JP2556751Y2 - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JP2556751Y2
JP2556751Y2 JP1991111657U JP11165791U JP2556751Y2 JP 2556751 Y2 JP2556751 Y2 JP 2556751Y2 JP 1991111657 U JP1991111657 U JP 1991111657U JP 11165791 U JP11165791 U JP 11165791U JP 2556751 Y2 JP2556751 Y2 JP 2556751Y2
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Kenwood KK
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はディスク再生装置に係
わり、特に、最適なディスクサーボ特性を得るためのデ
ィスクサイズを判別する技術に関する。
【0002】
【従来技術】従来より、ディスク再生装置は図4に示す
ブロック図のものが多く提供されていた。図において、
1はディスクであり、このディスク1はディスクモータ
9によって回転駆動され、このディスク1の記録情報は
ピックアップ2で読み取られ、この読み取られた再生デ
ータはRFアンプ3を介してサーボ/信号処理部4に供給
される。5はサーボ/信号処理部4で信号処理されたデ
ィスク再生信号の出力端子である。
【0003】10は上記サーボ/信号処理部4を制御する
マイクロコンピュータ(以下、マイコンという)であ
り、このマイコン10は周知のように基本的にはCPU,ROM,
RAM 及び入力ポート、出力ポート(図示せず)より構成
され、ROM にはCPU を制御するプログラムが書き込まれ
ており、CPU はこのプログラムに従って入力ポートより
必要とされる外部データを取り込んだり、又はRAM との
間でデータの授受を行なったりしながら演算処理し、こ
の演算処理データを出力ポートよりサーボ/信号処理部
4に出力してサーボ/信号処理部4を制御することがで
きる。
【0004】11はサーボ/信号処理部4でサーボ系信号
の信号処理データが供給されるサーボループ回路であ
り、このサーボループ回路11の出力サーボ信号によって
ディスクモータ9は制御される。
【0005】この様に構成したディスク再生装置は、ピ
ックアップ2の発光ビームがディスク1の表面で反射
し、この反射光をホトディテクタで光検波してディスク
1の記録情報を再生していた。即ち、ピックアップ2か
らの再生データがRFアンプ3を介してサーボ/信号処理
部4で信号処理され出力端子5から再生信号を取り出し
ていた。
【0006】また、上記、ディスク1の回転駆動はサー
ボ/信号処理部4で信号処理されて抽出した回転誤差信
号によるディスクサーボ信号がサーボループ回路11を介
してディスクモータ9を制御し、常にディスク1の正規
の回転を行うようサーボループ動作してディスクサーボ
特性を得ていた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のディスク再生装置はディスク1内の記録情報を読み取
り、この読み取った記録情報データを基にしてディスク
再生装置のマイコン10はディスクサイズを推測し、上記
サーボループ回路11のループフィルタの切り換えを行っ
てディスクサーボ特性を得ていたので、上記ディスクサ
イズの推測が誤った推測であった場合、再生しようとす
るディスク1がディスクサーボ特性にマッチングしない
という欠点があった。
【0008】また、ディスクサイズを判別する手段とし
ては、従来のディスク再生装置において新たに受光素子
と検出素子を設けて判別する技術が特開昭61−110
375号及び特開平1−14767号に開示されている
が、この場合、格別な手段を新たに必要としている。更
に、ディスクサイズを判別する別の手段としては、ディ
スクの2ケ所の位置でフォーカスサーチ動作を行い、こ
の2つのフォーカスサーチ動作の結果によって判別する
技術が特開平1−106363号に開示されているが、
この場合、フォーカスサーチとして対物レンズを上下に
2回駆動させる必要があり、判別時にその分の時間を余
計に要するため、ディスクサイズの判別を速やかに行う
ことはできない。
【0009】この考案は、上記した点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは従来例の欠点を解
消し、格別な新たな手段を必要とせず、速やかにディス
クサイズを判別するディスク再生装置を提供するところ
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この考案のディスク再生
装置は、ディスクにレーザー光を照射するレーザーと、
レーザー光によるディスクからの反射光を検出しRF信
号を生成するホトディテクタを有するピックアップと、
前記ホトディテクタの出力信号を所定値と比較してディ
スクからの反射光があるか否かの検出を行う検出手段
と、前記ピックアップをディスクの半径方向に移動する
移動手段と、前記移動手段による前記ピックアップの移
動中の前記検出手段の出力信号の変化によりディスクサ
イズを判別する判別手段によって構成したものである。
【0011】
【作用】この考案によれば、ピックアップからの発光レ
ーザ光をディスク面で反射させ、この反射光を検出する
ことにより、検出するピックアップの位置にディスクが
存在するか否かを判別することができる。
【0012】そして、反射光の検出をピックアップのデ
ィスク半径方向の移動中に継続的、断続的に行い、その
反射光の変化を検出することによってディスクサイズを
判別することができる。
【0013】この様に、ディスクサイズを自動的に判別
することで、例えば、ディスクサイズに応じた最適なサ
ーボループの切り換えなどの制御が可能になる。
【0014】
【実施例】この考案に係るディスク再生装置の実施例を
図1乃至図3に基づいて説明する。図1はこの考案のブ
ロック図、図2のディスクサイズ検出を示したディスク
の斜視図、図3はディスクサイズ検出動作を示したタイ
ミングチャートである。なお、従来例と同一部分には同
一符号を付してその説明を省略する。
【0015】図1において、6はサーボ/信号処理部4
からのサーボデータを信号処理した出力データが供給さ
れる第1のサーボループ回路であり、この第1のサーボ
ループ回路6の出力サーボ信号は第1のディスクに対し
てのディスクサーボ特性を得るよう動作し、7は上記同
様の第2のサーボループ回路であり、この第2のサーボ
ループ回路7の出力サーボ信号は第2のディスクに対し
てのディスクサーボ特性を得るよう動作する。
【0016】8は上記、第1及び第2のサーボループ回
路6,7 の出力サーボ信号をディスクサイズに合わせて切
り換えて選択設定する切換器であり、この切換器8はマ
イコン10からの制御信号によって切り換え動作する。
【0017】図2において、1aはディスクサイズが小型
形状の第1のディスクであり、1bは大型形状の第2のデ
ィスクである。また、A点は第1のディスク1aの内周
部、Bは第1のディスク1aの外周部、C点は第2のディ
スク1bの外周部の各点の位置である。20はピックアップ
2からの発光レーザ光である。
【0018】図3において、21は小型形状の第1のディ
スクを検出する受光特性、22は大型形状の第2のディス
クを検出する受光特性、M1,M2 はディスクからの反射光
を受光したり受光レベル値、N1,N2 はディスクからの反
射が無い状態の非受光レベル値、t1は第1のディスクを
検出する受光レベルM1によるピックアップ2のA点から
B点の移動時間、t2は第2のディスクを検出する受光レ
ベルM2によるピックアップ2のA点からC点の移動時
間、tCはピックアップ2のA点からC点の移動時間内の
ディスクサイズ検出の「しきい値」時間である。
【0019】この様に構成したディスク再生装置は、デ
ィスクローディング機構(図示せず)に搭載されたディ
スク1にピックアップ2からの発光レーザ光20が照射さ
れ、この発光レーザ光20はディスク1面で反射し、この
反射した反射光がピックアップ2に戻って来ることを検
出してディスクサイズを検出することができる。
【0020】このディスクサイズの検出を図2及び図3
により説明する。図2に示すように、例えば第1及び第
2のディスク1a,1b の2種類のサイズのディスクを搭載
することができるディスク再生装置では、上記B点がデ
ィスクサイズを検出するポイントとなる。ピックアップ
2は第1のディスク1aのA点、即ち、ピックアップ2が
最初に設置されている始点(A点)から第2のディスク
1bの外周部のC点まで等時間間隔で移動し、ピックアッ
プ2からの発光レーザ光20が上記A点〜C点まで照射さ
れる。
【0021】上記、第1及び第2のディスク1a,1b の2
種類のディスクサイズを検出するポイントである上記B
点以上の、例えば、図3に示す時間帯tCはディスクサイ
ズ検出の「しきい値」として設定することができ、この
「しきい値」時間tCを予めマイコン10に記録させて置
く。
【0022】今、例えば、ディスク再生装置のディスク
ローディング機構に第1のディスク1aが搭載されている
場合、ピックアップ2からの発光レーザ光20がA点から
B点まで移動する時間t1の間は、第1のディスク1a面に
照射した発光レーザ光20が反射してピックアップ2に戻
って来る受光レベルM1をマイコン10は判断し、マイコン
10はこのA点〜B点の間はディスク有りと判断すること
ができる。
【0023】一方、、ピックアップ2がB点の移動時間
t1を通り過ぎ第1のディスク1aの外周部を越えると、発
光レーザ光20のディスクによる反射光が無くなり、ピッ
クアップ2で受光する非受光レベルN1をマイコン10は検
出してディスク無しを判断し、マイコン10は上記A点〜
B点の間の反射光を検出している時間t1を測定し、この
測定時間t1が上記「しきい値tC」より小さい場合 (tC
t1) 、マイコン10は小型形状の第1のディスク1aが存在
することを検出することができる。
【0024】また、ディスク再生装置のディスクローデ
ィング機構に大型形状の第2のディスク1bが搭載されて
いる場合、ピックアップ2からの発光レーザ光20がA点
から移動してB点を越えても反射光の受光レベルM2を検
出することができ、ピックアップ2がC点を通過するま
でり反射光の受光レベルM2をマイコン10は判断し、マイ
コン10はA点〜C点の間はディスク有りと判断する。
【0025】即ち、マイコン10が反射光の受光レベルM2
を検出しているA点〜C点の間の時間t2は、上記「しき
い値tC」より大きい (tC<t2) ことを判断し、大型形状
の第2のディスク1bが存在することを検出することがで
きる。
【0026】また、ディスク再生装置のディスクローデ
ィング機構にディスク1が搭載されていない場合、ピッ
クアップ2が始点のA点から移動する時に、既にピック
アップ2からの発光レーザ光20の反射光が無いことを検
出し、マイコン10は如何なるディスク1も搭載されてい
ないことを検出することができる。
【0027】この様に、マイコン10がディスク1の有無
又はディスクサイズを検出し、この検出したディスクサ
イズに合致するようサーボ/信号処理部4の出力サーボ
信号を切り換え制御している切換器8を制御し、ディス
クサイズに合ったディスクサーボ特性を得ることができ
るサーボフィルタを形成した第1及び第2のサーボルー
プ回路6,7 を選択設定することができ、自動的に最適デ
ィスク回転サーボを行うことができる。
【0028】以上、ディスクサイズが2種類の第1及び
第2のディスク1a,1b を検出して最適ディスクサーボを
動作させるよう説明したが、更に、多くの種類のディス
クサイズを搭載して再生可能なディスク再生装置、例え
ばCDディスクやLDディスクなどにおいても、この考案を
応用してディスクサイズを検出し、最適ディスク回転サ
ーボ特性を得るよう制御することができる。
【0029】
【考案の効果】この考案によれば、格別な新たな手段を
必要とせず、速やかにディスクサイズを判別することが
できる。
【0030】また、ディスク内周部の位置においては、
併せてディスクの有無の判別もできる。
【0031】また、ディスクからの反射光を検出する検
出手段は、実施例に示したように、マイクロコンピュー
タで構成することができるため、従来のディスク再生装
置に用いられている構成部晶のみで実施できるという利
点も有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るディスク再生装置の実施例を示
したブロック図である。
【図2】ディスクサイズを検出するディスクの斜視図で
ある。
【図3】ディスクサイズ検出のタイミングチャートであ
る。
【図4】従来例を示したブロック図である。
【符号の説明】
1 ディスク 1a 大型形状の第1のディスク 1b 小型形状の第2のディスク 2 ピックアップ 3 RFアンプ 4 サーボ/信号処理部 5 出力端子 6 第1のサーボループ回路 7 第2のサーボループ回路 8 切換器 9 ディスクモータ 10 マイクロコンピュータ(マイコン) 20 発光レーザ光 21 小型形状の第1のディスクの検出受光特性 22 大型形状の第2のディスクの検出受光特性 A 第1のディスクの内周部 B 第1のディスクの外周部 C 第2のディスクの外周部 M1,M2 反射光の受光レベル N1,N2 反射光の非受光レベル t1 ピックアップのA点からB点の移動時間 t2 ピックアップのA点からC点の移動時間 tC ディスクサイズ検出の「しきい値」時間

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクにレーザー光を照射するレーザ
    ーと、レーザー光によるディスクからの反射光を検出し
    RF信号を生成するホトディテクタを有するピックアッ
    プと、 前記ホトディテクタの出力信号を所定値と比較してディ
    スクからの反射光があるか否かの検出を行う検出手段
    と、 前記ピックアップをディスクの半径方向に移動する移動
    手段と、 前記移動手段による前記ピックアップの移動中の前記検
    出手段の出力信号の変化によりディスクサイズを判別す
    る判別手段とを備えたことを特徴とするディスク再生装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61110375A (ja) * 1984-10-31 1986-05-28 Sharp Corp モ−タ−コントロ−ル装置
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JPH04245061A (ja) * 1991-01-31 1992-09-01 Sony Corp 光ディスク再生装置及びその再生方法

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