JP2555469B2 - シーケンス制御における表示方法 - Google Patents

シーケンス制御における表示方法

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JP2555469B2 JP2186368A JP18636890A JP2555469B2 JP 2555469 B2 JP2555469 B2 JP 2555469B2 JP 2186368 A JP2186368 A JP 2186368A JP 18636890 A JP18636890 A JP 18636890A JP 2555469 B2 JP2555469 B2 JP 2555469B2
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Description

【発明の詳細な説明】 A.発明の目的 (1) 産業上の利用分野 本発明は、複数の作動機器の作動状態を検出する複数
の検出器の検出値を含む動作条件を複数段階の動作ステ
ップ毎に予め設定しておき、それらの動作条件成立に応
じて前記各作動機器の作動を動作ステップ順に順次制御
するシーケンス制御における表示方法に関する。
(2) 従来の技術 シーケンス制御は、動作条件成立に応じて各作動機器
の作動を動作ステップ順に順次制御するものであるが、
その途中停止の要因は、検出器の検出ミスによるものが
主であり、従来では、シーケンス制御図面を見ながら、
出力状態の確認および制御メモリ条件の確認等を行なっ
て検出ミスした検出器を探し出し、その検出器の検出作
動状態をチェックした後、復旧処置をとるようにしてい
る。
(3) 発明が解決しようとする課題 ところが、現在のシーケンス制御は、リレー制御によ
るものよりも、シーケンサによるプログラマブル制御に
よるものが主流となっており、このプログラマブル制御
によるシーケンス制御において上記従来のような途中停
止が生じたときには、プログラマブル制御を熟知した作
業者によるプログラミングパネルの操作によらないと、
途中停止の原因がわからず、また検出ミスをした検出器
を見つけるための時間もかかる。
そこで斯かる問題を解決するために、例えば実開昭62
−57806号公報に開示される如くシーケンス制御機械に
おいて、動作ステップの途中停止(オーバータイムエラ
ー)が発生した場合に、アクチュエータの過去・現在の
動作指令情報と、動作状態検出情報とに基づいて機械内
部の異常箇所を制御装置自体が判断特定して、その異常
内容を具体的に表示するようにしたものが提案されてい
るが、このものでは、前記判断の基礎となる過去・現在
の動作指令情報を得るために、それら情報を全てのアク
チュエータについて全部記録しておく記憶手段が特別に
必要であるばかりか、全部のアクチュエータについて異
常箇所の有無を具体的に判断する判断回路を特別に設け
る必要があり、全体として制御装置の回路構造が複雑化
しコストが嵩む問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、複
数の動作ステップの動作が途中で停止したときに検出ミ
スをした検出器を容易に且つ速やかに確認し得るように
し、しかもシーケンス制御系の回路構造の簡素化を図る
ことができる、シーケンス制御における表示方法を提供
することを目的とする。
B.発明の構成 (1) 課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、請求項1の発明は、各動
作ステップで検出作動すべき検出器を示すための複数の
動作条件表示灯と、各検出器の作動状態を示すための複
数の作動状態表示灯とを各検出器毎に相互に対応させて
表示盤に配設しておき、各動作ステップ毎に、複数の動
作条件表示灯のうち前記動作ステップで検出作動すべき
検出器に対応する動作条件表示灯を点灯させると共に、
複数の作動状態表示灯のうち実際に検出作動している検
出器に対応する作動状態表示灯を点灯させて、それら動
作条件表示灯と作動状態表示灯との点灯状態の対比を作
業者が視覚的に直接行えるようにしたことを特徴とし、
また請求項2の発明は、請求項1の前記特徴に加えて、
前記表示盤に、前記各動作ステップを表示するための動
作ステップ表示部を併設しておき、この動作ステップ表
示部によって、実行しようとする動作ステップを表示す
ることを特徴とする。
(2) 作 用 途中停止が生じたときに、その動作ステップで検出作
動すべき検出器に対応する動作条件表示灯が点灯するの
に対し、それらの検出器のうち検出作動していない検出
器に対応する作動状態表示灯は点灯しない。このとき、
作業者は、個々の検出器について動作条件表示灯と作動
状態表示灯との点灯状態の対比を視覚的に直接行うこと
ができるから、その動作ステップで本来は検出作動すべ
きであるにも拘わらず検出作動していない検出器、即ち
検出ミスをした検出器の確認特定が一目瞭然で行われ
る。
また請求項2の如く表示盤に、各動作ステップを表示
するための動作ステップ表示部を併設しておき、この動
作ステップ表示部によって、実行しようとする動作ステ
ップを表示すれば、途中停止が生じた動作ステップがど
のステップかを容易に特定することができるため、検出
ミスをした検出器の確認結果とも相俟って、途中停止の
原因究明が一層的確になされる。またシーケンス制御が
正常に進行する場合でも、進行中の動作ステップの特定
が容易である。
(3) 実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明す
る。
先ず第1図において、工場の1階(1F)にはワークW
を搬入方向1に沿って搬送可能な搬入コンベアCVIが配
設され、2階(2F)にはワークWを搬出方向2に沿って
搬送可能な搬出コンベアCV0が配設されており、搬入方
向1に沿う搬入コンベアCVIの終端と、搬出方向2に沿
う搬出コンベアCV0の始端との間には、1階および2階
間を昇降可能なリフト3が配設され、該リフト3上には
搬入方向1および搬出方向2に沿う方向に延びるリフト
内コンベアCVLが設けられる。
搬入コンベアCVIの搬入方向1に沿う終端部には、ワ
ークWの移動を規制する閉位置とワークWの移動を許容
する開位置との間で作動可能な第1ストッパS1と、第1
ストッパS1に当接して移動を規制された状態にあるワー
クWを検出する搬入位置在籍確認リミットスイッチLSX
00と、第1ストッパS1が閉位置にある状態を検出する第
1ストッパ閉確認リミットスイッチLSX01と、第1スト
ッパS1が開位置にある状態を検出する第1ストッパ開確
認リミットスイッチLSX02とが配設される。またリフト
3上のリフト内コンベアCVLにおいて、搬入方向1に沿
う後端部には、ワークWのリフト3から搬入コンベアCV
I側へのはみ出しを検出するリフト入口はみ出し確認リ
ミットスイッチLSX03が配設され、搬入方向1に沿う前
端部には、ワークWの移動を規制する閉位置とワークW
の移動を許容する開位置との間で作動可能な第2ストッ
パS2と、第2ストッパS2に当接して移動を規制された状
態にあるワークWを検出するリフト内在籍確認リミット
スイッチLSX04と、第2ストッパS2が閉位置にある状態
を検出する第2ストッパ閉確認リミットスイッチLSX05
と、第2ストッパS2が開位置にある状態を検出する第2
ストッパ開確認リミットスイッチLSX06とが配設され
る。さらに1階には、リフト3が下限位置にある状態を
検出するリフト下限確認リミットスイッチLSX07が配設
され、2階には、リフト3が上限位置にある状態を検出
するリフト上限確認リミットスイッチLSX08が配設され
る。しかも搬出コンベアCV0において、搬出方向2に沿
ってリフト3側の端部から所定間隔をあけた位置には、
ワークWがリフト内コンベアCVIから搬出コンベアCV0
移載されて搬出方向2に搬出されたことを検出するため
の搬出確認リミットスイッチLSX09が配設され、リフト
3側の端部にはワークWのリフト3側へのはみ出しを検
出する2Fはみ出し確認リミットスイッチLSX10が配設さ
れる。
前記各検出器としてのリミットスイッチLSX00〜LSX10
は、第2図に示すように、シーケンサ4における入力基
板5にそれぞれ接続される。このシーケンサ4は、第3
図のラダー図で示す手順に従って、作動機器としてのリ
フト3、搬入コンベアCVI、搬出コンベアCV0、リフト内
コンベアCVL、第1ストッパS1および第2ストッパS2
作動を制御する。なおシーケンサ4の出力基板6には、
前記リフト3、搬入コンベアCVI、搬出コンベアCV0、リ
フト内コンベアCVL、第1ストッパS1および第2ストッ
パS2を駆動するための駆動部がそれぞれ接続されるもの
であるが、第2図では省略している。
第3図においてシーケンサ4による作動制御を説明す
ると、作動制御をスタートするための動作条件は、図示
しない自動運転設定スイッチがON(M112)、リフト下限
確認リミットスイッチLSX07(X07)がON、第2ストッパ
閉確認リミットスイッチLSX05(X05)がON、リフト内在
籍確認リミットスイッチLSX04(X04)がOFF、第1スト
ッパ閉確認リミットスイッチLSX01(X01)がON、ならび
に搬入位置在籍確認リミットスイッチLSX00(X00)がON
であることであり、その動作条件成立により作動制御が
スタートする。
前記作動制御において、たとえば搬入コンベアCVI
らリフト内コンベアCVLを経て搬出コンベアCV0にワーク
Wを搬送するまでは、複数段の動作ステップたとえば第
1〜第6動作ステップに分けられており、各動作ステッ
プでは、次のような制御が実行される。
〔第1動作ステップ〕 第1ストッパS1の閉じ動作ステップであり、搬入位置
確認リミットスイッチLSX00によるワークWの検出、第
2ストッパ閉確認リミットスイッチLSX05による第2ス
トッパS2の閉位置確認、ならびにリフト下限確認リミッ
トスイッチLSX07によるリフト3の下限位置確認がなさ
れるのに応じた動作条件成立(L1001;ON)に伴って第1
ストッパS1の閉じ作動を開始し、第1ストッパ開確認リ
ミットスイッチLSX02による第1ストッパS1の閉じ位置
確認により作動を終了して、次の第2動作ステップに進
む。
〔第2動作ステップ〕 リフト3が1階にある状態でのリフト内コンベアCVL
の起動ステップであり、第2ストッパ閉確認リミットス
イッチLSX05による第2ストッパS2の閉位置確認、なら
びに搬出確認リミットスイッチLSX09による搬出コンベ
アCV0でのワークWの搬出確認がなされるのに応じた動
作条件成立(L1002;ON)に伴ってリフト内コンベアCVL
の作動を開始し、リフト内在籍確認リミットスイッチLS
X04によるワークWの検出に応じて作動を終了して、第
3動作ステップに進む。
〔第3動作ステップ〕 リフト3の上昇ステップであり、第2ストッパ閉確認
リミットスイッチLSX05による第2ストッパS2の閉位置
確認、ならびにリフト内在籍確認リミットスイッチLSX
04によるワークWの検出に応じた動作条件成立(L1003;
ON)に伴ってリフト3の上昇作動を開始し、リフト上限
確認リミットスイッチLSX08によるリフト3の上限位置
確認に応じて作動を終了し、第4動作ステップに進む。
〔第4動作ステップ〕 第2ステップS2の開き動作ステップであり、、第1ス
トッパ閉確認リミットスイッチLSX01による第1ストッ
パS1の閉位置確認、リフト内在籍確認リミットスイッチ
LSX04によるワークWの確認、ならびにリフト上限確認
リミットスイッチLSX08によるリフト3の上限位置確認
に応じた動作条件成立(L1004;ON)に伴って第2ストッ
パS2の開き動作を開始し、第2ストッパ開確認リミット
スイッチLSX06による第2ストッパS2の開位置確認に応
じて作動を終了し、第5動作ステップに進む。
〔第5動作ステップ〕 リフト3が2階にある状態でのリフト内コンベアCVL
の起動ステップであり、第1ストッパ閉確認リミットス
イッチLSX01による第1ストッパS1の閉位置確認、リフ
ト内在籍確認リミットスイッチLSX04によるワークWの
確認、第2ストッパ開確認リミットスイッチLSX06によ
る第2ストッパS2の開位置確認、ならびにリフト上限確
認リミットスイッチLSX08によるリフト3の上限位置確
認に応じた動作条件成立(L1005;ON)に伴ってリフト内
コンベアCVLの起動を開始し、搬出確認リミットスイッ
チLSX09によるワークWの排出確認に応じて作動を終了
し、次の第6動作ステップに進む。
〔第6動作ステップ〕 リフト3の下降動作ステップであり、第1ストッパ閉
確認リミットスイッチLSX01による第1ストッパS1の閉
位置確認、ならびに第2ストッパ閉確認リミットスイッ
チLSX05による第2ストッパS2の閉位置確認に応じた動
作条件成立(L1006;ON)に伴ってリフト3の下降作動を
開始し、リフト下限確認リミットスイッチLSX07による
リフト3の下限位置確認に応じて作動を終了する。
ところで、シーケンサ4における表示盤には、4図で
示すように、動作ステップを順次表示する動作ステップ
表示部7と、各検出器としてのリミットスイッチLSX00
〜LSX10を銘板等で個別に表示する検出器表示部800〜8
10とが配設される。また各検出器表示部800〜810のうち
検出器表示部803,810を除く800〜802,804〜809の左側に
は、動作条件表示灯L00L〜L02L,L04L〜L09Lが配設さ
れ、各検出器表示部800〜810の右側には、作動状態表示
灯L00R〜L10Rが配設される。
各動作条件表示灯L00L〜L02L,L04L〜L09L、ならびに
各作動状態表示灯L00R〜L10Rは、第2図で示したように
シーケンサ4の出力基板6にそれぞれ個別に接続される
ものであり、シーケンサ4は、動作ステップ表示部7で
表示した動作ステップ毎に、複数の動作条件表示灯L00L
〜L02L,L04L〜L09Lのうち前記動作ステップで検出動作
すべきリミットスイッチLSX00〜LSX02,LSX04〜LSX09
対応する動作条件表示灯を点灯させるとともに、複数の
作動状態表示灯L00R〜L10Rのうち実際に検出作動してい
る検出器LSX00〜LSX10に対応する作動状態表示灯を点灯
させる。
ここで、第1〜第6動作ステップに関連する部分の各
動作条件表示灯の点灯制御プログラムを第5図(a)で
示し、各作動状態表示灯の点灯制御プログラムを第5図
(b)で示す。この第5図と前述の第2図とを併せて参
照して、動作条件表示灯L00Lは、第1動作ステップの動
作条件成立(L1001;ON)に応じて点灯し、動作条件表示
灯L01Lは、第3、第4、第5あるいは第6動作ステップ
の動作条件成立(L1003,L1004,L1005,L1006;ON)に応じ
て点灯し、動作条件表示灯L02Lは、第1動作ステップの
動作条件成立(L1001;ON)に応じて点灯し、動作条件表
示灯L04Lは、第3、第4あるいは第5動作ステップの動
作条件成立(L1003,L1004,L1005;ON)に応じて点灯し、
動作条件表示灯L05Lは、第1、第2、第3あるいは第6
動作ステップの動作条件成立(L1001,L1002,L1003,L
1006;ON)に応じて点灯し、動作条件表示灯L06Lは、第
4あるいは第5動作ステップの動作条件成立(L1004,L
1005;ON)に応じて点灯し、動作条件表示灯L07Lは第4
あるいは第5動作ステップの動作条件成立(L1004,L
1005;ON)に応じて点灯し、動作条件表示灯L08Lは、第
1あるいは第2動作ステップの動作条件成立(L1001,L
1002;ON)に応じて点灯する。一方、各作動状態表示灯L
00R〜L08Rは、対応するリミットスイッチLSX00〜LSX08
の検出作動に応じて点灯する。
たとえば第4図で示すように動作ステップ表示部7に
第3作動ステップ「03」が表示されている場合を想定す
ると、その第3動作ステップで検出作動すべきリミット
スイッチは、第1ストッパ閉確認リミットスイッチLSX
01、リフト内在籍確認リミットスイッチLSX04および第
2ストッパ閉確認リミットスイッチLSX05であり、それ
らのリミットスイッチLSX01,LSX04,LSX05に対応する動
作条件表示灯L01L,L04L,L05Lがそれぞれ点灯する。一
方、前記リミットスイッチLSX01,LSX04,LSX05に対応す
る作動状態表示灯L01R,L04R,L05Rは、対応するリミット
スイッチLSX01,LSX04,LSX05の検出作動に応じてそれぞ
れ点灯する。
ここで、第2図において点灯状態を斜線で表わすよう
にし、第3動作ステップにおいて、リフト内在籍確認リ
ミットスイッチLSX04の検出ミスによりワークWの在籍
確認がなされず、作動が途中で停止した場合を想定する
と、リフト内在籍確認リミットスイッチLSX04を表示す
る検出器表示部804の左側の動作条件表示灯L04Lが点灯
しているのに対し、右側の作動状態表示灯L04Rは消灯し
たままである。したがって、途中停止が生じたときに、
その動作ステップで検出作動すべきリフト内在籍確認リ
ミットスイッチLSX04に対応する動作条件表示灯L04L
点灯しているのに対し、それに対応する作動状態表示灯
L04Rが点灯していないことを極めて容易に確認すること
ができ、プログラマブル制御を熟知した作業者でなくと
も、検出ミスをしたリミットスイッチを速やかにかつ容
易に見つけて、それに対処した復旧作業を短時間で行な
うことが可能となる。
C.発明の効果 以上のように本発明方法によれば、途中停止が生じた
ときに、その動作ステップで検出作動すべき検出器に対
応する動作条件表示灯を点灯させるのに対し、それらの
検出器のうち検出作動していない検出器に対応する作動
状態表示灯を消灯したままとすることにより、検出ミス
をした検出器を速やかに且つ極めて容易に確認すること
ができる。
この場合、作業者は、個々の検出器について動作条件
表示灯と作動状態表示灯との点灯状態の対比を視覚的に
直接行うことができるから、その動作ステップで検出作
動すべきであるにも拘わらず検出作動していない検出
器、即ち検出ミスをした検出器の確認特定が一目瞭然で
行われる。しかも各動作ステップではそのステップで検
出作動すべき検出器に対応する動作条件表示灯と、実際
に検出作動している検出器に対応する作動状態表示灯と
を単に点灯させるだけでよく、シーケンス制御系には、
検出ミスをした検出器を特定するための判断回路や、そ
の判断の基礎となる過去・現在の検出情報等を記憶させ
る記憶手段を特別に設ける必要はないから、それだけ回
路構造の簡素化が図られ、コスト節減に寄与することが
できる。
また特に請求項2の発明によれば、表示盤に、各動作
ステップを表示するための動作ステップ表示部を併設し
ておき、この動作ステップ表示部によって、実行しよう
とする動作ステップを表示するようにしたので、途中停
止が生じた動作ステップがどのステップかを容易に特定
することができ、従って検出ミスをした検出器の確認結
果とも相俟って、途中停止の原因究明を一層的確に行う
ことができる。またシーケンス制御が正常に進行する場
合でも、進行中の動作ステップがどのステップかを簡単
に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図は本
発明方法のシーケンス制御を実行する装置の概略図、第
2図はシーケンサと各リミットスイッチならびに動作条
件表示灯および作動状態表示灯との接続状態を示す図、
第3図は作動制御プログラムを示すラダー図、第4図は
表示盤の表示状態を示す図、第5図(a)は各動作条件
表示灯の点灯制御プログラムを示すラダー図、第5図
(b)は各作動状態表示灯の点灯制御プログラムを示す
ラダー図である。 3……作動機器としてのリフト、CVI……作動機器とし
ての搬入コンベア、CVL……作動機器としてのリフト内
コンベア、CV0……作動機器としての搬出コンベア、L
00L〜L02L,L04L〜L09L……動作条件表示灯、L00R
L02R,L04R〜L09R……作動状態表示灯、LSX00〜LSX02,LS
X04〜LSX09……検出器としてのリミットスイッチ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の作動機器(3,CVI,CVO,CVL,S1,S2
    の作動状態を検出する複数の検出器(LSX00〜LSX02,LSX
    04〜LSX09)の検出値を含む動作条件を複数段階の動作
    ステップ毎に予め設定しておき、それらの動作条件成立
    に応じて前記各作動機器(3,CVI,CVO,CVL,S1,S2)の作
    動を動作ステップ順に順次制御するシーケンス制御にお
    いて、 各動作ステップで検出作動すべき検出器(LSX00〜LS
    X02,LSX04〜LSX09)を示すための複数の動作条件表示灯
    (L00L〜L02L,L04L〜L09L)と、各検出器(LSX00〜LSX
    02,LSX04〜LSX09)の作動状態を示すための複数の作動
    状態表示灯(L00R〜L02R,L04R〜L09R)とを各検出器(L
    SX00〜LSX02,LSX04〜LSX09)毎に相互に対応させて表示
    盤に配設しておき、 各動作ステップ毎に、複数の動作条件表示灯(L00L〜L
    02L,L04L〜L09L)のうち前記動作ステップで検出作動す
    べき検出器(LSX00〜LSX02,LSX04〜LSX09)に対応する
    動作条件表示灯を点灯させると共に、複数の作動状態表
    示灯(L00R〜L02R,L04R〜L09R)のうち実際に検出作動
    している検出器(LSX00〜LSX02,LSX04〜LSX09)に対応
    する作動状態表示灯を点灯させて、それら動作条件表示
    灯(L00L〜L02L,L04L〜L09L)と作動状態表示灯(L00R
    〜L02R,L04R〜L09R)との点灯状態の対比を作業者が視
    覚的に直接行えるようにしたことを特徴とする、シーケ
    ンス制御における表示方法。
  2. 【請求項2】前記表示盤にはい、前記各動作ステップを
    表示するための動作ステップ表示部(7)を併設してお
    き、この動作ステップ表示部(7)によって、実行しよ
    うとする動作ステップを表示することを特徴とする、請
    求項に記載のシーケンス制御における表示方法。
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