JP2554895Y2 - 現場記録写真用標尺 - Google Patents

現場記録写真用標尺

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JP2554895Y2
JP2554895Y2 JP1992003823U JP382392U JP2554895Y2 JP 2554895 Y2 JP2554895 Y2 JP 2554895Y2 JP 1992003823 U JP1992003823 U JP 1992003823U JP 382392 U JP382392 U JP 382392U JP 2554895 Y2 JP2554895 Y2 JP 2554895Y2
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Japan
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Application number
JP1992003823U
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English (en)
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JPH0557616U (ja
Inventor
順一 河村
Original Assignee
株式会社 櫛田度器製作所
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Publication date
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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】本考案は工事現場等で使用す
る現場記録写真用標尺に関し、更に詳しくは、細かい寸
法を迅速且つ正確に測定することができる実用価値の高
い新規な標尺に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工事現場で管等の埋設位置の確認
等のために使用されている記録写真撮影用の標尺として
は、図3に示すような、写真に写した場合に容易に寸法
を判別することができるように、大きな目盛りが片側又
は両側に付されたもの、更には、寸法の判別性を高める
ために一定間隔で色分けされているものが知られてい
る。又、標尺の数字目盛りは、通常は10cm間隔に付
されており、それよりも細かい目盛りについては、数字
目盛りは設けられておらず(写真にした場合判読不能で
あるため)、太い線分で表示されており、更には、5c
m間隔及び10cm間隔に各種の識別マークが付されて
測定し易いように工夫されている。
【0003】
【考案が解決しようとしている課題】しかしながら、従
来の現場記録写真用標尺は、上記したように写真に写し
た場合に容易に寸法を判別することができるように、太
い線分目盛と粗い数字目盛りのみを有しているため、例
えば、工事現場等で、写真撮影以外の場合にこれを用い
て寸法を測ろうとすると、細かい寸法が瞬時に且つ正確
には読み取れなかったり、末端から読み直す等しなけれ
ばならず不便であるという問題がある。又、工事現場等
は、通常は戸外であり、測定器は必要最低限のものしか
用意されておらず、現場記録写真用の標尺を応用して種
々の寸法を測定しなければならない場合が多々あり、不
便さは殊更である。
【0004】又、現場記録写真用に使用する場合にも、
上記したように目盛りが粗いため、従来の標尺で管の埋
設位置等を瞬時に正確に寸法を読み取るのは困難であっ
た。従って、本考案の目的は、上記した従来技術の問題
点を解決し、工事現場等で管等の埋設位置の記録写真を
撮影する場合は勿論、それ以外の場合にも便利に使用す
ることができる、瞬時に且つ正確に寸法を測定すること
が可能な実用価値のある現場記録写真用標尺を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は以下の本考案
によって達成される。即ち、本考案は、表裏の一方又は
両方の片側又は両側に写真撮影用線分目盛りを有する現
場記録写真用標尺において、上記の線分目盛りが、1c
m間隔の太い写真撮影用線分目盛りと、該線分目盛り側
端部に設けた細線識別マークと、該識別マークに隣接し
て設けた1cm間隔の連続した数値目盛りとから一体的
になることを特徴とする現場記録写真用標尺である。
【0006】本考案によれば、現場記録写真用標尺にお
いて、1cm間隔の太い写真撮影用線分目盛り4の側端
部に細線識別マーク3を設け、更に該識別マーク3に隣
接して1cm間隔の連続した数値目盛り1を設けること
によって、現場記録写真撮影用に有用であるとともに、
現場において比較的短い距離を正確に且つ手早く実測す
ることができる。
【0007】
【実施例】次に、図面に示す実施例に従い本考案を更に
詳細に説明する。図1及び図2は本考案の現場記録写真
用標尺の一部の正面図である。本考案の標尺は図1及び
図2に示したように、図3に示した従来の現場記録写真
用標尺に設けられているのと同様の大きな数値目盛り2
と、1cm間隔の太い線分目盛り4と、該太い線分目盛
り4の側端部に設けられた細線識別マーク3と、該識別
マーク3に隣接して設けられた1cm間隔の連続した数
値目盛り1とから一体的になる目盛りを有していること
を特徴とする。尚、1cm間隔の細かい線分目盛り3に
加えて、5cm間隔及び/又は10cm間隔に、従来行
われていたような識別マーク4を設けておいてもよいの
は勿論である。
【0008】1cm間隔の数値目盛り1は、図1に及び
図2に示したように、縦横いずれの方向に付されていて
もよい。但し、瞬時に寸法を測定できるためには、1c
m間隔の数値目盛り1は、図示したような連続目盛りと
するのが好ましい。このような連続目盛りとすることに
よって、本考案の標尺を現場記録写真用に使用する際の
みならず、これを用いて種々の寸法を測定する際にも、
標尺のどの位置を使用したとしても寸法を瞬時に且つ正
確に測定することができる。又、1cm間隔の数値目盛
り1は、大きな数値目盛り2及び線分目盛り3と比較し
て、細く又は小さなものとしておくことが好ましい。こ
のような態様とすれば、管等の埋設位置を示すために本
考案の標尺を使用し現場記録写真として残しても、かか
る1cm間隔の数値目盛り1が存在していることを理由
に記録性を損なうことはない。
【0009】更に詳しく云えば、従来の現場写真記録用
標尺は、工事現場等の記録写真の被写体として使用する
場合においては、主としては、大きな数値目盛り2と太
い線分目盛り4とがその作用を有するが、該標尺を現場
において比較的短い距離、例えば、数センチ〜数十セン
チの測定に使用する場合には、線分目盛り4が図示のよ
うに写真写りが良好になるように幅が約5mm程度に形
成されており、且つ細かい数値が付与されていないの
で、例えば、55.5cm等の如く比較的短い距離を測
定する場合に、太い線分目盛りの数を肉眼で数える必要
があり、又、線分目盛りが太いために該目盛りのどの点
を測定基点にするかによって実際の測定値に変化が生
じ、正確な測定を瞬時に行うことができない。
【0010】これに対して、本願考案によれば、太い線
分目盛り4の側端部に細線識別マーク3が付され且つ該
識別マーク3に隣接して1cm間隔の連続した数値目盛
りが付されているので、短い距離を該標尺で測定する場
合、測定基点に太い線分目盛り4に付された細線識別マ
ーク3を当てるのみで、上記測定される短い距離を0.
5cmの精度で正確に、且つ太い線分目盛りとそれらの
間隔がともに約5mmに設定されているので、その半分
の0.25mmまでほぼ正確に瞬時に読み取ることがで
きる。
【0011】本考案の現場記録写真用標尺の本体の材質
は、ガラス繊維等の布製、木製、アルミ等の金属製等、
従来公知のいずれのものでもよい。又、図1に示したよ
うなアルミ製の枠6を有するもの、折たたみ式のもの、
伸縮引出式のもの等いずれのものでもよい。
【0012】
【考案の効果】本考案によれば、現場記録写真用標尺に
おいて、その目盛りとして、1cm間隔の太い線分目盛
り4と、該太い線分目盛り4の側端部に設けられた細線
識別マーク3と、該識別マークに隣接して設けられた1
cm間隔の連続した数値目盛り1とから一体的になる目
盛りを形成しておくことによって、現場記録写真撮影用
に有用であるとともに、現場において比較的短い距離を
正確に且つ手早く実測することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の現場記録写真用標尺の一部の正面図で
ある。
【図2】本考案の現場記録写真用標尺の一部の正面図で
ある。
【図3】従来例の現場記録写真用標尺の一部の正面図で
ある。
【符号の説明】
1:1cm間隔数値目盛り 2:10cm間隔の大きな数値目盛り 3:1cm間隔細線線分目盛り 4、5:識別マーク付き線分目盛り 6:アルミ製枠

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表裏の一方又は両方の片側又は両側に写
    真撮影用線分目盛りを有する現場記録写真用標尺におい
    て、上記の線分目盛りが、1cm間隔の太い写真撮影用
    線分目盛りと、該線分目盛り側端部に設けた細線識別マ
    ークと、該識別マークに隣接して設けた1cm間隔の連
    続した数値目盛りとから一体的になることを特徴とする
    現場記録写真用標尺。
JP1992003823U 1992-01-09 1992-01-09 現場記録写真用標尺 Expired - Lifetime JP2554895Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1992003823U JP2554895Y2 (ja) 1992-01-09 1992-01-09 現場記録写真用標尺

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JP1992003823U JP2554895Y2 (ja) 1992-01-09 1992-01-09 現場記録写真用標尺

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0557616U JPH0557616U (ja) 1993-07-30
JP2554895Y2 true JP2554895Y2 (ja) 1997-11-19

Family

ID=11567921

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5949371B2 (ja) * 1979-09-01 1984-12-03 松井 鈴干 沿岸工法

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Publication number Publication date
JPH0557616U (ja) 1993-07-30

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