JP3413755B2 - Pcカード用コネクタ - Google Patents
Pcカード用コネクタInfo
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
クタに係り、特に、イジェクト機構の電磁波障害を防止
するPCカード用コネクタに関する。
軽量なことが要望されており、コネクタ本体を主に樹脂
で構成したPCカード用コネクタ(例えば、特開平9−
17511号公報)が知られている。このような従来の
PCカード用コネクタについて図10を参照して説明す
る。図10は従来のPCカード用コネクタを示す説明図
である。
用コネクタで、PCカード用コネクタ50は、コネクタ
本体51と、イジェクトレバー(イジェクト用スライ
ダ)52と、プレート70と、上下2段のコンタクト
(ピンコンタクト又はソケットコンタクト)と、複数の
接触子54を有するグラウンド(Grand)プレート
55と、押しボタン56とから構成され、メイン基板に
実装されている。グラウンドプレート55は、コネクタ
本体51の外側を覆い、グラウンドプレート基板取付部
(図示せず)を有し、このグラウンドプレート基板取付
部は、コネクタ本体51のフランジ部58とメイン基板
(図示せず)との間に挟まれてねじ止めされている。グ
ラウンドプレート55は、コネクタ本体51の絶縁体と
プレート70とイジェクトレバー(イジェクト用スライ
ダ)52との間に取り付けられている。図10はPCカ
ード53をPCカード用コネクタ50に挿入した状態を
示してあり、この状態からPCカード53を離脱させる
には、押しボタン56を右方向に押し込み、押しボタン
56と一体のイジェクトレバー(イジェクト用スライ
ダ)52がレバー61を回転中心60の回りに左回転さ
せる。すると、レバー61は、レバー61とプレート7
0の係合部62を介してプレート70を左方向に押すか
ら、プレート70の1対の切起爪70aは、PCカード
53を左方向に押してPCカード用コネクタ50から離
脱させる。
カード用コネクタに使用される信号のやり取りのスピー
ドが速くなってきており、次第に高周波に近づいてきて
いる。このような状況になると、従来問題とならなかっ
たEMC/EMI、つまり電磁波障害(受信/発信)上
の問題が生じてきている。つまり、PCカード用コネク
タでは、通常、イジェクトレバー(イジェクト用スライ
ダ)は金属製のものが使用されており、スロット近傍に
グラウンドに接続していない導電部材(イジェクトレバ
ー/イジェクト用スライダ)が存在するのは好ましくな
い。このような導電部材が存在すると、その導電部材が
アンテナの作用をして電波を発信したり、外部から電波
を受信したりして外部電子機器やPCカード用コネクタ
が装備されたPC等の機器に悪影響を与えることにな
る。そして、前述した従来例では、コネクタ本体を樹脂
枠で構成てしているので、軽量化を図れるものの、イジ
ェクトレバー(イジェクト用スライダ)はグラウンドと
接続されていないためにアンテナの作用をして前述した
ようにEMC/EMI上好ましくない。
り、同時に軽量化を図ることができるPCカード用コネ
クタを提供することである。
体と、コネクタ本体に設けられた樹脂製のフレームと、
フレームにスライド自在に支持された導電製のイジェク
ト用スライダと、グラウンドパターンが形成された基板
とを有するPCカード用コネクタであって、前記フレー
ムには、前記イジェクト用スライダに接触可能なバネ状
のアース端子を取り付け、前記イジェクト用スライダが
前記アース端子に接触することによって、前記基板のグ
ラウンドパターンと電気的に接続される第1の手段によ
り解決される。上記課題は、第1の手段のPCカード用
コネクタにおいて、前記アース端子は、PCカード装着
時のみ前記イジェクト用スライダに接触するようにして
ある第2の手段により解決される。上記課題は、第2の
手段のPCカード用コネクタにおいて、PCカードを装
着されたときに、クリック感を得られるように、前記イ
ジェクト用スライダもしくは前記アース端子にクリック
用の凸凹を形成した第3の手段により解決される。上記
課題は、第1の手段のPCカード用コネクタにおいて、
前記基板に取り付けるためのスペーサを設けてあり、前
記基板のグラウンドパターンへの電気的接続は、前記ア
ース端子から前記基板取付用のスペーサを介して接続さ
せた第4の手段により解決される。
に基づいて説明する。図1(a),(b),(c)は本発明の実施
の形態に係るPCカード用コネクタの平面図、底面図、
側面図、図2はPCカード用コネクタの分解斜視図、図
3はアース端子の斜視図、図4はPCカード用コネクタ
のカバーを取り除いて示す説明図、図5はPCカード用
コネクタの未装着時の動作状態を示す説明図、図6はP
Cカード用コネクタの装着時の動作状態を示す説明図で
ある。
構成について説明する。図1(a),(b),(c)および図2に
示すように、本実施の形態に係るPCカード用コネクタ
は、挿抜時のPCカード(図示せず)をガイドする左右
一対の樹脂製のフレーム1と、これらフレーム1の後端
部に一体化された上下一対のヘッダ部2と、一方のフレ
ーム1に付設された一対のプッシュロッド3とによって
主に構成されており、上段と下段スロットのいずれにも
PCカード45が挿着できる2枚対応のコネクタとなっ
ている。
ーム1は、長方形状をなす板状部4と、第2係合部とし
ての2つの突片5を有し、これらは合成樹脂を用いて一
体成形されている。両突片5は板状部4の後端からPC
カード45の挿抜方向に沿って延びている。板状部4の
表面側には一対のガイド突起6と一対の規制溝7が形成
されており、これらガイド突起6と規制溝7の各対は板
状部4の中心に対して等位置に振り分けられている。さ
らに、板状部4の表面側にはその長手方向に所定の間隔
を存して一対の係合爪8が形成されている。また、板状
部4の裏面側にはその長手方向に沿って一対のガイド溝
10が形成されており、これらガイド溝10も板状部4
の中心に対して等位置に振り分けられている。すなわ
ち、このフレーム1の天地を逆にすることによって他方
のフレーム1が構成されている。したがって、共通の金
型を用いて左右両フレーム1を成形することができ、部
品の共通化が図られている。
ように、合成樹脂で成形されたピンハウジング11と、
ピンハウジング11に圧入固定された多数本のピンコン
タクト12、ピンハウジング11の上面に固定されたシ
ュラウド13、ピンハウジング11の下面に回動自在に
支承された駆動レバー14および第1の回動アーム15
および第2の回動アーム29とで構成されており、これ
ら駆動レバー14と回動アーム15および第2の回動ア
ーム29およびプッシュロッド3とによってイジェクト
機構が構成されている。前記ピンハウジング11は、図
1に示すように、前記ピンコンタクト12を固定するた
めの多数の孔16が形成された本体部17と、本体部1
7の両側端から直角に延びる一対の腕部18とを有し、
本体部17の下面に前記駆動レバー14と回動アーム1
5,29をそれぞれ支承するための軸部30,31が形
成されている。両腕部18の側面には凹溝20とコ字状
の切欠き21が形成されている。また、他方のヘッダ部
2も同様に構成されており、このヘッダ部2の構成部品
は前述した一方のヘッダ部2と全て同じである。したが
って、共通の金型を用いて上下両ヘッダ部2のピンハウ
ジング11を成形することができ、部品の共通化が図ら
れている。
部2を上下2段に積層し、それぞれのピンコンタクト1
2にガイド部材35を介して回路基板22を半田付けし
た後、上下のピンハウジング11の左右両側面に形成さ
れた各凹溝20に両フレーム1の各突片5を挿入し、こ
れら突片5の爪部を凹溝20の段落ち部にスナップイン
することにより、上下両ヘッダ部2のピンハウジング1
1と左右両フレーム1とが一体化される。
レーム1に形成された上段および下段のガイド突起6と
規制溝7の各組にそれぞれガイドされており、これら両
プッシュロッド3の後端は前述した上下両ヘッダ部2の
駆動レバー14にそれぞれ係合している。また、両フレ
ーム1の前端側にはそれぞれアース端子23が取着され
ており、PCカード45を両フレーム1のガイド溝10
に挿着した際、PCカード45のグラウンド部がアース
端子23と接触するようになっている。これらアース端
子23は各ガイド溝10にスナップ止めされており、フ
レーム1の係合爪8間に取着されたスペーサ24と接触
している。このスペーサ24は金属製で、ねじ孔(図示
せず)を有する端部(図2で下方端)と、前記係合爪8
が係合される係合凹部27とが形成されており、そし
て、アース端子23はガイド溝10とスペーサ24との
間に挟み込まれている。さらに、ヘッダ部2側のスペー
サ24は上下2段に積層された両ピンハウジング11の
前記切欠き21内に挿入され、係合凹部27が両ピンハ
ウジング11の上下面に係止することにより、両ヘッダ
部2の隅部に取着されている。なお、アース端子23に
ついてはさらに後述する。
カバー37,38には差し込み片37a,38aがそれ
ぞれ屈曲形成されるとともに、さらに差し込み片37
a,38aには抜け止め用の爪37b,38bが切り起
されている。上下カバー37,38の差し込み片37
a,38aは、フレーム1,1の上下面に形成されたス
リット49,49に差し込まれて取り付けられる。
ジェクト機構の構成について主に図4を参照して詳述す
ると、PCカード45の抜き取り時に押圧操作されるプ
ッシュロッド3は、一方のフレーム1の側面の2個所に
突設されているガイド突起6,6により、PCカード挿
抜方向(図4の矢印A方向)に沿って往復移動できるよ
うにそれぞれ保持されている。また、プッシュロッド3
は、フレーム1の側面に突設された引っ掛け部46と、
プッシュロッド3の奥端側に切り起し形成された引っ掛
け部47に張設されたコイルスプリング48によって図
4の左方向に付勢されている。一方、駆動レバー14と
第1の回動アーム15はピンハウジング11に立設され
た第1の支軸31に回動自在に支持されており、第2の
回動アーム29は同じくピンハウジング11に立設され
た第2の支軸30に回動自在に支持されている。駆動レ
バー14には、自身の回転軸である第1の支軸31に挿
入される円孔14aと、この円孔14aの反対側の端部
に突出する係合部14bと、これら円孔14aと係合部
14bの間に位置する連結孔14cとが形成されてお
り、係合部14bはプッシュロッド3の先端部に係合さ
れている。
である第1の支軸31に挿入される円孔15aと、PC
カード45を押し出すための爪片15bと、駆動レバー
14の連結孔14c内に突出する舌片15cとが形成さ
れており、爪片15bと舌片15cは第1の回動アーム
15の板面に対して互いに逆方向へ略直角に折り曲げら
れている。
15を180度回転させたもので、これら両回動アーム
15,29は同一形状に形成されている。すなわち、図
4に示すように、第2の回動アーム29には、自身の回
転軸である第2の支軸31に挿入される円孔29aと、
PCカード45を押し出すための爪片29bと、駆動レ
バー14の連結孔14c内に突出する舌片29cとが形
成されており、爪片29bと舌片29cは第2の回動ア
ーム29の板面に対して互いに逆方向へ略直角に折り曲
げられている。
円孔15aと駆動レバー14の円孔14aがそれぞれ回
動自在に支持され、第2の支軸30に第2の回動アーム
29の円孔29aが回動自在に支持されている。
カードの挿入・排出動作について図5および図6を参照
して説明する。図5の未装着状態からフレーム1のカー
ド挿入部へPCカード45を挿入していくと、ピンハウ
ジング11へ向かうPCカード45が第1および第2の
回動アーム15,29の爪片15b,29bを押し込み
ながら、自身のソケットコンタクトにピンハウジング1
1のピンコンタクトを圧入させていくので、PCカード
45を所定量挿入することにより、PCカード45が各
ピンコンタクトと確実に接続する挿着完了状態となる。
このとき、第1の回動アーム15と第2の回動アーム2
9はそれぞれ第1の支軸31と第2の支軸30を回転軸
として互いに逆向きに回転し、これら第1,第2の回動
アーム15,29の回転が舌片15c,29cと連結孔
14cの連結部分を介して駆動レバー14へ伝達される
ので、駆動レバー14は第1の支軸31を回転軸として
回転し、それに連動してプッシュロッド3がフレーム1
の手前へ移動して図6の状態となる。
5が挿着されているとき(図6の状態)にプッシュロッ
ド3を押圧操作すると、駆動レバー14の回転に伴って
第1および第2の回動アーム15,29が互いに逆向き
に回転し、両回動アーム15,29の爪片15b,29
bがPCカード45の前面両端部を押し込むことにな
り、つまり該PCカード45を離脱方向へほぼまっすぐ
に押し出すことができ、常にスムーズな離脱動作が行え
る。
したようにPCカード用コネクタには、コネクタ本体に
樹脂製のフレーム1が設けられており、フレーム1に導
電製のプッシュロッド(イジェクト用スライダ)3がス
ライド自在に支持され、また、グラウンドパターン(図
示せず)が形成された実装基板36(図1参照)が配設
されている。フレーム1には、プッシュロッド3に接触
可能なバネ状のアース端子23を取り付け、プッシュロ
ッド3がアース端子23に接触することによって、実装
基板36のグラウンドパターンと電気的に接続されてい
る。
いに逆方向に延設された第1,第2のアース片部23
a,23bがスロットの数に合わせて複数形成されてい
る。また、第1,第2のアース片部23a,23bは互
いに逆方向に屈曲形成されてその頂部が接触部分となっ
ている。この第1のアース片部23a,23aはフレー
ム1に形成された開口部(図示せず)からフレーム1内
に露出し、装着されたPCカード45のグラウンド部と
接触してアースする。また、奥側に延設された第2のア
ース片部23b,23bは、プッシュロッド3の内面側
に接触可能となっていて、接触するとプッシュロッド3
をアース端子23そしてスペーサ24を介して実装基板
36上のグラウンドパターン(図示せず)に電気的に接
続してアースする。23cは係合爪8が貫通される開口
部、23dはフレーム1のガイド溝10に差し込まれる
支持片部である。
一体化して実装基板36に取り付けるためのスペーサ2
4が設けられ、アース端子23はガイド溝10とスペー
サ24との間に挟み込まれており、これによってアース
端子23とスペーサ24とが接触されている。したがっ
て、プッシュロッド3はスペーサ24を介して、アース
端子23から実装基板36のグラウンドパターンへの電
気的接続される。
手前側はフレーム1の外側面から離れる方向に屈曲形成
されており、かつこの屈曲形成によって、図4(図5の
二点鎖線)の状態では接触せず、図6(図5の実線)の
状態、つまりPCカード45の装着時のみプッシュロッ
ド3がアース端子23の第2のアース片部23bに接触
することによって、実装基板36のグラウンドパターン
と電気的に接続されるようにしてある。
Cカード用コネクタについて説明したが、前記ピンハウ
ジング11を3つ以上積層し、増加したピンハウジング
11の凹溝20に応じて両フレーム1の突片5やアース
端子23の第2のアース片部23bの数を増やせば、3
枚以上のPCカード45を挿着できるPCカード用コネ
クタにも適用可能である。
ド45の装着時のみプッシュロッド3がアース端子23
の第2のアース片部23bに接触することによって、実
装基板36のグラウンドパターンと電気的に接続される
ようにしてあるが、本発明はこれに限られるものでな
く、以下に述べる第2の実施の形態のようにPCカード
45の装着/未装着にかかわらず、プッシュロッド3が
アース端子23の第2のアース片部に常時接触するよう
にしてもよい。
る。図7は本発明の第2の実施の形態を示す説明図であ
る。
1は、PCカード45装着時および未装着時にもプッシ
ュロッド3に接触するようにしてある。すなわち、PC
カード45の未装着時でのプッシュロッド3の位置(図
7で実線で示す)において、アース端子41の第2のア
ース片部41bがプッシュロッド3の内面に接触してい
るように構成されている。なお、41aは第1のアース
片部であり、この構成や特に説明していないその他の構
成及び作用は前記実施の形態と同様である。
る。図8は本発明の第3の実施の形態を示す説明図であ
る。
5を装着されたときに、クリック感を得られるように、
プッシュロッド3(もしくはアース端子23)にクリッ
ク用の凸凹を形成してある。ここでは前記第1の実施の
形態をベースに説明する。すなわち、プッシュロッド3
にクリック用突起部42が突設され、このクリック用突
起部42にアース端子23の第2のアース片部23bが
接触して乗り越える際クリック感が生じるようになって
いる。したがって、PCカード45未装着状態(プッシ
ュロッド3は図8で実線で示す位置にある)から、前述
したようにPCカード45をスロットに装着すると、プ
ッシュロッド3が奥から前方(図8の左方向)にスライ
ドされて図8の破線で示す位置に達する。すると、この
直前にクリック用突起部42にアース端子23のアース
片部23bが乗り越えて係合する際、クリック感が生じ
るようになっており、使い勝手がよい。なお、特に説明
していないその他の構成及び作用は前記実施の形態と同
様である。また、本実施の形態の説明では、前記第1の
実施の形態をベースに説明したが、本発明はこれに限ら
れるものでなく、前記第2の実施の形態にも適用でき
る。
る。図9は本発明の第4の実施の形態を示す説明図であ
る。
43は、実装基板36へ取り付けるための取付部43c
が折り曲げ形成されている。この取付部43cを実装基
板36に直接取り付けてグラウンドパターンに接続させ
ている。したがって、本第4の実施の形態では、前記実
施の形態のスペーサを使用する必要がなくなり、接続箇
所を削減して接続の信頼性を高めることができる。な
お、特に説明していないその他の構成及び作用は前記実
施の形態と同様である。
ネクタ本体と、コネクタ本体に設けられた樹脂製のフレ
ーム1と、フレーム1にスライド自在に支持された導電
製のプッシュロッド3と、グラウンドパターンが形成さ
れた実装基板36とを有するPCカード用コネクタであ
って、フレーム1には、プッシュロッド3に接触可能な
バネ状のアース端子23,41,43を取り付け、プッ
シュロッド3がアース端子に接触することによって、実
装基板36のグラウンドパターンと電気的に接続される
ため、構成部品を追加することなく、簡単な構成で電磁
波障害防止構造が得られ、また、シンプルな構成で電気
的接続の信頼性の向上が図れ、また、部品の共通化が図
れ、廉価な対応が可能となり、また、金属枠(シールド
板)等が不要となり軽量化が図れる。また、前記実施の
形態にあっては、アース端子23の第2のアース片部2
3bは、PCカード45装着時のみプッシュロッド3に
接触するようにしてあるため、常に弾圧されているより
もアース端子23の弾性力を維持できるので、PCカー
ド45装着時にアース端子23を確実にプッシュロッド
3に弾接させることができ、一層、電気的接続の信頼性
の向上が図れる。また、前記実施の形態にあっては、P
Cカード45を装着されたときに、クリック感を得られ
るように、プッシュロッド3(もしくはアース端子)に
クリック用突起部42を形成したため、クリック感を生
じることによってアース端子23,41,43がプッシ
ュロッド3に確実に弾接されているのを知ることができ
る。また、前記実施の形態にあっては、実装基板36を
取り付けるためのスペーサ24を設けてあり、実装基板
36のグラウンドパターンへの電気的接続は、アース端
子23から基板取付用のスペーサ24を介して接続させ
たため、別個に実装基板36のグラウンドパターンとア
ース端子23との間の接続部材を配設する必要がなくな
り、軽量化、省スペース化、低コスト化を図れる。
を追加することなく、簡単な構成で電磁波障害防止構造
が得られ、また、シンプルな構成で電気的接続の信頼性
の向上が図れ、また、部品の共通化が図れ、廉価な対応
が可能となり、また、金属枠(シールド板)等が不要と
なり軽量化が図れる。請求項2記載の発明によれば、ア
ース端子は、PCカード装着時のみイジェクト用スライ
ダに接触するようにしてあるため、常に弾圧されている
よりもアース端子の弾性力を維持できるので、PCカー
ド装着時にアース端子を確実にイジェクト用スライダに
弾接させることができ、一層、電気的接続の信頼性の向
上が図れる。請求項3記載の発明によれば、PCカード
を装着されたときに、クリック感を得られるように、イ
ジェクト用スライダもしくはアース端子にクリック用の
凸凹を形成したため、クリック感を生じることによって
アース端子がイジェクト用スライダに確実に弾接されて
いるのを知ることができる。請求項4記載の発明によれ
ば、基板のグラウンドパターンへの電気的接続は、アー
ス端子から基板取付用のスペーサを介して行なうため、
別個に基板のグラウンドパターンとアース端子との間の
接続部材を配設する必要がなくなり、軽量化、省スペー
ス化、低コスト化を図れる。
カード用コネクタの平面図、底面図、側面図である。
す説明図である。
示す説明図である。
す説明図である。
る。
る。
る。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 コネクタ本体と、コネクタ本体に設けら
れた樹脂製のフレームと、フレームにスライド自在に支
持された導電製のイジェクト用スライダと、グラウンド
パターンが形成された基板とを有するPCカード用コネ
クタであって、 前記フレームには、前記イジェクト用スライダに接触可
能なバネ状のアース端子を取り付け、 前記イジェクト用スライダが前記アース端子に接触する
ことによって、前記基板のグラウンドパターンと電気的
に接続されることを特徴とするPCカード用コネクタ。 - 【請求項2】 請求項1記載のPCカード用コネクタに
おいて、前記アース端子は、PCカード装着時のみ前記
イジェクト用スライダに接触するようにしてあることを
特徴とするPCカード用コネクタ。 - 【請求項3】 請求項2記載のPCカード用コネクタに
おいて、PCカードを装着されたときに、クリック感を
得られるように、前記イジェクト用スライダもしくは前
記アース端子にクリック用の凸凹を形成したことを特徴
とするPCカード用コネクタ。 - 【請求項4】 請求項1記載のPCカード用コネクタに
おいて、前記基板に取り付けるためのスペーサを設けて
あり、 前記基板のグラウンドパターンへの電気的接続は、前記
アース端子から前記基板取付用のスペーサを介して接続
させたことを特徴とするPCカード用コネクタ。
Priority Applications (1)
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JP18264897A JP3413755B2 (ja) | 1997-07-08 | 1997-07-08 | Pcカード用コネクタ |
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JP18264897A Expired - Fee Related JP3413755B2 (ja) | 1997-07-08 | 1997-07-08 | Pcカード用コネクタ |
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Families Citing this family (1)
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KR100814771B1 (ko) | 2006-03-23 | 2008-03-19 | 교우세라 에르코 가부시키가이샤 | 잠금구조 |
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1997
- 1997-07-08 JP JP18264897A patent/JP3413755B2/ja not_active Expired - Fee Related
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