JP2554655B2 - 被写界深度制御装置 - Google Patents

被写界深度制御装置

Info

Publication number
JP2554655B2
JP2554655B2 JP62139985A JP13998587A JP2554655B2 JP 2554655 B2 JP2554655 B2 JP 2554655B2 JP 62139985 A JP62139985 A JP 62139985A JP 13998587 A JP13998587 A JP 13998587A JP 2554655 B2 JP2554655 B2 JP 2554655B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image pickup
depth
image
sensitivity
field
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62139985A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63304234A (ja
Inventor
文男 岡野
純二 熊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Japan Broadcasting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Broadcasting Corp filed Critical Japan Broadcasting Corp
Priority to JP62139985A priority Critical patent/JP2554655B2/ja
Publication of JPS63304234A publication Critical patent/JPS63304234A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2554655B2 publication Critical patent/JP2554655B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、テレビカメラ等の絞り機構を有する撮像装
置の被写界深度を制御する被写界深度制御装置に関す
る。
[従来の技術] 第4図は、テレビカメラのようなカメラ1と2個の被
写体2,3との位置関係を示す。被写体2,3が本図に示すよ
うに、カメラ1からみて一直線上から少しずれた遠近の
位置関係にある場合に、カメラ1の被写界深度が浅い場
合には、被写体2または3のいずれか一方にピントを合
わせると、カメラ1から得られる画像は第5図に示すよ
うに他方の被写体がぼけてしまう。このぼけを避けるた
めには、カメラ1の被写界深度を深くしなければなら
ず、被写界深度を深くすることによって第6図に示すよ
うに被写体2,3の両者にピントが合う。
しかし、この被写界深度調整を行なうには、カメラ1
のレンズの絞りを絞ると同時に、カメラ1から得られる
画像信号の出力レベル(明度)を絞りに合せて調節し、
これにより絞りを絞る以前の画像信号の出力レベルに維
持する必要がある。一般的に行われている従来装置での
このような被写界深度調整では、被写界深度を深くする
ためにはカメラ1の絞りのF値を大きくした状態におい
て、被写体2,3への照明を明るくし、同じ照明条件の下
で被写界深度を浅くするためにはカメラ1の光路内にND
フィルタ(濃度フィルタ)を挿入し、レンズの絞りのF
値を小さくすることが多い。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、このような従来装置では、あらかじめ
準備された複数のNDフィルタから絞り調整による光減衰
量に対応するNDフィルタを選択してカメラ1の光路内に
挿入しなければならず、そのため操作がめんどうである
ばかりでなく、第5図のぼけ状態から第6図の明瞭な合
焦状態へ連続的に移行することはできなかった。
本発明の目的は、上述の欠点を除去し、被写界深度を
出力画像レベルを一定のまま連続的に制御することが可
能な撮像装置の被写界深度制御装置を提供することにあ
る。
[問題点を解決するための手段] かかる目的を達成するため、本発明は、照度一定の被
写体を撮像する撮像装置の絞り機構から得られるF値
(口径比)情報に応じて、撮像手段の感度、該撮像手段
の入力光路中に配置される可変濃度フィルタの光減衰
量、および撮像手段の後段の信号処理部のゲインの少な
くともいずれか1つを出力映像信号が一定レベルとなる
ようにオープンループで自動制御する制御手段を具備し
たことを特徴とする。
[作 用] 本発明では、絞りのF値(口径比)の情報を用いて、
撮像手段の前面に設置した可変濃度フィルタの光減衰
量、感度可変の撮像手段の感度、および信号処理部にお
けるゲインの少なくともいずれか1つを自動調節するよ
うにしたので、F値を変えても、画像レベルを自動的に
一定にすることができ、かつ画像レベルを一定のまま被
写界深度を連続的に制御することができる。
[実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例の構成を示す。本図におい
て、4は被写体からの光を集光する結像レンズ、5はレ
ンズ4を通過する光量を制御する絞り(例えば、アイリ
ス絞り)、6はレンズ4によって結像された光像を光電
変換により電気的信号に変換する撮像管、7は撮像管6
の出力信号を処理して映像信号を出力する信号処理部で
ある。
また、8は絞り5から得られるF値(Fナンバー)の
情報を撮像管6の感度制御信号(例えばターゲット電圧
制御信号)に変換する変換器である。上述の撮像管6と
しては、例えばそのターゲットに印加するターゲット電
圧の変化により感度が調整できる感度可変型の公知の撮
像管を用いることとする。
以上の構成において、レンズ4によって集光された被
写体からの光は、絞り5によって光量を調整された後、
撮像管6上に結像され、撮像管6で光学像は電子的信号
に変換され、後段の信号処理部7に出力される。その
際、被写界深度は、周知のように絞り5のF値(口径
比)によって決まるので、希望する被写界深度を得るに
は、この絞り5のF値を変えればよい。しかし、絞り5
の調整だけで単純にF値を変えると、撮像管6上に結像
される光学像の光量が変化するので、信号処理部7から
出力される映像信号の出力レベルが変化してしまう。
通常の撮影の場合では被写界深度を変えても出力映像
の明るさは変化しないほうが望ましいので、被写界深度
の調整に応じて出力映像信号の出力レベルが変化するの
を避けるため、本例では絞り5から出力されるF値の情
報を用いて出力映像レベルが変化しないように変換器8
の出力で撮像管6の感度を自動調整している。
次に、変換器8の特性について説明する。
必要なF値は絞り5を例えばモーター等によって駆動
制御することで得られる。この場合は、そのモーターの
制御電圧VmをF値情報とすることができる。この場合、
F値とVmとの関係は F=f(Vm) と表わすことができる。また、撮像管6上の光学像の明
るさlfはもとの光量をloとすると となり、F値の2乗分の1に比例することになる。
次に、撮像管6の出力信号レベルIsと、撮像管6の感
度制御電圧(ターゲット電圧)Vtとの管の関係を Is=g(Vt)・lf Vt=g(Is/lf) と表わすとすると、Vtとなる。このVtとVmとの関係を与えるのが変換器8であ
り、変換器8は例えば2乗特性の増幅器またはROM(リ
ードオンリメモリ)テーブル等を用いて構成できる。な
お、Is/loはあらかじめ所望の一定値に定めておく。
このように、絞り5の調整に応じて撮像管6の感度を
自動調整するようにしているので、信号処理部7からの
映像信号の出力レベルを変えることなく、連続的に被写
界深度を制御できる。なお、本例では6は撮像管とした
が、これに限定されず、例えば感度調整可能な固体撮像
素子を用いることもできる。
第2図は本発明の第2の実施例の構成を示す。本図に
おいて、9は変換器8から入力する印加電圧により光の
透過率を調整できる可変NDフィルタ(可変濃度フィル
タ)である。可変NDフィルタ9としては、例えば強誘電
体の一つであるPLZT(PZTにLaをドープしたもの)がよ
く知られている。このPLZTの素子は印加電圧によって光
の透過率を連続的に調整できる。また、可変NDフィルタ
9としてはその他に液晶を用いたもの等、連続的に透過
光の濃度を変えられたものならいずれのタイプのもので
も用いることができる。
本例は撮像感度が可変にできない撮像素子61を用いる
ことができる場合であり、撮像素子61の感度調整の代り
に、可変NDフィルタ9で撮像素子61への入力光量をF値
の変化に対し一定にするように変換器8で制御してい
る。なお、変換器8としては第1図の実施例のものとほ
ぼ同様の方法により決定される特性を有するものが使用
できる。
第3図は本発明の第3の実施例の構成を示す。本例は
撮像感度が可変にできない撮像素子61を用いて、かつ可
変NDフィルタを用いない場合である。すなわち、撮像素
子61の感度調整の代りに、信号処理部7において出力映
像レベルが変化しないように、変換器8の制御信号によ
り映像レベルを調整する。この場合、信号処理部7のゲ
イン(増幅度)を変換器8の制御信号に応じて変えれば
よい。なお、変換器8としては第1図の実施例のものと
ほぼ同様の方法により決定される特性を有するものが使
用される。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、絞り機構から
得られるF値情報に応じて、撮像手段の感度、可変濃度
フィルタの光減衰量および信号処理部のゲインの少なく
ともいずれが1つを調整するようにしたので、出力され
る映像レベルを変えることなく被写界深度を連続的に調
整できるので、本装置から得られる画像において演出上
必要と思われる被写体のぼけ方、特に複数の被写体があ
る場合の相互のぼけ方を画質をそこなわずに自由に調整
でき、演出上の多大な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の構成を示すブロック
図、 第2図は本発明の第2の実施例の構成を示すブロック
図、 第3図は本発明の第3の実施例の構成を示すブロック
図、 第4図はカメラと被写体の位置関係の一例を示す平面
図、 第5図は第4図の位置関係にある被写体を被写界深度を
浅くして被写体の一方にのみピントを合せて撮像した時
に得られる画像例を示す説明図、 第6図は同様に第4図の位置関係にある被写体を被写界
深度を深くして両方の被写体にピントを合せて撮像した
時に得られる画像例を示す説明図である。 1……カメラ、 2,3……被写体、 4……レンズ、 5……絞り、 6……撮像管、 7……信号処理部、 8……変換器、 9……可変NDフィルタ、 61……撮像素子。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】照度一定の被写体を撮像する撮像装置の絞
    り機構から得られるF値(口径比)情報に応じて、撮像
    手段の感度、該撮像手段の入力光路中に配置される可変
    濃度フィルタの光減衰量、および前記撮像手段の後段の
    信号処理部のゲインの少なくともいずれか1つを出力映
    像信号が一定レベルとなるようにオープンループで自動
    制御する制御手段を具備したことを特徴とする撮像装置
    の被写界深度制御装置。
JP62139985A 1987-06-05 1987-06-05 被写界深度制御装置 Expired - Fee Related JP2554655B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62139985A JP2554655B2 (ja) 1987-06-05 1987-06-05 被写界深度制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62139985A JP2554655B2 (ja) 1987-06-05 1987-06-05 被写界深度制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63304234A JPS63304234A (ja) 1988-12-12
JP2554655B2 true JP2554655B2 (ja) 1996-11-13

Family

ID=15258255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62139985A Expired - Fee Related JP2554655B2 (ja) 1987-06-05 1987-06-05 被写界深度制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2554655B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09219815A (ja) * 1996-02-09 1997-08-19 Canon Inc 撮像装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5631764U (ja) * 1979-08-15 1981-03-27
JPS6066579A (ja) * 1983-09-22 1985-04-16 Sony Corp ビデオカメラ
JPS6168573U (ja) * 1984-10-09 1986-05-10
JPS63131279U (ja) * 1987-02-12 1988-08-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63304234A (ja) 1988-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5610654A (en) Automatic camera exposure control using variable exposure index CCD sensor
US6618091B1 (en) Image pickup apparatus having image signal state adjusting means a response characteristic of which is controlled in accordance with image magnification rate
US7973830B2 (en) Imaging apparatus and exposure control method
JPS58145278A (ja) 撮像装置
US7046279B2 (en) Image taking apparatus
US5083209A (en) Video camera
GB2393876A (en) Digital camera comprising electronic charge accumulation time program and program diagram
JP2554655B2 (ja) 被写界深度制御装置
JPH0356036B2 (ja)
KR20050031421A (ko) 카메라 장치
JPH08205021A (ja) 画像入力装置
JPH07143388A (ja) ビデオカメラ
JP2913530B2 (ja) 自動焦点制御装置
JPH09179014A (ja) ビデオカメラのオートフォーカス制御方法
JPH06197269A (ja) 撮像装置及び露出制御装置
JP3469590B2 (ja) 合焦装置
JPH08237544A (ja) ビデオカメラの露出制御方法
JPH0325984B2 (ja)
JPS60144621A (ja) 測光装置
JPH0622207A (ja) 撮像装置
JPH0523558B2 (ja)
JPH06303486A (ja) 撮像装置およびビデオカメラ
KR0165533B1 (ko) 촬상 장치
KR950006046B1 (ko) 촬상장치
JPH0566792B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees