JP2556827Y2 - 運転台持上装置 - Google Patents

運転台持上装置

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JP2556827Y2 JP1367192U JP1367192U JP2556827Y2 JP 2556827 Y2 JP2556827 Y2 JP 2556827Y2 JP 1367192 U JP1367192 U JP 1367192U JP 1367192 U JP1367192 U JP 1367192U JP 2556827 Y2 JP2556827 Y2 JP 2556827Y2
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敏明 中沢
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、キャブオ−バ型自動車
に使用の運転台持上装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンを運転台の下に設けたキャブオ
−バ型自動車にあっては、そのエンジンの修理あるいは
点検において、そのエンジンの上部に乗っている運転台
を持ち上げるために運転台持上装置を有している。従
来、その運転台持上装置は、図3および図4のような構
成となっている。図3において、自動車におけるシャ−
シ10と運転台12との間には油圧アクチュエ−タ11
が介設し、その運転台持上装置全体の油圧回路図は図4
のようになっており、その油圧回路における油圧アクチ
ュエ−タ11は、図3における油圧アクチュエ−タ11
を記号的に示しているものである。
【0003】図3および図4における作用は下記のよう
になっている。図4の切換弁3が中立の切換位置3Bに
なっている状態においては、パイロット管路6aおよび
7aが共にリザ−バ4に開放した状態になっているか
ら、この状態においてパイロットチェック弁6および7
は共に閉じ、油圧アクチュエ−タ11は油圧的に拘束状
態になっている。したがって、この切換位置3Bの状態
においては、油圧アクチュエ−タ11が運転台12を油
圧的に支えている状態になっている。
【0004】切換弁3の切換位置を3Cに設定すると、
油圧源5からの圧油が切換位置3Cおよびパイロット管
路6aを介してパイロットチェック弁6を押し開き、且
つその圧油はパイロットチェック弁7を通過して押しの
け室11aに圧送する。その結果、ピストン体11Bが
上方に押し上げられて油圧アクチュエ−タ11が軸方向
に伸張してゆき、運転台12を図3のように上方へ持ち
上げてゆく。このピストン体11Bの押し上げによって
押しのけ室11bにおける作動油は、その押し開かれた
パイロットチェック弁6および切換位置3Cを介してリ
ザ−バ4に排出する。なお、運転台12はシャ−シ10
の前方において樞着する構成となっているから、上記運
転台12の持ち上げは、図3のように運転台12が前方
に傾斜する状態に持ち上げられる。
【0005】上記状態に対して、切換弁3の切換位置を
3Aに設定すると、油圧源5からの圧油が切換位置3A
およびパイロット管路7aを介してパイロットチェック
弁7を押し開き、且つその圧油はパイロットチェック弁
6を通過して押しのけ室11bに圧送する。その結果、
ピストン体11Bが下方に押し下げられて油圧アクチュ
エ−タ11が軸方向に収縮してゆき、運転台12を下方
へ持ち下げてゆく。このピストン体11Bの押し下げに
よって押しのけ室11aにおける作動油は、その押し開
かれたパイロットチェック弁7および切換位置3Aを介
してリザ−バ4に排出する。
【0006】従来における油圧アクチュエ−タ11は上
記のように作用するものであるが、上記油圧アクチュエ
−タ11本体の更に詳細な構成は図5のようになってい
る。図5は、油圧アクチュエ−タ11の側面図を示した
ものであり、支持体11Cはその軸方向への動きにおい
て図4における油圧アクチュエ−タ11のピストン体1
1Bに固設し、支持体11Cにはその軸方向に複数の切
欠き11Baを削設し、シリンダ体11Aに固設した支
持台11cに固着のピン11dには爪体11eがそのピ
ン11dまわりへの揺動を可能に嵌合し、スプリング1
1hは、爪体11eに対して矢印b方向への附勢力を与
えている。すなわち、爪体11eに固着した爪11jと
切欠き11Baはラチェット機構を構成している。
【0007】上記ラチェット機構の作用は下記のように
なっている。上記のように、油圧アクチュエ−タ11が
伸張してゆくときは、支持体11Cがシリンダ体11A
に対して上方(図5では支持体11Cがピストン体11
Bと共に下方)に移行し、爪11jもその移行にともな
って支持体11C上を相対的に移行してゆく。この場
合、切欠き11Baの図示上側部分は上方に開いた斜面
11iとなっているから、爪11jに対する切欠き11
Baのその移行において、切欠き11Baがその移行を
阻止することはない。
【0008】上記油圧アクチュエ−タ11が上記のよう
に伸張した状態において、万一、不測の事態によって押
しのけ室11aからの圧油漏れが生じた場合、ピストン
体11Bに加わっている運転台12の重量によって油圧
アクチュエ−タ11が収縮してしまうことになる。この
場合、その収縮によってピストン体11Bが下降してく
ると共に、切欠き11Baも爪11jに対して下降して
ゆく。しかし、その下降においていずれかの切欠き11
Baが爪11jの位置にくると、爪11jはスプリング
11hの附勢力によって切欠き11Baにはまり込み、
その下降を機械的に拘束する。すなわち、その拘束によ
って、上記不測の事態による運転台12の落下を防止で
きるようになっているものである。また、上記操作にお
いて油圧源5は通常、電動油圧ポンプとなっている。し
たがって、その油圧源5からの上記圧油の圧送は、上記
電動油圧ポンプの電源スイッチを入れることによって行
われる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】上記のような従来にお
ける油圧アクチュエ−タ11の上記ラチェット機構の存
在は、上記のように運転台12を下降させてゆくとき、
その操作が下記のように面倒なものになっている。すな
わち、その運転台12を下降させるときは、図5におけ
るスプリング11hの附勢力に抗してワイヤ−11gを
引き、爪体11eを矢印c方向に戻し、爪11jを切欠
き11Baから外す。その爪11jの外れた状態に至っ
た後、切換弁3の切換位置を3Aに設定して油圧源とし
ての電動油圧ポンプ5のスイッチを入れて、上記のよう
に運転台12を下降させることになる。本考案の目的
は、上記のような運転台12の下降操作を容易にした運
転台持上装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案は、下記の従来に
おける運転台持上装置を改良したものであり、その従来
における運転台持上装置は下記のとおりである。第1の
油圧アクチュエ−タは、一方の押しのけ室へ圧油を圧送
し且つ他方の押しのけ室をリザ−バに開放することによ
って、ピストン体とシリンダ体との両者の軸方向の間が
伸張して運転台を持ち上げ、逆に前記他方の押しのけ室
へ圧油を圧送し且つ前記一方の押しのけ室を前記リザ−
バに開放することによって、前記ピストン体と前記シリ
ンダ体との両者の軸方向の間が収縮して前記運転台を持
ち下げる構成となっている。その第1の油圧アクチュエ
−タにおいては、下記のラチェット機構を装着してい
る。そのピストン体とそのシリンダ体とのいずれかの側
に軸方向に複数の切欠きを配設し、そのいずれかの他の
側にはその切欠きの側に向けて附勢力の与えられた爪を
設け、それら切欠きとその爪との関係は、前記第1の油
圧アクチュエ−タの前記収縮の状態においてその爪がそ
れら切欠きのうちのいずれかに係合してその収縮を拘束
し、その第1の油圧アクチュエ−タの前記伸張の状態に
おいてその爪がその切欠きから離脱しながらその拘束が
外れるラチェット機構の構成となっている。
【00011】上記従来における運転台持上装置の構成
において、本考案の改良部分は下記のとおりである。前
記爪を設けた側の前記ピストン体あるいは前記シリンダ
体には、第2の油圧アクチュエ−タを固設し、その第2
の油圧アクチュエ−タは、前記他方の押しのけ室に圧送
する圧油の圧送によって、前記附勢力に抗して前記爪を
前記切欠きから離脱させ、その他方の押しのけ室への圧
油が前記リザ−バへ開放することによってその附勢力が
前記爪の前記切欠きからの離脱を解除する構成となって
いる。
【0012】
【実施例】図1は、本考案の運転台持上装置における油
圧アクチュエ−タ1の側面図を示したものであり、図2
は、本考案における運転台持上装置の油圧回路図を示
し、図2において記号図示した油圧アクチュエ−タ1は
図1における油圧アクチュエ−タ1を示し、且つ油圧ア
クチュエ−タ1は図3における上述の従来における油圧
アクチュエ−タ11に相当している。すなわち、本考案
においては、油圧アクチュエ−タ1が図3において従来
の油圧アクチュエ−タ11と置換されて使用されるもの
である。
【0013】図2における油圧アクチュエ−タ1は、シ
リンダ体1Aに軸方向への摺動を可能にピストン体1B
が嵌合して第1の油圧アクチュエ−タを構成している。
図2における第2の油圧アクチュエ−タ2においては、
シリンダ体2Aに軸方向への摺動を可能にピストン2c
が嵌合し、図2におけるシリンダ体2Aは図1における
シリンダ体2Aであり、図2におけるピストン2cは図
1におけるピストン2cであり、第2の油圧アクチュエ
−タ2は、図1に示すようにシリンダ体2Aがシリンダ
体1Aに固設することによって、第1の油圧アクチュエ
−タ1と一体になっている。
【0014】図1における支持体1BCは図2における
ピストン体1Bとその軸方向における動きにおいて固設
し、支持体1BCには、その軸方向に複数の切欠き1B
aを配設している。図1において、シリンダ体2Aにお
ける押しのけ室2aには図2における管路2dが連通し
ており、ピストン2cとリンク2fはピン2eを介し且
つリンク2fとリンク2hはピン2gを介してそれぞれ
連接し、リンク2hと爪体2Bの両者は、シリンダ体1
Aに固着したピン2iへ共にそれぞれ別体として嵌合し
ている。スプリング2pはピン2iまわりにおいてリン
ク2hに矢印a方向への附勢力を与えている。また、爪
体2Bにもピン2iまわりにおけるa方向への附勢力が
独立して与えられるように、爪体2Bとシリンダ体1A
との間にスプリング2qを介設させている。なお、スプ
リング2pはその両端をリンク2hに削設の溝2kとシ
リンダ体1Aに削設の溝1eに係止させている。
【0015】図2において、油圧源5およびリザ−バ4
と、管路3aおよび3bとの間には切換弁3を介設して
いる。管路3aはパイロットチェック弁6および管路1
cを介して油圧アクチュエ−タ1における押しのけ室1
bに接続し、管路1cは管路2dを介して第2の油圧ア
クチュエ−タ2における押しのけ室2aに連通し、管路
3bはパイロットチェック弁7および管路1dを介して
油圧アクチュエ−タ1における押しのけ室1aに接続し
ている。また、パイロットチェック弁6におけるパイロ
ット管路6aは管路3bに連通し、パイロットチェック
弁7におけるパイロット管路7aは管路3aに連通して
いる。
【0016】以上の本考案の実施例において、以下その
作用を説明する。運転台12を持ち上げる場合は、切換
弁3を切換位置3Cに設定する。この切換位置3Cの設
定において油圧源としての電動油圧ポンプ5をスイッチ
オンすると、油圧源5からの圧油が切換位置3C、管路
3bを介してパイロット管路6aに圧送して、パイロッ
トチェック弁6を開くと共に、管路3bの圧油はパイロ
ットチェック弁7および管路1dを通過して押しのけ室
1aに圧送する。このことによって、ピストン体1Bは
上方へ押し上げられて油圧アクチュエ−タ1は軸方向に
伸張し、その伸張は運転台12を上方へ押し上げてゆ
く。この押し上げによって押しのけ室1bにおいて押し
のけられた作動油は、管路1c、その押し開けられたパ
イロットチェック弁6、管路3aおよび切換位置3Cを
介してリザ−バ4に戻される。
【0017】このような作用において、スプリング2p
の附勢力は、常にリンク2hおよび2fを介してピスト
ン2cを図1の下方に附勢している。また、スプリング
2qも爪体2Bをピン2iまわりの矢印a方向に附勢し
ている。また、上記のように油圧アクチュエ−タ1が伸
張する場合、管路1cを介して押しのけ室2aもリザ−
バ4に開放され、押しのけ室2a内の油圧がピストン2
cを図1の上方へ押圧する力は消滅した状態になってい
る。そのため油圧アクチュエ−タ1が伸張する場合にお
いて、上記スプリング2pの附勢力は、ピストン2cを
図1の下方に押し下げ、その押し下げは、リンク2fを
介して、リンク2hをピン2iまわりの矢印a方向に回
転させており、また、スプリング2qも爪体2Bを矢印
a方向に回転させている。
【0018】このようなことから、この油圧アクチュエ
−タ1の伸張時において、ピストン体1Aに連結した支
持体1BCが爪2nに対して上方へ移行(図1の図示に
おいては支持体1BCが紙面の下方へ移行することに相
当)してゆく際、爪2nが切欠き1Baに入り込むこと
になる。しかし、切欠き1Baはその入口部分が図示の
上方に開いた斜面2rを形成しているから、その爪2n
に対して切欠き1Baが図1の下方(重力方向の上方)
に移行してゆく際、爪2nが一旦、切欠き1Baに入り
込んでも、その移行に伴って爪2nは斜面2rの部分か
ら抜け出てゆき、油圧アクチュエ−タ1の伸張作用を阻
害することはない。
【0019】上記油圧アクチュエ−タ1の伸張が適当な
位置に達すると、操作者は切換弁を切換位置3Bの中立
位置に設定する。この切換位置3Bに設定されると、管
路3bがリザ−バ4に開放する。その結果、ピストン体
1Bに加わる運転台12の重量によって押しのけ室1a
に油圧が生じ、その油圧によってパイロットチェック弁
7は自動的に閉じる。このような油圧アクチュエ−タ1
の油圧的な拘束状態において、万一、管路1dが破損す
るようなことによって押しのけ室1aの圧油漏れが生ず
ると、ピストン体1Bが下降しようとする。しかし、こ
の状態において爪2nはスプリング2qの附勢力によっ
て、切欠き1Baの方向に附勢されているから、その下
降に伴って、爪2nが切欠き1Baに入り込み、いわゆ
るラチェット作用によって、その下降を阻止する。
【0020】上記の油圧アクチュエ−タ1の伸張に対し
て、運転台12を下降させてゆくときは切換弁3を切換
位置3Aに設定する。切換弁3を切換位置3Aに設定し
て、油圧源としての電動油圧ポンプ5のスイッチをオン
にすると、油圧源5からの圧油は、切換位置3Aおよび
管路3aを介してパイロット管路7aに圧送してパイロ
ットチェック弁7を開き、且つ管路3aの圧油はパイロ
ットチェック弁6および管路1cを通過して押しのけ室
1bに圧送すると共に、管路2dを介して押しのけ室2
aにも圧送する。
【0021】この場合において、ピストン体1Bには非
常に重量のある運転台12の重量が加わっているので、
先ず負荷の軽い側の第2の油圧アクチュエ−タ2の側に
おいて、押しのけ室2aに圧送されている油圧がピスト
ン2cを図1の上方に押圧移行させてゆく。その結果、
ピストン2cはリンク2fを介して、スプリング2pの
附勢力に抗して、リンク2hをピン2iまわりの矢印a
と逆方向に回転させる。そのリンク2hの回転は、リン
ク2hにおける突起2jが爪体2Bにおける折り曲げ部
2mに当接して、爪体2Bを同じく矢印aと逆方向に持
ち上げる。すなわち爪2nが図1の左方に持ち上げられ
て、爪2nの切欠き1Baへの係合を解除させる。
【0022】この爪2nの解除、すなわちラチェット機
構の解除が終了すると、押しのけ室1bは、上記ピスト
ン体1Bに加わっている重量に対応して油圧が高まり、
ピストン体1Bは下降してゆく。そのピストン体1Bの
下降によって押しのけられた押しのけ室1aの作動油
は、管路1d、その押し開かれているパイロットチェッ
ク弁7、管路3bおよび切換位置3Aを介して、リザ−
バ4に開放する。
【0021】以上の実施例においては、ピストン体1B
が運転台12に連接し、シリンダ体1Aがシャ−シ10
に連接する構成となっている。しかし、油圧アクチュエ
−タ1は、その伸張によって運転台12を持ち上げ、そ
の収縮によってその運転台12を持ち下げるのであるか
ら、ピストン体1Bがシャ−シ10に連接し、シリンダ
体1Aが運転台12に連接する構成となっていてもよ
い。また、上記ラチェット機構は、シリンダ体1A側に
爪2nを設け、ピストン体1Bの側に切欠き1Baを配
設する構成になっているが、この機構は相対的に、ピス
トン体1Bあるいはシリンダ体1Aのいずれかの側に第
2の油圧アクチュエ−タによって操作される爪2nを設
け、そのいずれかの他の側に切欠きを配設する構成とな
っていればよいことは容易に理解できるであろう。
【0022】このように本考案は、第1の油圧アクチュ
エ−タ1に第2の油圧アクチュエ−タ2を固設し、その
第2の油圧アクチュエ−タ2に第1の油圧アクチュエ−
タを軸方向に収縮させる圧油を共通して圧送することに
よって、その運転台12の下降操作時にラチェット機構
を自動的に解除するようにしているものである。
【0022】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
の運転台持上装置は、ラチェット機構を手動操作するこ
となく、切換弁3の操作のみによって運転台12を降下
させることが可能になったものである。それ故、運転台
12の下降操作が非常に簡単に行えるようになったもの
である。しかも、その構成は、第1の油圧アクチュエ−
タ1における押しのけ室1bへの油圧管路に第2の油圧
アクチュエ−タ2を設ける簡単な構成によって可能にな
っているものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案におけるに運転台持上装置の油圧アクチ
ュエ−タ部分を側面図によって示したものである。
【図2】本考案におけるに運転台持上装置の油圧回路図
を示したものである。
【図3】自動車に従来の運転台持上装置を装着した状態
の簡略化した側面図を示したものである。
【図4】従来におけるに運転台持上装置の油圧回路図を
示したものである。
【図5】従来におけるに運転台持上装置の油圧アクチュ
エ−タ部分を側面図によって示したものである。
【符号の説明】
1および2 油圧アクチュエ−タ、 1A ピストン
体、 1B シリンダ体、 1Ba 切欠き、 2q
スプリング、 2n 爪、 12 運転台。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の押しのけ室へ圧油を圧送し且つ他
    方の押しのけ室をリザ−バに開放することによって、ピ
    ストン体とシリンダ体との両者の軸方向の間が伸張して
    運転台を持ち上げ、逆に前記他方の押しのけ室へ圧油を
    圧送し且つ前記一方の押しのけ室を前記リザ−バに開放
    することによって、前記ピストン体と前記シリンダ体と
    の両者の軸方向の間が収縮して前記運転台を持ち下げる
    第1の油圧アクチュエ−タにおいては、そのピストン体
    とそのシリンダ体とのいずれかの側に軸方向に複数の切
    欠きを配設し、そのいずれかの他の側にはその切欠きの
    側に向けて附勢力の与えられた爪を設け、それら切欠き
    とその爪との関係は、前記第1の油圧アクチュエ−タの
    前記収縮の状態においてその爪がそれら切欠きのうちの
    いずれかに係合してその収縮を拘束し、その第1の油圧
    アクチュエ−タの前記伸張の状態においてその爪がその
    切欠きから離脱しながらその拘束が外れるラチェット装
    置を構成している、上記構成において、 前記爪を設けた側の前記ピストン体あるいは前記シリン
    ダ体には、第2の油圧アクチュエ−タを固設し、その第
    2の油圧アクチュエ−タは、前記他方の押しのけ室に圧
    送する圧油の圧送によって前記附勢力に抗して、前記爪
    を前記切欠きから離脱させ、その他方の押しのけ室への
    圧油が前記リザ−バへ開放することによってその附勢力
    が前記爪の前記切欠きからの離脱を解除する運転台持上
    装置。
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