JP2556133Y2 - フロントローダの先端アタッチメントの角度検出装置 - Google Patents

フロントローダの先端アタッチメントの角度検出装置

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JP2556133Y2 JP11180391U JP11180391U JP2556133Y2 JP 2556133 Y2 JP2556133 Y2 JP 2556133Y2 JP 11180391 U JP11180391 U JP 11180391U JP 11180391 U JP11180391 U JP 11180391U JP 2556133 Y2 JP2556133 Y2 JP 2556133Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、フロントローダの先
端アタッチメントの接地位置での水平姿勢を確認する角
度検出装置に関するものである。
【0002】
【考案の前提構造】一般に、フロントローダ10は、図
1(B)に示すように構成されている。即ち、作業車両1
のローダ基枠2の上端部にリフトアーム11の基端部1
1bを上下揺動自在に枢支し、ローダ基枠2の中途部と
リフトアーム11の中途部11cとに亙り架着したアー
ムシリンダ12でリフトアーム11を昇降可能に支持す
る。上記先端アタッチメント13は、リフトアーム11
の先端部11aに、出力連結部14の支点ピン15を介
して上下揺動自在に枢支するとともに、出力連結部14
の力点ピン17を介してアタッチメントシリンダ18の
先端部に連動連結して、出力連結部14と一連に揺動駆
動可能に構成する。上記アタッチメントシリンダ18
は、その上端部をリフトアームの途中部11cにシリン
ダ支点ピン19で揺動自在に枢支する。
【0003】なお、上記出力連結部14は、先端アタッ
チメント13の出力連結部14a及びクランクアーム1
4bから成り、支点ピン15はリフトアーム先端部11
aの支点ピン15a及び15bから成る。また、力点ピ
ン17は先端アタッチメント13の出力連結部14aの
力点ピン17a・クランクアーム14bの力点ピン17
b・17cから成り、アタッチメントシリンダ18の力
点作用部16は、コンロッド16a及びアタッチメント
シリンダ18の出力ロッド16bから成る。
【0004】この種のフロントローダ10において、先
端アタッチメント13の接地位置での水平姿勢確認装置
の基本的な構造は、次のように構成されている。即ち、
リフトアーム11に対する先端アタッチメント13の揺
動姿勢を、角度センサ20で検出することに基づき、先
端アタッチメント13の対地姿勢を運転操縦部に付設さ
れた姿勢表示装置41に表示させるように構成されてい
る。
【0005】
【従来の技術】この基本構造において、上記角度センサ
20を作動させる構造として、従来技術では図7に示す
ものがある。即ち、前記力点ピン17のうちの一つ17
cを、出力連結部14の一つであるクランクアーム14
bに回転自在に支持させるとともに、この力点ピン17
cに力点作用部16であるアタッチメントシリンダ18
の出力ロッド先端部16cをキイ24を介して固定す
る。その力点ピン17cの一端部に角度センサ20のセ
ンサ入力軸22を同心状に対向させた状態で、この角度
センサ20のセンサ本体21を固定金具23a及び固定
ボルト23bを介してクランクアーム14bに固定す
る。この角度センサ20のセンサ入力軸22の連結軸部
22aを上記クランクアーム14bの力点ピン17cの
軸挿嵌孔25aに回転伝動可能に直接接続する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】上記従来技術では、先
端アタッチメント13からの衝撃力により、角度センサ
20に狂いや破損が生じることがある。即ち、先端アタ
ッチメント13が地上の障害物に衝突したり、先端アタ
ッチメント13を地面に突き刺したとき、その先端アタ
ッチメント13からアタッチメント力点ピン17a・コ
ンロッド16a・クランクアーム力点ピン17b・クラ
ンクアーム14b・クランクアーム力点ピン17c・ア
タッチメントシリンダ18及びシリンダ支点ピン19を
順に経て、リフトアーム11の途中部11cに至るまで
の間の各部分に大きな衝撃力が発生する。
【0007】この衝撃力は、一方ではクランクアーム1
4bから、固定ボルト23b・固定金具23bを順に介
してセンサ本体21に直接伝わり、他方ではクランクア
ーム力点ピン17cからセンサ入力軸22に直接伝わ
る。この衝撃力により、センサ本体21とセンサ入力軸
22とが同時に相反する方向に衝撃的に振動させられた
ときに、そのショックで角度センサ20に狂いや破損が
生じることがある。本考案はこのような事情を考慮して
なされたもので、角度センサの狂いや破損を無くすこと
を技術課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記先端アタ
ッチメントの角度検出装置の基本構造において、上記課
題を解決するために、以下のように構成する。即ち、請
求項1の考案は、例えば図1・図2・図5で示すよう
に、前記支点ピン(15)及び力点ピン(17)を出力連結
部(14)に回転自在に支持させるとともに、支点ピン
(15)にリフトアーム(11)の先端部(11a)を、力点
ピン(17)にアタッチメントシリンダ(18)の力点作用
部(16)を固定し、上記支点ピン(15)と力点ピン(1
7)のうち、少なくともいずれかのピン(15・17)の一
端部に前記角度センサ(20)のセンサ入力軸(22)を同
心状に対向させた状態で、この角度センサ(20)のセン
サ本体(21)を出力連結部(14)に固定し、この角度セ
ンサ(20)のセンサ入力軸(22)を緩衝伝動具(25)を
介して上記いずれかのピン(15・17)に回転伝動可能
に接続して構成したことを特徴とするものである。
【0009】また請求項2の考案は、例えば図3・図4
・図6で示すように、前記出力連結部(14)に4連リン
ク機構(30)を介して前記角度センサ(20)を連動連結し、
この4連リンク機構30は、前部リンク33aの上端部
と後部リンク33bの上端部とを上部リンク31aで連
節するとともに、前部リンク33aの下端部と後部リン
ク33bの下端部とを下部リンク31bで連節したもの
から成り、上記前部リンク(33a)は前記出力連結部(1
4)に固設し、上記上部リンク(31a)と下部リンク(3
1b)とのいずれか一方を横リンク(31)と名付け、こ
の横リンク(31)の後ろ寄り部を、リフトアーム(11)
の途中部(11c)に前後案内手段(35)で前後移動自在
に支持させ、上記後部リンク(33b)と上記横リンク
(31)との連節部で、この横リンク(31)と後部リンク
(33b)とのいずれか一方のリンクに前記角度センサ
(20)のセンサ本体(21)を固定するのに対し、その他
方のリンクに上記角度センサ(20)のセンサ入力軸(2
2)を回転伝動可能に接続して構成したことを特徴とす
るものである。
【0010】
【作 用】本考案は、以下のように作用する。請求項1
の考案では、角度センサ20のセンサ入力軸22が緩衝
伝動具25を介して支点ピン15又は力点ピン17に接
続されており、この緩衝伝動具25が先端アタッチメン
ト13の衝撃力を緩衝する。即ち、先端アタッチメント
13からの衝撃力は、一方では前記出力連結部14か
ら、固定ボルト23a等を順に介してセンサ本体21に
直接伝わり、他方では支点ピン15又は力点ピン17か
ら緩衝伝動具25を介して緩衝された衝撃力がセンサ入
力軸22に伝わる。つまり、センサ本体21とセンサ入
力軸22とが同時に相反する方向に振動させられたとき
でも、そのショックは緩衝伝動具25により弱められるの
で角度センサ20に狂いや破損が生じるおそれは無くな
る。
【0011】請求項2の考案では、角度センサ20が上
記4連リンク機構30を構成する横リンク31と後部リ
ンク33bとの連節部に設けられており、4連リンク機
構30の横リンク31が先端アタッチメント13の衝撃
力を緩衝する。これにより、上記と同様ショックは弱め
られるので角度センサ20に狂いや破損が生じるおそれ
は無くなる。
【0012】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいてさらに
詳しく説明する。図1は請求項1の考案に係る角度検出
装置の概要図であり、同図(A)はその角度検出装置の要
部の分解斜視図、同図(B)はフロントローダの側面図、
図2はその角度検出装置の要部の断面図である。なお、
フロントローダ10は、前記の基本的構成から成り、重
複する説明は省略する。本実施例に係る先端アタッチメ
ント13の水平姿勢を検出する角度センサ20は、従来
例と同様図1(B)中の符号20で示す位置、即ち、出力
連結部14の一つであるクランクアーム14bとクラン
クアーム力点ピン17cとの連節部に設けられ、図1
(A)及び図2で示すように構成されている。
【0013】即ち、この角度検出装置26は、クランク
アーム力点ピン17cをクランクアーム14bに回転自
在に支持させるとともに、このクランクアーム14bの
力点ピン17cにアタッチメントシリンダ18の出力ロ
ッド16bの先端部16cをキイ24を介して外嵌固定
し、そのクランクアーム力点ピン17cの一端部に伝動
具装嵌孔25bをあけて緩衝伝動具25を装嵌し、この
クランクアーム力点ピン17cに上記緩衝伝動具25を
介して角度センサ20のセンサ入力軸22を同心状に伝
動回転可能に接続し、この角度センサ20のセンサ本体
21を、固定金具23a及び固定ボルト23bを介して
クランクアーム14bに固定し、上記リフトアーム11
に対するクランクアーム14bの揺動姿勢を角度センサ
20で検出することに基づき、先端アタッチメント13
の対地姿勢を、運転操縦部に付設された姿勢表示装置4
0に表示するように構成されている。なお、姿勢表示装
置40は、表示器41とその駆動回路42とから成る
が、周知技術に属するので詳細な説明は省略する。
【0014】上記緩衝伝動具25は、緩衝材で多角形に
形成され、その軸心部にあけた挿嵌孔25aにセンサ入
力軸22の連結軸部22aを嵌入して、上記クランクア
ーム力点ピン17cの一端部にあけた多角形の伝動具装
嵌孔25bに装嵌されている。この角度検出装置26に
よれば、この緩衝伝動具25が先端アタッチメント13
の衝撃力を緩衝するので、センサ本体21とセンサ入力
軸22とが同時に相反する方向に振動させられたときで
も、そのショックは弱められ、角度センサ20に狂いや
破損が生じるおそれは無くなる。上記実施例では、前記
角度センサ20をクランクアーム14bとクランクアー
ム力点ピン17cとの連節部に設けているが、これに限
るものではなく、クランクアーム14bと他のクランク
アーム力点ピン17bや、支点ピン15bとの連節部に
設けることもできる。
【0015】図3は、請求項2の考案に係る角度検出装
置の概要図であり、同図(A)はフロントローダの先端ア
タッチメント13の水平接地状態を示し、同図(B)はそ
の先端アタッチメント13の掬い状態を示す。また、図
4は図3中の角度センサ20の取付け部Vの要部取出図
であり、同図(A)はその正面図、(B)はその側面図であ
る。
【0016】この実施例に係る先端アタッチメント13
の角度検出装置26は、図3で示すように、角度センサ
20を4連リンク機構30を介してクランクアーム14
bに連動連結して成る。即ち、この4連リンク機構30
は、前部リンク33aの上端部と後部リンク33bの上
端部とを上部リンク31aで連節するとともに、前部リ
ンク33aの下端部と後部リンク33bの下端部とを下
部リンク31bで連節したものから成り、上記前部リン
ク33aは前記クランクアーム14bに固設し、この上
部リンク31aの後ろ寄り部を、リフトアーム11の途
中部11cに前後案内手段35で前後移動自在に支持さ
せて構成されている。
【0017】上記角度センサ20は、図4で示すよう
に、上記下部リンク31bと後部リンク33bとの連節
部に設けられ、センサ本体21の鍔部21aが後部リン
ク33bに固定され、センサ入力軸22は下部リンク3
1bの後端部の伝動金具25Bに固定され、下部リンク
31bと後部リンク33bとの相対角度変化を検出する
ことにより、先端アタッチメント13の接地姿勢を確認
し得るように構成されている。なお、必要に応じて上記
伝動金具25Bとセンサ入力軸22との間に、図1中の
緩衝伝動具25と同様の緩衝伝動具を介装させても良
い。
【0018】この実施例によれば、角度センサ20が下
部リンク31bと後部リンク33bとの連節部に設けら
れており、下部リンク31bが先端アタッチメント13
の衝撃力を緩衝する。これにより、前記と同様にショッ
クが弱められるから、角度センサ20に狂いや破損が生
じるおそれは無くなる。なお、本考案は上記実施例に限
るものではなく、前記角度センサ20を上部リンク31
aと後部リンク33bとの連節部に設けることもでき
る。また、センサ本体21を下部リンク31bに固定
し、センサ入力軸22を後部リンク33bに伝動回転可
能に接続することも考えられる。
【0019】なお、図3中の符号27は先端アタッチメ
ント13の水平確認器であり、上記角度センサ20を用
いた角度検出装置26とは独立に先端アタッチメント1
3の水平姿勢を確認し得るものである。この水平確認器
27は、上記後部リンク33bに前後揺動可能に固定さ
れ、作業車両の運転席から運転者が、水平確認器27の
水平指標部28を黙視で確認することにより、先端アタ
ッチメント13の水平姿勢を確認し得るようになってい
る。
【0020】上記実施例では、いずれも先端アタッチメ
ント13を出力連結部14の一つを構成するクランクア
ーム14bを解して揺動駆動するものについて、例示し
たが本考案はこれには限らない。例えば図5で示すよう
に、先端アタッチメント13の出力連結部14aに直接
アタッチメントシリンダ18の出力ロッド16bを連結
しても良い。この場合には、先端アタッチメント13の
出力連結部14aに角度センサ20の本体を固定し、セ
ンサ入力軸22を緩衝伝動具25を介して支点ピン15
a又は力点ピン17aに接続する。また、図6で示すよ
うに、先端アタッチメント13の出力連結部14aに直
接アタッチメントシリンダ18の出力ロッド16aを連
結するとともに、この出力連結部14aに前記4連リン
ク機構30を構成する前部リンク33aを固定し、この
4連リンク機構30に前記同様の角度センサ20を付設
することもできる。
【0021】
【考案の効果】請求項1の考案では、角度センサのセン
サ入力軸が緩衝伝動具を介して支点ピン又は力点ピンに
接続され、この緩衝伝動具が先端アタッチメントの衝撃
力を緩衝するので、角度センサに狂いや破損が生じるお
それは無くなる。また請求項2の考案では、角度センサ
が上記4連リンク機構を構成する横リンクと後部リンク
との連節部に設けられ、4連リンク機構の横リンクが先
端アタッチメントの衝撃力を緩衝するので、角度センサ
に狂いや破損が生じるおそれは無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の考案に係る角度検出装置の概要図で
あり、同図(A)はその角度検出装置の要部の分解斜視
図、同図(B)はフロントローダの側面図である。
【図2】請求項1の考案に係る角度検出装置の要部の断
面図である。
【図3】請求項2の考案に係る角度検出装置の概要図で
ある。
【図4】図3中の角度センサ20の取付け部Vの要部取
出図である。
【図5】請求項1の考案の別実施例に係る角度検出装置
の概要図である。
【図6】請求項2の考案の別実施例に係る角度検出装置
の概要図である。
【図7】従来例に係る角度検出装置の要部の断面図であ
る。
【符号の説明】
10…フロントローダ、 11…リフト
アーム、11a…リフトアームの先端部、 11
c…リフトアームの途中部、13…先端アタッチメン
ト、 14・14a・14b…出力連結部、1
5・15a・15b…支点ピン、 16・16a・1
6b…力点作用部、17・17a・17b・17c…力点
ピン、 18…アタッチメントシリンダ、19…シリン
ダ支点ピン、 20…角度センサ、21…
センサ本体、 22…センサ入力
軸、25…緩衝伝動具、 30…4
連リンク機構、31…横リンク、
31a…上部リンク、31b…下部リンク、
33a…前部リンク、33b…後部リンク、
35…前後案内手段、40…姿勢表
示装置。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リフトアーム(11)の先端部(11a)に
    先端アタッチメント(13)の出力連結部(14)を、支
    点ピン(15)で上下揺動自在に枢支し、 この先端アタッチメント(13)を、出力連結部(14)
    の力点ピン(17)を介してアタッチメントシリンダ(1
    8)の先端部に連動連結して、出力連結部(14)と一連
    に揺動駆動可能に構成し、 このアタッチメントシリンダ(18)の後端部をリフトア
    ーム(11)の途中部(11c)にシリンダ支点ピン(19)
    で揺動自在に枢支し、 上記リフトアーム(11)に対する先端アタッチメント
    (13)の揺動姿勢を角度センサ(20)で検出することに
    基づき、先端アタッチメント(13)の対地姿勢を姿勢表
    示装置(40)で表示するように構成したフロントローダ
    の先端アタッチメントの角度検出装置において、 前記支点ピン(15)及び力点ピン(17)を出力連結部
    (14)に回転自在に支持させるとともに、支点ピン(1
    5)にリフトアーム(11)の先端部(11a)を、力点ピン
    (17)にアタッチメントシリンダ(18)の力点作用部
    (16)を固定し、 上記支点ピン(15)と力点ピン(17)のうち、少なくと
    もいずれかのピン(15・17)の一端部に、前記角度セ
    ンサ(20)のセンサ入力軸(22)を同心状に対向させた
    状態で、この角度センサ(20)のセンサ本体(21)を出
    力連結部(14)に固定し、 この角度センサ(20)のセンサ入力軸(22)を緩衝伝動
    具(25)を介して上記いずれかのピン(15・17)に回
    転伝動可能に接続して構成したことを特徴とするフロン
    トローダの先端アタッチメントの角度検出装置。
  2. 【請求項2】 リフトアーム(11)の先端部(11a)に
    先端アタッチメント(13)の出力連結部(14)を、支
    点ピン(15)で上下揺動自在に枢支し、 この先端アタッチメント(13)を、出力連結部(14)
    の力点ピン(17)を介してアタッチメントシリンダ(1
    8)の先端部に連動連結して、出力連結部(14)と一連
    に揺動駆動可能に構成し、 このアタッチメントシリンダ(18)の後端部をリフトア
    ーム(11)の途中部(11c)にシリンダ支点ピン(19)
    で揺動自在に枢支し、 上記リフトアーム(11)に対する先端アタッチメント
    (13)の揺動姿勢を角度センサ(20)で検出することに
    基づき、先端アタッチメント(13)の対地姿勢を姿勢表
    示装置(40)で表示するように構成したフロントローダ
    の先端アタッチメントの角度検出装置において、 前記出力連結部(14)に4連リンク機構(30)を介して
    前記角度センサ(20)を連動連結し、この4連リンク機
    構(30は)、前部リンク(33a)の上端部と後部リンク
    (33b)の上端部とを上部リンク(31a)で連節すると
    ともに、前部リンク(33a)の下端部と後部リンク(3
    3b)の下端部とを下部リンク(31b)で連節したもの
    から成り、上記前部リンク(33a)は前記出力連結部(1
    4)に固設し、 上記上部リンク(31a)と下部リンク(31b)とのいず
    れか一方を横リンク(31)と名付け、この横リンク(3
    1)の後ろ寄り部を、リフトアーム(11)の途中部(11
    c)に前後案内手段(35)で前後移動自在に支持させ、 上記後部リンク(33b)と上記横リンク(31)との連節
    部で、この横リンク(31)と後部リンク(33b)とのい
    ずれか一方のリンクに前記角度センサ(20)のセンサ本
    体(21)を固定するのに対し、その他方のリンクに上記
    角度センサ(20)のセンサ入力軸(22)を回転伝動可能
    に接続して構成したことを特徴とするフロントローダの
    先端アタッチメントの角度検出装置。
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