JP2555323Y2 - 圧延機 - Google Patents

圧延機

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JP2555323Y2
JP2555323Y2 JP1991053424U JP5342491U JP2555323Y2 JP 2555323 Y2 JP2555323 Y2 JP 2555323Y2 JP 1991053424 U JP1991053424 U JP 1991053424U JP 5342491 U JP5342491 U JP 5342491U JP 2555323 Y2 JP2555323 Y2 JP 2555323Y2
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work roll
roll
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work
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久良 荒神
裕 松田
一彦 堀江
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ワークロール位置異常
検出装置を備えた圧延機に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来例としての圧延機の要部を
示す正面図である。上図に示すような圧延機のロール組
替等によるロール設定において、上ワークロール51と
下ワークロール52の接触(圧延)位置は、上圧下スク
リュ61、下圧下スクリュ62或いは圧下シリンダ59
等の圧下装置の機械的ストローク計測値及び上,下バッ
クアップロール53,54のロール径D1 ,D2 や上,
下ワークロール51,52のロール径d1 ,d2 を、制
御装置にインプット及び演算し、上圧下スクリュ61及
び下圧下スクリュ62を作動させてパスライン70上に
設定している。なお、図中57は上バックアップロール
軸受箱で、58は下バックアップロール軸受箱である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上,下ワークロール5
1,52や上,下バックアップロール53,54のロー
ル径d1 ,d2 ,D1 ,D2 をミスインプットしたり、
図4に示すように、上,下バックアップロール53,5
4を誤って上下逆に組込むと、上,下ワークロール5
1,52の圧延部はパスライン70からずれた位置に設
定される。このずれ量hが大きければ、ハウジング50
に埋設されて上下に突出し、上,下ワークロール51,
52をそれぞれベンディングするシリンダブロック60
に、上,下いずれかのワークロールチョック55,56
が干渉して損傷する。
【0004】この損傷を防止する手段として、計算上、
上,下ワークロール51,52が接してそれ以上互いに
近寄れなくなる位置を求めておき、この位置より手前で
圧下力が発生したり、またはこの位置を越えても圧下力
が発生しない場合は、異常とみなして警報を出す方法が
用いられているが、この方法では、上,下バックアップ
ロール53,54のロール径D1 ,D2 を上,下逆にイ
ンプットした場合は、上,下ワークロール51,52の
接触位置の異常(パスライン70からのずれ)を検知す
ることができない。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の、本考案による圧延機は、ワークロールチョックとハ
ウジングとの対面する位置に、ワークロールチョックと
ハウジングとの上下方向距離の変化に応じて上下方向に
移動するストライカと、このストライカの上下移動を検
出するセンサとからなるワークロール位置異常検出装置
を設けたことを特徴とする。
【0006】
【0007】
【作用】ロール組替等により、ワークロールをハウジン
グ内に設定するとき、バックアップロール、ワークロー
ル等のロール径を制御装置にミスインプットしたり、ロ
ール径の大きいものを誤設定すると、圧下装置等はイン
プットどうり作動するのでワークロールの上下方向位置
が異常になる。このワークロール位置異常によって、ワ
ークロールチョックと、ハウジング及びこのハウジング
に埋設されたロールベンディング用のシリンダブロック
とが異常接近すると、ワークロール位置異常検出装置
ストライカがセンサの検知範囲内に移動し、センサはこ
のストライカを検知することによってワークロールの位
置異常を検出する。これにより、ワークロール位置異常
検出装置は警報を発して圧下装置の作動を停止させ、ワ
ークロールチョックとハウジング及びシリンダブロック
との干渉を防止する
【0008】
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面によって具体
的に説明する。なお、従来技術の装置と同一の部材及び
部位には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は本考案の圧延機の要部を示す正面図、図2は図1
の位置検出器を拡大した縦断面図である。
【0010】上図において、9はプレートであり、上,
下ワークロールチョック55,56のシリンダブロック
60と対向する面に、その外側面から突出して固設され
ている。
【0011】10は位置検出器であり、ケーシング5内
のナット6に螺合され図示しない制御装置に連結された
近接スイッチ1と、ケーシング5内でスプリング4によ
って上方に付勢されたカップ状のストライカ2と、ケー
シング5を貫通してストライカ2の上面に固設されたボ
ス3とから成っていて、ブラケット8を介してハウジン
グ50の外側面に固設されている。
【0012】なお、下ワークロールチョック56に固着
されたプレート9と対向する位置検出器10は、図2に
示すものとは上,下が逆に装設されている。
【0013】次に、本装置の作用について説明する。
上,下ワークロール51,52または上,下バックアッ
プロール53,54をハウジング50内に設定するに際
し、例えば上バックアップロール53のロール径を制御
装置(図示せず)に実物よりも小さくミスインプットす
ると、上方の圧下装置(図示せず)の作動によって、上
バックアップロール53を介して、上ワークロール51
の下面をパスライン70の下方へ下降させる。
【0014】この上ワークロール51の下降によって上
ワークロールチョック55及びプレート9も下降し、上
ワークロールチョック55がシリンダブロック60のロ
ッド60aを押圧しようとすると、その前にボス3及び
ストライカ2がプレート9に押圧されて下降し、このス
トライカ2の下降を近接スイッチ1が検知して制御装置
(図示せず)に送信する。制御装置(図示せず)は、こ
の信号を受信すると直ちに圧下装置(図示せず)の作動
を停止すると共に、逆作動させて上バックアップロール
53を上昇させる。
【0015】このようにして、上,下ワークロールチョ
ック55,56がシリンダブロック60及びそのロッド
60aを押圧することによる破損及び上,下ワークロー
ル51,52の圧延部のパスライン70からのずれを防
止する。
【0016】なお、本考案のワークロール位置異常検出
装置は、ワークロールチョックとハウジングとの位置が
水平方向に移動しても、その機能は正常に作用するの
で、ロールクロス圧延機及びロールシフト圧延機にも採
用することができる。また、本考案は、前記実施例の構
造の位置検出器に限定されず、ストライカ及びセンサを
備えたその他の構造の位置検出器を用いても良い。
【0017】
【考案の効果】本考案の圧延機では、ワークロールチョ
ックとハウジングとの間にワークロール位置異常検出装
置を設けたことにより、ワークロールまたはバックアッ
プロールをハウジング内に設定するときに、例えばロー
ル径のミスインプットによる圧下装置の誤作動によって
ワークロールチョックがロールベンディング用のシリン
ダブロックに異常接近すると、その異常をワークロール
位置異常検出装置が検出して圧下装置の作動を停止させ
るので、ワークロールチョックとシリンダブロックとの
干渉による損傷の防止及び上,下ワークロール圧延部の
パスラインからの異常なずれを防止することができる。
しかも、前記ワークロール位置異常検出装置では、ワー
クロールチョックとハウジングとの上下方向距離の変化
に応じて上下方向に移動するストライカと、このストラ
イカの異常移動を検出するセンサを設けてワークロール
の位置を直接検出することにより、ワークロール位置の
異常を容易にかつ確実に検知することが可能になる。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としての、圧延機の要部を示
す側面図である。
【図2】図1の位置検出器を拡大した縦断面図である。
【図3】従来例としての、圧延機の要部を示す側面図で
ある。
【図4】図3の圧延機の不具合を示す側面図である。
【符号の説明】
1 近接スイッチ 2 ストライカ 3 ボス 10 位置検出器 50 ハウジング 51 上ワークロール 52 下ワークロール 53 上バックアップロール 54 下バックアップロール 55 上ワークロールチョック 56 下ワークロールチョック 60 シリンダブロック 70 パスライン

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークロールチョックとハウジングとの
    対面する位置に、ワークロールチョックとハウジングと
    の上下方向距離の変化に応じて上下方向に移動するスト
    ライカと、このストライカの上下移動を検出するセンサ
    とからなるワークロール位置異常検出装置を設けたこと
    を特徴とする圧延機。
JP1991053424U 1991-07-10 1991-07-10 圧延機 Expired - Fee Related JP2555323Y2 (ja)

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JPH055207U (ja) 1993-01-26

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