シリンダ28で変速機5が前進状態とな
る。また、直通・貫通ブレーキ切替スイッチ19を貫通
位置とすると貫通ブレーキ用電磁弁26が弛め位置Fと
なり、貫通ブレーキ31が非制動となる。走行レバー8
を後方に揺動すると後ブレーキ解除センサ14がONと
なって前述と同様にブレーキ6が非制動し、後進センサ
16がONして後進用電磁弁22が中立位置Aから後進
位置Gとなって後進用シリンダ29で変速機5が後進状
態となる。
【0007】
【考案の効果】走行レバー8を中立位置から前に揺動操
作すると変速機5が前進状態、ブレーキ6が非制動状態
となり、走行レバー8を中立位置から後に揺動操作する
と変速機5が後進状態、ブレーキ6が非制動状態とな
る。走行レバー8が中立位置の時には変速機5が中立状
態で、ブレーキ6が制動状態となる。このようであるか
ら、軌道モーターカーを一本の走行レバー8で前後方向
に走行、停止操作できて軌道モーターカーを簡単に微走
行操作でき、付属したアタッチメントを操作しながら軌
道モーターカーを走行できて作業効率を向上できる。し
かも、各センサの作動によって各電磁弁のソレノイドに
通電制御する構成のために、センサと電磁弁のソレノイ
ドを電気配線で接続すれば良いから、センサ、電磁弁を
任意の位置に取付けできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】軌道モーターカーの全体説明図である。
【図2】走行レバーの取付部正面図である。
【図3】走行レバーの取付部平面図である。
【図4】制御回路図である。
【符号の説明】
2 車体、3 鉄車輪、4 エンジン、5 変速機、6
ブレーキ、8 走行レバー、20 前進用電磁弁、2
2 後進用電磁弁、24 直通ブレーキ用電磁弁、30
ブレーキシリンダ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 杉山 真一郎 新潟県新潟市上沼687番地 (56)参考文献 特開 昭48−73929(JP,A) 特公 昭46−19968(JP,B1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体2の鉄車輪3にエンジン4の出力を
    変速機5を介して伝達し、この鉄車輪3を制動するブレ
    ーキ6を備えた軌道モーターカーにおいて、前記変速機
    5を前進状態とする前進用シリンダ28に流体圧を供給
    する前進用電磁弁20と、前記変速機5を後進状態とす
    る後進用シリンダ29に流体圧を供給する後進用電磁弁
    22と、前記ブレーキ6を制動するブレーキシリンダ3
    0に流体圧を供給するブレーキ用電磁弁24と、中立位
    置を境として前後に揺動自在に支承した走行レバー8
    と、この走行レバー8の中立位置を境とした前方に設け
    た前ブレーキ解除用センサ13、前進センサ15と、走
    行レバー8の中立位置を境とした後方に設けた後ブレー
    キ解除用センサ14、後進センサ16を備え、 前記走行レバー8が中立位置の時には各センサが作動せ
    ずに変速機5が中立状態、ブレーキ6が制動状態とな
    り、走行レバー8が前方に揺動すると前ブレーキ解除用
    センサ13と前進センサ15が作動して前進用電磁弁2
    0のソレノイド21とブレーキ用電磁弁24のソレノイ
    ド25に通電制御して変速機5が前進状態、ブレーキ6
    が非制動状態となり、走行レバー8が後方に揺動すると
    後ブレーキ解除用センサ14と後進センサ16が作動し
    て後進用電磁弁22のソレノイド23とブレーキ用電磁
    弁24のソレノイド25に通電制御して変速機5が後進
    状態、ブレーキ6が非制動状態となるようにしたことを
    特徴とする軌道モーターカーの走行操作装置。
JP1991024580U 1991-03-22 1991-03-22 軌道モーターカーの走行操作装置 Expired - Lifetime JP2557044Y2 (ja)

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JPH04113269U JPH04113269U (ja) 1992-10-02
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4873929A (ja) * 1971-12-31 1973-10-05

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