JP2556474B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2556474B2
JP2556474B2 JP61112664A JP11266486A JP2556474B2 JP 2556474 B2 JP2556474 B2 JP 2556474B2 JP 61112664 A JP61112664 A JP 61112664A JP 11266486 A JP11266486 A JP 11266486A JP 2556474 B2 JP2556474 B2 JP 2556474B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は種々の記録材に画像を記録する画像記録装置
に関する。
[従来の技術] 従来、インクジエツト記録装置のようにインク滴を記
録材に塗布して画像を形成するインクジエツト記録法で
は、記録材はインク液の吸収が早い必要があり、一般的
に吸収性の良くない光沢のある上質紙やフイルムのよう
な記録材に印字することは難かしかつた。
[発明が解決しようとする問題点] 特にOHP用紙のように透明の記録材に印字するには、
インク液の色が鮮やかなことや、充分の濃度を有してい
ることが必要であるが、従来のOHP用紙では上記したよ
うなインクの吸収性が不充分であつた。また、インク液
で記録した記録画像を保護したり高級感を表現するため
に、OHP等の記録材をポリエチレン等の透明な樹脂フイ
ルムでラミネートすることも可能であるが、印字した直
後は記録材に塗布されたインクが充分に乾燥していない
ため、ラミネートをする時の熱でインクが蒸発しラミネ
ートが不完全になるという問題があつた。
OHP用のフィルムに記録するものとして特開昭59−700
793号がある。これはOHP用フィルムに記録を行うモード
として予め文字を反転させておいて鏡像を記録する様に
したモードを有するものである。しかしながらこの様な
構成では文字を予め反転させるためのメモリが少なくと
も1ライン分必要となり構成が複雑になってしまう。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、簡単な構成で種々の記録材に種々の
高画質のカラー画像を記録することが可能な画像記録装
置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明の画像記録装置は以
下のような構成を備える。即ち、 原稿に対して相対的に移動して読取走査を行うことに
より画像情報を読み取る読取手段と、 互いに色の異なる着色材を塗布する複数の記録ヘッド
を備え、記録材に対し前記複数の記録ヘッドをその配列
方向に相対的に移動して記録走査を行い、前記記録走査
中に前記複数の記録ヘッドから互いに色の異なる複数の
着色材を順番に塗布することにより前記読取手段により
読み取られた画像情報に応じた画像を記録材上に記録す
る記録手段と、 正像を記録する第1の記録モード、鏡像を記録する第
2,第3の記録モードの内の一つを指示するための指示信
号を出力する信号出力手段と、 前記信号出力手段から出力される指示信号に応じて前
記読取手段の読み取り走査の方向及び前記記録手段の記
録走査の方向を設定する制御手段とを有し、 前記制御手段は前記第1の記録モード及び前記第2の
記録モードにおける前記記録走査の方向を同じ方向に設
定し、前記第2の記録モード及び前記第3の記録モード
における前記記録走査の方向を互いに逆の方向に設定す
ることを特徴とする。
[作用] これにより第1〜第3の記録モードの内から一つを指
示することにより正像或は鏡像を種々の記録材に記録す
ることが可能になる。
[実施例] 以下、添付図面に従つて本発明の実施例を詳細に説明
する。
[カラー複写機の説明(第1図)] 第1図は本発明の一実施例のカラー複写機の構成図で
ある。
図中、100は光電変換素子からなる画像読取素子103に
よりカラー原稿を読取つて、画像データ104を制御部300
に入力する画像入力部で、カラー原稿上を主走査方向に
画像読取素子103を駆動走査する主走査駆動モータ101、
副走査方向に駆動する副走査駆動モータ102等を備えて
いる。
200はカラー印刷を行う画像記録部である。201は印刷
が行われる記録材を記録ヘッド203の走査方向にほぼ直
交する方向に移動させる紙送りモータ、202は記録ヘッ
ド203を主走査方向に駆動させる駆動モータである。203
はカラー印字を行う記録ヘツドで、イエロ(Y)、マゼ
ンタ(M)、シアン(C)、黒(BK)の4色のインクジ
エツトヘツドを搭載し、制御部300よりの記録データ204
に従つてカラー印刷を行う。300は装置全体を制御する
制御部で、CPU及びその制御プログラムやデータ等を記
憶しているROM、CPUのワークエリアとしてのRAM等を備
えている。400は制御部300への各種コマンドや後述する
画像読取り素子103の読取り方向や、記録ヘツド203の印
刷方向の指示等を入力するコンソールである。
[画像入力部の説明(第2図)] 第2図は本発明の一実施例の画像入力部100の外観図
である。読取りヘツド1の走査部分の上には透明なガラ
ス板等が置かれており、原稿Sはこのガラス上に下向き
に載置されて、下方より読取りヘッド1で読取られる構
成になつている。なお第2図に示した読取りヘツド1の
位置が、読取りヘツド1のホームポジシヨンである。
第2図に於いて、1は読取りヘツドで、1対のガイド
レール2,2′上をスライドして原稿Sを読み取る。読取
りヘツド1は原稿照明用の光源3、及び原稿像をCCD等
の光電変換素子群に結像させるレンズ4等で構成され
る。5は可とう性の導線束で、光源3や光電変換素子へ
の電力供給ならびに光電変換素子よりの画像信号等の伝
達を行なう。
読取りヘツド1は、主走査(B、E方向)用のワイヤ
ー等の駆動力伝達部6に固定されている。主走査方向の
駆動力伝達部6はプーリ7,7′の間に張架されており、
主走査用のパルスモータ8の回転により移動する。パル
スモータ8の矢印A方向への回転により、読取りヘツド
1は矢印B方向へ移動しながら、主走査B方向に直交す
る原稿Sの行情報を光電変換素子群に対応するビツト数
で読取る。
原稿Sの必要幅だけ読取りが行なわれたのち、主走査
パルスモータ8は矢印Aとは逆方向に回転する。これに
より読取りヘツド1はE方向へ移動して初期位置に復帰
する。9,9′はキヤリツジで、主走査方向Bとほぼ直交
する副走査(D)方向用のガイドレール10,10′上をス
ライドする。キヤリツジ9′は固定部材13により、プー
リ11、11′に張りわたされたワイヤー等の副走査(D)
方向用の駆動力伝達部12に固定されている。
主走査Bが終つた後、パルスモータもしくはサーボモ
ータ等の副走査駆動源(図示せず)によりプーリ11が矢
印C方向に回転して、所定距離(主走査B方向時の読取
り画像巾と同一の距離d)移動し、キヤリツジ9,9′を
矢印D方向へ副走査して停止する。ここで再び主走査B
が開始される。この主走査B、主走査方向の戻りE、副
走査Dの繰り返しにより、原稿画像域の全域を読取るこ
とが可能となる。
ところでキヤリツジ9′には主走査Bのレール2,2′
が固定されている他に、副走査D位置の検出部14が搭載
されている。検出部14は、複数ビツトのリニアCCD等の
光電変換素子群上に、後述のスケール15を投影するレン
ズアレイ等の結像手段と、上記スケール15を照明する光
源17とにより構成されている。スケール15には主走査時
の画像読取り幅にだいたい等しい間隔dで指標が設けら
れている。検出部用の光源17により照明された2本の指
標18は、レンズ16を介して光電変換素子に結合されてい
る。
[画像記録部の説明(第3図)] 第3図は本実施例のバルブジエツト方式の記録ヘツド
26を搭載した画像記録部200外観斜視図である。
第3図において、記録材20はローラ21,21′とローラ2
2,22′に圧接されて、給送ローラ23,23′の回転により
矢印24方向に送られる。この記録材20を横切つてガイド
レール27,28が略平行に配置されており、キヤリツジ25
に搭載された記録ヘツド26がQ,P方向に移動して印刷を
行う。29はキヤリツジ25のホームポジシヨンで、通常印
字の開始時、キヤリツジ25はこの位置に停止している。
キヤリツジ25にはイエロ(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)、ブラツク(BK)の4色のヘツド26Y、26M、26
C、26Bkが搭載されていてそれぞれ各ヘツドに対応した
4色のインクタンクが配置されている。4色ヘツドの色
の順番は、Q方向の走査時にY、M、C、Bkの順で印字
される様に設定されている。
記録材20は記録ヘツド26の印字巾分づつ給送ローラ23
によつて間欠送りされる。記録材20が停止している時
に、記録ヘツド26は左右に走査され、画像信号に応じて
各記録ヘツド26Y〜26Bkからインク滴が吐出されて記録
材20上にカラー画像が形成される。なお図示していない
が、印字位置で記録材20の浮き上がりやたるみ等を押え
るために、記録材の背後からの空気の吸引等により記録
材20の固定を行つている。
[記録材の説明(第4図)] 第4図は本実施例で使用される記録材20の断面図であ
る。
記録材20は、例えばポリエチレンテレフタレータの樹
脂膜(商品名マイラ)等の透明でかつ表面保護性のある
透明層41の上に、インク吸収性の良好なインク吸収層42
を設けた2層構造となつている。この透明層41の厚みは
ほぼ数μ〜数百μmで、好ましくは20μm〜400μmで
ある。またインク吸収層42は透明層41と接着性が良く、
一度吸収したインクが洩れないようなものが良く、この
ような材質としては、例えばポリエチレンを多孔質に
し、これに界面活性材等で親水性をもたせたシート(積
水化学製セルポア)等を用いてもよい。また更に、樹脂
の微粉末を溶剤中に分散させたものを前記マイラシート
に塗布し乾燥されることにより、吸収性の良い樹脂粉末
層を形成してインク吸収層42を形成しても良い。また更
にはシリカなどの無機顔料を若干の樹脂と溶剤中に分散
させて、マイラシート上に塗布して吸収層42を形成して
も良い。
なおこれら記録材20への印刷後、OHP用フイルムをと
して使用する場合には、記録材20を加熱し、インク吸収
層の42空孔をつぶして平均化させ、透明化して使用すれ
ばよい。
なお、第4図で44はイングジエツトヘツドによりイン
キが塗布されて印字される方向であり、45は透明層41を
通して実際に印字結果を目で見る方向である。
[タイミング説明(第5図〜第7図)] 第5図は紙等の記録材20に印字する場合の通常の記録
モードのタイミングチヤートである。
タイミング50においてコンソール400よりコピー開始
指示入力が行なわれると、タイミング51で記録材である
紙を方向24に搬送して印字位置を合わせる。タイミング
52で読取りヘツド1を副走査方向(D)に移動する。タ
イミング53では読取りヘツド1の主走査方向(B)への
移動を行つて、タイミング55でCCD素子群により原稿S
の読取りを行う。この原稿の読み取りは第2図に示した
様に下向き原稿の下方よりの読取りであるため、原稿面
で見た時に右方向からの読取りになつている。このため
タイミング54における記録ヘツド26の走査方向はQ方向
となる。
CCDによる画像読取りタイミング55と、記録ヘツドの
駆動タイミング56は読取りヘツド1と記録ヘツド26の走
査に同期して行われ、読取りヘツド1の副走査方向のド
ツト数と記録ヘツド26の印字ドツト数とは対応してい
る。
1走査が終了するとタイミング57で読取りヘツド1は
E方向にリターンし、記録ヘツド26はP方向にキヤリツ
ジリターンする。このとき原稿Sと記録材20は、それぞ
れ読取りヘツド1の読取り巾と記録ヘツド26の印字幅に
対応した分だけ搬送される。
以下前述の動作を繰り返して1頁分の印字が終了する
とタイミング59で記録ヘツド26をホームポジシヨン29に
戻し、読取りヘツド1をDと逆方向に戻すとともに、記
録済みの記録材20を矢印24方向に搬出する。
第6図は第4図に示したような裏面から印字を行う記
録材20への印字を行うタイミングを示したものである。
画像記録部200に記録材20が裏面を記録へツド26の方
向に向けてセツトされ、コンソール400よりこのモード
が指定されコピー開始指示が入力されると印字動作が開
始される。タイミング58で読取りヘツド1はホームポジ
シヨンと逆方向に移動するとともに、タイミング61で記
録材20の搬送、タイミング62で読取りヘツド1の副走査
方向への駆動を行つて印字位置、読取り開始位置を調整
する。
タイミング63では原稿Sを左から右方向に向つて読取
り、タイミング64で裏面にホームポジシヨン29よりQ方
向に印字する。これにより記録材40には、矢印44の方向
より原稿Sを裏側から見た反転画像が印字され、矢印45
の方向から見て左から右に原稿画像が形成される。
タイミング67では読取りヘツド1をイニシヤル位置
に、記録ヘツド26をホームポジシヨンに移動するととも
に、読取りヘツド1と記録材20の副走査方向への搬送を
行う。タイミング69で1頁分の印字が終了すると、読取
りヘツド1をDと逆方向に戻すとともに記録材20を排出
して、読取りヘツド1をイニシヤル位置に、記録ヘツド
26をホームポジシヨンに戻して処理を終了する。
尚、第6図の印字タイミングでは記録材20の矢印45方
向から見た時のインクの重ね順は、第5図のタイミング
で表面に印字された印字結果を矢印45の方向から見た場
合に比べ、記録材20へのインクの重ね順が異なり、違つ
た色合いになつてしまう。このため矢印45の方向から見
た時のインクの重なり順と、通常の表よりの印字による
インク重なり順とを同じにしたのが第7図に示すタイミ
ングチヤートである。
第6図と異る点は読取りヘツド1と記録ヘツド26の走
査方向である。即ちコピー開始が指示されると記録ヘツ
ド26はホームポジシヨン29の反対側に移動する。タイミ
ング73で原稿SをB方向に読取り、タイミング74で記録
ヘツド26をP方向に走査して印字を行う。これにより原
稿Sが右から左方向に読取られ、同様に記録材40の裏面
に左から右方向(P方向)に印字される。
このとき、記録ヘツド26のP方向への走査による裏面
への印字は、インクの重なりが通常の場合(Y,M,C,BKの
順)と逆になることを意味している。しかし、これを矢
印45の方向より見た場合、インクの重なり順はBK,C,M,Y
の順になつており、第5図に示した通常印字を記録材の
表面より見た場合と同一になつている。従つて、矢印45
の方向からみた画像は通常印字に比べて画質の変化や低
下等がなく、良好な印字結果が得られる。
[コピー処理の説明(第8図A,B)] 第8図(A)(B)は本実施例のカラー複写機による
コピー動作処理のフローチヤートで、本プログラムは制
御部300のROMに格納されている。
本プログラムはコンソール400よりのコピー開始指示
入力により開始される。まずステツプS1で第5図のタイ
ミングチヤートに示す通常印字の指示かどうかをみる。
この指示はコンソール400又は他のスイツチ等により設
定されている。通常印字のときはステツプS2に進み、記
録ヘツド26と読取りヘツド1をそれぞれホームポジシヨ
ンに移動する。ステツプS3では読取りヘツド1をB方向
に走査させて原稿Sを読取る。ステツプS4では記録ヘツ
ド26をQ方向に走査しながら、画像入力部100の画像デ
ータ104を基に印字を行う。
ステツプS5で一走査が終了したかを調べ、走査が終了
するとステツプS6で記録ヘツド26をホームポジシヨンに
戻し、ステツプS7で読取りヘツド1をE方向に戻す。ス
テツプS8では一頁分の印字終了かを調べ、一頁分の終了
でなければ再びステツプS3に戻り前述の動作を実行す
る。ステツプS8で1頁の印字が終了するとステツプS9で
読取りヘツド1をステツプS2のイニシヤル位置に戻して
処理を終了する。
ステツプS1で通常印字でない時はステツプS10に進
み、第6図に示す第1の印字モードかどうかをみる。第
1の印字モードのときはステツプS11に進み記録ヘツド2
6をホームポジシヨンに、読取りヘツド1を右に移動す
る。ステツプS12では読取りヘツド1をE方向に走査し
て原稿Sを読取る。ステツプS13ではQ方向に記録ヘツ
ド26を走査しながら画像データ104の印字を行う。これ
により原稿Sの反転画像が記録材20に印字される。ステ
ツプS14、S15はステツプS5、S6に対応しており、一走査
の終了のチエツク及び終了時の記録ヘツド26リターンを
行つている。ステツプS16では読取りヘツド1をB方向
にリターンし、1頁分の印字が終了するとステツプS18
でステツプS11のイニシヤル位置に読取りヘツド1を戻
している。
第7図のタイミングチヤートで示された第2の印字モ
ードの時はステツプS19に進み、読取りヘツド1をホー
ムポジシヨンに移動し、記録ヘツド26をホームポジシヨ
ンと反対方向である左端に移動する。ステツプS20、S21
では原稿SをB方向に走査して読取り、記録ヘツド26を
P方向に移動しながら記録を行う。一走査が終了すると
ステツプS23、S24で読取りヘツド1と記録ヘツド26をリ
ターンさせる。このようにして順次原稿Sの読取り、印
字を行い1頁の印字が終了するとステツプS26でステツ
プS19のイニシヤル位置に各ヘツドを移動して処理を終
了する。
なお本実施例では、画像入力部100では原稿を下向き
に置いて、読取りヘツド1により下方より原稿を走査す
る系で説明したがこれに限定されるものでなく、原稿が
上向きに置かれ上方を読取りヘツド1が走査するように
してもよく、また原稿が移動する系であつても良い。
又更に本実施例では、読み取りヘツドと記録ヘツドが
ともに同期して移動しながら印字するように説明したが
これに限定されるものでなく、読み取りヘツドにより読
みとつた画像データを一旦メモリ等に格納しておき、そ
の後印字を実行するようにしても良い。
以上述べたように本実施例によれば、裏面より印字す
ることにより画質が良好な印字の得られるような特殊な
記録材にも記録できるため、画質が良くなるとともに奥
行きの深い画像が得られる。また耐光、耐候性にすぐ
れ、保存の良い印刷を行うことが可能となつた。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、第1〜第3の記
録モードの内から一つを指示することにより、画像反転
のための余分なメモリを用いることなく正像或は鏡像を
種々の記録材に記録することが可能になり、種々のカラ
ー画像を種々の記録材に高画質に記録することが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のカラー複写機の構成図、 第2図は画像入力部の外観斜視図、 第3図は画像記録部の外観斜視図、 第4図は本実施例で使用する記録材の断面図、 第5図は通常印字のタイミングチヤート、 第6図は裏面に印字を行う第1のモードのタイミングチ
ヤート、 第7図は裏面に印字を行い、かつ通常印字の場合とイン
クの重なりを同じにした第2のモードのタイミングチヤ
ート、 第8図(A)(B)は本実施例によるコピー動作のフロ
ーチヤートである。 図中、1……読取りヘツド、3……光源、4……レン
ズ、20……記録材、25……キヤリツジ、26……記録ヘツ
ド、41……透明層、42……インク吸収層、100……画像
入力部、101……主走査駆動モータ、102……副走査駆動
モータ、103……画像読取素子、104……画像データ、20
0……画像記録部、201……紙送りモータ、202……駆動
モータ、203……記録ヘツド、204……記録データ、300
……制御部、400……コンソールである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/46 B41J 3/04 101Z

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿に対して相対的に移動して読取走査を
    行うことにより画像情報を読み取る読取手段と、 互いに色の異なる着色材を塗布する複数の記録ヘッドを
    備え、記録材に対し前記複数の記録ヘッドをその配列方
    向に相対的に移動して記録走査を行い、前記記録走査中
    に前記複数の記録ヘッドから互いに色の異なる複数の着
    色材を順番に塗布することにより前記読取手段により読
    み取られた画像情報に応じた画像を記録材上に記録する
    記録手段と、 正像を記録する第1の記録モード、鏡像を記録する第2,
    第3の記録モードの内の一つを指示するための指示信号
    を出力する信号出力手段と、 前記信号出力手段から出力される指示信号に応じて前記
    読取手段の読み取り走査の方向及び前記記録手段の記録
    走査の方向を設定する制御手段とを有し、 前記制御手段は前記第1の記録モード及び前記第2の記
    録モードにおける前記記録走査の方向を同じ方向に設定
    し、前記第2の記録モード及び前記第3の記録モードに
    おける前記記録走査の方向を互いに逆の方向に設定する
    ことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】前記記録ヘッドは記録材に対しインク滴を
    吐出することにより画像を記録することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の画像記録装置。
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