JP2555508Y2 - 離脱機構付きコネクタ - Google Patents

離脱機構付きコネクタ

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JP2555508Y2
JP2555508Y2 JP1990130490U JP13049090U JP2555508Y2 JP 2555508 Y2 JP2555508 Y2 JP 2555508Y2 JP 1990130490 U JP1990130490 U JP 1990130490U JP 13049090 U JP13049090 U JP 13049090U JP 2555508 Y2 JP2555508 Y2 JP 2555508Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は嵌合状態にあるコネクタを離脱するための離
脱機構部を有する離脱機構付きコネクタに関する。
[従来の技術] 従来の離脱機構付きコネクタとしては、第8図及び第
9図に示すように、平板状のプレート1と、このプレー
ト1をスライド可能に組込んであるフレーム3とを有し
たものがある。フレーム3にはインシュレータ5が組付
けられている。インシュレータ5には複数の導電性のピ
ンコンタクト7が組付けられている。
フレーム3はプレート1をピンコンタクト7に対して
嵌合離脱方向に移動できるようにガイドする。フレーム
3には円柱状の支柱9が設けられている。支柱9の先端
面はプレート1に対向している。支柱9には、この支柱
9を中心として回動可能に嵌合した軸穴11を有するレバ
ー13が設けられている。このレバー13の一側の端部には
長穴13aが形成されている。長穴13aはプレート1に形成
されているレバー係合爪1aに係合している。こうして、
レバー13の支柱9を支点とした回動と、プレート1の嵌
合離脱方向での移動とが連動するようになっている。
フレーム3の一側部にはイジェクタ15が嵌合離脱方向
で可動に組込まれている。レバー13の他側の端部はイジ
ェクタ15に挿入されている。なお、イジェクタ15はコイ
ルスプリング(図示せず)より外方へ向けて付勢されて
いる。
プレート1には、第10図に示すように、ICカードコネ
クタのような平板状の相手側コネクタ17が設けられる。
相手側コネクタ17はプレート3の上面に設けられてい
る。この相手側コネクタ17はフレーム1の開口を通し
て、このフレーム1に嵌め込まれているものである。
今、イジェクタ15を押すと、第11図に示すようにレバ
ー13が支柱9を支点として回動すると、レバー13が回動
するにしたがってプレート1がフレーム3から引き出さ
れる向きに移動する。このとき、プレート1の引出し爪
1bが相手側コネクタ17の嵌合先端部に係合する。この結
果、相手側コネクタ17が引き動かされる。こうして、相
手側コネクタ17とレバー13とは、第11図に示した状態と
なって、相互に嵌合した状態から離脱される。また、イ
ジェクタ15を押して離脱後に手を離せば、イジェクタ15
はコイルスプリングの付勢力により、第10図に示す元の
状態にまで戻るようになっている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上述の離脱機構付きコネクタは相手側
コネクタ17の厚みと重なった寸法が実装高さ寸法となる
ため、この高さ寸法が大きくなってしまうという問題が
ある。
また、プレート1の板厚と支柱9とが実装高さ方向に
重なるため、これによっても実装高さ寸法が大きくなっ
てしまうという問題がある。
それ故に、本考案の課題は実装高さ寸法を小さくして
相手側コネクタの実装スペースを大きくとれるように構
成した離脱機構付きコネクタを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、複数の導電性のコンタクトを組付け
た嵌合部を有するインシュレータと、該インシュレータ
に係合しているフレームと、相手側コネクタを上記嵌合
部に嵌合した状態で該相手側コネクタを離脱させる離脱
機構部とを含む離脱機構付きコネクタにおいて、上記離
脱機構部は、上記相手側コネクタの嵌合離脱方向で上記
インシュレータに可動に備えられて上記相手側コネクタ
の嵌合側の先端面に係合する引出し爪を有する平板状の
プレートと、上記嵌合部に設けられている支柱を支点と
して回動可能なレバーと、上記インシュレータに対して
上記嵌合離脱方向に移動できるイジェクタと、上記レバ
ーの一端を上記プレートに係合させた第1の係合手段
と、上記レバーの他端を上記イジェクタに係合させた第
2の係合手段とを有し、上記相手側コネクタは少なくと
も上記平板状のプレートと重なる部分が薄肉部分となっ
ていることを特徴とする離脱機構付きコネクタが得られ
る。
[実施例] 第1図乃至第5図は本考案の一実施例による離脱機構
付きコネクタを示す。
この離脱機構付きコネクタは、複数の導電性のコンタ
クト27を組み付けた嵌合部25を有するインシュレータ21
と、インシュレータ21に係合しているフレーム31と、相
手コネクタ23を嵌合部25に嵌合した状態から相手コネク
タ23を離脱させる離脱機構部とを備えている。
嵌合部25にはコンタクト27の接触部が相手側コネクタ
23の嵌合先端面に向けられて組み込まれている。
離脱機構部は嵌合部25に位置している。離脱機構部は
相手側コネクタ23の嵌合側の薄肉部分を受ける平板状の
プレート29と、回動可能なレバー33と、インシュレータ
21に対向して嵌合離脱方向に移動できるイジェクタ37と
を有している。
フレーム31は相手側コネクタ23を嵌合離脱方向へガイ
ドする。プレート29の一端には直角に曲げられた二つの
引出し爪29aが形成されている。この引出し爪29aは相手
側コネクタ23の嵌合先端面と嵌合方向で係合する部分で
ある。
また、プレート29には、第6図にも示すように、嵌合
離脱方向に長い逃げ穴29bが形成されている。プレート2
9は嵌合部25に入り込んでいる。嵌合部25には円柱状の
支柱21aが設けられている。支柱21aにはレバー33が取付
けられている。支柱21aの高さはプレート29の表面とほ
ぼ同じ高さに設定されている。逃げ穴29bは支柱21aを貫
通させている。
フレーム31の一側には嵌合方向にのびている係合部31
aが設けられている。この係合部31aはインシュレータ21
の一側で嵌合方向に形成されている取付穴21bに嵌込ま
れている。また、フレーム31には機器のシャーシもしく
は回路基板などに、このフレーム31を固定するための固
定用穴31bが形成されている。
レバー33は支柱21aを中心として回動するように、こ
の支柱21aを嵌込んでいる軸穴33aを有している。レバー
33の一側の端部には長穴33bが形成されている。長穴33b
はプレート29に形成した係合爪29cに係合している。す
なわち、長穴33bと係合爪29cとを合わせて第1の係合手
段を構成している。さらに、第1図から明らかなように
レバー33の他側の他端部33cは少し上に曲げられてい
る。
フレーム31には嵌合離脱方向に移動できるイジェクタ
37が設けられている。イジェクタ37はイジェクトボタン
37aと、このイジェクトボタン37aの一側にのびている長
板状のイジェクトバー37bとを有している。イジェクト
バー37bはイジェクトボタン37aに圧入・固定されて操作
力をレバー33に伝える役目を果たす。イジェクトバー37
bはフレーム31の係合部31aに嵌合方向に形成されている
長溝31cに摺動可能に嵌込まれている。イジェクトバー3
7bの先端部にはレバー係合穴37cが形成されている。レ
バー係合穴37cはレバー33の他端部33cに係合している。
すなわち、この離脱機構部はレバー31の他端部33cをイ
ジェクタ37のレバー係合穴37cに係合させた第2の係合
手段とを有している。
上述の構成において、レバー31は軸穴33aを中心とし
て軸穴33aから長穴33bまでの距離をAとし、軸穴33aか
らイジェクタ37のレバー係合穴37cにまでのびている他
端部33cまでの距離をBとすると、A<Bの関係に設定
する。このようにすると、イジェクタ37の押圧力が相手
側コネクタ23の抜去力以下の操作力に設定できる。
次に、相手側コネクタの離脱について第2図により説
明する。この第2図の実線で示すレバー33の状態では、
コンタクト27に相手側コネクタ23が嵌合している。相手
側コネクタ23は嵌合部25を通してフレーム31に嵌め込ま
れている。
今、イジェクタ37を押すと、レバー33が支柱21aを支
点として反時計方向に回動する。レバー33が回動するに
したがって、プレート29が嵌合部25から引き出される向
きに移動する。このとき、プレート29の引出し爪29aが
相手側コネクタ23の嵌合先端部に係合する。この結果、
相手側コネクタ23が引き動かされる。こうして、相手側
コネクタ23と離脱機構付きコネクタとの相互嵌合が離脱
される。この状態の変化は、第2図において、レバー33
が実線の位置から二点鎖線の位置に回動することで示し
ている。
なお、レバー33の長穴33b及び係合爪29cがプレート29
の中央に位置しているため、プレート29が引き抜かれる
力は常に中央に加わる。
嵌合時には相手側コネクタ23を嵌合方向へ押すと、各
部品の動きは離脱時と全く逆に動き、レバー33が、第2
図の実線の位置の状態に戻る。
第7図は、離脱機構付きコネクタにおいて、上述した
構成の離脱機構部41とインシュレータ21とを一体に現し
て相手側コネクタ23との関連を簡略的に示している。図
7では離脱機構部41に相手側コネクタ23が嵌合している
状態を示している。
この離脱機構付きコネクタは回路基板39に搭載されて
いる。コンタクト27の端子部は回路基板39の導体に接続
されている。相手側コネクタ23は離脱機構部41に対向す
る部分が薄肉に形成されている薄肉部分となっている。
このように、相手側コネクタ23は離脱機構部41のプレー
ト29が対向していない部分が厚み方向で重合しないた
め、相手側コネクタ23の実装スペースを大きくとれる。
[考案の効果] 以上実施例により説明したように、本考案の離脱機構
付きコネクタによれば、プレートに嵌合方向に長い逃げ
穴を形成したため、相手側コネクタの厚みと重なった実
装高さが小さくなる。
また、相手側コネクタが離脱機構部に嵌合した際に、
対向する部分が薄肉部分になっていることから、離脱機
構部のプレートのない部分では相手側コネクタが厚み方
向でプレートと重合しないため、相手側コネクタの実装
スペースを大きく得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す離脱機構付きコネクタ
の分解図、第2図は第1図の離脱機構付きコネクタを組
み立てた状態を示す平面図、第3図は第2図のIII-III
断面図、第4図は第2図の正面図、第5図は第2図の側
面図、第6図は第2図の離脱機構部の要部を示す断面
図、第7図は本考案の他の実施例を示す離脱機構付きコ
ネクタ側面図、第8図は従来の離脱機構付きコネクタの
分解図、第9図は第8図の離脱機構付きコネクタの嵌合
時の状態を示す斜視図、第10図は第8図の離脱機構部の
要部を示す断面図、第11図は第8図の離脱機構付きコネ
クタの嵌合時の状態を示す斜視図である。 1……プレート、3……フレーム、5……インシュレー
タ、7……ピンコンタクト、9……支柱、13……レバ
ー、15……イジェクタ、21……インシュレータ、21a…
…支柱、23……相手側コネクタ、25……嵌合部、27……
コンタクト、29……プレート、29b……逃げ穴、31……
フレーム、31a……係合部、33……レバー、33a……軸
穴、37……イジェクタ、41……離脱機構部。
フロントページの続き (72)考案者 小池 和正 東京都渋谷区道玄坂1丁目21番6号 日 本航空電子工業株式会社内 (72)考案者 鵜飼 恒和 東京都港区芝5丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (56)参考文献 実開 平3−101868(JP,U)

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の導電性のコンタクトを組付けた嵌合
    部を有するインシュレータと、該インシュレータに係合
    しているフレームと、相手側コネクタを上記嵌合部に嵌
    合した状態で該相手側コネクタを離脱させる離脱機構部
    とを含む離脱機構付きコネクタにおいて、 上記離脱機構部は、上記相手側コネクタの嵌合離脱方向
    で上記インシュレータに可動に備えられて上記相手側コ
    ネクタの嵌合側の先端面に係合する引出し爪を有する平
    板状のプレートと、上記嵌合部に設けられている支柱を
    支点として回動可能なレバーと、上記インシュレータに
    対して上記嵌合離脱方向に移動できるイジェクタと、上
    記レバーの一端を上記プレートに係合させた第1の係合
    手段と、上記レバーの他端を上記イジェクタに係合させ
    た第2の係合手段とを有し、上記相手側コネクタは少な
    くとも上記平板状のプレートと重なる部分が薄肉部分と
    なっていることを特徴とする離脱機構付きコネクタ。
  2. 【請求項2】上記フレームには上記嵌合離脱方向に上記
    イジェクタが貫通しており、上記フレーム及び上記イン
    シュレータはこれらを相互に係合する第3の係合手段を
    有していることを特徴とする請求項1記載の離脱機構付
    きコネクタ。
  3. 【請求項3】上記プレートは上記嵌合離脱方向に長い逃
    げ穴を有し、該逃げ穴に上記支柱が貫通していることを
    特徴とする請求項1記載の離脱機構付きコネクタ。
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JP3101868U (ja) * 2003-10-30 2004-06-24 有限会社アンク 組織学的試験のための試料収納容器及びその蓋体

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